ヘルスケア
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老犬ゴンタとわたし(1)

2006年08月23日





わたしの愛犬・ゴンタ。彼はいま18歳! つまり、人間でいったらもうおじいちゃん。わたしの人生の半分以上もの間、ともに過ごしてきたゴンタとわたし。その出会いから現在に至るまでを、ちょっとお話させてください。

あれは18年前…当時わたしは小学校高学年。そんなある日、湯佐家に生後3ヶ月の柴犬がやってきました。それが、ゴンタとの出会いです。

はじめてのお散歩の日。怖がって全然歩こうとしなかった、まだちっちゃい赤ちゃんだったゴンタ。そんなゴンタも日に日にどんどん大きくなりました(わたしもいっしょに大きくなりました?!)。「家族には忠実なのに、他人にはま〜ったくなつかない!」という性格も形成され(そんなヘンテコな性格もまたカワイイ…)、大人になったゴンタは、きっとみなさんの愛犬と同じようにお散歩大好き! なワンコになりました。体力のないわたしをグイグイ引っ張って、楽しそうにお散歩するゴンタ。10歳を過ぎてもその体力はとどまることを知らず、元気いっぱいでした!

ごはんもモリモリ食べて、元気に走り回って…13歳くらいまでのゴンタは、ほんとうに生き生きしていて、元気はつらつそのもの! でした。そんなゴンタも14歳を過ぎた頃から、目が白くなってきたのです。お医者さんの診断は“初期の白内障”…あんなに元気だった、疲れ知らずだったゴンタにも、老いが迫ってきたのかと実感した瞬間でした。

大切な家族が老いていくのは、誰だってさみしい。
けれど、命あるものの宿命でもあるのです。

これから数回にわけて、そんな“老犬”ゴンタとのお話を綴らせていただこうと思っています。
ドギラバのみなさんにとって、少しでも参考になることがあれば…うれしいです。

「ゴンタ、ドギラバのみなさんに、ゴンタのこと、お話してるんだよ。わかる?」
…なんて話しかけるわたしをよそに、ゴンタは今日もいつもの場所で、気持ち良さそうに居眠りをしています。

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老犬ゴンタとわたし(2)

2006年08月25日





(「老犬ゴンタとわたし(2)」よりつづく)

いままで元気にかけあがっていた階段などにも上れなくなってきたゴンタ。それでもわたしたち家族は、毎日のお散歩を欠かすことはありませんでした。ゴンタの目が見えにくくなっても、いっしょならだいじょうぶ…わたしたちはそれまで通り、1日2回のお散歩を続けました。お散歩が大好きなゴンタ。でも、それもやがて1日に1回がやっと、という日が訪れるなんて…。

16歳も半ば頃から家でほとんど寝ているようになりました。わたしたち家族は、ゴンタが気持ちよく暮らせるように知恵を絞ります。庭へ出るのに段差がある場所にはスロープをつけ(バリアフリー)、フローリングだった床には、滑らないようにカーペットを敷きつめました。

そして、17歳になったばかりの頃から、ついにお散歩は1日1回に。

その頃から突然ひきつけを起こしたり、散歩途中に足がカクッとして動けなくなったりするようになりました。その老いは、少しずつとはいえ、ときどき突然に顔を出すこともあって…そのたびに、わたしたち家族は動揺したり、ドキッとすることもしばしばでした。

脚を引きずるゴンタ。それでも歩こうとがんばっているゴンタ。その姿を見て切ない気持ちになり、母と涙した日もありました。

いま、相変わらず、いつもの場所に横たわっているゴンタ。わたしたち家族に愛されているゴンタ。
ゴンタは? わたしたち家族のこと、どう思っているのだろう…。

きっと同じように、愛していてくれるよね?

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老犬ゴンタとわたし(3)

2006年08月29日




(「老犬ゴンタとわたし(2)」よりつづく)

現在ゴンタは18歳。人間で100歳以上というおじいちゃん。ゴンタがすこしでも過ごしやすく、元気でいてくれたら…その一心で、家族全員(特に母)はゴンタの介護にあたっています。

かがんでご飯を食べるのがつらそうなので、お皿を少し高い所にのせる(かがまなくていいように)。後ろ足がほとんど動かないので、散歩へ行く時は、ながーいガーゼをハーネストのようにして、後ろ足を持ち上げる(そう、ゴンタは家では寝てばかりだけど、やっぱりお散歩が大好き! 首輪やリード…散歩道具を持つととてもよろこんだり興奮したりするんですよ!)。…こんなふうに、わたしたちは、ゴンタのために、ない知恵を絞りながらいろいろな工夫をしています。

喜怒哀楽が激しくて、それがすぐに顔や態度に出ていた若かりし日のゴンタ。でも、このごろは、どうやらいわゆる“ボケ”も進行しているような気がします。耳も聞こえないし、目も見えないし、寝てばかり。でも、わたしたちといるとなんだかうれしそう…昔みたいに感情を表に出すことはなくなってしまったけれど、きっと喜んでいるにちがいない。そう思って、大切な家族に接しています。

犬を飼うということ。わたしたち家族には“飼う・飼っている”という意識はありません。“いっしょに暮らす”というほうがしっくりきます。だって、わたしたち家族も、犬=ゴンタからたくさんのものをもらっている。元気や生きる喜び、がんばらなくちゃ! という前向きな気持ち…ゴンタはペットではなく、家族の一員なんです。

これを読んでくださっているドギラバのみなさんも、きっと同じだと思います。わたしたち人間と同じように、命ある生き物である犬。わたしたち人間に、多くのことを教えてくれたり、多くのものを与えてくれる存在! だからこそ、命の続く限り、愛情を持って接したい。

ゴンタとお別れする日はいつか必ずやってくる。けれど、それがいつかなんて、考えたりはしません。こうしてゴンタと過ごせる毎日、一日一日を大切に過ごしていこうと思っています。

スースーと気持ち良さそうに眠っているゴンタ。湯佐家にきてくれてありがとう。ゴンタも、ここの家に来てよかったなあ、って思ってくれているって、わたしたち家族は信じてるよ!

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ワンコにとっては“名刺がわり”? 〜ニオイの話〜

2006年09月27日


“○○株式会社 ▲▲部 ●×●子”…お仕事ではじめて会った方と交わす名刺には、このような情報が刷られていますね。犬も、この“名刺”と同じような役割を果たすものを持っているんです。それはなにかというと…“ニオイ”! 

そう、犬の体臭は、その犬がどこの誰なのかを知らせる、大切な役割を担っているのだそう(どこまで深い情報が含まれているのか、それは犬にしかわからないけれど)。犬同士なら、それぞれのニオイを嗅ぐだけでいろいろなことを判別できちゃうらしいのです。

犬のおしりには“臭腺”という器官があり、そこから発せられる体臭は、ひとりひとり異なるのだそう。名刺というより、人間の指紋に近いのかもしれません。それからもうひとつ。犬同士が上下関係をつくる・知るのに重要なニオイが“口臭”。下位の犬は上位の犬に対して、下のほうから口・体を近づけていくんだそうです。

森林伐採による自然破壊が進み、名刺は資源の無駄遣い! ともいわれている今日この頃。人間も100年後には、名刺交換のかわりにお互いのニオイを嗅いでいるかも?! なんてことはなさそうですが…“体臭”もワンコの体のメカニズムも、奥が深いなあ…と感慨深い湯佐なのでありました。 (撮影協力=クロちゃん)

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グルメでヘルシー! ワンコのごはんに“馬肉”はいかが?

2006年09月29日

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わたしが小さかった頃(ウン十年前ですが…)は、こんなに種類がなかったと思うんだけどな〜…。って、さて、いったい何の話でしょう? 正解は…サプリメント! いまやコンビニの店頭にさえ、何十種類のサプリが並んでますよね? おいしいものはたくさん食べたい! けど、健康にも気をつけたい、ってことでしょうか。でもね、それって、人間だけじゃない。ワンコだっていっしょです。

「長寿のためにはドライがいいらしい」「いやいや、うちはウエットオンリー」「ちょっと待った〜! うちは人間と同じ食材でいつも手作り!」…ワンコの年齢や体質・好みもあるけれど、飼い主さんやそのライフスタイルによって、ワンコのごはんは、それぞれの家庭で千差万別です。

今回『ドギラバPhoto』に登場いただいた新田さんは、自他ともに認めるナチュラリスト。身の回りの家具や肌にふれるリネンたち、そしてもちろん食材も! 「犬に人間の生活を押し付けたくないんです。ごはんだって、野生の犬は、自分で狩りをしてごはんを食べるはずですものね」と語る新田さんちのNoirちゃんの主食は、馬肉なんだそう。

別名を「桜肉」、“スタミナをつけたいときには一番!”と評判の馬肉は、実はワンコにも適したお肉だといいます。牛肉と比べて脂肪分が少なく“高タンパク・低カロリーでミネラル豊富”と優秀な食材、馬肉。ワンコの健康を考える方なら、お食事に取り入れることを検討してみては?

とはいっても、いきなり食生活を変えられてしまっては、ワンコだってストレスを感じてしまうはず! まずは少量からトライしてみようかな…なんて飼い主さんに、今回はおすすめのオンラインショップもご紹介! 

L.C.d.B(エル・セー・ド・ベー)』は、オーナーさんご自身ももちろん“ドギラバ”! ワンコにやさしい食べものづくりをモットーとしたお店で、長野県産の質の良い馬肉をお手頃な価格で購入することができますよ。ついで、というには内容充実すぎるオーナー・ミワさんと愛犬ジロくんのブログものぞいてみてくださいね!

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大都会の小さなワンコ保養所! ~綱吉の湯~

2006年10月04日


 いい湯だな~


 ダイエット中のイボンヌ君とマリリンちゃん


 ヘルニアのふうた君

『magabon』スタッフのUさんが、ある日、興奮気味にやってきた。「湯佐さ~ん、お台場に犬専用の温泉があるんだって!  見てきて! 見てきて〜!」…うーん、これは、黙っているわけにはいきません! そこでさっそく、行ってきました! 犬専用温泉『綱吉の湯』へ!

いい湯だっな、アハハ〜ン! いい湯だっな、ワワンワ〜ン!

東京はお台場『大江戸温泉物語』お隣に、ここ『綱吉の湯』はあります。温泉だけでなくプールやドックランも! ワンちゃんには、とってもうれしい総合スパなんです(写真・上)。お湯はもちろん天然温泉! 『大江戸温泉物語』から引っ張ってきているんだそう。

コースは2種類=飼い主さんがご自身でワンちゃんを入浴させるコースと、トリマーさんがシャンプーやジェルパックなどを行ってくれるコースがあります。デートついでにカップルで来店してご自身でワンちゃんを温泉にいれる方もいれば、トリマーさんにお任せの“サロン感覚”で定期的に通われている方…などなど、お客様の利用方法もさまざま。そして、注目すべきは、ワンコのシェイプアップ・ヘルスケアに効果的なワンコ用プール!

体の不調は、気持ちい〜いプールで治しちゃいましょう! !

1回の利用は30分、インストラクターさんが付いてくれるこのプール。来店される方の利用目的は、シェイプアップからヘルニアなどのリハビリなど、ワンコの体調によってさまざまです。湯佐が訪れたのは平日の午前中。この時間帯でも、館内はプール利用のワンちゃんでいっぱい!

シェイプアップが目的で来ているパグのイボンヌ君とマリリンちゃん(写真・中)は、週に2回、もう2年ほど通っているという常連さん。「ふたりとも腰が悪くて…。陸上ではたくさんは運動ができないので、このプールがあって本当によかった!」と、飼い主さん。「最初はライフジャケットを着用していたのですが、今はなしでも全然平気になったんですよ〜」と喜びの声も。

ダックスフンドのふうた君(写真・下)は、ヘルニアのリハビリで来ているのだそう。「獣医さんに勧められてきました。まだ通い始めたばかりですが、根気良く通って治してあげたいです」と、ふうた君の泳ぎをやさしく見守る飼い主さん。うう〜、湯佐も陰ながら応援しています! がんばれワンコたち!

プールに通いだしてから、ヘルニアが治ったり、便秘が解消されたり、減量できたり…と、来店する飼い主さんが声を揃えておっしゃるのは「ワンちゃんの体調がよくなっている」ということ。なるほど、運動不足の都会犬・ヘルニアなどの持病持ち犬には、強い味方といえそうです!

ワンちゃんとお台場へ遊びに行った際には、こちら『綱吉の湯』へ立ち寄ってみてはいかが?


綱吉の湯
 ADDRESS:東京都江東区青海2-57 大江戸温泉物語別館
 TEL:03-3520-2744
 営業時間:10:00~19:00
 年中無休

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大切な家族・ワンコのためのアクアフィットネス『エル・ペロ』訪問記・その1

2006年10月13日


1)この外観が目印!


2)『エル・ペロ』のアイドル、モモちゃん!


3)モモちゃん in ペリーニャ! 一生懸命です!


4)思わず入りたくなっちゃう!

エル・ペロ』(写真・1)は、東京は西馬込にある“ワンちゃんのためのアクアフィットネスクラブ”。もともとは、子供から大人までが利用できる施設を経営していた久が原スポーツクラブさんが、“ペットも大切な家族の一員”ということでオープンしたここ『エル・ペロ』には、イギリスをはじめヨーロッパ各国で高い評価と信頼を得ているマシンや手法を取り入れた独自のアクアトレーニング施設が整っています。シェイプアップはもちろんのこと、老犬の筋力アップにも効果大! と、都内・近郊の方はもちろんのこと、はるばる遠方からお見えになる方も多いそう!

現在鋭意ダイエット中!
『エル・ペロ』のアイドル、モモちゃん!

そんな『エル・ペロ』のアイドル犬でもあるのが、現在ダイエット中の米田モモちゃん(写真・2、♀・4歳)。平均体重9〜12kgといわれるスタンダードダックスフンドという犬種でありながら、モモちゃんの体重は、な、な、なんと! 26.8kgもあったのです!

「このままでは、歩いたり、お散歩したり…もツラくなってしまう」と、飼い主である米田さんご夫婦が、クリニックからの紹介で『エル・ペロ』の門を叩いたのは、今年2月。それからというもの、モモちゃんは、週に1回はここ『エル・ペロ』でのトレーニングを欠かしません。今回は、そんなモモちゃんのがんばる姿を、2回にわけて、みなさんにお伝えしていきます。

インストラクターさんがついてくれて安心!
最新の施設で楽しみながらトレーニング!

まずは体重測定から!「モモちゃん、今日もはりきって行こー!」と、パパ・ママ、スタッフからも大声援! 

お次は、水中トレッドミルへ。この「ペリーニャ」、モモちゃんのような小型犬はもちろん、さまざまな犬種の利用が可能な施設なのだそう。水位を下げて負荷を上げながら、体を運動に適した状態へもっていきます(写真・3)。

そして、いざプールへ! このプール(写真・4)、ワンちゃん用なので、そんなに大きくはありませんが、ついついわたしも飛び込んでしまいたくなってしまいました…だって、気持ち良さそうなんだもの! この日のモモちゃんも、なんだかとっても楽しそうです。プールでも心拍数を図りながら、5分インターバルで泳ぎを重ねます。水温30度のプールで、500gずつウエイトを課していきながら、水流を当てたりしながら、筋力アップトレーニングを進めていくモモちゃん。

そして、これまた大切なのが、運動の最後のクールダウン!…といいたいところですが、ここから先は、次回で詳しくお伝えしていきます! どうぞお楽しみに!

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大切な家族・ワンコのためのアクアフィットネス『エル・ペロ』訪問記・その2

2006年10月17日


いまではプールが大好きなモモちゃん


マッサージ効果大! のドッグスパ


クールダウン中〜

さてさて、現在鋭意ダイエット中のスタンダードダックスのモモちゃん(写真・上)。前回は、体重測定〜メインのプールでのトレーニングまでをお伝えしました。今回は、トレーニングの締めでもある、クールダウン、そして、モモちゃんと一緒にがんばる飼い主さんのお話をご紹介していきます。

ワンコも人間もおなじ!
激しい運動のあとには、クールダウンが必要!

トレーニング最後のメニューは、ドッグスパ(写真・中)によるクールダウン。きめの細かい気泡(ジャグジー)によるマッサージ効果の高いドッグスパ(写真・下)で、ゆっくり体をクールダウンさせていきます。関節の動きをスムーズにし、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進させることができるので、リラックス効果は大! インストラクターさんのマッサージも加わって、体も気持ちもほぐれたモモちゃん…とっても気持ちよさそう!

大好きな、大切な家族だからこそ、ずっと健康でいてほしい!

最初はやっぱり水を怖がったりしたこともあるモモちゃんですが、通うごとに水にも慣れて、いまでは通うのが大好きになったそう。ダイエットって、楽しみながらやれるのがいちばん…これもまた、ワンコも人も同じなのかも。

そうそう、モモちゃんは、パパ・ママ以外の人には吠えるクセがあるのに、ここ『エル・ペロ』のスタッフの方にはとってもなついているのだそう。「ここに通うのが大好きみたいで…『エル・ペロさんに行くよ〜』というと、とっても喜ぶんです」と、飼い主の米田さんも目を細めて語ってくれました。

こうして今日のトレーニングを終えたモモちゃん。なんとこの日のトレーニングで体重はマイナス500g! 2月に通いだしてからというもの、もう10kg近くもダイエットに成功しているんです! 

その秘訣は、やはりこの水中での全身運動。室内で、ワンちゃんの体に負担をかけることなく行えるため、とっても効率的なのですね。もちろん、それだけではありません。食べることが大好きなモモちゃんだったけれど、いまではお食事もちょっと制限中。飼い主の米田さんは「食餌制限はちょっとツラいですが、なによりも大切なのは、モモが健康体でいてくれること。なので、家族3人、これからも『エル・ペロ』さんといっしょにがんばっていきます!」とのこと。

モモちゃん、わたしたちドギラバスタッフも、陰ながら応援しています! そして、ドギラバのみなさん! 愛犬の運動不足や体調が気になったときには、『エル・ペロ』のアクアフィットネス、一考してはいかがでしょうか?


愛犬のためのアクアフィットネス『エル・ペロ
 ADDRESS:東京都大田区久が原5-12-8
 TEL:03-5718-1021
 営業時間: 10:00〜18:00(最終受付17:00)
 定休日:毎週月曜日

★モモちゃんのダイエット日記はこちら

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“オアズケ”・“マテ”のやりすぎに要注意! !

2006年10月24日


カワイく見えるこのポーズも、実はワンコにとってはストレス! ?

小さい頃私は、ゴンタを自分の手下だと思い込んでいました。“オアズケ”や“マテ”をさせ、目の前にあるおやつを見せながらヨダレをたらすゴンタを見てよく楽しんでいました(今思うと、本当に性格の悪い子供ですね…)。のですが! 最近読んだ犬のしつけの本に「食事の時“オアズケ”はしないほうがよい」というくだりがありました。むやみに待たせるといっそう食事に執着するようになったり、食べ物がある時にしか“マテ”のできない犬になってしまいがちなのだそう。うん。それはあるかも! だって我が家のゴンタは、私が“マテ”をさせすぎたため、食べ物欲しさに「なんでオレがアンタの言うこと聞かなきゃなんないんだ! 」という顔でイヤイヤ“マテ”をするオトナになっちゃったのだから…。

しょっちゅう怒っている先生に怒られても怖くないけど、優しい先生がいきなり怒ると怖いですよね! それと同じで、“オアズケ”や“マテ”も本当に必要な時にとっておくのがいいんだな、と18年目にして、今さらながらに思う湯佐なのでした。

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老犬ゴンタのご飯問題

2006年10月25日


1年ぐらい前のゴンタ。今はもっとじーちゃん!

おんとし18歳になる我が家のゴンタは、歯がまだオール健在(すごいでしょ)! しかし皮膚病なので、食べ物が限られているのです。獣医さんから「無添加・無着色で刺激物のないドライフードのみにしてください」と言われています。それは痒さをふせぐためと太らせないためです。

太らせないのは、本人のためと介護する我々人間のためなのです。庭でおしっこやウンコをする時に、後ろ足を持ち上げないといけないので、あまり重いと我々の腰への負担もかかるのです。そんなこともありゴンタは半年ほど前から、ドライフードのみの食事を開始したのです。

今まで“ご飯・にぼし・ヨーグルト”と色々なものを食べていたのに、急にドライフードだけの食事となったゴンタ。体重は減り、皮膚病もよくなっていきました。我々の腰への負担もなくなりました。だけど、どことなく元気を失ってしまったみたいなのです…。

そこで、いろいろと悩んだ挙句ゴンタの好きなドライフードに“茹でキャベツ・チーズ・おかゆ”を混ぜることにしました。その結果、体重は元どおりに戻ってしまいました。皮膚病もまた出はじめました。しかし、前のようにゆっくりだけど、歩くようになったのです。3m歩くのに2回ぐらいこけてしまうけど…それでも歩こうとする元気が見られるようになったのです。

このごろ湯佐家の会話はとにかくゴンタのゴハン問題で持ちきり! 昨晩もおとといの晩もこの話で、母と「ど~しようか~」と話し合ったのですが、結局定番スタイルになりつつあるドライフードに“茹でキャベツ・チーズ・おかゆ”を混ぜたものをあげたのです(だってゴンタあんなに美味しそうに食べるんだもん・・・)。

老犬を飼っている“ドギラバ”な皆さんは、どうしていますか? 体の事を優先して犬があまり好きじゃないモノをあげますか? それとも病気は悪化しちゃうかもしれないけど犬の好きなモノをあげますか?