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第3回:女性ライター、リアルな女性誌談義に花咲かす!!
1)女性ライターの雑誌遍歴って? magabon:学生時代ってどんな雑誌を読んできましたか? 千木良:中学生では『non・no』『an・an』をずっと読んでました。ファッション以外だと『VIVA ROCK』と『ミュージック・ライフ』と『宝島』。 magabon:ロックな人ですね。 千木良:『宝島』で音楽やサブカルチャーに浸かっていました。音楽とファッションが融合した『CUTIE』が出てきたときは、「おぉっ」と思いました。次に『marie claire』かな。で、その後は『ELLE JAPON』とか『SPUR』。 magabon:だんだん大人へと変わっていくものですね。 千木良:今、欠かさず読んでいるのは、『In Red』かな。『VOCE』とかも。たまに『Soup.』とかも見ますね。私にとっては実用性は低いのだけれど、女の子とかファッションとかがカワイイので好きです。 西條:私の場合は、最初に出会った雑誌が『Olive』でした。特に、モノクロページが好きでしたね。あの紙の薄さとかインクの匂いとか。カワイイものがライフスタイルの中に普通に入ってきたのも『Olive』の影響でしたね。 magabon:オリーブ少女はいまだ根強いですよね! 横溝:私も中学校の後半から『Olive』を読み始めて、それからずっと…。たぶん、人生の中で『Olive』以上のものは現れないと思います。その年頃ならではの熱中というのもあると思うんですが。 西條:雑誌との密着度がすごくあったんですよね。 横溝:カレンダー1年分、発売日の3日と18日のところに○をつけていました。それくらい『Olive』は衝撃的でしたね。 西條:時代や世代ならではのスタイルを教えてくれた雑誌だったよね。雑誌で見たら即“リセエンヌ”になってる、みたいな。 magabon:“オリーブ少女”は、クラスにどれくらいいたんですか? 横溝:どう? 西條:当時はDCブランドブームだったから、見た目でわかりましたよ。制服はみんな一緒なんだけど、丈の長さや髪型とか持っているブランドのバッグとか、限られた情報のなかからですけれど。 横溝:うちの学校はみんな私服で、すごく真面目な学校だったんですけど、『Olive』を好きな子は、<ATSUKI OHNISHI>とか着てました。後半はカジュアル路線に行って、チノパンとかはいてましたよね。〈Do Family!〉とか。 西條:同じチノでもシーズンによって、幅とか丈とかが違うんですよね。 横溝:西條さんも言ってたけど、モノクロのページもすごく面白かったんですよ。「お菓子屋ケンタ」とかね。 西條:懐かしい。 横溝:ちなみにそんな高校時代を過ごした後は、『JJ』に行きました。それぞれの時代の王道をたどっていますね(笑)。 千木良:あの頃も、断然『JJ』でしたよね。 横溝:私の場合は結局、『GINZA』に戻ってきましたけど。
第1話:噂のファッション誌創刊号をチェック! 2)『Numero TOKYO』と80年代の薫り 第2話:夢はずっと雑誌の中にあった
1)SPUR V.S. GINZA2)FRaU v.s. CREA 第3話:Olive少女よ永遠に! 1)女性ライターの雑誌遍歴って? 2)40代の夢見る雑誌創刊!? |
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