「月刊 風とロック」2月号・春の特別号
今回の「月刊 風とロック」は、
「2月号」と「春の特別号」の2冊同時配布となります。

2月号は、巻頭・巻末特集は、“写真なし。あえてテキストのみ”
NO MUSIC, NO LIFE.のポスター撮影時に収録されました、
RADWIMPS野田洋次郎さんのインタビューをじっくりお読みください。

春の特別号の特集は、TOSHI-LOWさんです!
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今回の「月刊 風とロック」は、
「2月号」と「春の特別号」の2冊同時配布となります。

2月号は、巻頭・巻末特集は、“写真なし。あえてテキストのみ”
NO MUSIC, NO LIFE.のポスター撮影時に収録されました、
RADWIMPS野田洋次郎さんのインタビューをじっくりお読みください。

春の特別号の特集は、TOSHI-LOWさんです!

このたびの大地震に際し、通常の「月刊 風とロック」3月号は発行せず、
もしも発行していたとしたら発生したであろうすべての費用と、
ご出稿いただく予定だった広告の出稿料を
すべて被災地に寄付することにいたしました。
その代わりに、発行予定だった怒髪天・サンボマスターの両面表紙と、
中面に編集長箭内の言葉を入れた、2つ折りの冊子のみを発行します。
掲載予定だった怒髪天とサンボマスターのインタビューと写真は、
近日中に、「風とコラム」に掲載いたします。
昨日から
風とロック on Ustreamを
始めました。
被災地の外にいる僕たちが
無力感や焦燥を越えた先で、
いま一体何ができるのか
それを共に考える場所として。
昨日は菅波栄純と山口隆
今日は渡辺俊美と松田晋二とTOSHI-LOWと
節電に深く留意しながら
ひとまず5日間やってみます。
まずは実家や友人が被害に遭った、福島や茨城の出身アーティストから始めました。
僕ら自身が今すぐどうしたらいいのかわからない中で。
そして「THE HUMAN BEATS」という横断的メッセージサイトをつくりました。
被災地にいま最も必要なものは「声とお金」だと思って。
デジタルとアナログを、被災地の方々と全国をつなぐ場所です。
これは、風とロックでもどこでもない無色な塊。超党派でプレーンなホームページ。
画面の片側に全国からの声
もう片側に被災地からの声
それを被災地の地元新聞社と連携して、紙にして避難所に、明日からでも毎日届け掲
出します。
被災地からの声は地元新聞の記者が毎日の取材の流れの中で受け取り続けます。
インターネットやtwitterは確かに一部有用なツールですが、
電気のない、そしてその習慣のない世代の被災者の方々には残念ながら届かない。
だからこのサイト「THE HUMAN BEATS」は、
避難所に貼り出すアナログ壁新聞を作るための、大きなデジタルツール。
全国からの声は、今日のUstreamでの発表と告知をはじめ、各アーティストサイトから
の呼びかけ、
信頼できるメディアやtwitter等での情報拡散によりここに集約していきます。
実家のある、そして現在の活動の中でも関わりの深い
東北が、福島が被災し、
土曜、僕はとにかくすぐに福島入りしようとしました。
しかし新幹線も高速道路も無い。
ましてこの時点で僕が行っても何の役にも立たぬばかりか邪魔なだけと
先輩方から助言をいただきました。
一方で、ライブの中止延期を決断せざるを得ないミュージシャン、
テレビの前でただモヤモヤするしかない若者たち、
何かしたいけれどどうやったらいいのかわからない若者たち
そして何もできない自分・・。
二日経って、
東京にいる僕たちが、ちゃんとしっかりして浮き足立たず被災地を支えなければなら
ないと、やっと気づきました。
もうひとつ必要な、「お金」。
こちらにいると、義援金の行き先についての不安を口にする方も多くいらっしゃいま
す。
僕が広告を担当する企業からの物資提供の相談もいただいている中、
現在、最も確実で公平かつ無駄のないルートを探しているところです。
今後、義援金を受け付けるのであれば僕がすべて責任を持って最後までドキュメント
できる方法をとります。
同じ思いを持ち、活動を始めたアーティストたちとの合流もすでに視野に入っていま
す。
「THE HUMAN BEATS」サイトへのメッセージ投稿と
みなさんの仲間への呼びかけを
どうぞお願いいたします。
ちなみに「THE HUMAN BEATS」というドメインは、
そんな名前のバンドがいたらいいなーと去年思い立ち、
何の予定もないままに取得していたものです。
予期せぬデビューになりました。
まだ大きな余震があるかもしれないと言われています。
原発も心配です。
くれぐれもお気をつけください。
2011年3月14日
風とロック
箭内道彦
“I love you & I need you ふくしま” 猪苗代湖ズ
TOKYO FM携帯サイト(着うたフル(R))および
音楽ダウンロードサイトOTOTOY (PC配信)※スマートフォンでのダウンロードはできません
にて配信中。
価格:420円(税込) ※手数料を除いた収益の全てを寄付します。
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猪苗代湖ズ
松田晋二(THE BACK HORN 福島県東白川郡塙町)
山口隆(サンボマスター 福島県会津若松市)
渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET 福島県双葉郡富岡町)
箭内道彦(風とロック 福島県郡山市)

福島県で生まれ育ち、今は東京や横浜で暮らすミュージシャンとクリエイターの福島県人バンド。
メンバーであるクリエイティブディレクター箭内道彦が実行委員長を務めた、
『風とロック芋煮会』(2010年9月 福島県・裏磐梯高原にて開催)を機に結成された。
もちろんバンド名の由来は、福島県の中央に位置する、日本第四位の大きさを誇る湖、『猪苗代湖』から。
昨秋の『風とロック芋煮会』では、大自然に囲まれた故郷の野外ステージで郷土愛をかき鳴らした。
この時に生まれた曲が、福島への想いを真っすぐに歌いあげた、『アイラブユーベイビー 福島』である。
猪苗代湖ズ公式HP
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東日本大震災を受けて
激しい地震や津波の被災に加え、頻発する原発事故への不安、危機感に包まれる福島県。
故郷への恩返しをするのは今しかない、と立ち上がった四人の再集結。
決断からの行動は早かった。
3月17日。節電に最大限に配慮して、東京を離れて名古屋のスタジオへ向かい、
もちろん音源化されていなかった『アイラブユーベイビー 福島』を、レーベルの壁を越えて、
『I love you & I need you ふくしま』としてレコーディング。
費用も最小限に抑えるため、サンボマスターのベーシストである近藤洋一に協力を依頼し、
快諾を得てエンジニア&プロデューサーとしての特別参加となった。
手弁当と最少人数、最小限の電力で生みだした、福島への愛の歌は、
わずか3日後の3月20日。配信シングルとして緊急リリース。
収益の全てを、故郷である福島県の「福島県災害対策本部」に義援金として寄付する。
今こそ、故郷に愛を伝える時。
是非、福島に、この曲を届けてください。
ダウンロードして、被災地に、大切な人に、想いを届けてください。
ご協力、よろしくお願いいたします。
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猪苗代湖ズ“ I love you & I need you ふくしま”に
新たな展開です。
3月20日に配信開始されたこの曲を
実際にダウンロードして聴いて
この曲と主旨に賛同してくださった福山雅治さんが、
箭内に直接打診。
福山さんが、既に配信されているオリジナル楽曲に自らのギター、ハーモニカ、
そして井上鑑さんのピアノをオーバーダビングしたバージョンを急遽レコーディングし、
26日に完成されました。
アーティスト名は
「猪苗代湖ズに福山雅治さんが福島を応援しに来てくれたんだ。3月26日。井上鑑さんと」
TOKYO FM携帯サイト(着うたフル(R))および
音楽ダウンロードサイトOTOTOY (PC配信)※スマートフォンでのダウンロードはできません
にて配信中。
価格:420円(税込) ※手数料を除いた収益の全てを寄付します。
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福山雅治さんが参加し、オーバーダビングされた
『猪苗代湖ズに福山雅治さんが福島を応援に来てくれたんだ。3月26日。井上鑑さんと。』
に続き、
怒髪天が福島の力になろうと立ちあがってくれました。
郡山市開成山で開催された風とロックFES福島、
裏磐梯高原での風とロック芋煮会 in 箭ROCK沼、
2年連続トップバッターとして熱いステージを披露、
北海道出身のバンドながら福島との縁が深く、
猪苗代湖ズのメンバーたちとの友情も厚い怒髪天。
アーティスト名は
『猪苗代湖ズに怒髪天が届けに来ました。3月29日。道産子魂を。』
昨日29日、節電に配慮し3時間1テイクで完成。
そして、3月30日15時より配信を開始します。
配信方法はオリジナル曲、福山雅治さんバージョン同様。
TOKYO FM携帯サイト(着うたフル(R))および
音楽ダウンロードサイトOTOTOY (PC配信)※スマートフォンでのダウンロードはできません
にて配信中。
価格:420円(税込) ※手数料を除いた収益の全てを寄付します。