No.003 松田晋二(THE BACK HORN)・山口隆(サンボマスター)・渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)・箭内道彦(風とロック) 「猪苗代湖ズ」
猪苗代湖ズ
山: 俊美さんと箭内さんって同い年なんですか?
箭: いや、俺ちょっと上。俊美さんが1年生のとき、3年生。
渡: そうです。
箭: そう思えないけどね、まず、俺山口くんよりも年下だと思ってないもん。あ、間違えた年上だと思ったことないもん。
渡: (笑)
山: 箭内さんは、どうなんすか、それは。なんか、ちょっと違うかもしれない、空気的にね。そのー、箭内さんと俊美さんのー。
箭: あー、こっちの世代?
渡: あー。
箭: そういう分け方するの?
松: (笑)
山: いやいや。
箭: あー。でも精神年齢でいくと、山口くん一番上。
渡: 一番上。
山: あ、マジっすか。
渡: 落ち着いてる。
箭: 精神年齢だと、もう逆だね、多分。
渡: 俺、どんどん子どもになってく。
(一同笑)
箭: でもなっていくでしょ?
渡: なっていきます。
箭: なっていくんすよ。
渡: 不思議と。
箭: 俺、40過ぎると、加速するっていうか、退化するっていうか、うん。
渡: このまえも、ライジングで卓球とかと話したんだけど、俺ちょっとタトゥーみたいなのを、40過ぎてから入れたのね。「俺も入れたいな」って。
(一同笑)
渡: 40過ぎて、なんかそれまでは恥ずかしくて、30とかではちょっと言えなかったんだけど、ちょっと入れたいなーみたいな。そういうなんか遊び心とか、うん。気持ち的に。
箭: 山口くん、タトゥー入れるとしたら、何?
渡: あはははは。
箭: 言葉とか入れないの?
山: すげー…っ、あのー粘土とかってやりたいですね。どうせやるなら。
箭: 粘土?
山: あの、なんつーの、カッコ悪いなーっつうのやってみたいですね。走り幅跳びとかそういう?
(一同笑)
山: 走り幅跳びってなんでコイツ刺青いれてんだろって(笑)。
松: よく、なんかね、外国の人が間違って、なんか背中に「台所」って。
箭: あー、あるね。
山: マジで?! 台所??
松: うん。台所。
渡: 右なのに左とか。
松: うん。そうそうそう。あと、なんか、「神」って入れてくれって言って。
箭: ペーパー(紙)入っちゃってんの?
松: そうそうそう。
箭: (笑)
松: そう。とか、なんか自分のすごく好きな女優の名前を、言っちゃって、ま、それが、自分にとっては神だ! みたいな感じで。それが入ったりとか。
山: あとー、海近い人って、こん中でどのくらいっすか?
箭: 俊美さんだけでしょ。
松: 俊美さん一番近い。
山: 海近い福島県ってどんな気分っすか?
松: 漁師町なんすか?
渡: 漁師町ではない。
箭: そんなには近くないでしょ。どのくらいすか?
渡: どっちかっていうと…。ま、でも車で5分くらい。
箭: あ、でも、じゃあ、じゃあ、近い。
渡: ま、言っていいのかわかんないけど、原発の町。
箭: あー。
山: なるほどねー。
箭: うーん。
渡: だから冬でも、その原発の、その、お湯? で、みんなサーフィンできるから、東京からも来る。
松: へぇー。
箭・山:あー。
渡: あと、ヤンキーだね。
松: やっぱり。
渡: それはもう、断然多い。
箭: あー。
渡: ノリが、口が悪いし。
松: (笑)
山: 俊美さん、ヤンキーだったんすか?
渡: 俺、ヤンキーじゃない。あの、俺、ねーちゃん3人いて、ねーちゃんの彼氏が、ちょっとヤンキーっぽかったりとかすると、ちょっと、引いてた。
山: 引いてるっていうのは、それは…。
渡: カッコ悪いって。
山: あ、やっぱそうなんだ。
渡: うん。
箭: あー。
渡: なんか、不良っていうことよりも、カッコウがみんな一緒だっていうのが。やだなーって。
山: 俊美さん、もう、最初っから東京行っても、通用してた?
渡: ぜんぜん通用しないよ。
山: オシャレマンとして、通用しなかった?
箭: (笑)
渡: いや、オシャレになろうと思ったけど、ぜんっぜん通用しなかった。
箭: いまだに訛ってるもんね。
渡: いまだに訛ってる(笑)。
山: TOKYO No.1 SOUL SETのカッコイイとこは…。
渡: 訛ってるとこ?
山: いや、ぼく初めてお会いした時に、川辺さんどうだったか忘れましたけど、多分、みんなピースマークしたんすよね。
箭・松: へぇー?
山: 「初めまして、サンボマスターの山口っていいます」って言ったら、俊美さんがこうやって、俺にピースマークして。
箭: へぇー。
松: こうとかじゃなくて?(裏ピース)
山: こうとかじゃないよ。もうこれだよ。もう、真っ正面のこれ。
箭: へー、いいっすね、それ。
山: やっぱ上京した時に、下北とかに、TOKYO No.1 SOUL SET、やっぱりさ、観に行きたいから行くわけですよ。後に、もうアンチ下北になっていくんですけど、それはもう、愛情の裏返しで。もう、渋谷系も終わってくる頃で。でも、TOKYO No.1 SOUL SETとか観て、やっぱ「うわっ!」って思うじゃないっすか、やっぱり。
渡: そうなんだ。でも、これじゃあないでしょ? こぶし系ではない。
山: これ(ピース)だったんだよね。これがなんか俺はすげーカッコよかったんですよね。
箭: へー。3人とも?
山: 川辺さんはどうだったかなぁ? 川辺さんはねー、また、また、別な良さが、別の面白さがあるっていうか。でも、イメージがあるってことは、多分3人とも。それは、なんかあれだったんですよね。
渡: でも、なんかヒロシくんとか、鹿児島だから。福島って意外とすぐ帰れちゃうじゃない。で、その当時、川辺くんが帰るっていうと、もう片道が5万円とか、時間もかかるし、あー、すごいリスキーなんだなって。その気合の入れようが、九州男児って違うんだなって、すげー思った。
山: あー!!!
箭: 海越えるしね。
渡: 海越えるし。
箭: だから中途半端ですよね、福島は。
渡: ちょっとね。
箭: 中途半端っていうか、甘えてるところもあるよね。その距離っていう意味では。
山: 俺、だから学生の頃、木内とか、まぁ、今日もさっきまで一緒にいたんすけど、「山ちゃん、ほんとすぐ帰るね」って言われましたもんね。
箭: (笑)
山: 帰んなかった? すぐ。
松: 福島に? まぁ、もう出始めのころは、帰んなかったね。帰ったらまずいなーと思って。
山: 帰ったらまずいなって思ったの?
松: なんか、弱っちゃうと思って。
山: あー。
松: やっぱり戦いの場所だから。
山: あー、東京が?
松: 東京が。
渡: 負け犬的なね。
松: で、下手に優しいじゃないですか。なんか、無駄に。
箭: あーなんだ、帰ってきたのかー、と。いつでも帰って来いと。
松: 甘い、こう誘惑を。
箭: 塙町がやさしいんだよなー。
松: そうなんですよ。
山: 郡山どうなんすか?
箭: 郡山は…、ま、町によってじゃないけど、松田くん家はやさしいんだよ。あったかい家庭なんだよね。
松: だから、俺、結構、高校の頃とかも、なんかヤンキー系だったんすけど、っていうのは、そのー、要はヤンキー系になんないと、なんか地位がやっぱ危ういっていうのがあって、でも、外行きの面は、そういう、ま、不良みたいな感じなんすけど、家帰ると友だちと歌詞とか俺書いてました。
渡: おー!
松: だから、鎧なんすよ。その不良っていう鎧を着て。だから、なんかそんなになんか、なんだろ、こう卑怯なこととかできなかったっていうか。
山: いいね。
渡: なんか、会津とかってさ、ちょっとさ、あのー、なんか一歩入るじゃない?
山: はい。
渡: だから、まぁ、なんつったらいいか、秘境的な?
山: はいはいはい。
箭: (笑)秘境っていうか、まぁ、会津だけはなんか別な、本物ですよね。
渡: 本物。
箭: 本物!
箭: 中通りと浜通りはおまっけっていうか、おつりみたいな。
渡: なんか、ちょっとチャラ・チャラっとしてる。
松: 歴史的にもってことですか?
箭: 気候的にも、歴史的にも。そして、会津で山口っていう苗字という、この矛盾。
(一同笑)
箭: 長州。
山: 僕、だから、山口に初めてライブしに行ったときに、ラジオ出たんですけど、結構、なんかそのことについて、腫れ物に触るかのごとく。
箭: (笑)
渡: いや、ほんとそうだよ。
山: 僕、全然大丈夫なんですけど、みたいな(笑)。
渡: でも、昔は、それで結婚できない人とかがいっぱいいたんだよ。
松: あーなるほど。
山: あー。
渡: 長州の者とはダメだとか。
山: 山口県に、だからライブしに行くじゃん。
松: うんうんうん。
山: 周南チキータ行ったんだけど。
松: あー、行った行った。俺ライブやったけどね、MCで訛ってたら、すげー笑われたよ。
山: はははは。マジで?
松: それ、なんかあるのかな?
山: いや、それはないでしょ。
箭: それは…、っていうか、日本全国どこでも笑われてるよ(笑)。
(一同笑)
松: 俺もっとかっこよくなりたいんすけど、基本的には。
箭: (笑)
渡: いや、俺この前、先々週かな、茨城の古河市っていうとこに行ったんすけど。
松: はいはい。栃木よりの。
渡: ライブしに行って、パッとこう、なんかMC終わった後、「訛ってるよ…」って古河市の子に言われたからね。
箭: (笑)
松: 古河も訛ってるだろう!(笑)
渡: おまえも同じだろ!って。
山: なんすかね、訛ってるとかそういうことっていうのは。
渡: いや、素敵ですよ。
箭: ね。
渡: 直んないもん。
箭: 増子さんがディストーションだって言ってたからね。
(一同笑)
箭: エフェクター。
渡: ひずみ系だ(笑)。
箭: そうそう。
山: すごいあのーおもしろいですよね。そういうのってね。でも、どうなんすかね。会津にいるときもそうでしたけど。あれが大変でしたよね。こう…、本気出したら怒られちゃうだろうな、みたいな感じの。
箭: あー、そういう感じあるんだ。
山: だから東京だと、ちょっと楽だったとこありますね。たとえばフランク・ザッパっていう人とか、すごくマニアックな音楽の話を、死ぬほど好きだー!!!って言っても…。
渡: 受け入れてくれる。
箭: あー、そっか。言ってもいいんだ。
山: ライブとかでああいうことを、果たして、みなさんも、今やってるようなことを…。ま、ソウルセットはカッコイイから、あれかもしんないけど。バックホーンもそうかもしんないけど、「うわー!」ってやったときにさ…。
松: サーッてなっていく感じ?
山: みんなからこれ、引かれるんじゃねぇかなーって。自分の思ってることをあれだけ…。例えば、僕がこう、「なんとかなんとかなんとかー!!」とかって言って、「ワンツースリーフォー!!」って始めるのが、会津だとできなかったんじゃないかなーって。ほんとは会津でやれたら一番よかったんすけどね。
箭: いや、でも、やってみないとわかんなかったかもよ。
渡: うーん。
箭: なんか、できないような気がしてただけなような気が最近俺してて。
山: やったら変わりますかね?
箭: 俺、福島嫌いだったんだけど、それやっぱ、福島を嫌いな自分が嫌いっていうか、自滅してただけじゃねぇかなって。
松: あー。
箭: だって、福島いやなのに何で、俺らこんなにさ、4人集まってんの? みたいなのない? ちょっとふと我に返ると。
山: 箭内さんの一番の矛盾は、あのー、「大嫌いなんだ福島が」っていう歌詞を、俺に歌わせるっていう。
(一同笑)
松: そう、そこはイタコだからやっぱり。ね? ままどおるズっていう、イタコだから。
山: そうだよねー、イタコ…。
渡: 「バカヤロウ」に近いんだな。そのー、嫌いだっていうか「バカヤロウ」っていう感じ。そのニュアンス。
箭: 自分が悪かったんだなっていうのにちょっと気がつき始めましたね、俺、ちょっと。全部福島のせいにしてて、ちょっと自分が悪かったかな。
松: 福島でも堂々と言えたはず…?
箭: 言えたかもしれない。
山: あー。
松: だから俺も歌詞とか、東京に来て、で、バンドメンバーと出会って、いろんな音楽仲間と出会って、飲み屋でさ、朝の5時まで、「あの歌詞はさー」って語れるなんて、俺もう泣けてきて、最後。
山: あー、わかるわ。
松: 「あの歌詞のあのフレーズがさ…」なんてやっぱり、なんかどっかで言いづらかったっていうか、おまえ変態なんじゃねえかって思われ…。
山: そうなんだよね! …変態…(笑)。
箭: (笑)
渡: まぁ、変態だけど。
箭: いや、変態だよ。
松: 変態なんだけどー。でも、なんか、なんだろな、どっかこそこそやることだったっていうか。
渡: だからその、こそこそが、なんでもそうなんだけど、こそこそやるのって、たとえば悪巧みっていうと変だけど、一番楽しいんだよね。
山: 福島でこそこそしてるってのがよかったんすかね。
渡: 俺は全然いいと思う。そこで目立っても。
箭: いや、福島にいたときに、「山口くん、いいね、いいね、音楽の趣味いいね」って全校から言われてたらさ、なんか違ってたよ、多分。
山: あーそうですよね。なんかあの、なんつーかなぁ。あのときに、たとえば今、暗いじゃないですか。これも本当は、もう暗いよね。暗いけどでも暗くないんですよね。
箭: うんうんうん。
山: 俺は、ホントに毎回思うんですけど、会津ってホントに飯もうまいし、人も優しいし最高のはずなのに、何が悪いってわけじゃないのに、あの闇が怖かったんですよね、僕はね。で、家に帰ると、レコードとかCDがいっぱいあって、それこそホントにイギー・ポップが好きでさ、俺。
渡: 素っ裸になってた?
山: そうなんですよ(笑)。
(一同笑)
渡: どんだけガリガリだ(笑)。
山: 俺、りんご畑に吹雪いてるとこ、自転車で夜中にワーッ!とか。で、「サーチ&デストロイ」って曲があって。
箭: うんうん。
山: 中学生にもうこれだけバッチリ来ることってないよね?
(一同笑)
山: やっと学ぶ言葉じゃないすか。探し出して、ぶっこわす。なんかやっぱそういうのが原体験にあるんだけどなぁ。
松: でもさ、雪は関係してないの?
山: 関係する。
松: 関係してるでしょ、雪でしょ。
箭: だからまた違うんだよ。こっちとこっちで会津と浜通りで、きっと。
山: そっか、みんな雪ないのか!
松: 雪ってあれ音吸い取っから。
山: あれやばいよ、雪。
箭: 吸い取る、吸い取る。
松: だから、雪が降った日は静かっていうのは、あれ、いろんな雑音を全部吸収しちゃうから、すーごい静かなの。
山: うわぁー、俺、さみしかったもん。
渡: でも俺、5、6年前かな。冬に、墓参りした時に雪がすごい降ってたの。で、すごいもう、お墓の前も、まぁ、その雪ね。で、“凛”っていう言葉が初めて、こうなんか、バーンッて。
箭: あ、「凛として」の“凛”。
渡: その音を、初めて聞いて、もう福島に帰ろうと思った。それがもう、毎年聞きたい。いいなーって。
箭: あー、それを聞きに。
渡: これを聞きたいなって。若干雪降るのよ。山だからちょっとね。瞬間だよね。帰りてぇなぁと思って。
松: なんか冬に、朝起きた瞬間に、あ、もう雪降ってるなってわかる感じ、あるんすよ。
箭: うん。あるあるある。
松: これ絶対雪だな一と思って窓バッて開けると、もう一面銀世界っていうの。あれやっぱ音で判断してたんすよね。音が吸い取られて。すごい、その、凛としてる感じに近いんです。しんとしてる感じ。
箭: また息が白いからな。家の中でも、朝起きると。
(一同笑)
山: 確かに雪景色、キレイでしたもんねー。
松: で、なんか1回、自分の歌詞で、雪っていうのを、自分の福島のイメージで書こうと思ったときに、沖縄の人とか、南の人に、その雪のイメージってわかんのかなーって思ったんですよ。
渡: なるほど。
松: だけどツアーに行って、言われてすげぇなって思ったのが、なんか本を読んでるみたい、とか物語を見てるみたい、とか、要は、自分のリアルに見てた景色が、ある種、作品っていうか、映画見てるみたいな、だから、憧れになってるっていう。それのつながりもありなんだなって。同じ景色を共有するだけじゃなくて、なんか、自分は自分の生活の中で見れてなかった景色を、あたかもそれを、本で読んだり映画で見るかのように音楽で聞こえてきた。ひょっとしたら思い浮かべてる景色が違うのかもしれないけど。
箭: でもさ、東京からの距離がこんだけ近くてその全部があるとこって意外と考えるとないかもよ。
松: あー。
箭: 海もあって、雪も降って、訛ってて。
渡: 訛ってて(笑)。全部2番目で。1番がなくて。
箭: そうそうそう。ね、一番がないんだって、福島県って。
山: あっ、そうなんすか。
松: えっ? 桃は?
箭: 桃は一番じゃないでしょ?
渡: 一番じゃない。
松: 梨もっすか?
箭: 梨も違うね。
渡: で、この前「BRUTUS」で、1年前、半年前くらいかな? アンチ東京シリーズがあって。まぁ、一位は、博多ね。住みたいところ。アンチ東京って、東京以外に、読者が住みたいとこアンケートとったヤツがあって、福島県、ベスト50に一個も入ってない。
(一同笑)
渡: で、俺は、それがすごい嬉しいの。
山: あー。
渡: 俺、そっちのほうが嬉しいっていうか、まだ、なんか汚されてないって感じ。
松: なるほどなるほど。
渡: 人気だと、一応こう、なんかあるじゃない? 仕掛けみたいな。まったくないんだなと思って、福島。まだ、汚されてないんだなって。
山: なんかね、最近、福島のいいとこが結構目に付きますよね。
渡: 俺はそう思うんだけど。
箭: やっぱり? これなんでこんなことになってんの?
渡・松: (笑)
箭: 俺らまずいと思うんだよ。
山: いや、これは箭内道彦の罠なんじゃねぇかと。
(一同笑)
箭: 俺も自分でわかんねぇの、なんか。
山: 思い返すといいとこばっか思いつくんですよね。
箭: そうなんだよね
渡: 最近、坂本龍馬とかそういうのあるじゃない? 変なブームみたいなの。で、俺思うんだけど。それがヒーローじゃなくて、やっぱり、白虎隊がもう、あれ、ヒーローなんじゃないかな。俺の分析でね。あれがあったから、近代化が生まれた気がする。あのー、国取りゲームがなくなったのかもしれない。
箭: あー、そっか。
山: 会津若松、白虎隊、悲しいですよね、でもねー。
渡: でもそれがあったから、そういうのをもうやめましょうってことで、場所取りゲームみたいなのは、戦いはなくなったような気がする。だから、感謝してる。
箭: そうかもね。
松: うん。
箭: そうね、みんな我に返ったっていうか。
渡: そうそうそう。坂本龍馬よりも全然すごいなって。
山: あざーっす。……ありがとうございますって…。
箭: 山口くんで白虎隊撮ろうかな、俺。映画。ミュージシャンだけで、忠臣蔵って、僕やってみたいなと思うんだけど。
(一同笑)
箭: ミュージシャンで白虎隊もいい。
山: 吉良上野介、誰ですか?!
(一同笑)
山: ミュージシャンで、悪役っすよ。かなり悪役っすよ。吉良上野介。
松: 福島でやったらちょっともめるんじゃないですか。
渡: 俺、たぶん、番組始まって5分ぐらいで死ぬ役です。あれ? いたっけ? みたいな。
松: 俺、たぶん武士とかじゃなくて、なんか町人のなんか、あーいらっしゃいいらっしゃいみたいな、調子いいやつみたいな(笑)。
山: 俺…、俺…、そこに居たくないぐらいだもんね。
(一同笑)
松: 山口くんいないと、やっぱり。
箭: 山口くん主役だからやっぱり。
山: 箭内さんは何の役を?
箭: いや、俺は、監督。
山: いや、だから、ケビン・コスナーのように監督主演…。
(一同笑)
箭: 俺、何かなぁ百姓かなぁ。
渡: いやその目線ですよね。どの目線で行くか。
箭: でもあのー、斬られてみたいっていうのなんかありますよね。なんだかわかんないんだけど。
渡: 福本(清三)さんみたいに。うまくこうエビ反りになりたい、みたいな。
箭: そうそう。
山: 福島出身の有名人って結構お会いになりましたか? ミュージシャン以外で。
箭: いやいや、ぜんぜん。
松: 俺、対談で何人か。
山: あ、そうだよね。
松: 小説家の古川日出男さんとか。
山: おー。
松: あと、あのー、議員。渡部恒三。
山: 高校の先輩だぜ、俺。
松: あ、やっぱり、そうなんだ。
渡: 会津なんだ。
山: 会津なんすよ。
渡: 水戸黄門じゃなくてなんだっけ。
松: 黄門様?
山: よくないっすか? こう、すらっと寄ってきて、見知らぬ方が「ぼくも福島なんです」って。
箭: っていうかそれ、最近すごく増えてない?
山: めっちゃ増えてる。
松: あー、増えてるかもしんない。
渡: 福島の輪。
箭: そう。
松: やっぱ誰か一人が公言すると、みんな、あっ俺も、俺もって。
箭: そうそうそう。こんなにいたかと思って。
山: それを思うと、っつーことはなに、みんなやっぱ、ちょっと隠してるわけ?
箭: ちょっとどころか隠してるね。
山: 隠す必要がない…だべよ。と思って(笑)。
箭: (笑)
渡: 箭内さんこの間、ASA-CHANGに言われたでしょ?
箭: あ、言われました。
山: でも、箭内さんとか俺らみたいなのが、福島福島って言ってっからー。
箭: そうなんだよね
山: じゃあ私たちはちょっと…って。だから、俺らが言わなきゃ言ったんじゃないかって(笑)。
箭: いやいや、そんなことないそんなことない(笑)。俺ら言ってるから、みんな言いやすくなったって言ってくれるよ。で、俺も山口くんに会ったから、言いやすくなったもん。もともと。
山: (笑)
箭: 俺も隠してたわ。
渡: (笑)それはありますよね。うん、峯田くんが山形とか。なんかすごい、「俺、何かっこつけてんだ」ってそんときは思ったもん。
山: いや、でもなんすかね。こう、自分の、なんていうのか、その闇を消したいがために言ったんでしょうね。
箭: あー、闇を消したいがために黙ってんじゃなくて。
山: 俺は会津でこんなに…。そこでもう矛盾があるわけでしょ? 人もいいし、飯もうまいし自然もいいわけなのに俺は、俺はなんかいたたまれなかったんだっていうのを、最初に言っときたかったっていうか。だから、曲やる前にMCしてんですもんね、だってそのことを。そのこと言ってから、爆音でやって、歌は何言ってるかわかんないみてーなことになるんですよ(笑)。そんなライブばっかりやってたんですよ。うわーっ!!!!!っとかってやってたから(笑)。
箭: でも、そういうことやってて不思議なのは、「もういい加減、福島福島って、うるせえよお前ら黙れ」みたいなこと誰も言われないでしょ。
山: 言われないすね。
箭: 「わかったよ、もう訛りなおせよ! 松田」とか言われないでしょ。
松: 言われないっすねー。
箭: あれ何なのかね。
松: そこはちょっと得してるとこではありますよね。なんかあんまりこうなんかこう人目に、人の嫌なところに触らない訛り方なのかなーとか。なんかあとその、なんていうんすか、バンドやってると、こう、どっかでなんか、そういう、いろんな表現もそうだと思うんすけど、なんか、自分生まれた事実をどっかでこう隠してやっていけないときとかってあるじゃないですか。なんか、どうしても、言わなくちゃいけないときって。で、どうせそういう場所で言うんだったら、最初から言ってた方が楽だなっていう開き直りじゃないけど。
渡: やっぱり歌詞とかに全部出てくるもんね。だから、うそを言えなくなっちゃうよね。
松: そうそうそう。
山: それは結構、重要なことじゃないすか。こと、音楽をやることにおいては。こう格好つけてもダメっていうことを、誰かが、何か楽器が言ってるじゃないすか。
松: 「お前ほんとにそれ歌いたいのか」と。
山: 「ほんとのこと言えよ」って。ここでなんか「君とデートしたい」ってほんとは言いたいのに、「ほんとの君が見たい」とか嘘のこと歌うなよ、みたいな。
(一同笑)
松: それは、言い方なんじゃないの? 作風じゃないの?(笑)
山: 俺は、だよ? 「ほんとの君が見たい」ってなると、なんかこうね、かっこつけんなリミッターがビューッて。「嘘つくなーっお前!」「すいません。デートしたいでした…」みたいな。
(一同笑)
山: っていうのがいっつもビビーッて走るっつうか。
松: でも、「デートしたい」って歌わないでしょ。
山: 歌う歌う歌う歌う。
松: 歌う?
山: 歌うよ。やっぱ、デートしたいっつうか、君と旅に出たい、みたいな。
箭: でも、日本全国の人がみんな隠してるとは思わないのよ。だから、福島っていうのが特に、隠してるものを隠さなくなると、変化が起きる県民なんです。
渡: あー、確かにね。
箭: ここまでこう違わないと思うよ、みんな。だって小林武史なんかは、山形隠してもあんなことやってんだもんね。
山: あー、山形。
箭: いや、福島は特に、山口くんが前から言ってるマグマと抑圧の関係っていうものの上に成り立ってる。
山: 抑圧の感じあった?
松: なんかわかんないけど抑えられてる。見えない自分が、みたいなこと?
山: 出てきたい。ここをちょっと抜け出して…。
松: それあった、すごい。それは、なんかそのー、何もない退屈感で、もう頭がおかしくなりそうな感じ。もうほんとに。だから、だったらやっぱりなんかわかんないけど、もまれたい、いろんな情報とかいろんな人とか、いろんなとこに身を投げ出したいみたいな感覚はすごいあった。もうほんとここにずーっといたら、何にも自分のことわかんないまま終わりそうだなっていうのはあった。工場で俺、1年働いてたんだけど、ずーっと流れ作業やってて、で、仕事終わればもうシーンとしてるし。休みの日どこ行く? つっても河原行っても同じでしょ? 俺このままいたらちょっともうなんか何も見ないまま人生終わるなと思って、やばいと思って、なんか焦って東京に出てきた。
山: でもたぶん、俺まさにそれの権化だったんだけど。なんかたぶんそこにいても見えるんでしょうね。いろんなものは、ほんとは。
箭: うん、そう。ほんとは。
渡: ほんとはね。
山: で、みんな見えてんのに、自分だけ見えてなかったっつうか。
松: 見ないふりしてたっつうか。
山: うん、そう。そうかもしんないね。
箭: だから、いる人は見えてんのかもしんない。
山: 見えてんですよ。
箭: そうなんだよ。
山: 俺、タクシーの運転手さんと、前、会津帰ったときちょっとお話して、元旦だったんすよね。フェス終わって。で、「お客さんどっから帰ってきたの?」「僕、東京から来たんです」つって、そのおじさんは何気なく言うんですよ。「いやー、でも、まぁ、だんだん大人になって年を重ねてくると、こういう静かなところがいいんだよねー」って。元旦の会津の、雪がしんしんと降って。そこですげぇなんかいいなーって、すごい素敵だなー、この人は。っていうか、こういうふうに暮らしてる人は素敵だなーと思ったんですよ。僕はね。それがもう昔の感覚とはちょっと変わってんですけど。で、なんかちょっとね、乱暴な運転をする若者がいて、ちょっと危なかったのね。で、「あぶねぇなーっ」って僕なんか言っちゃうじゃないですか。そしたら運転手さんは、「いや元旦からそんなに怒ってもいいことないからねー」って。
箭: おー。
渡: いいねー(笑)。
山: いやー、これは参りました、と。わたくしほんとに、これはもうお見それいたしました、と。なんかそういうのは、今、すげぇっと思ってます。それが今のイギー・ポップみたいな感じ。
松: (笑)
山: あの頃の「サーチ&デストロイ」が今のそれ、みたいな。
箭: だから俺らは余計な遠回りしてる組だよね、そう考えるとね。
山: そうですね。それはあると思いますよ。
箭: 勝手に何か思い込んで、勝手に逃げ出してって、で、勝手に戻って来てるっていう(笑)。
松: (笑)
山: そう。
箭: まぁでも、そんな遠回りの間にね、いろいろ、みんなレコード作ったりCM作ったりしてんだから、それはそれでおもしろいけどね。
山: でも、そうやって、暮らして何かを発見するみたいな、例えばそういう、会津だったら、会津の自然と共に生きるみたいな、すごい尊いなぁと思いますよね。最近そう思ってんだなー。なんですかね、これは。
渡: いくつだよ(笑)。
(一同笑)
山: これ、箭内さんのプログラム入れられちゃったんじゃないのかな。
(一同笑)
箭: 違う違う違う。俺もこのまったく未知のプログラムに巻き込まれて、やっぱ去年と違う自分を感じてるもん。
山: いや、まだ早いでしょ、俺。俺もうちょっと…。
渡: ほんとにいくつかわかんなくなるよね(笑)。
山: いやいや、山口くんほんとは50過ぎてるだろ。
松: 実際、何歳だっけ。俺の2コ上ぐらい?
山: 当年とって34になります。
松: あー。
山: もうちょっと、34のときって、もっとワーッてなってたでしょ?
箭: なってたなってた。
山: いやもうちょっと俺ワーッてなりたいんですけどね。もしかして松田くんもそうかもしんないけど、ライブでさ、お客さんが一緒に歌ってくれたりすると、最近、俺、泣けてしょうがないんすよ(笑)。
松: それわかる。
山: 泣けてくるんすよね。
箭: だから、年関係ないんじゃない? 今、そういう気分なんだよ、今。俺らも混ぜてくれよ、みんな。4人でいいじゃん、それ。
渡・松: (笑)
山: でも、50何歳の湯浅学さんって音楽ライターの方にその話したら、「なーにやってんの」とかって言われて、「泣いてどうすんだよ」と。
松: もっと時代に中指立てて。
山: そう。ごもっとも、と。ごもっともです!って思うんだけど、「できっこないをやらなくちゃ」っていう曲があるんですけど、あれでこうみんながわーって歌ったりすると、もう泣けて泣けて…。
箭: っていうか今、この話して泣けてるじゃん。
山: 泣けてんですよ、もうー。
箭: だめだよ。泣いちゃー。今、対談中に。
山: なんかもうねぇ。
箭: いや、わかるわかる。
山: なんですかね、この…。
箭: そうそう。だから、それは、年齢じゃないんだよな、絶対。だって、同時にそう、みんな今なっているわけだから。
山: 泣けない?
松: だからなんかその、どっかで、福島いたときの自分と、やっぱライブ中とかでも比べちゃうんだろうね。あん時の俺は、こんなことできなかったはずだ。でも、俺たちが堂々と歌っていることにこんだけ共鳴してくれてるって思った瞬間に、やっぱ、もう素晴らしい光景にはなっちゃうよね。だけど、いや、俺の場合はどっかで、そうなったとしても、じゃあなんか、もっともっと、さらにそいつらがもう動けなくなるぐらいの、音楽をやんなくちゃいけないな、とかみたいな、勝手な、なんかそういう感じにはなっちゃうね。
山: なるほどねぇ。
松: それを思って、泣けるし、うわーっ!って思うけど、それやった瞬間に、俺、福島帰っちゃうのかなって、思っちゃうんだよね。なんかその優しさに似てるっていうか。
山: あー。
松: ばあちゃんが「よく帰って来た」って泣く涙と、みんなが喜んで俺たちの音楽に感動してくれてるのが、なんかすごく近くて。
山: はいはいはい。
松: でも、どっかで俺たちは、やっぱりそれを、こう、投げかけなくちゃいけないんじゃねーかなー。お金もらってるし、とかそういうことになると…。
箭: だから、ザ・バックホーンとサンボマスターが別々なバンドとして存在しているわけだからな。それは、すごい、いい話だな。
山: でも、同じバンドに、福島県民が2人いるってどういう気分なの?
(一同笑)
松: まぁ、だから、訛りはもう伝染してくよね。スタッフにも他のメンバーにも。
山: だって、最初みんな訛ってっからさー。
箭: そうなんだよねー。
山: みんな、福島なんじゃねーかと思って。
渡: 俺もそう思った。
松: だからこの企画とか、風とロックCAMP出るのとかも、「いや、あの、マツ、いいんだけど、メンバー2人いて、やりてぇんだけど、バンドが福島出身だってあんまり思われたくないんだよね」って。
渡: (笑)
松: いやいや、だけど、俺からすると、「いや、お前ら2人、ちょっとずつ訛ってきてるぞ」と。「そりゃそういう誤解も受けるぞ」と。
(一同笑)
箭: だって俺らには、将司とか福島に見えてるよ、もう。
松: (笑)
箭: でもまぁ、今、その手前の話で思い出したんだけど、去年の風とロックFESの時の、山口くんの名MCがあってさ、「17歳の山口隆聞いてっか! 福島まったく問題ねぇぞ!」っていうのがあったんだよね。
山: あー、はい。
箭: 「福島まったく問題ねぇぞ!」って。あれがすごかったんだよね、俺にとってもすごかったし、客席のみんなが、一気に勇気づけられた瞬間っていうか…。
山: あー。
箭: あれ、よそでも言ってるMCじゃないでしょ? あれは。
山: いや、そうですねー、あれは…。
箭: 突発的に出てきてたよね?
山: そうですそうです。MCってあんま、なかなか、決めて言えるもんでもないみたいなとこもあって、まぁ、あんときはそう思ったんですよね。なんか思ったんでしょうね。
渡: しかも17だからね。
箭: 17って言ってたね。
渡: いいね。
山: もう、一番なんか苦しい盛りみたいな…。「ぎゃぁー!!!」ってなってるときだよね。なんかね。
箭: そうだね。
山: あの時、なんかバンドやるんだったら、もうずーっと「うわぁー!」って言ってるだけのライブをやりたいなーって、ずっと思ってたりとか。17歳だからバンド組むっつう予定もないんすけど。
箭: そっかそっか。
渡: なんか言いたいんだよね、吐き出したい。
山: バンドやりたいって思ってました?
渡: 俺は中学校の時からバンドはやってたんだけど。
山: すげー!
渡: でも、環境がよすぎて、あの、お願いします! って感じ。バンドをやりたいんだけど、他やるヤツいないから、とりあえず全員を教える、みたいな。
山: あー、それすごいわ。
渡: 結局、でも高校行くと、ギターうまいヤツがいるから、俺、ベースになったみたいな。
山: あー。
箭: それでね、その話の流れで、ほら、山口くんがこの間、福島でままどおるズやったときに、みんなでバンドやりてーなーって言ってたじゃないっすか。
山: あ、はい。
箭: で、山口くん、最初にベースやるって言ったけど。でもやっぱギター弾きたいから、俊美さんベースやってくれないかなーって。
渡: やりますよベース! やらせてください。お願いしたいくらいっすよ。
山: いいんすか! 俊美さん!
渡: 高校んとき僕ベース弾いてたもん。
山: でも、歌は松田くん歌いたいでしょ。
松: いや、歌いたくないよ、俺は(笑)。
箭: いや、だからさっきみたいに、みんなで歌えばいいじゃん。それやろうよ。でも、浜通り、中通り、会津地方がひとつになってるバンドってすごいよ。
山: そうですね。
箭: しかもまた松田くんが、すげーいい名前考えたの。
山: なんて名前?
松: あのー、やっぱり、福島県って、こう長細い形だけど、真ん中…。
箭: 何プレゼン始まってんの?(笑)
松: (笑)いや、真ん中って…。
箭: すぐ言えよ!(笑)
松: 真ん中って猪苗代湖だなーと思って、で、そこに集まるって意味と。
山: はい!
松: まぁ、ここの麓でライブやるってことで「猪苗代湖ズ」って。
山: 「猪苗代湖ズ」! いいですね。
箭: いいでしょ?
渡: ちょっとなんか、甘いっぽい感。甘さがある感じ。
箭: うん、なんかちょっとロシア語みたいな響きも…。
(一同笑)
山: 「猪苗代湖ズ」。
箭: そう、猪苗代湖ズ。
松: ロシア語? (笑)
山: じゃあパート決めないとダメでしょ。
渡: ベースやります。
松: 俺、ドラムやります。
山: じゃ、僕ギターやります。じゃ、歌、箭内さん。
箭: いやいや、俺もギター。俺、サイドギターやる。歌はみんなでやろうよ。さっきみたいに。
山: あ、みんなボーカルね。ワイルドワンズ系の。
箭: アルフィー系の。
松: ガチガチのエレキな感じなんすか? それともアコースティックなほうがいいい?
箭: 山口くんが最初言ったときはどういうイメージだったの?
山: やっぱ俺は、結構ね、横浜に憧れてんですよね。
渡: 銀蝿? もしかして。
(一同笑)
山: なんかこの前も逗子のフェス出さしてもらったんですけど、あのー、横浜とかああいうとこって、周りがみんなそういうの好きで、やるか!ってみんなで組んでんですよ、バンド。あの感じがいいんですよね。
箭: (笑)
山: なんか文化があって、ま、先輩もやってるし、昔から、ゴールデンカップスもいるし、流れで俺たちも…。
(一同笑)
山: だから俺たちにはないけど、あたかもあったかのごとく、俺たちも肩肘張らず…。だって俺たちって肩肘張りまくらないとできなかったじゃないですか。
箭: うんうん。
山: だって、ロックフェスって、風とロックFES始まる前って、30年前の…。
箭: ワンステップフェス。
山: あそこ以外なかったから。だからやっぱエレキですよ、そこは。しかもなんか会津に根付いてたぜって感じの。会津っていうか福島にね。湘南だと(ベンチャーズをつま弾く)なんかみんなできちゃうみたいな。
箭: それ、福島にとってのさ、そのポジティブ形ってどういう音楽なの。
山: そこなんですよ…。
(一同笑)
山: だから曲作んなきゃでしょ? エレキでやる。でも本職のドラマーはいるし、俊美さんベースやってくれて。みんなで歌ってギターあれだったら。で、ライブやるってこと?
箭: ライブをやるってことだよ。そこに登場するんだよ、芋煮会に。
山: 1曲、何ができるかですよね。
渡: なんかビシッとやりたいね。
山: 曲書くんだっけ?(松田さんに)
松: いや、俺、歌詞しか書けない。
山: じゃ、俊美さんの曲いいから、俊美さんの曲…。
渡: なんで俺の曲…。
松: じゃ、こうしましょ。俊美さんの曲、1曲、箭内さんの曲、1曲。
箭: そんなにできんの。
山: 3曲は失礼だよ。
松: 失礼ってどういうこと?(笑)
山: だってほかの方々がみんな出て…。
箭: でもほかの方々ってあんたらだよ、でも(笑)。
松: 失礼ってどう? もっとあったほうがいいってこと?
山: いやいや、こんな多くちゃだってさ、俺ら、だってさ地元の有志が集まって出んだよ?
(一同笑)
箭: 青年会だな。
渡: オリジナルがいいの? それともカバー?
山: カバーっすかね。カバーだと何があります?
箭: カバーで、福島にとっての横浜みたいなもの?
山: 昔からやってたぜっていう顔でやれればなんでもいい。しかも簡単な感じがいいんじゃないすか。
松: でもオリジナル1曲はやりたくない?
山: やりたい。箭内さん曲作れるじゃないですか。
箭: いやいやいや。みんなで作ろうよ。
山: みんなで作ろうっていうと、DとかAとか言って大変じゃないですか。
松: なんか時間かかってもいいから、みんなでその地方混ぜ合わせて、オリジナルやりたいなーと思う。
山: やろう
箭: それどうすんの? スタジオとか入んの。
山: スタジオ入んないとダメっすよ。
箭: なんか持ち寄って。モチーフを。
山: いや、決めといたらなんか怖い。箭内さんのその、もうあの、見切り発車と一緒だからね。
(一同笑)
箭: いやいやいや。
山: じゃあ1曲、そうだな、じゃあ1曲はやろうよ、まず。
箭: 1曲でいいんじゃない? もしアンコール来たら、それもう1回やれば。
松: 2曲でいいんじゃないすか。だから山口君主軸の曲、1曲。俊美さん主軸の曲、1曲。で、それに対して俺と箭内さんがその歌詞のモチーフみたいなのをあてはめて、で、2曲。
山: それ、やってみっか。
松: 意外と歌詞ってハードル高い…と、自分で言っといて思ったけど…。
(一同笑)
松: 福島のこと歌うのか歌わないのかみたいなことだけでも。
箭: いや、でも福島のこと歌ったほうがいいでしょ。
山: ♪福島に 福島に 福島に 帰る夜を待ち続けている
♪福島に 福島に 福島に 帰る夜をベイビー待ち続けてる
この後を俊美さんが作って…(笑) 僕はCとGです。CとFか、C F Eマイナー F G
♪福島に 福島に 福島に 帰る夜をベイビー待ち続けている
この後、俊美さんがなんか作って…。これAメロ。これ本格的な歌詞を2人で。
Eマイナー Aマイナー Bマイナー
渡: Aメロからいく。
♪福島に 福島に 福島に 帰る夜を待ち続けている
福島に 福島に 福島に 帰る夜をベイビー待ち続けている
山: 最後何ですか? AマイナーBマイナー、F
渡: Cメロも欲しくなっちゃうね。
松: そっからサビ?
山: ♪このまま君と涙を 先輩なんかありませんか?
渡: Aメロ、Bメロ、で、もっかいAメロ、で、Cメロ。
山: サビなんだろう。そうかサビでみんなで変えて合唱すればいいか。
箭: うん。
山: ♪このままの夜と このままの福島 アイアラブユーベイベーベイベー アイラブユーベイベーベイベー アイラブユー福島 このままの夜と このままの アイラブユーベイベー福島 アイラブ福島
1曲できちゃった。
♪福島に 福島に 福島に 帰る夜を待ちわびている
福島に 福島に 福島に 帰る夜を待ちわびている
ワンツースリー
帰りたいのに帰れないの 僕らは福島が好き
帰りたいのに帰れないの 戻りたいのに戻れない 僕らは福島が好き
山: あ、いいですね。これで歌詞をみんなで考えたらいいんですよね、松田くんと。
松: もう、ほぼいいよ、今の歌詞で。
山: ズルい。ズルすぎんだよねー(笑)。
松: (笑)
箭: そうやってんの?(笑)
松: でも、なんか俺たちがそれを堂々と歌ってんだけど、臆病者みたいな落ちがいいのかなって。
山: はいなるほどね
松: あ、違うか。
箭: ぜんぜんいいよ。
松: 帰りたいのに帰れなかった臆病者、新参者みたいな。
箭: 新参者ではないかな。臆病者はいいと思うよ。
山: 臆病者はいいですね。なんすかね、タイトル。帰りたかった臆病者、帰れなかった臆病者?
松: で、2番は、言いたかったのにいえなかった臆病者。
山: いいね。
松: ってことに気付いてしまった。
山: いいね。キミが好きだったのに出てきちゃったよ、みたいなね。
松: まぁまぁまぁ、ね。
山: ここは2人で考えて…。
箭: うん、考え…とけばいいんでしょ?
山: え?
箭: 今ここで考えんの?!
山: なるはやで。
箭: でもさ、臆病者でありつつ、なんつうの、だけどワーッとやりたいっていうさ、相当矛盾かかえてんじゃん。その両方出るといいな。
松: うん。
山: これだから民報でしょ。民報だから、録って、で、販売して…。で、次の資金にして…(笑)。
(一同笑)
松: どうします? 1番と2番で分けます?
箭: じゃ、松田くんの書いたの見て、俺、2番書くわ。
山: 俊美さん絶妙でしたね。
(俊美さんが弾く)
山: これせつないね。センチメンタルになっちゃうか。これでも最初の趣旨は…。
松: 甘酸っぱくなりすぎる。
山: いや、でも甘酸っぱいほうがいいよ。
渡: でもちょっと会津入れた方がいいね。
箭: うん、会津入れた方がいい。
松・山: (笑)
渡: 会津のスパイス。
松: 会津の闇を。
箭: ちゃんと雪降ってたほうがいいね。
山: 雪いいですね。
箭: たとえばさ、俊美さんと俺と松田くんで、Aメロ「福島にー」って歌っててさ、山口くんが今みたいにサビをかぶせる感じもいいなと思って。それちょっとワイルドワンズっぽいじゃん。
山: 今出ましたね(笑)。
松: 今、出た出た(笑)。
渡: こういうのも、速いのもいいね。
山: いいですね。さすが。
箭: いいね。
山: これいいですね。
渡: スリーバージョン。まぁなんか雰囲気によってもね。
箭: そのスリーバージョンで3曲やるとか(笑)。
渡: 歌詞は変わんなくて(笑)。
松: でも裏バージョンは夏の終わりぽくていい感じしますね。
山: これ練習…。
箭: 練習必要だと思うよ。特に俺プロじゃねぇから、ちょっと、かなり。個人練習はするけど、今の裏なんか一発も裏で合わないもん。全部表でやっちゃった。
山: 困ったらさっきみたくフォーク合戦にすれば。
箭: うんうん。
山: だからやっぱ、福島ってレイドバックだと思うんすよね。
箭: うん。
山: ♪福島から 出て来ちまったよ Woo Woo Woo バビロン バビロン 夢のバビロン
(一同笑)
渡: バビロンになっちゃうね(笑)
山: なっちゃいますね。これ、でも意外にいいよね。
松: いい、いい!
山: 別に福島がずっと暗い必要ないんですよ。
箭: そうそうそう。
山: ただみんな、この歌い方になんなきゃいけない(笑)。大変ですよ。Woo Woo Wooってやんなきゃ(笑)。
(一同笑)
山: ♪ランジャカ〜ランジャカ〜 とかって言わなきゃいけないから、そこが大変(笑)。でも、それもありですからね。でもせっかくこのメンバーで集まって、やっぱ個性的なやつやったらいいと思う。ちょっと楽しみになってきた。
渡: フォーク的なのもいいんだけど、やっぱコールアンドレスポンスもあったりとか。
箭: あー、いいね。
渡: それ絶対あったほうがいい。一緒に歌う、プラス、みんなにこう。
山: ですね。
松: だから最後のサビとかもフリーみたいな感じにしといて、掛け合いっていうか、言って言わせてみたいな、フリーな尺にしといて、で、なんかのきっかけで終わるっていうことだけ決めとけば。
箭: あと15分くらいで撤収しなきゃならないらしいんで、ちょっとじゃあ抱負を。あ、山口くん、これCAMPっていう名前だったんだけど、芋煮会って変えたのよ、名前。
山: あ、芋煮会。いいですね。福島っぽくて。いやーでもやっぱり最高の芋煮会にしたいですよね。とにかく、今、この決まったやつの練習をちゃんとしっかりやんないといけないなって思いましたね。
箭: 俺、コールアンドレスポンスの、この、マイク向けるの、やりますわ。
山: (笑)でも、なんとかなりますよ。ギター持ってれば。
箭: 俺、エレキギター弾いたことねぇけど、大丈夫?
山: 俊美さんいたら大丈夫だと思うな。
松: でもあれじゃないすか、箭内さん。山口くんがエレキだったら、アコギで…。
箭: いや、エレキ弾いてみたいよ。
山: でも、俊美さんの今の跳ねた感じもすげーかっこいいですよね。
渡: いやいや、ベースでもギターでも、だから例えば。(弾いてみる)これでも跳ねられるよ。ベースでも全然跳ねられるよ。
山: いいねぇ。
松: ちゃんとリズム隊を組むなんて、もう。
山: すげーね。
箭: すげー。
山: 俊美さんとやるなんて。
渡: でも、この雰囲気をそのままやっても、俺、絶対楽しいと思う。
箭: そうすね。
渡: その中で、油断させといて1曲ビシッとやると超かっこいい。
山: あー。そうですね。
渡: なんか、ちょっとやなやつだね、俺。
松・箭・山: いやいやいや(笑)。
山: いや、でも、ちょっと、ちゃんと考えたほうがいいよね(笑)。
松: あの、そうだね。まじめな、まじめなっていうか、ちゃんとしたね。
山: だから今録ったコード進行のやつをテープもらって、おさらいして…。
渡: なんかもうこれが福島っぽいよね。ちゃんとやろうっていう(笑)。
松: (笑)
箭: そうそうそう(笑)。
山: もう俺、忘れたもん、さっきの。
渡: 絶対何とかなりますよ。
箭: 松田くん、抱負は? この猪苗代湖ズの抱負だけじゃなくて。バックホーンも含めた。ってか、実行副委員長でしょ?
松: そうなんすよ。去年、実行副委員長、終盤くらいに任命されて、何もできなかったので、今回はツイッターで、ツイスターで実はこういろんな福島の思い出とか芋煮会の思い出みたいなのをすごい語ってて、そういう役割で盛り上げられたらいいな、と。いや、でもほんとに、やっぱライブをしっかり持ち場というかバンドとしてバシッとやって、で、その後はもうみんなで、福島の空気を感じてっていうのをやりたいなと思います。自分の持ち場がビシッとできないとぐだぐだになっちゃう感じがあるんで。それはメンバーと一緒に、いいライブをビシッとやって、それからみんなの全体の雰囲気を楽しみながら、酔いどれたいなと思います。
箭: 去年のさ、あの半分事故だったけどアンコールの最後のほうに、PA通さずにみんなの中で一緒に歌った感じあるじゃないですか。あれが一日中、なってるみたいにしたいんです。だから、FESではないみたいな。
山: あのとき俊美さんが一緒に歌ってくれてすげー感動しましたよ。
渡: ほんと楽しかった。
松: みんな出てきてましたよね。
箭: 客席の中に入ってってたもんね、みんな。
渡: だからなんか、段取りがあってないような、例えばほんとに音が消えちゃって、ってことはマイナスになっちゃうんだけど、それを逆手にとってポジティブにみんなをまわったっていうのは、やっぱりさすがだなっていうか。
箭: 近隣住民の方々に感謝ですよ。
渡: 逆にね。
箭: 載せらんないけど(笑)。
箭: 俊美さんどうですか。
渡: そうですね、僕、中3で、猪苗代最後だって言ってたんですけど、実は大学1年すぐで辞めて、一人旅したの、猪苗代に。それも雪道でね。で、そのときに、何しようかなって、二、三日民宿みたいなとこに泊まって、で、帰りの会津若松の駅で買ったのが、「オリーブ」だったんですよ、雑誌の。それの雑貨特集があって、セルロイドと、文化屋雑貨店、どっちにしようかなと思って、で、ここの雑貨屋さんに決めようと思って、決意を決めたのは、そこが始まりだったの。
箭: 会津だったんだ。
渡: うん。すごいある意味で、あ、また自分の、音楽っていうか、新たななんかそういうの見つけたいなと思って。だから一緒になんかみんなで見つけられたら、お客さんと。そういうことできたらいいかな、と。
箭: しかも山口くんは、ずーっとワーッてやるのを避けてきて、最接近する瞬間だよね。
山: だって会津でしょ、あそこ。だから、初会津ですよ。
箭: 初会津、おっ。
山: 初会津ライブがここになるわけですからね。どうなることやら。ちょっと楽しみです。
渡: おとんとおかん来るの?
山: いやぁ、どうですかねぇ。
箭: 呼ぼうよ。
山: マジっすか。
渡: キーホルダー作れば。
箭: キーホルダー? いいね。
渡: 山口くんのお父さんとお母さんの写真撮って、中に、間に顔入れられるっていうのは?
山: それすごいですね。
渡: みんなで記念写真とか。
箭: あ、あのー顔抜くやつね。それいいっすか? やって。
山: いやー、僕はもう全然大丈夫ですけど(笑)。
箭: 民報の写真部の人が撮りに行って。
山: 民報とか来たらうちの親父とおふくろは、とりあえずうちの息子は何をしでかしたんだ、みたいな感じですよ。
松: 影響力ありますからね(笑)。
山: いや、喜んで。
松: 俺も、今なんかすげー中途半端なこともっかい言っていいすか。
箭: いいよ、いいよ(笑)。
松: あのホントそのツイッターにも書いたんすけど、キャンプファイヤーってすごいマジックが起きて、で、みんなで囲むじゃないすか。すごい好きな人が斜め前とかにいて、火見てるふりして、その人の顔ずっと見れるんですよ。で、俺、それ小学校の親子キャンプのときにやってて、全然バレなかったんすよ。普段教室では見れない顔をずっと、この火越しに見れて、なんかそんなことがもっかい起きないかなって。なんかそういう感じ、その時感じたものを、もう1回こう、32にもなってなんですけど、なんか、ま、その好きな人どうのこうのじゃなく、その感覚をもう1回味わえるそうだなって。
渡: あー素敵ですねー。
箭: でも、火ってね、そうやってみんな素直になる、ものなんだよね、火囲むと。焚き火も。
山: うちのベースの近藤くんは焚き火好きですからね。箭内さんどうなんすか。
箭: 焚き火好き。
山: 焚き火じゃないですよ(笑)。
箭: まず、俺、この活動しはじめて、プログラムがあったかどうかわかんないけど、ほんとにもう自分の変化に驚いてんですよ。福島さんざん嫌いだって言ってたのに、つじつま合わなくなってきてるっていうか、自分の中で。それがすごい面白いすね。自分がこれからどうなっていくのか。福島に変えられてるわけじゃない、今。
山: でもやっぱ箭内さん、ま、僕もそうすけど、心の中に、福島好きグルーヴがあったらこういうことになってんでしょうね。
箭: ま、そうだろうね。好きと嫌いは一緒だからね。無視できなかったわけだから。
山: 無視できないすよね。
松: 俊美さんって、福島どうなんだ、みたいな感じってあったんすか? 東京出てくる前。
箭: 俊美さんと松田くんはスクスク型でしょ、わりと。すこやかでしょ。
渡: んー、そこまで…。ほんと個人的な問題なだけで、周りがすぐ戻っちゃう人がいて、それがいやだなー。同じになりたくないなーってのはあったね。
箭: じゃ、リハで次、お会いしましょう。
一同:笑 あざーっす。
箭: いやー、おもしろかった。これ、前夜祭だよな、もう、これ。前前夜祭(笑)。
猪苗代湖ズ
松: 松田晋二(THE BACK HORN)
箭: 箭内道彦(風とロック)
山: 山口 隆(サンボマスター)
渡: 渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET) 五十音順
No.003 松田晋二(THE BACK HORN)・山口隆(サンボマスター)・渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)・箭内道彦(風とロック) 「猪苗代湖ズ」
松田晋二 Shinji Matsuda THE BACK HORN ドラム
1978年生まれ。東白川郡塙町出身。白河高校卒。
www.thebackhorn.com山口 隆 Takashi Yamaguchi サンボマスター 唄とギター
1976年生まれ。会津若松市出身。会津高校卒。
www.sambomaster.com渡辺俊美 Toshimi watanabe TOKYO No.1 SOUL SET
1966年生まれ。双葉郡川内村出身(富岡町育ち)。双葉高校卒。
www.t1ss.net
No.001 河尻亨一 “NO 広告批評, NO 風とロック.”
No.002 松田晋二・菅波栄純(THE BACK HORN) 『福島ロックンロール会議』
No.003 松田晋二(THE BACK HORN)・山口隆(サンボマスター)・渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)・箭内道彦(風とロック) 「猪苗代湖ズ」
No.004 増子直純(怒髪天)・松田晋二(THE BACK HORN)・箭内道彦(風とロック) 「風とロック芋煮会参加の手引き」
No.005 「月刊 風とロック」3月号 怒髪天
No.006 「月刊 風とロック」3月号 サンボマスター
No.007 西田敏行・是枝裕和・渡辺俊美・箭内道彦