第1回:雑誌読みの会、発足!
第2話:女は分かってくれない
11月24日 20:29

1)男は黙って受け入れろ! 雑誌の正しい読み方講座。

麻生:男は雑誌を話のネタにするっていうのがないからね。

magabon:麻生さんは何を読むんですか?

麻生:あんまり読まないんだよな。なんだろう、ENGINE読む。BRUTUS、読むね。Penエスクァイア日本版

magabon:読むじゃないですか。どんなときに読むんですか?

麻生:ヒマなとき。あとは、髪を切るとき。

magabon:あー、ありますよね。

幅:うんうん、分かります。

麻生:あれって、席に座ると、雑誌がドンと置いてある。普段は絶対読まないなぁっていうものがあるでしょ(笑)。でも、あそこで出会う運命を、僕は信じてるんです。

内田:私は逆に、ちょっと困ってしまう時もありますね。

magabon:あれって、向こうの人がなんとなく、この人にはこれかなって考えられているのが面白いですよね。あ、僕はこんな風に見られてるんだって思う。ちなみにどんなものが来るんですか?

麻生:ニューズウィーク(笑)。読まないから、僕は。でも、運命だから、受け入れて、上から順番にどんどん読んでいく。

幅:僕は仕事以外では、スポーツ雑誌は買いますね。あとはモノばっかり載っているやつ。特に仕事のことを考えたくない時はその2つです。

麻生:ほかの雑誌は読むと仕事モードになってしまう?

幅:そうですね。

麻生:カタログの方が無心になれるということかな。

2)ニューヨーク VS 福岡!? 男と女の情報欲って?

幅:そう考えると、最新号フィガロジャポンの「ウィーン、プラハ 古都の時間」の街特集はいいですよね。この小さすぎてみえないくらい細かい地図が。情報だけに留まらないから面白いよね。

内田:同じようなものだと、今月号のSPURの「今、ニューヨークでしかできない10のこと」ってすごく見てみたい! 何が出来るんだろう? 気になりますね。

麻生:それでいったら、もう今回のPenはいいですよ。「男の福岡マップ」。これはね、すごい。お店のチョイスとかすごくちゃんとしてた。日本の地方シリーズっていいよね。さらに「男の」っていうのがいいんだよなぁ。またね、福岡がいいところなんだ。みんな、自分に似合う服を着てておしゃれなんですよ。次にこの企画がでたら、まず買いたいですね。今は海外の街より、断然地方が気になる。

magabon:内田さんはあんまり興味なさそうですねぇ。

内田:うーん、行ったことないからわかんない! 女の子の情報ものとは、また全然違うんでしょうね。ご飯ではないですが、FRaUも相当目線が女の子で、細かい。女子はその細かい情報がやっぱり好きだと思いますよ。

magabon:今の内田さんを踏まえると、女の人の雑誌は、タイムリーな話題を取り上げるという機能がうまく働いているんですね。

幅:そうですね。男の人は雑誌に流行は期待しないですもんね。

3)新しい雑誌読み、現る? 女性誌を読み込む男たち。

magabon:じゃ、男の人が読んでいて、センスがいいのは?

内田:Penとか。Tarzanもいいですね?頑張ってるんだ、ていう感じ。

麻生:そうなの?Tarzanね。

内田:そういえば以前、男の人の部屋に行ったらJJCanCamがありました。

一同:えーーーっ!!

麻生:それ、ひかないの?

内田:私は大丈夫でした。彼女のためかな? くらいで。女の子の流行を探るために見ている人って多いですよ。

幅:それはすごいなぁ。

麻生:ということは、「彼女が置いていったの? 」って言われても、「違うよ、自分で買ったんだよ」って言っても女性にはひかれないってことだ・・・。

内田:あと、男性はmonoマガジンを読んでいるイメージが。

麻生:僕もたまに読みますね。

幅:今回の特集はすごいですね。今月号の「男はダイヤモンド」って、いつものmonoマガジンとは違う印象です。

magabon:こういうタイトルはLEONぽいですけどね、確かに。内田さんはLEONとか読みますか?

内田:読みますよ。LEONみたいなおじさまには、LEONを意識して読んでみたり。

幅:家族の入ったOCEANSはどうですか?

麻生:おしゃれ家族にしていると、外でモテる?ってこと? ちょっと複雑だね。

magabon:まぁ、自分だけオシャレになるというよりも、家族も含めて一緒にオシャレになろう、というコンセプトが新しいと思うんですよ。やっぱりステキなパパのほうがいいでしょう。

麻生:やっぱりLEONて完成度が高いよね?

幅:NIKITAもそうですよね。

麻生:衝撃だったもん。ガラージョとかね。

内田:流行ってるんですよ、ガラもの。

麻生:みんな着てる? 

内田:ところどころ。

麻生:どこで?

内田:場所によるんですよ。

麻生:難しいなぁ。やっぱり複雑ですね。

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2006年11月15~25日
に発売されたもの
ViVi  
1月号
11月22日
630円

FRaU  
12/5号
11月20日
480円

CanCam  
1月号
11月22日
620円

Ray  
1月号
11月22日
620円

SPUR  
1月号
11月22日
680円

uomo  
1月号
11月24日
780円

Tarzan  
12/13号
11月22日
500円

Cut  
12月号
11月18日
790円

marie claire  
12月号
10月23日
630円