
「871569 2」刊行!
はたして、
第一弾刊行からの”怒濤の1年半”の間に
どんな言葉が生まれたか。
お手にとってみてください。
「えっまた出すの?」
「生きてるうちに2回 語録出した人とかいるのかなぁ」
そんな箭内道彦本人の声を再度押し切って、
こうして箭内語録の第2弾を書籍化することになった。
2010年に『871569』を刊行して以来、想像以上に多くの反響をいただいた。
箭内自身も、驚くほどたくさんの人から
「『871569』読んでいます」と声をかけられたという。
仕事仲間から、講演などで出会う学生から、ときには思いもよらない著名人から。
「第1弾のなかには、今の俺が賛同できないものもあるんだよね」と箭内は言う。
2011年3月11日の東日本大震災を境に世の中は大きく変わった。
福島出身の箭内も、大きく変わった。
その年の9月には、福島県を6日間をかけて横断していくロックフェス
「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」を主催。
同郷のミュージシャンたちとのバンド「猪苗代湖ズ」は、
大晦日の紅白歌合戦の出場を果たした。
「広告することは、応援すること」
彼にとっての広告のフィールドは大きく広がった。発言する場所も増えた。
だからこそ、”今”の箭内の言葉をありのままに収録した。
そのメッセージの数々が、現代をともに生きるすべての人を励まし応援する。
この本がひとりでも多くの人の人生に、優しく寄り添うことを切に願う。
871569 2 編集委員会
(「はじめに」より)