006 サンボマスター

No.006 「月刊 風とロック」3月号 サンボマスター

「月刊 風とロック」3月号 サンボマスター インタビュー

006_00.jpg山:どのぐらいみんな待ってくれてるんだろう。
木:そうですね、どのぐらい待機しているのか、ちょっと分かんないですけど。
近:今370名ぐらい。
木:既に。
山:おおー、既に待ってますね。
木:じゃあ、まあこれぐらいで。
山:ここにいると人数分からない。机があるといいんだけどね。
ス:最後に声いただいてもいいですか。
山:はいはいはい、よろしくお願いします。
近:よろしくお願いします。
木:よろしくお願いします。
ス:はい、ありがとうございます。じゃあ準備OKです。
武:まあゆっくりやりましょう。ゆるゆる。
山:はい、大丈夫です。
木:はい、大丈夫です。
武:はい、じゃあ行きますよ。
山:はい。
武:はい、お願いします。
ス:はいじゃあ5秒前から行きますか。5、4、3、2。

(Ustream中継開始)
山:さあ、皆さん。
木:こんばんはっ。
山:こんばんは。
近:こんばんは。
山:いやいやいやいや、始まりました。
木:始まりました。われわれの特番。
山:トップ走者。
木:トップ走者。
近:そうです。
木:始まりますよ。
近:毎回、毎回こう、時代のね。
山:時代の。
近:先頭を行く人をゲストに。
山:あくまでも、走者。
木:はい、そうです。
山:走者、走り者。トップ走り者ですから、ええ、これは今回は、なんと。
木:はい。
近:まさか。
山:まさかの。
木:うん。
山:第1回ゲストとして。
木:第1回ゲスト。
山:われわれゆかりの。
木:はい。
山:やっぱりこの番組がね。
木:うん。
山:トップを。
木:うん。
近:走り抜けて行く。
山:走り抜けるように。お呼びしましょうか。
木:お呼びしましょう、さっそく。
山:この方です、箭内さーん。
木:箭内さーん。あれ?
山:声が小せぇかな。すいません、皆さん。ヤナイっ、このやろうっ。
木:箭内さーん。
山:箭内さーん。
箭:はいはいはいはい。
近:出て来ました(笑)。
山:来ました。
箭:はい、どうも。
山:いやいやいやいや(拍手)。
木:いらっしゃいませ。
山:トップ走者の。
箭:いやいや、これ、番組名、誰考えたの?
山:僕らまったく、いや…。
木:オリジナルです。
山:走者を、やっぱり、この…。
箭:先頭ランナーじゃダメなの?
山:先頭っつうか、何かやっぱ、トップ…走り人?
木:そうですね、うん。
山:うん、うん。
箭:ちょっと待った、俺が考えたと思われてる節もあるぞ、これ。NHKに対してまずいよ。
木:(笑)
山:いやいや、僕らまったくそういうの関係ありませんから。僕たちはほんとに、純粋な気持ちでトップを走る走者を(笑)。
木:走者を(笑)。
山:まず箭内さん。
木:今日よろしくお願いします。
箭:よろしくお願いします。
山:今日はほんとに。
箭:今日はほんとに花粉がめちゃめちゃ飛んでる。
木:飛んでますよね。
箭:何ですか、これ。目開いてらんない、これ。
山:だから今日は、この前に。
木:はい。
箭:これさ、MC3人でゲスト1人っていうこと? 結局。この構造。
山:そうですよ。今回は、
箭:「おしゃれカンケイ」みたい。すげぇ。
山:どこがおしゃれなんだ、ほんとに(笑)。
箭:いや、そういう番組のね(笑)。
木:番組のね。
山:だからあのーあれですから、今日もここに来るまでにね、もう箭内さんと一仕事、もう終えていますから。
箭:ひと遊びでしょ(笑)。
木:そうだね、さっきね。あれ楽しかったっすね。
山:それも後ほどまた言うということで。今日はもうちゃんと。
木:段取りが組んでありますから。
山:段取ってますから。
木:段取りがあります、今日は。
箭:いやあちょっと皆さんね、俺、驚いたんです。こういうのってだいたいね、レコード会社とか事務所が段取りして、で、なんかどこかプロダクションに丸投げして、そこが書いた台本を棒読みするというパターンでしょ? 普通。
山:はいはいはいはい。
箭:こういうの自分らで作ってるんですよ、この人たち。
山:うまいですよ。
木:さっき山ちゃんと2人で新幹線で。
山:新幹線で。
箭:すごいわ、うん。
木:名古屋から帰って来る時に2人でずっと。
箭:手づくりの番組だな、これ。
山:もう木内、今は、今はモンハンやめろ!って。
木:そうそう(笑)。
山:今は、今は木内、火山に行くなって言って。
木:ちょっとだけ待ってくんねぇ? とか言って。
山:2人で。
木:やってきました。
箭:すごいね。
山:そういうわけで、今回。
箭:進行してんな、進行してんなぁ(笑)。
木:箭内さんをゲストに迎えて「トップ走者」。
山:箭内さんとのトップ走者トークを。
木:はい。
山:まずですね、そもそもなんで僕らに興味を持ってくれたのかという。
木:そう。箭内さんと言ったら、僕らのジャケットだったり、ずうっとデビューしてからやってくれている。
箭:はい。今日、俺が興味あるとでも思ってんの? サンボマスターに。
山:興味あるとでも思ってんの? って、あんた、あんだけ俺らのこと使い回しといて(笑)。
木:これで興味なかったらほんとにびっくりする(笑)。
山:これで興味なかったら人でなしもいいとこですよ、ほんとに(笑)。
箭:正解ですね。興味ありますね(笑)。
山:ね、だから最初の出会いというのは…。
箭:ほんとの俺にとってのほんとの最初の出会いは、俺はもうスペシャとかMTVとかM-ONとかばっかり見てた時期があって。
山:はい。
箭:PVの監督で、何かCM一緒にやれるやついねぇかなとかいろいろ見てた頃があるんだよね。今は自分で全部監督してるけど。その時にあのー、「そのぬくもりに用がある」のPVを見たんだよね。
山:おおー。
箭:あのう、あれ? PVじゃないか、スペシャエディションのやつかな。
山:どんなんですか?
箭:あのー、スタジオで歌ってるやつ。
山:あーっ、はいはいはいはい。
木:正月バージョンとかのやつですか。
箭:うん。で、あれを見て、なんだこいつらと。あのー、めちくちゃなのにかっこいいというか、かっこ悪いのにかっこいいというか。
山:はいはい。
箭:その割に音楽性がものすごい高いって感じて、なんだこいつ、と。朝見たんですよ。
木:へぇー。
箭:で、なんだこいつらと思ったら、その日に電話が掛かってきたんです、サンボマスターの仕事を。
木:林さん?
箭:林さんから来たのか、平間さんから来たのか分かんないけど、林さんかな。だからもう「やるやるやる」って。
山:俺らはね、林真也が。
箭:2004年?
木:2003年か、4年。
近:4年、4年。
箭:あ、そう。だから「風とロック」作った年だ、まだそれ。2003年だもの。
近:創刊号出てますよね?
箭:創刊号出てない、その前。「風とロック」って、会社。
山:あー、はいはいはい。
箭:博報堂辞めて、「風とロック」というのを2003年の5月に作ったから。
木:あ、そうなんですか。
箭:うん。で、「月刊 風とロック」を作る前だよね。
山:あの時に、林さんがさ、あのー、今その、いい、すごいね、有名なご高名な方に君らを頼んでるんだけど、やってくれるかどうかは分かんないよっていうね。
木:やってくれたらラッキーという、そう。多分無理だと思うけど、ちょっと訊いてみるって。
山:そしたら。
木:やって来たのは、箭内さんと平間さん。
箭:で、巣鴨で撮影してね。
山:巣鴨で撮影して。
箭:駅の改札とかあの辺。
山:もう駅の改札で、初めて会ったんだよね。偉い人って聞いてたのに、なんか箭内さんとしゃべったら、「初めまして、山口です」って言ったら、「今度ほれ、今度、あの、ノーミュージックノーライフのあれ、出たらいいんだよぅって」。
箭:そんななまってないって(笑)。なまってなかったぞぉ、その時は。
山:「出たらいいんだよ〜」って。すーげぇ、あ、これはしゃべりやすいなぁと思って。で、ちょっとじゃあ写真取りつつ行きますか、みたいな感じで、駅の改札でちょっと歩きながら、平間さんがパチパチって撮ったじゃないですか。
箭:うん。
山:お、こういう所も撮るんだなぁと思ったら、駅の改札出たら平間さんが「はい、終わりです」って(笑)。
近:びっくりしたよね。
箭:そば食いに行ってな、みんなで。
山:そうだ、みんなで食いに行って。
木:そうそう。そろそろ撮りましょうかっつったら、いや、もう撮れてるって言われたんだ、平間さんに。
山:これは楽な仕事だなぁと思って。
木:びっくりして、え?っと思って。
箭:お互いに楽な仕事ね。平間さんはでも楽してないよ。ほんっとすごい集中力で撮ってるから。楽してるのはサンボと箭内(笑)。そんなことないよ。楽してないよね、誰も(笑)。
近:してないしてない。
山:いやーでも今日、箭内さんとの話はいっぱいありますから。
箭:いっぱいだよね。その後いろいろあったものな、俺らな。ほんとに。
木:そうすっね。
山:じゃあそのあれをフリップでまず行ってみましょうか。
木:まずは今日のお題をじゃあ行ってみましょうか。

(木内さん“NHK”と書いてあるようにも見えなくもないフリップを慌ててめくる)
山:やめなさいっ、やめなさいって。ばかやろう。お前はほんとに、SBMだろ?
近:ちょっとちょっと、なになに?
山:やめろって、やーめーなさい! やめなさいって。あわあわあわ。はい、SBM。サンボマスターの。
木:お送りします。
山:はい、トップ走者。よろしくお願いします。
木:始まります。
(拍手)
箭:はい、よろしくお願いします。
木:まずはどうしましょうか、最初。
山:最初、まずは、これ行ってみましょうかね。
木:これ行きましょう。
山:はい、皆さん、ドーン。
箭:はい。
山:箭内道彦が選ぶサンボマスターの楽曲究極ベストテーン!
箭:これはなかなか選べないけどね。
山:今回「究極ベスト」をリリースすることになりまして、箭内道彦さんとの付き合いがね、われわれ深うございますから。
木:デビューからずうっとね。
山:デビューからずうっとのわれわれの中の10曲を、まずもうバッと選んでいただいてという感じですね、そういうような話をしてみようということで。
箭:してみましょう、はい。
山:まずは「箭内道彦が選ぶサンボマスター第10位」は。
箭:第10位? 10位から発表してくの?(笑)
山:もちろんですよ。
木:何でもいいですよ、やりやすいようで。
山:はい。順位付けなくてもいいです。
近:4位からでもいいですよ、別に。
山:4位だけでもいいって。
箭:(笑)
木:そう、なんでもいいですよ。
箭:ちょっと待ってじゃあ。
木:リストとか何かあった方がいいかな。
箭:ちょっとリスト見ましょうか。
木:これはとりあえずベスト盤のやつで、こっちはライブ。
箭:第10位「光のロック」。
木:あ、「光のロック」。
近:これはねー。
箭:「光のロック」を10位に持ってくるって、じゃあ、あと9曲、それ以上のものがそろってる。
山:何をおっしゃいます、だから。老眼入ってる?
箭:うん(笑)。
山:「光のロック」は箭内さんが監督やってくれました。PV監督。
木:PVね。
箭:うん。あれいいPVだよね。
木:あれ最高でしたね。
山:あれもう安めぐみさんが。
箭:そうそうそう。
山:今回も、ベスト盤でもそうなんですけど、本来だったら著作権とか何とかっていう、大変で、「使わないで」と言ったらですよ、このPVだって使えない、使えなかったはずなんですけど、でも今回入ってるんですよ。それをやっぱり安めぐみさんは「どうぞお使いください」って。
木:使ってくださいって。
山:おきれいなのは、お姿だけじゃございませんねぇという。あの時、箭内さんが監督やってくれね。
木:そう、俺、博多でその「光のロック」のPVを、俺はこう撮りたいんだと、タクシーで箭内さんと2人で話したんです。照明機材をいっぱい並べて、すげぇ、ピカピカピカピカっていうやつを撮りたいんだよねって言って、それをそのまま実現したんですよね、箭内さん。
箭:そうです。
山:あの時に福岡でちょっと話しあったと思うんだけど、平間さんとコンビで行ったじゃないですか。平間さんすごいから、写真どこで撮るとかってむちゃくちゃ言うじゃないですか。船が停まっててね、「山口くん、船だ」って言うんですよ。船って、不法侵入なんですよ、あそこ入ったら。
木:入っちゃいけない。
山:「入っちゃいけない」「船だ船だ」「いや、ダメですダメです」「いいから、船っ、船っ」て。そしたら、船がボーッて出港したんだよね。危うく俺は密航者になるところだったんですよ!(笑)
(一同笑)
木:大変でしたよね。
箭:そうね、そうだった、あれね。で、長浜の屋台街行って、ラーメン食って、俺あそこでもう今まで大好きだった近ちゃんを、超好きになったんだよ。
山:なんでですか。
木:何かありましたっけ。
箭:ちょっと分かり合えたんだよな。
近:俺がね、ああいう屋台とかでワイワイやってんのがすげぇ嫌で。
(一同大笑)
近:めっちゃめちゃふてくされてたんですよ(笑)。
箭:そうそう(笑)。「こういうノリ大嫌いなんだよね、俺」って言ってて。
近:そういうことを言ってたら、箭内さんと妙に。
箭:そうそうそう。
山:俺あの時覚えてんのは、なんか木内が落ち込んでるように見えたんですよ。やっぱり無茶やってるからかなぁと思って、無茶やりすぎて疲れてるのかなぁと思ったら、木内が話しかけてきて、「山ちゃん」って。「なに」「なんかちょっと言いたいことがある」みたいなこと言うから、「もうお前なんでも言え」と。「どうしたんだよ」「山ちゃん、あっちの屋台の男女がこれからセックスする話してた」。
木:(笑)そんなん言った? 俺。
山:ずうっと、もう今日の撮影よりもそのことばっか考えてっから(笑)。
箭:ほんとに言ってたの?
山:ほんと言ってた。ラブホ行くとかなんとかっつってさ。
木:俺、全然覚えてないけど、マジで(笑)。
山:3人でラブホ行くんだとか言ってるんだよって。
近:うっそ(笑)。
箭:いや、でもあの辺はほんとすごくってさ。俺、あそこら辺で泊まる大きい素敵なホテルがあって、そこでさ、ロビーとかにたまたま居るとさ、いろんな…、あっ、こんな話してていいの?
木:大丈夫です、大丈夫です。
箭:みんな女の人連れて来るんだよね。
山:まじっすか。
箭:俺、夜コンビニに、あのう、何か、爪切りとか買いに行こうかなと思って。
木:爪切り(笑)。
山:なんで爪切り買い行ってんすか(笑)。
箭:あのさ、その女の人たちが帰って行くわけ。
木:はぁはぁ。
箭:なんかそういうさ、ガール何とかなんだよね。
木:いやあ、怖いっすよ。
箭:怖いの?
山:俺、だって、ほんとに、フェスとか行った時に、俺の前の部屋からもう、エレキギターみたいなあえぎ声が聞こえてくるんだよ。
木:(笑)ぎゃんぎゃん言っちゃって。
近:向かいの部屋から(笑)。
山:向かいの部屋から(笑)。それで、もううるせぇなぁと思って、後から聞いたらそのフェスに来てるピーっていうバンドのスタッフだった。
近:ピーっは誰かは分かってる(笑)。
箭:ちょっと待ってちょっと待って。このペースで10曲やってたら、これ、何時? 明日の朝になっちゃうよ。
山:じゃあこれ第3位にしましょう、今の。
木:第3位。
箭:あれっ。
(一同笑)
山:じゃ、5位。
近:第5位。
木:5位、5位。
箭:ちょっと、なんで君らが決めるの? それ。
木:じゃあ第10位。
箭:第20位、今のが。
木:(笑)
山:箭内さんが朝までかかるっつったんじゃん。
箭:ちょっと待って、じゃあ今の第5位で。
山:老眼になっちゃって、老眼になっちゃって。
箭:いや、ほんっとに見えないの(笑)。
山:親孝行ってしてますか、最近。
箭:してますよ。
木:何で急にそんな話になっちゃって。
箭:うちはね、正月にうちの会社、社員旅行に行きました。
山:あー。
木:そうだ、言ってました。
箭:ハワイに社員旅行なんて羽振りいいなぁって言うんだけど、そうじゃなくて、それは強制親孝行社員旅行っていうので、親連れて来いっていう命令なのよ、全社員に。みんなが親連れて、あのー、みんなでハワイに2泊して、あれ良かった。やるもんだよ。
山:いや、俺も「親孝行しろ」みたいなことを言われたんだけど。友だちの結婚式に、ま、親同士も、みたいなので、親も出てっていうのがあるじゃないですか。親孝行だと思って「山口くん、1曲歌ってくれ」みたいなことを言ってて「やろうか」ってやったんですね。これで親孝行になるかなぁと思って。福島で。で、行ったんだけど、結局、若者たちとかもいるじゃないですか。酒も入ってワーッてなるじゃないですか。しょうがねぇからと思って「世界をかえさせておくれよ」を弾き語りで、「♪世界をかえさせてくれよ!」ってやったら、めちゃめちゃ引かれたんですよ、大人の人たちに。すげぇ親が苦虫かみつぶした顔で俺を見たんだよ。
木:(笑)
箭:いいんだよ、でもそれが親孝行なんだよ。
山:それも親孝行ですか。
箭:苦虫、あのー、かましてあげたっていうことが、この年にもなって。
山:俺もうほんと、モンハンで売ったもんな、苦虫を。売ったわ、いっぱい。ダメだこれと思って。
木:1Zぐらい(笑)。
箭:でも苦虫って聞くとさ、ついエヘン虫想像しちゃうな、絵的には。
木:あ、絵的にね。
箭:何だろうね。苦虫ってもうちょっと違う虫…。
山:エヘン虫っていうのは40過ぎてっからですよ。エヘン虫って今、若い子言う?
木:イガイガしたやつ?
箭:ヴィックスドロップのやつ。
近:あれ、イガイガしそうですよね。
山:あれまたよく描いたな、あれ。あと、黄桜のカッパって、エッチなぁ、あれな。
箭:あれエッチだよ(笑)。
木:あれエロい(笑)。
山:あれうまいこと描いてますねぇ。
箭:あれエッチだよ。
(カンペが出る)
山:9位行っちゃった。
箭:結局9位ね。
山:あ、4位でもいいよ。
木:何位でもいいですよ。
箭:えー、じゃ「月に咲く花のようになるの」。
山:これは、ほんとに、後からまた話しますけど、PVがね。
箭:そうそうそうそう、そうだ。
山:ほんとにこれは楽しかったですよ。これ、でも後からまた。
箭:これは後からやるのか。
木:後で、はい。
山:次、じゃ3位にする? 5、4と来て。
木:箭内さんのやりたいように。
箭:いやいや、3位でいいですよ。
山:じゃ、3位。
箭:3位はもうやっぱり今、「希望の道」。
木:あぁ。
山:ありがとうございます。
箭:まず俺、道彦っていうから、「道」って入ってるだけでもまずうれしい。
木:ああ、なるほど(笑)。
箭:俺の歌と思っちゃうよ、「道」入ってるだけで。でも名曲じゃないっすか、ほんと名曲。
木:ありがとうございます。
山:ありがとうございます。
箭:山口くんを何度遊びに誘っても、飲みに誘っても、今「希望の道」作ってるからちょっと出掛けられないんですっていう感じで。
山:俺、だってね、年末、初めてな、もう忙し過ぎる中で、これ作んなきゃって、やってたじゃないすか。仕上げなきゃいけないから。俺の喉が、これじゃ歌えねぇって話になって、俺の喉のために3日間休み取ったんだよね。
木:3日間休む、喉を休めるという仕事があったんです。
箭:へぇー。
山:だから俺は外出ちゃいけなかったんですよ。
箭:そう。
山:それクリスマスとかはさんでて、あれもう…。
箭:そうか。酒も飲めない、ま、そんな飲まないけど。
山:酒飲まないですけど、ローストチキンみたいなの、そのぐらいはいいかと思って買ったらさ。
木:ああ、刺激があるかもしれないからね、それね。
山:ローストキチンがまたちょっとあれだ、赤いんですよ。これ食ってお腹痛くなってもと思うと、もうつらいクリスマスだったわ、俺。
木:まぁね、一応、ケアしなきゃね。
近:まぁ「希望の道」って言ってるのにこの話は(笑)。
箭:いや、「希望の道」いい曲だよ、ほんとに。
木:ありがとうございます。
箭:また今ね、卒業シーズンで、すごい似合いますよ、これから桜も咲いてきて。
山:だから今回もまた箭内さんが。
木:そう。あれいいジャケットですね。
箭:ありがとうございます。ジャケット、なんか並べてみたら相当作ったな、俺、サンボのジャケット。
木:だって全部、全部箭内さんですよ。
山:相当作った。全部箭内さんでしょ。
箭:いや、ほんとありがとうございます。
山:全部箭内さんっつうか、全部、久田さんっつうか(笑)。
箭:俺もやってる(笑)。
木:「も」って(笑)。
箭:俺がやってる(笑)。
山:だからあのー、風とロックは優秀なスタッフがいるんですね。中でも久田さんつって。
箭:最近ちょっと色気づいてね。
木:(笑)
山:呼べなくなってるじゃない。
箭:大丈夫、これ50人ぐらいしか見てないでしょ?
山:いやいやいやいやいやいや。
木:結構見てますよ。
箭:見てんの?
山:俺らのユースト結構見てくれるんだよな。
箭:でもUstreamってすごい俺大好き。ほんとに。
木:おもしろいですよね。
箭:これ大発明だよ、Ustream。
木:みんな勝手にテレビにできるんですもんね。
箭:うん。しかもそれ、生中継をテレビで見てる時の感覚よりずっとこうさ、ビンビン来るでしょ?
山:そうですよ、これ。
箭:で、いろいろみんな書いてくれるしさ。俺、見ながらやりたい、書いてるの。何書いてくれてるの? 「この年でも親に苦虫をかませてやれるのも親孝行」、箭内語録です。なんて書いてくれてる。
木:すげぇ、500人見てるじゃない。
箭:そこ見んの忘れた。第2位。
山:はいっ、第2位。
箭:第2位は、えっとね、ラブソングですよね。
3人:あーーーーー。
箭:ラブソング第2位に持ってきます。
山:これはね。
箭:これはね、「ラブソング」単体もいいんだけど、やっぱり「ラブソング」が出てくるまでの「ラブソング」以外の曲っていうのがたくさんあったから「ラブソング」がああいいうふうに存在してるんだと俺思うんだよね。いろんな意味で、音楽的にもそうだし。
山:すげぇ、いいこと言うなあ。
箭:だから全部、全部をひっくるめてあの曲を聴いてほしいというか。僕はソニーミュージックには、あのー、認可取ってないけど、ほんとあの曲が大好きですごいなぁと思ったので、勝手にPVをね、長澤まさみちゃんと作って。みんなちょっとYouTubeで「ラブソング サンボマスター」で見れます。これはソニーミュージックの許可取ってないからね。
山:最初に「ラブソング」って、こんな曲できたっていうのを箭内さんが聴いてくれて、出る前に。
箭:あのー、ジャケットを作んなきゃなんなかったからね。
山:「これいいわ、山口くん」って言ってくれて「俺、監督やるから」って言ってくれて、「おぉやった―」と思って、林真也に「林さん、箭内さんが監督やるって言ってましたよ」って言ったんだけど。
箭:「タダでやる」ってね。
山:そう、「タダでやる」と言ってたって言ったら、林さんがまた苦虫かみつぶしたみたいな顔で、「参ったなー」って。
(一同笑)
山:「山口、参ったなぁ。もうね、俺、もう発注しちゃったんだ、これ」って(笑)。
木:「ほんと申し訳ない」って。
山:で、箭内さんもう、なんか、俺、絶対迷惑かけない、みたいな。なんかもうしおらしい愛人みたいなね(笑)。
箭:そうそう。で、勝手に作って。だからもう自腹で。3本も作っちゃったよ、あの時。
近:すごいですよね。
木:すごいっすよね。
山:でもよく僕のツイートとかそういう所にも、箭内さんが作ったあれはほんとに素晴らしいですっていうのも、よく聞きますよ。
箭:あっ、ほんと?
山:はいっ、それで第1位は。
木:第1位。
箭:はい、第1位ですね。えー、ちょっとほんとに、もうほんっとに悩む。これ、サンボマスターの曲はこの「究極ベスト」って、よくタイトル付けたなぁって思うぐらい、まず順番付けられないんですよ。これ今、順番付けてること自体、すっごい間違ってたなと。
山:間違ってた?
木:今、今までの全部否定した(笑)。
箭:順番ねぇんだもん。
山:順番がない。
木:なるほど。
箭:だからいわゆる捨て曲みたいなこと、概念がまったくないんだよ。全部が「究極」だから、あのー、これ難しいんだなぁ、これ。あのー、誰かを一番にしたら、それ以外の曲に申し訳ない。
3人:おー。
箭:だから、だからって言うかね、俺は敢えて言うと、ここに入っていません、その曲は。
山:おー、どういうことですか。
箭:いや、この後、生まれるね、次の曲が僕は1位。いつも。
山:ネクストワンだ。
箭:ネクストワン。
近:さすが。
箭:最新曲が代表曲であり続ける、サンボマスターというね。
山:ありがとうございます。
木:ありがとうございます。
箭:でも実際そうやって、こうやって積み重なってきた記録じゃないですか、これ自体。ドキュメンタリーっていうかね。
山:はいはいはい、ありがとうございます。
箭:うん、だからすごい、次にどんな歌を作ってくれるかと、ほんといつも楽しみですよ、サンボマスターは。
山:これはありがたいですね。
木:すげぇ、うれしい。
箭:でも1位の曲が入ってないベストアルバムって大丈夫? これ。
山:大丈夫ですよ。
木:大丈夫ですよ。
箭:でも現時点ではこれぎっしり詰まってますから。
山:だから今回も箭内さんの風とロックがうまくやってくれてね。この帯も素敵なんですよ、これ。
箭:あ、こんな帯になってたの。
木:(笑)
山:そうですよ。久田さんが一生懸命。
箭:あれ? これ昔のアルバムのジャケットだよね。
木:そうですよ。
箭:あれ? これそっくりのアルバムなかったっけ、これ。
山:ファーストのやつ。
箭:あぁー。
木:あぁって? 今?(笑)
箭:知ってるよ、知ってるよ。当たり前じゃないですか(笑)。
山:知らないでしょう? ワルいよなぁ(笑)。
箭:今、わざと(笑)。
木:ほんとドキドキしたわ、俺。
山:ほんとに久田さんが頑張って、だからあれだったものね。あのー、風とロックフェスの時にさ、芋煮会の時にさ、「今日はわたし飲みます」って言ってたもんね。ほんとにえらいことですよ(笑)。さぁさぁ、そんなことでございますけれども、そんなことになっていますけども。
箭:これいいわ、これいいわ、これね。
木:じゃあ次行きましょうか。
山:これはまだまだこのコーナーが続くのでございます。ベスト盤の話はまた後でゆっくりさせていただきますけれども。我々、箭内さんとは、こういうことも今もあったように長い付き合いですね。
木:いろいろね、付き合い長くなりましたね。
箭:長いね、ほんとに長い。
木:デビューして以来ですよね。
箭:ほんとにいろいろ貸し借りの連続だよね、だから。
山:そうですよ、仲良くさせていただいているんですけれども、そんな中で次のコーナーといたしましてですね。
木:行ってみましょう。
山:「トップ走者で語る、箭内道彦、サンボマスターとの究極事件簿」。
箭:何だこれ(笑)。
木:「究極事件簿」。
箭:いろいろ考えるね、君らも(笑)。
山:これはわれわれが長い付き合いの中で。
木:そう、箭内さんといろいろあった思い出エビ―ソドを今日2人で新幹線でいろいろ思い出して。
山:これは「究極ベスト」発売にちなんで、この「究極ベスト」を。
箭:究極事件簿。
山:これが、ほんとにいろんなことございました。
木:まずじゃあ行ってみましょうか。
山:まず1コずつ行ってみましょうか。「究極事件簿」その1。
木:その1、ババン。
山:「全米が泣いた、風とロック芋煮会in福島 箭ROCK沼事件」。
箭:(笑)
近:はい。
木:その1。
箭:はいはいはいはい。この事件は?
山:これは全米が泣きました。
木:全米が泣いた。
箭:全米泣きました。
山:ほんっとにまぁびっくりする。これね、去年の10月に行われた「風とロックフェス」、これも福島ではほんとに大きなフェスティバルだったんですよ。
木:おもしろかったよね。
山:ほんとに福島民報挙げての。
近:そもそもの、でもスタートは何だったんですか? 福島に2人で行ったじゃないですか。
箭:あ、だからそもそもは、そもそもは、ままどおるズですよ。
山:僕と箭内さんで。
箭:山口くんと俺で、クラブチッタの楽屋かなんかで、岡林信康さんとやった日のライブで、何か福島へのわだかまりをぶつけ合ってたんだな、2人で。ほんとダメだって。
近:なまって言ってたな。
木:言ってた言ってた。
箭:ほんとにもう、なんでもかんでもお客さん来たら、「泊まってがせ、泊まってがせ」っつって。
山:「いいのもう、泊まってがせ〜、夜遅いんだから」。
箭:「夜遅いんだから。今帰っても、明日帰っても一緒だから。お風呂入って、お客さん用の羽根布団買ったんだ」。
山:「ばーちゃんまでいいだ。帰った方がいいの、ばーちゃんいいってば」。
箭:「お小遣いはタガシ君にあげんの、お母さんにあげるんじゃない、タガシ君にあげんだからそれは」。
山:「若げぇ人はいいの。若げぇ人はいいの! 若げぇ人は、「ねるとん紅鯨団」なんつうのもやってんの、今は。まだばあちゃんが言うがら〜、もうこれよ、もうこれだよ。ばあちゃんのせいでこれなっでる。ばあちゃんが、ばあちゃん長生きしでほしいと思っでるけど」。
箭:「いや、だけど、いいがら、たくわん食っでみせ、そんなこと言っでなくて」。
山:「若げぇのは食わね」。
箭:「いいばい、おいしかったら持ってげばいいんだ、持ってげばいいんだ、あれ、樽ごと」。
近:もうわかりました、わかりました(笑)。
木:これをもうずうっと楽屋でやってるわけ。
近:2時間も3時間もやってんじゃないの。
木:バックホーンの松田くんとかも入ったり、村井くんとかも入って。
山:村井くんは山形なのに、村井くんが入ると、村井くんが入ると、家族の話のはずなのに(笑)。
木:先輩後輩の話になる。
山:ヤンキのー先輩になるんだよね(笑)、「センパ〜イ、かわいい女の子紹介してくらっせ〜」なんて(笑)。家族の話なのに。
木:ずうっとそう。
山:まったく関係なくなっちゃうんだから。
箭:まぁそれで、それがきっかけで、山口くんが、箭内さんも自分で何か、ね、フェスとかやってるだけじゃなくて、ちょっとやんなきゃダメじゃないかと焚き付けてくれて、何かそういう思いがあるんだったら自分でまず歌ってみなよってなって、で、「福島には帰らない」という歌を作って、それを歌ってたら、たまたま「情熱大陸」に俺出た時に、そのシーンがちょっと映って、それを見た福島民報の沢井さんというね、つい最近、福島民報最年少部長に昇進されました。
山:いやいや、なんだそれ。
箭:さんざん俺らを踏み台にして、いいように使って。
山:すごいねぇ、もうさ、沢井さんそんな偉くなってんだぜ。
木:すげぇ、そうなんだ。
箭:ほんとに、ねぇ。
山:もうだって、ほんと「風とロック」のためにさ、近ちゃんが、近ちゃんだよ、出る人ですよ、近ちゃんはどうしたと。近ちゃんは今回?
近:俺はだから箭ROCK沼という会場に、3回行きました。
山:3回視察しに行ってんだよ?!
木:ロケハンしまくってる。
山:近ちゃんが。
木:舞台の設置もしてたでしょう。
近:舞台の高さとか決めて。
木:これじゃダメだとやり直させた。
近:入り口のゲートの位置とか決めて。
山:そう、あと、これじゃあ機材車が入りにくいからって、機材車の導線考えたんだ、近ちゃん。
木:すごいよね。
箭:いやあれはほんとに近ちゃんがね。
山:あれは事件簿ですよね。
箭:NO 近ちゃん、NO 箭ROCK沼だね。
木:近ちゃんの、箭ROCK沼だね。
山:だからそれがまたその沢井さんが。
箭:それで、でもそれがきっかけでテレビ見て、うちの会社に飛び込みで来て、何か福島に文句あるんだったら福島県民に言ってあげてほしい。それで福島県民が元気になるはずだっていうのを言って。
山:「なんねぇ、なんねぇ、なんねぇよ」。
近:また始まった(笑)。
木:ちょっと待っとけって(笑)。
山:「なんねぇの。ばーちゃんなんねぇの」。
木:だからわかったっつってんの!(笑)
箭:さすがに俺も今、乗っかる気なかった(苦笑)。
(一同笑)
近:何かあれですよね、新聞とかに。
箭:そう新聞やったんですよ。全面広告が12面。12面? 11面か。連続で。
山:やりましたね。
箭:山口くんと俺で県内各地に行っていろいろ写真撮って、俺らの福島への思いを短い詩にしてね。
山:それがまた…。
近:すげぇ、なんか徹夜で行きましたよね。J-WAVEのレギュラー終わって、そのまんま行きましたよ。
木:そうだったけか、そうだ、そうだ。
山:またその成田さんという人が「よろしくお願いします」とか言って、明らかに酒臭いんですよ。「どうぞよろしくお願いします」って、なんですかちょっと斜めってるんだな。
木:景気づけに飲んできちゃったんだね。
山:一杯飲んじゃって。あの時また沢井さんがいたから。沢井さんなんかもうちょっと、これからぎらぎらするぞみたいな感じなんです。
木:ぎらぎらする。
箭:だから福島に帰るのよ、結局沢井さんは。今、東京支社なんだけど、部長になって郡山に行くんだけど、東京の愛人どうするんだ(小声)。
(一同笑)
山:そんなもうやめなさいって(笑)。何人見てんだか分かんないよ。
近:本人も見てますよ、絶対。
箭:本人も見てんの?!
近:絶対本人も見てますよ。
山:だからもう昇給のお金渡しちゃってんじゃないの? 愛人に。
(一同笑)
木:やめろって。乗っかるんじゃねぇよ(笑)。
箭:もっと詳しいことをバラしちゃって。バラしちゃって、じゃないか(笑)。
山:いません、いません(笑)。
箭:でも箭ROCK沼、この3人がいろんなことをやってくれた中で、山口くんが作ってくれた芋煮会音頭は素晴らしかったし。
山:あれがもう…、箭内さん、この話を何かきれいな話で終わらせようと思ったら大間違いですよ。ほんっとにね、ここで今言いますけど、最初の“全米が泣いた”っていうのはほんとなんだから、なんっにもしねぇんだから、決めねぇんだから!
木:(笑)知ってるよ、俺、見てたもん、だって。
山:俺だってさ、行ってさ、全然何も決めてねぇんだよ。
箭:いやいやいや。
山:で、バンドのやつに行った時だって、「何か決めたんですか? 箭内さん」っつったら、「俺、何も決めてねぇ」って。
近:1ヶ月切ってましたね、あのとき。
箭:決めなきゃと思った日にちょうど山口くんが目の前に現れてくれて。
近:1ヶ月どころじゃない。2週間前ぐらいですね。
山:俺もまた忙しかってさ。
木:9月でね、忙しかったね。
山:段取りとか決めて、それでその、こうこうこうで、で、こうこう決めますけど、これはまだ発表しない方がまだいいから、あの、箭内さん、ここは黙っておいた方が結局みんなのためになるというか、自分たちから口から発表できるとかいろいろありますから、箭内さん。「あ、俺、それ言っちゃった」とか言ってて、「ちょっと待ってください、箭内さん!」っつって、近ちゃんところ電話して、「近ちゃん今こうこうこういう状態なんだけどどうする?」って、「いやぁ、それはもう解禁を15日まで伸ばして、それで、1回このバンドでやってみるってどう?」と。全っ部決めたんだよ、俺たちが。俺と近ちゃんで全部。沢井さんなんか、もうね、あのね、あれなんだから、箭内さんが言ってんのでね、もうどうしようか分かんねぇ、とにかく成功させなきゃ、箭内さんがやると成功すると信じちゃってるから、あの人は。
箭:(笑)
木:いやでもそういうのばっかで、てんやわんやだったよね。
箭:ほんっとにありがたいと思っている。
山:結構やりましたよ。
箭:だからバックホーンの松田くんなんかはさ、あれなわけよ。フォークダンス仕切ってる時に、みんな俺らいなくなっちゃった。バスの見送りに行っちゃったの、俺ら。
木:そうそうそう。
山:あれはダメだ。
木:松田くんかわいそうだったね。
箭:松田くん1人になってフォークダンスを仕切り終わって、その時は沢井さんもいたんだけど、で、こう歩って来るときに、なんか、「ちょっと俺、箭内さんに対して今思うことがある」みたいなことを、怒髪天の増子さんに言って、やっぱり増子さんは大人だから、「松、このフェスが終わるまで飲み込んどけ」って言ったって。
木:かっこいい。
山:いやぁだって、増子さんに言われたら、俺ら「そのとおり」って言うしかないもんね。やっぱり増子さんは器がデカイから、「お前、自分でやるっつったんだから、最後までやれよ」って言われたら、「はいっ」て思うけど、その「最後までやれよ」の発端がこの人だと思うと、腹立って、くやしくて、くやしくて。
木:(笑)
箭:でも、お陰さまでほんと、来てくれた人たちにはね。
木:いや、あれ最高でしたよ、あの日は。
箭:全米というか、全宇宙が泣いたぐらいの最高のものになりましたよ。
山:ほんとに泣きましたよ。我々も泣きましたよ。
木:いやぁ、あれはでもおもしろかったね。
箭:せっかくさ、これサンボマスターの素敵なUstreamだからさ、「今年もやる!」ってちょっと今日、今、発表しちゃうっていうのはどう?
山:あぁ〜、なるほど〜。
(一同笑)
木:びっくりしてる(笑)。
近:ほんとね、こういうのうまいんですよ。
山:ほんとうまいの。あのね、あのー。
箭:やるよやるよ! 今年も。
近:ほんと、だって去年も、だって、下見に行った時に冗談みたいな口調で、「近ちゃんには何をやってもらおうかなぁ」とか言うんですよ。
山:ずるいんだよね。
近:俺もちょっと冗談で、じゃあ「テキヤで型抜きやろうかな」とかって、冗談で言うじゃないですか。実現するんですから。
木:箭内さんのそこがほんとにすごいところだよね。
山:すごくないんだよ、すごくないんだよ。1回そのバンド、猪苗代湖ズっていうのも、なんか2人で、箭内さんが「こういうのやりたいね、こういうのやりたいね」っつってて、「ああそうですね、いいですね」なんて言ったら、次の時「もしもし、あれさ、山口くんがずうっとやりたいって言ってた、猪苗代湖ズなんだけど」って。
木:入れ替わってる(笑)。
山:「ずうっとやりたい」って、いや、それはメンツはさ、いいメンツですよ。松田くん、箭内さん、俊美先輩。で、ほんとにいいメンツだけど、箭内さん、誰が曲作るんですか? っていう話なの。で、また箭内さんが悪いからさ、俊美先輩はやっぱ、もう居てくれるだけでありがたいと。で、箭内さんは、あのー、俺にはちょっと気を使って言わないんだ(笑)。ズルいから。松田くんにだけ言うんだよ。松田くんにだけちょっと厳しく言うんだよ(笑)。
箭:いやぁあれ、バンドっていうのはね、ほんと大変だなと思いました、あれ。
木:バンドはそうですよね。
近:バンドって大変ですよ。
箭:サンボマスターはほんとに、真面目な話になるけど、すごいなぁと思ったね、うん。俺やっぱりさ、こう、あのー、その3人とはまた別な立ち位置で参加してるからさ、参加した以上はやんなきゃいけないんだけどさ。あの、リハの時さ、山口くんがあっちの方で、どんどんどん俺のギターの音量絞ってくんだよね。
(一同笑)
箭:あれ最後、俺「聞こえませーん」みたいな、「鳴ってませーん」みたいな。
木:(笑)ゲインこうなんだ。
箭:そうそうそう。いや、でもそこですごく何か、すごい重い深いものを感じたね。
山:とにかく、とにかく曲は、なんかもう暗黙の了解で、俺待ちなんだ、とにかく。
木:そうだね。
山:で、行ったら、もう松田くんと俺で、先輩来て、で、お父さん来ないわけ。お父さん来ないけど、マイクを自分でやんなきゃいけないわけ。
木:あぁ。
山:で、俊美先輩にやらせるわけにいかないから俺と松田くんでやるわけ。
木:そりゃそうだな。
山:そしたらVを持って来たんだ、フライングVを。「俺これ買っちゃった〜」なんつって。
木:嬉しくて(笑)。
山:「俺これ買っちゃったんだ〜」って、そのまんま持って来てっから、もう弦もちゃんと鳴ってねーんだよ。
木:なるほど、なるほど、張りっぱなしのやつだ。
山:それでまた弾き方もむちゃくちゃだからすぐチューニング狂うんだ。で、俺が曲作ってさ、また、あの本番ですけど、「風とロック芋煮会」やったじゃないですか。「♪芋煮会〜」、前夜祭でちょっとやって、いい感じだなと。
木:盛り上がったね。
山:で、「今日は頑張るぞ、猪苗代湖ズ」って。「これをやってみんなに聴いてもらって、それで最後、大団円だ」と。まずは僕らの前、怒髪天さんですよ。怒髪天、かっこいいねやっぱり、と。だけど俺ら猪苗代湖ズがあるからちょっと待ってなきゃいけねーな、と。あ、次、最後の曲ですと。「最後の曲だ、何やるのかなー、やっぱり酒燃料の熱いやつかなー」と思ったら、「次は山口の作った、風とロック芋煮会音頭だ!」ダンダンダダンっていきなりやっちゃってんだ。
箭:先にやられちゃったんだよね。
山:もうさ、でも、またいいんだ。いい演奏なの。やっちゃったーって。
箭:25年やってるバンドの演奏だからね。
近:怒髪天の皆さんもすごかったですよ、あのの活躍って。
山:あれは怒髪天すごいね。
箭:いや、あれミュージシャンにあそこまで負荷をかけちゃいけないね。
山:当たり前ですよ、ほんっとにもう。
箭:だからあれで楽しかったとか言われるの、もうウザいなと思って。
山:何言ってんだよ(笑)。
箭:当たり前だもん! だって。
山:全く箭内さんがインタビューでまた結構ね。
木:そうそうそう。
山:キレ者、何つうの? ジャックナイフの受け答えするのよ。
木:ジャックナイフ(笑)。
山:だからみんなはもう、インタビューする人も箭内さんも出る人で、あれだっつう感じ。もうミュージシャンとしてやるから。箭内さんもうなんつうの、舞い上がっちゃってるから、もうなんか、ほんとに思ってることを言っちゃうんだよね。
箭:そんなこと言ってないよ(笑)。
山:ちよっとなんつうの、若手がちょっとイキってる。
木:イキってた? 箭内さんイキってた?(笑)
山:もう40代後半で、もうやっぱり新人の気持ちになってるわけ。ちょっと熱かった、そこは熱かった(笑)。で、何ですか、今年もやるんですか。
箭:もう発表しちゃいますよ、今年やるって。
木:おぉ。
箭:超早出し解禁だ、これは。
山:重大発表。
箭:会場も決まってねぇもん。
山:重大発表、重大発表その1ですね。
木:びっくりした。
山:いつやるんですか。
箭:ちょっと待ってください。
木:ほんとにドギマギしてる(笑)。
箭:芋煮会…、同じこと2回やるのはちょっと自分の中で嫌なんだけど。
山:いつぐらいにやるの?
箭:芋煮会的な。
山:ってことは俺らにオファーするっていうこと?
箭:時期もまぁ9月的な。
山:的なって、でっかい発表ばっかりして(笑)。
近:言えねぇんだったら言わないほうがいいですよ(笑)。
木:ほんとですよ(笑)。
箭:ちょっとこれ見て、これ、俺さ、これ見て。福島ジャージ作ったの。
木:福島ジャージだったんですか。
箭:どう、これ。アリーナとコラボで今作ってんだよ、俺。
木:へぇー。
箭:ま、それはいいんですけど(笑)。9月にやろうよ。でもこれで発表しちゃったよ、俺、大丈夫かな。9月に、うん、フェス…。
山:沢井さんは大丈夫? 知ってんすか?
箭:知って…んじゃない?
山:沢井さんがやってほしいんでしょ?
木:沢井さん見ながらびっくりしてんじゃないすか?
箭:9月にやりますよ、9月にやるよ。
山:何言ってんの、沢井さんなんか、ライブ、会ったら最後みたいな感じだぞ、もう。会ったら、次は…もう会ったらそれしか誘わないんだから。
近:部長じゃ満足できないんだ。
木:満足できない。
箭:もっと上に、もっと上に。
山:絶対社長になる、絶対社長になってる。
木:社長になってる? 野心家だ。
近:部長なんか1年も、そんなところに腰掛けてらんないですね。
山:だから俺らもベスト引っさげて。
箭:引っさげてやりましょう。「風とロックスーパー芋煮会」。
山:じゃあサンボマスターに初オファー。
箭:初オファー(笑)。
山:来ちゃったな、これ。
箭:重大発表今日あるって言ってたけど、それもう。
山:もうそれもう第1弾。
箭:第1弾。筋書きなかったな、これ。
木:なさ過ぎですよ。箭内さんがドキドキマギしてますよね。
近:流れで言いましたね。
箭:やるしかねぇよー。
山:やるか。
箭:うん、でも箭ROCK沼は埋まってんだよ、もう。
木:え、マジっすか。
箭:だから別の所でやんなきゃいけない。
木:場所変わるんだ。
箭:変わる変わる。
山:どこでやるの?
箭:でも、俊美さんの田舎がものすごい誘致活動繰り広げてるわけ、今。
山:まじっすか。でも俊美先輩、やっぱVIPでしょう。
箭:だからそれはそれでまた別でやろうと思ってて。
山:(笑)
近:芋煮会ではないんですね(笑)。
箭:「風とロックファイト」っていうのをやろうと思ってるんだよね。何かリングとか作ってさ。
木:ファイト。
箭:TOSHI-LOWがみんなに技掛けるみたいなやつ。
山:音楽じゃなくなってるじゃないですか(笑)。
箭:まぁそれやりますよ(笑)。

山:じゃあ次の事件簿行ってみましょうか。
木:よし、じゃあ次行きましょう。
山:はい。
箭:すげぇな、これ楽しいな。
木:バンッ。「列島サンボマスター青春狂騒曲」ジャケット事件!
箭:(笑)これは、これは俺のね、自分の作ったジャケットのベスト3を言えって言われたら、1位だな、これ。
木:いや、あれ、すごいっすよ。
箭:すべてのジャケットの中で1位。
山:これはなめてたよなー。皆さんお手持ちの方、ぜひ探していただきたい。ま、ここにはないですけどね(笑)。とにかく、あれは、セカンドのジャケットを撮りに行こうって言って、浄土平に行ったの、福島の。
木:そうそう、福島に行ったよ、みんなでね。
山:福島行って。
木:登山したんですよね。
山:温泉入ろうと言って、
木:そうそうそう。
山:で、着いてちょっと温泉みんなひとっ風呂入ってたら。
木:はいはい、温泉で撮影してね。
山:じゃあ、何かじゃあ、ジャケット撮るか、みたいな空気になってたんですよね、あれね。それで源泉が出てる所があるから、とりあえずみんな行こうって。
木:サンダル履いてね。
山:サンダル履いて行って、それで平間さんが、「はい、じゃ、ジャケット撮りまーす」って。
木:はい、バンザーイ。
山:サンダル履いてこうやって(笑)。
箭:こんな感じだよね。(近藤さんのポーズのまね)
山:それがそのまんまジャケットになったんですよね。
木:しかも箭内さんが手で切った感じですよ、切り抜いた感じですよ、写真を。
箭:そう、背景を白く。草とかね、ギザギザに切って。
山:これが、この感じがいいみたいなこと言って。
木:そう、これはすげぇいい。
山:これはすげぇいいから。
木:このジャケット見たことないからすごい。
山:なめてると、とにかく。だってサンダル履いてるんですよ。
木:茶色のサンダル履いていましたよ、私。
山:普通にSET YOU FREEかなんかのTシャツ着て、で、あの時茂木さんが、そのジャケットで売りますって言いに行ったら、社長に呼び出されて、あのー、茂木さんの言葉を借りたら、「人を殺したかっていうぐらい怒られた」と。
(一同笑)
近:「お前、これで勝負するんだろ?」
山:「おめぇの勝負ってこれか!」って怒られたって。
木:めちゃくちゃ怒られたって言ってましたよ。
山:茂木さんどう言ったんですかって、「いや、あのー、とりあえず、みんなこれで今、盛りあがってます」。
(一同笑)
山:「今、スタッフの間はもうこれ盛り上がってます、持ち切りです!」ってもう言い張ったと言ってましたね。あれは良かったですよね。
箭:あのころは毎回ジャケット作るたびに、その社長からの圧力ってのが来てたんだよね、
山:あー、だから途中から諦めて。
箭:「顔を出すな!」と。「サンボの顔を出さなきゃ、あと10倍売れるんだ」みたいなことを、ずうっと言われてた。
山:「出すんじゃねぇ」みたいなこと言ってたけど。こんなことをやったりさ、すごいね、あれ。で、あの浄土平行った写真は結局ジャケットに使われてないんだよね(笑)。
木:そうです。セカンドアルバムはだって撮り直したんです。
近:ブックレット用の写真に。
山:ブックレットの写真になったという(笑)。
箭:まぁそういうもんですよ。
山:あれはすごかったですね。
箭:あれは列島をほんとに騒がせた。
木:そうですね。あれは列島震撼しましたね。
箭:列島震撼した。

山:次行ってみましょうか。次は何ですか。
木:あ、これですね。
山:これも楽しみですね。
木:これは楽しかった。
箭:あー、これは楽しい。
山:「YO-KING先輩と原宿を学生で闊歩事件」。
木:学生服で、学生服で闊歩。風商ね。
箭:風商ができる前だ、あれ。
木:あ、できる前ですか、あれ。
山:真心のYO-KING先輩に、何かやってもらいたいみたいな。
木:そうだっけ、そういうことか。
山:いや、表紙だから。
箭:そうそう、表紙で、もともとはYO-KING先輩の号を出すんで、山口くん、カメラマンになってというオファーだったのよ。
木:そうだ。みんなでカメラ撮ったんですよね。
山:で、何やってほしいかみたいなことをみんなで話そうって、とにかく俺たちはとにかくスパッツだけ履いてほしいとか、あとモヒカンやってほしいとか。ほんとにやってほしいことがいっぱいあったんですよ、やっぱり。キング。
木:そう、オファー出して。
山:その中に学生服で、バンカラ風学生服。早稲田ですから。俺らと、おしゃれの街原宿を練り歩いてほしいという。
木:裏原の辺りを練り歩いたんです。
山:YO-KING氏がこれが一番いいって言って、ほんであの時、伊賀大介さん…。
箭:そうそう、伊賀大介さん。
木:そう、そう。ボタンとかだって作ってくれたじゃない。
山:あれすごいですよね。
箭:あれすごかった、校章とかも。
山:おしゃれだわって言ってたけどね、で、みんな学生服の格好したんですよね。
箭:そう。俺も着たんだよ、その時、学生服。
山:ちょうどだから僕のエキサイトの、「ただ今放課後」のブログの写真。
箭:あーそうだ。
山:それでギター持ってみんなで原宿を。
木:裏原ね。
山:弾き語りとかで一緒にYO-KINGと歌ってさ、
箭:路上。
山:路上ライブやって、
箭:あぐらかいて路上やって。
山:ぐわーっと人が集まって来ちゃってさ、あれヤバかったですね。
箭:あれヤバかった。あれヤバかった。
山:箭内さんも学生服着て、それであのー、近ちゃんはつんつるてんの、眼鏡こんなでっかいやつを掛けて歩った(笑)。
木:やったやった(笑)。
山:これがすげぇいいと、めっちゃ盛り上がったじゃないですか。
箭:うん、盛りあがった。
近:ストーリーもできたんですね、設定が。
箭:そう、それぞれのね、留年したとか、番長だったとかね。
木:箭内先輩ね。
山:そうそう。それでバンドを組もうと言って。
木:「風とロック商業」。
山:それで「風とロック商業」というバンドができたわけですよ。あれはメンバーが近ちゃん、木、俺、箭内さん、YO-KING先輩、茂木さん。
木:あ、茂木さんいたね。
山:茂木さんは、パートが旗持ちだったの。ずうっと旗持ち。大団旗持って。
木:男塾みたいにずうっと立ってる。秀麻呂みたいな(笑)。
山:で、箭内さんが先輩なんだよ。すげぇ金持ち。
近:そうそう。ただの先輩じゃなくて、あることにはまってるんですよ。
山:そう。それはここで言えないんですけども、スースーしちゃって。
近:あることにはまってるんですね。
山:はまって、そのパートが「シ○ナー」なんだよね。真ん中は伏せ字ですけれども。「シ○ナー」なんだ。パートがそれ。
近:やけに声が甲高い。
箭:そうそうそう。
山:それでYO-KING先輩は番長なんだっけ。
木:番長。
山:YO-KING先輩は番長。
木:卒業して行く番長。
山:今回、YO-KING先輩が卒業するからみんなで送るって、1曲目があれだ、何だっけ。
木:何だっけ。
箭:風商のテーマじゃないの、1曲目。違うか。
近:あの曲ですね。
山:まともに演奏してるのはサンボマスターだけなんですよ。YO-KING先輩も好きにやって。
近:ひどいんだよ、茂木さん旗持って。
山:ずうっと旗持って。箭内さんはこれやって、最後、手持無沙汰で写真撮って。
木:写真撮って、それ客席に全部投げてた(笑)。
箭:そうそう、ステージ上で写ルンですで、こうやって。こんな所で撮れないじゃない、ステージ上で歌ってるの。それ、メンバーだから撮れるっていうんで、1枚撮ったのを全部、客席に投げ込むんだよね。
山:すごかったですね。あれやってさ、また身内の評判が最悪なんだよ(笑)。
木:あれさ、しかもYO-KINGがMCしてると、そこで何かしゃべってるとさ、「YO-KING先輩しゃべってんだろうがぁ」って怒るし。
山:みんな聞きたくねぇじゃん、他のバンド見たい人たちをさ、いちいち怒るんだよね(笑)。
箭:あれ評判悪かったわ。
山:「しゃべってんだろうがおめぇよぉ」。ってちょっとあっちの、上州なまりの。「おめぇよぉ、おめぇしゃべってんだろうがよぉ、おまぇはよぉ」。あれはひどかったですね。
木:ひどかったわ、あれ。
近:風とロックの表紙にもなりました。
箭:なったなった。風商なった。
近:風商って名前いいですね。さっそうとしててね。
箭:風商いいね。
山:またやりたいですね。場所を選ぶけど。
箭:場所を選ぶね。
山:じゃあ次のニュース。
箭:次行きましょう。
山:結構盛り上がりますね。

木:ダダンッ「広島日帰り松田スタジアム事件」。
山:これが最後ですか。
木:いや、まだ。
山:広島日帰りマツダスタジアム事件。これはあのー。
箭:行った行った行った。去年だ。去年のオープン戦の頃だ。今頃だ。
山:前回の。
木:前のアルバムね、「きみのためにつよくなりたい」。
山:風とロックの、また表紙やらしてくれと。何したい?って、近藤洋一が広島ファンということもあって、オープン戦に。
木:ロッテvs広島戦観に行ったんだよね。
山:いや、何か近ちゃん知ってたんでしょ? あそこのあれを。
近:バーベキューできる席がね、マツダスタジアムにあるって。
箭:そうそう。一塁側スタンドとライトスタンドの間の所ね。
近:何かしかも、タイミング悪いことにタイアップの関係で、そこの側あまり映せなかったし。
箭:そうそうそう、エバラシートだったから。
山:言っちゃったよ(笑)。そこが何か全部貸し切ると40万ぐらいするんだよね。
近:普通大人数で借りる所を、われわれだけで。
木:5、6人でね。
山:箭内さんがもう…バカだから出しちゃった(笑)。
木:バカだからとか言うんじゃない。借りてくれたんだよ(笑)。
山:箭内さんがさー、帰りの、何かさ、タクシーの運転手さんのさ、ちょっと、あのー、ちょっとおもしろいこと言いたい人の空気を。
木:あ、そうそうそうそう、ちょっとギャグ言いたいグルーブがすごかったですね。
山:だからちょっとそこを軽くいなしながら。
木:そう、はっはっはーっと、俺たちかわしたのに、箭内さんがそこに油を注いだんですよ。
山:そう、箭内がまた、おもしろいことを言うあなたに興味ありますよ、みたいな光線を出しちゃったから、何かすごく。
箭:出したっけ?(笑)
近:そうですよ。名前を言わないけど、ある、料理店とかを評価する本のやつらだって言ったんですよ。
木:あっ、何しに来たんですかって言われてね。
箭:そうだ、そうだ。あっ、俺ら、タイヤメーカーの名前の、星とか付ける。
山:そういう、箭内ギャグを、軽いジョークを飛ばしたら、その人はもうやっぱりちょっとで発火する感じだった。もうお笑いガソリンが、来たぞということで。
木:来たぞと、ウェルカムと。
山:結構あれで疲労困憊になったのを覚えてんですよね。
木:そうだ。ほんの10分ぐらいだったけど、タクシー移動。
山:ぐったりしましたね、日帰りで。あれ大変でしたよ。
箭:そうね、でも楽しかったよね。
木:最高に楽しかったですよ。
箭:ロッテだったからね。
木:そう、広島vsロッテ戦。いや、もうだから朝早く行って、夜には広島から東京に帰って来たじゃないですか。夢のようでしたけどね、俺。
箭:あれ、近ちゃん、遅刻しなかったか? あの時。
近:あ、でもね、俺、飛行機には間に合いました。
木:そう。飛行機乗り込む時に、箭内さんと近ちゃん全然来ねぇなーと思ったら、久田さんが「急いで!」ってすげー真剣な表情で怒ってて(笑)。
近:そうなんです。久々に大きい声で言われて。
山:近ちゃんがまたみんなの前だと謝んないからね。近ちゃんはさー。
木:そうそうそう、言い方がまたね。
山:近ちゃんはー(笑)。
木:俺が謝ったら、みんながなんかほんとに悪かったみたいな気分になっちゃうから、俺はあえて謝らないという。
箭:いや、ほんとに俺、でもね、近ちゃんのそこ、ほんと素敵なところだと思う。
木:減らず口ですよ(笑)。
山:近ちゃんはね、もうその空気を作ったらもうダメなんですよ。絶対謝らない。もう堅くしてもダメだから。
木:そう。逃げたと思ったらそこ入り込んで来るんですよね。
山:ブロックとか全部外したら、自然と寄ってくるみたいな。
木:そうそうそうそう(笑)。
山:池の鯉の主みたな。そういう子だから、バチッとね、あれでもありますけれども、『シートン動物記』でもありますけれども、もうそういう野生に置くと、「ああ、すいませんでした」と自然に出てくるみたいな。
木:じゃあ次行ってみましょう。
山:それ最後ですか。
木:最後かな。
山:出た。
木:「『月に咲く花のようになるの』ビデオクリップ事件」、これさっき言いかけたやつですね。
山:はい、これは大変でしたよ。
箭:大変だったでしょうな。
山:大変でしたよ、これは。
木:大変だったね、でもおもしろかった。
山:もう平間さんが。だからあれって監督って3人でやったの?
箭:3人でやったのね。
山:だから共同監督みたいな、エンライトメントのヒロ杉山さんと、俺と平間さん。
近:あれの直後ですよね、『美しき(人間の日々)』のジャケットの。
箭:そう、わりと直後。
木:5月ぐらいだったよね、あれね。
近:すぐだから意気統合して、すぐやり始めて。
箭:そうそう。
山:あのー、ほんとにその、朝の時間だけちょっと浮かぶ場所があると。
箭:東京湾にね。
木:そう。島がちょっとだけ出る場所があると。
近:箭内さんが言ったんですか?
箭:いや、あれは平間さんじゃない?
木:で、それを、そこでどうしても撮りたいって。
山:濡れないようにして撮るからって言うんですけれども、もう平間さんどう見てもウェットシャツ着てんですよね、もう。絶対濡れるつもりでしょって。
木:俺はだから前日に、「ちょっと濡れるかもしれないから着替えだけ、一応、靴下とかそういうの用意しといて」って言われたんですけど、明らかに違うんですよ、もう現場に行ったら。
箭:うん、そうだったね。
山:なんか、ラジコンヘリも飛ばすとか。
箭:そうそうそう。
山:そしたらラジコンヘリ全然飛ばない(笑)。
箭:全然来ない。ヘリが来ましたって言ったら引き返しちゃって(笑)。
木:そう、やっぱり帰りまーすって、結局撮れなかった(笑)。
箭:撮れなかった。
近:撮れた絵もぷるぷるぷるぷるって(笑)。
箭:そうそう。すーごい振動してて(笑)。
山:だけど俺はあのPV、1、2を争うぐらい大好きなんですよね。
木:いや、あれはいいよね。
箭:あれいい、あれいい。
木:いいよね。
山:ほんとに何かウワーッという感じでソウルミュージックが東京のあれで。
木:きれいだね。
山:朝日が最後さ、グワーッと来て、大好きなんですよ。
箭:うん、いい。
山:で、実は今日皆さんせっかくUstreamを見てくださっているので、このあの十大ニュースではありませんけれども、この映像を皆さんに見ていただこうと。これ「究極ベスト」にも入ってますんで。
箭:初回特典。ちょっと待って「究極ベスト」の話この後、まだ出てくるよね。
木:もちろん。
山:はいはい、しますんで。まずはこれをご覧いただいて。
箭:すごいですね。
山:すごいんですよ、今回。
木:じゃあ、じゃあお願いします。
山:じゃあVTR、
箭:はい、何VTR
山:スタートって言ってくださいよ。
箭:はい、スタート、はい。出た。

(Ustreamで『月に咲く花のようになるの』PV放送中の裏)
木:もう1時間になる。
山:ヤバいヤバい。
武:この調子で行くとタワーレコードの件話す時は1時を回って来ます。
山:あのー、早めにやります。
箭:そうだね。
近:これで事件簿って終わりでしょう。
山:終わり、終わり。
武:短めに行けばいいんじゃないか。
近:ベストの話に行って、映像にも行けるんでしょう。
山:だったらツアーをあれする? 早めにやる?
木:まぁだから、ベスト盤、次に触れるつもりだから。
近:そうだね。
木:じゃあまずこれを後ろに持って行きましょう。
近:左下にロゴを入れるとすごいそれっぽくていいね。
木:これで、じゃあ次そのベスト盤の説明をしつつ、ツアーとかも全部触れていく感じで行きますか。
箭:時間ないかな。でもいいや、やってて。ちょっと目の洗浄に。
山:550、600、行かないか。
木:わかんない。いや、たぶんもうちょっと増えると。
山:Ustream、時間的にはいい時間帯なんだけどね、今ね、12時から1時。
近:特にここから1時間ぐらいピーク。
木:そうだね。
近:ここで勝負。
木:まずここでじゃあベスト盤、改めて決めておきましょう。で、ベスト盤の内容を箭内さんと一緒に見つつ、ツアーもじゃあ先行やってますというわけで、今日のメインそろそろ行ってみましょうっつって、「ぬくもり」を箭内さんと一緒に見ましょうって流れになって。あ、その前にあれだ、その特典DVDのダイジェストがあるんだ。
山:うん。
武:じゃあ実験だから、実験はしておいた方がいい。
木:いいと思いますよ。じゃあここで、究極ベストのおさらいをしましょうかというわけで見ていただいて。
武:そうか、これ止めないと次が流れちゃうから。
木:そう、止めましょう。
武:はい、止めます。

山:はい、というわけでございまして、見ていただきました。
木:「月に咲く花のようになるの」。
近:それを受けての、箭内さんと話を盛り上げようと思ったら、いません。
木:目をちょっと洗いに行きました、花粉症の。
山:目を洗いに行ったって。
近:花粉症ですからね。
木:まぁしょうがない。
山:いやぁ、これはねぇ、ほんっとに今回素晴らしいものになってる。で、ここから皆さんまた。
近:あっ、来ました。
木:あっ、来た。
山:箭内さん戻って来ていただいて。
(おもむろに写ルンですで撮影)
山:なにを写真撮ってるんですか(笑)。
箭:さっき写真の話したら撮りたくなっちゃった。これ、また重大発表もう1個すると、「風とロック」、3月に出る、どういう形か分かんないですけど、サンボマスター大特集やりますよ。
山:ありがとうございます。で、ここからは箭内さん、あの我々の「究極ベスト」の話を、箭内さんと。
木:はい。箭内さんにせっかくですから、内容を知ってもらおうという。
山:内容を知ってもらいたいんですよ。
箭:いや、だってジャケ作ってんだから、内容ある程度は知ってるけど。
山:だから箭内さん、初回盤何曲入ってるか知ってますか、全部で。
木:えー、このディスク1、ディスク2、そして初回特典DVDが付いて。
箭:知ってます知ってます、これ。えーっとね、これ70曲?
山:違います(苦笑)。
木:なんでいきなりハードル上げてるんですか(苦笑)。
山:57曲入ってるんです!
箭:あ、そうか57だ。7っていうのは、何か覚えてたんだ。山口くん、今日ボーリングで77だったから。
近:あ、そうなんです。全然出せなかったんです(笑)。全57曲入って。これ、ちょっと。3,675円。
箭:そう! この値段は何? これ。
山:驚いたでしょう。
箭:誰にケンカ売ってんの? これ。
山:違うんですよ、これは、これはほんとに。
箭:何でこんな安くできるの。ジャパネットだろ、ジャパネット。
山:ほんとに、僕ら交渉しました。あのー、やっぱり。
箭:いやー、すごいよ。これ、ほんとすごい。
山:ほんとにいいんですよ。他のベスト盤とかは尊重するし、もうどんな出し方してもいいと思ってるんです。1万円で売ったって、2万円で売ったっていいと思ってんですけど。まぁ、やっぱりベスト盤って、あのー、そんなに新たな制作費って掛かんないことが多いじゃないですか。
木:基本ね。
箭:ある種のちょっとしたレコード会社のね、ちょっとした、あのう自社ボーナス的な意味があったよな(笑)。
木:そうですね、ありがちですよね。
山:でも、それは僕らは、聴いてる人に還元しなきゃいけない。
木:そう。
箭:素晴らしい。
山:だけど、これ結局、あのー、制作費が、あのう未発表、このライブとかさ。
木:新曲を入れて、ライブも入れて、ね、未発表音源入れて、なおかつそのDVDの編集もういっぱいしましたから。
山:これが、この映像は「君に語りかける金字塔ライブ篇」とかを。
箭:ちょっと待って。ディスク1が「サンボマスターグレイテストヒッツ17曲」。
木:はい、17曲。
山:17曲でございます。
箭:で、ディスク2が。
山:「日本語ロックの金字塔」。
木:こちらも17曲。で、そのうちの4曲が未発表。
山:これ「スーパーガール」っていうのは、これ新曲なんですよ。
箭:あれっ。おぉ。
山:で、「絶望と欲望と男の子と女の子」が、
木:ライブテイク。
山:で、「夜が明けたら」っていうのが。
木:ネイキッド。
山:これが、「夜が明けたらネイキッド」って、実は俺らね、ファーストアルバム録った後に、ほんとは、これ「夜が明けたら」っていうのを録ってるんですよ。
木:そうなんですよ。
山:で、それをほんとは出すはずだったんです。で、セカンドで、また録れるってなって、録っちゃったんだよね。
木:別バージョンだけどね。
山:これってさ、近ちゃん、ファーストアルバム出す前に録ってんの? これは。
木:そうです。
近:そうです。ただ、このファーストアルバムの録音が終わって、ファーストアルバムでさ、終わりかと思ってたじゃん、俺ら。
木:終わりだと思ってたよね。
近:それで、もう出して終了かと思ったら、「曲あるんだったらデモ作んない?」って言われたんです。
山:はいはいはいはい。
木:デモとか録っといたら? って言われてね。
近:そう。えっ? いいの? って思って作った。
箭:すごいね。もうそこで、既にディスク1が3枚あるの。
山:いやいや、これがディスク1、2と分けてる。まぁだからこれで34曲なんですよ。34曲2枚組で、この1枚価格で買えるように交渉したんだよ、僕は。
木:150分ですよ、150分。
箭:すごい。それは、すごい。
山:これはやりましたよ。ほんとにこの新曲の「スーパーガール」まで。で、初回特典に、この「映像は君に語りかける」。
箭:はいはいはい、うん。
山:これね、全部ね。
箭:うん。
山:初回特典、これが2時間、約2時間付いているんですよ。
箭:かぁーっ。
山:で、この「ビデオクリップで綴るサンボマスター篇」。
木:11曲。
山:11曲入ってるんです。えー、例えば「美しき人間の日々」とか、今、お見せした「月に咲く花のようになるの」とか、で、「ラブソング」。で、箭内さん監督の「光のロック」と。で、最新の「希望の道」まで、これ入れて、で、次がこの「日本語ロックの金字塔ライブ篇」、この11曲中7曲未発表なんですよ。
木:そうです。
箭:いやぁ。これ、峯田くんも出てんだろ、しかも、これ。
木:そうです。
山:これ、そうなんですよ。
箭:これ見たいなぁ。
山:この2004年の10月11日、渋谷ラママっていうのは、銀杏BOYZと僕らやってて、で、1回だけ峯田くんと一緒に「さよならベイビー」やってんだよね。そんで、これがすごい。これがたまたまあったんだよね、このテープ。
木:そう、山ちゃんがよく覚えてて、それないかなぁと思って探してもらったらほんとにあったんですよ。
箭:へぇー。
山:だけど、これもう7曲が未発表テイクだから。
近:ディレクターの人ね、4人、4人ですよね、4人発注して編集してるから、めっちゃお金掛かって。
山:だからすげぇ掛かっちゃって。だから、結局、ソニーの人に最初そうやって還元するんだって言ってて、これ3,675円で来たんですけど、結局あのー、通常盤作る以上にお金掛かっちゃったから、結局ソニーの人に悪いことしたっていう感じですよ。
箭:やった方がいいよ、そんな。
山:で、これ「世界はそれを愛とよぶんだぜ」は、あのー。
木:2005年のね、「ROCK IN JAPAN」。
山:4万5000人の前で有料放送の話をしたという。
木:発売日直後ですよ。
箭:あれか。うん。
山:4万人がサーって。
箭:その後「いいとも」でもしてたけどね。
山:あー、してました。「笑っていいとも」でも、そのへんの話をしてました。
木:してましたねぇ。
山:で、「美しき人間」の今これが、「FUJI ROCK FES」のなぁ。
木:ホワイトステージ。
山:これ入場規制かかったっていう、噂のこの、モウモウとしている。
箭:はいはいはい。
木:大雨の中やって、もうモヤがすごかったですよ、客席も。
山:だから、そういうのがどんどん流れ、流れあるわけですよ。で、これプラス。
木:10年分の。
山:「そのぬくもりに用がある」。今日はもうそれを流します。今日は。
箭:おえっ! これから売ろうとしているものを流しちゃうと。
山:流しますよ。今日は見せちゃいますよ。
木:見せちゃう、見せちゃう。
箭:大盤振る舞いだな。
山:だけど箭内さん、これ気になりませんか。この「金字塔ライブ篇」。
箭:気になる。すげぇ気になる。
山:皆さん、今日は重大発表その2といたしまして、この「金字塔ライブ篇」を、まさかこ2時間流せませんから、ダイジェストにまとめたものをですね、皆さん今日は何とばっちり流しますんで。
箭:ほんと!?
木:はい。
山:これが!
木:これぞダイジェスト!
山:これだけ入って、ね? 3,675円。でも、これ初回限定なのよ。
木:そう、これは初回限定です、DVDは。
山:初回限定ですから、ほんとになくなっちゃったら大変だから、ほんとに予約!
木:皆さんこれは、ほんとに予約してください。
箭:予約、予約、予約、予約。あのー、行って買うとかじゃなくて、予約だな。
山:これは予約していただくと大変ありがたいです。
木:そう、これはもう100%手に入れるにはね。
山:だから、これ今からやるやつを、ダイジェストを。
箭:いや、そのね、ダイジェストって軽く言いますけど、僕も映像の世界の人間ですから、ダイジェストを作るのもまた金掛かるし、大変よ、これ。
山:そうなんです、これ。
箭:いいダイジェストにしないと、みんな予約しないから。
木:そうですよね。
箭:だからこのダイジェストがどんな編集になってるか、僕も同業者として大変興味深い(笑)。
木:笑ってるよ。
山:武藤さんにどれだけプレッシャー掛けてんの(笑)。
箭:武藤さん、撮っとくわ、俺。(写ルンですで撮影)
(一同笑)
山:これのダイジェストもう早く見せろっていう方たくさん、お怒りごもっとも。
木:もちろん。
山:お怒りごもっとも、お怒りごもっとも、
箭:早く見せろ!
山:それでは皆さん、この本邦大世界初公開でございます。「サンボマスター究極ベスト」の「日本語ロックの金字塔ライブ篇」、このダイジェストをご覧下さいませ。VTRどうぞ!

(UstreamでダイジェストVTR放送中の裏)
箭:来た来た来た。
山:これ映ってない感じですか。
近:マイクも切った。
箭:この頃、峯田くんこのTシャツいっつも着てた。
木:着てましたよね。
山:これ暑いでしょう。
箭:うん、うわぁー。
山:うわぁ、これ絶対みんな欲しくなるでしょう。
箭:いいね。
山:何か言ってる。
武:ジャパネット山口って書いてある、コメントで。
木:ジャパネット山口(笑)。
箭:俺のせいだ。
山:いや、違います。でも、これ、延べ人数少なめですよね
木:どのぐらい。
箭:いや、この時間でこの人数はすごいよ。
近:どんぐらいいるんですか。
山:570行った。600超えて欲しいな
箭:何かハッシュタグでやってるの? これ、コメントって。
木:はい。♯サンボマスターで。
山:お薦めのランクとして入ってるんですよね、これね。570は行くんだけどね。
武:これみんな見入ってるんだろうね、コメントまったく動かなくなったね。
木:確かに。
近:あぁ。
山:いや、これダイジェスト、武藤さんいいっすよ、これ。
武:ありがとうございます。ちょっと昨日までに作った分が飛んで。
山:どうっすか、箭内さん。
箭:買う、俺も。
近:専門的ですけれども。
武:いや、これみんなポチポチ押してるって言ってるのね。
木:結構ポチポチ押してますよ。
武:それでタワーレコード、サンボマスター専門店のライブ丸出しっていうのも、まぁうまく切り替えてやってください。
木:大丈夫です。
箭:2時間は掛かっちゃダメな感じで行ったほうがいいよね。
木:いいや、全然問題ないです。
箭:でも大事なことは、早めに。
武:そうですね。
木:あんまり遅くて人いなくなる前に。
木:まぁでもやっぱり12時。
武:でも、映像で引っ張る分まだいけるんじゃないですかね。
ス:ただ、だからもう1個、V流すことをちょっと言っておけば、それまでの引張りがあります。
箭:あと、重大な発表がまだ3つ控えてますとか言って。
木:3つ?(笑)
山:どうも武藤さんすごいいい編集ありがとうございます。
武:いいえ、とんでもないです。ここのなんか画いいね。なんかね。
(木内さんが資料を探しに)
武:おい、これで終わるぞ。
山:木内終わるぞ。
木:はいはい。
山:早く早く。
武:これ最後まで行けるかな。
近:うん、行けると思う。
木:あった。ありました。
(VTR終了)

山:どうですか、箭内さん。
箭:いやいやいやいや。
木:どうですか。
山:どうですか、これは。
箭:いや、素晴らしい! いや、素晴らしい。ダイジェストも素晴らしいし、全部見たいし。俺はね、もうこの、いいですか、この「究極ベストの初回盤」を30枚予約します。
木:マジですか(笑)。
山:30枚予約しますか(笑)。
箭:明日、明日予約します、タワーレコードで。
山:ありがとうございます。
箭:30枚予約します。やっぱりいいと思ったら買わなきゃダメですね、で、買えば買うほどソニーが苦しくなってくるんだから。
山:そうなんですよ。
木:そうなんですよ。
箭:ソニーつぶそうぜ、みんなで。
(一同笑)
山:デストロイ。
箭:デストロイ。
山:デストロイですね。今回、だから今回はほんとに、初回限定じゃねぇと出せなかったんだよな。
木:そうなんですね。ほんとはこれで通常盤も出したかったけど。
山:通常盤で出したかったけどね。もうこれはもうほんと勘弁してくれって。近ちゃんが、あのもうこれだけの内容で初回限定で、もう俺らしょうがねぇかなと思ったんですけど、近ちゃんがこれをもっと長く期間限定にしてくれって言ってて、ちょうどいつごろあれ言ったの?
近:節分の頃です。
山:節分の頃言ってきて、何て言われたの。
近:豆まかれました。
木:「この鬼めっ」。
山:「ソニーの鬼はお前だって」って、このバカ野郎って。
近:「鬼は外」って言われました。
山:だからもうほんっとうにみなさん、今回のこの内容は、今みたいなものが入って。
木:そう、もう気になる方はほんとにね、絶対手に入れてほしいの、俺たちは。
箭:ねぇ、予約ってどういうふうにすればいいの?
山:予約は、だからたとえばタワーレコードに。
箭:まず、行って書いてくるの?
近:そうです、書いてくる。
箭:電話とかでもできるの?
山:タワーレコードでも、ネットでも。今ネットでもできるよね。
木:レジに言ったら、でも教えてくれるんじゃないですか、普通に。
箭:じゃ、この番組終わったらネットで予約しちゃえばいいんだ。
山:そうですよ、もうネットでも何でも。だからとにかく嫌、俺らが嫌なのは、これ何のために3,675円にしたかって言うと、みんなに安く買ってほしいじゃないですか。
箭:ねずみ小僧方式ね、これね。
山:そうですよ、だいたいね、音楽業界が不振とかなんとかって言うけど、そんなことはウソなんですよ。
木:関係ない。
箭:いや、ほんっとそうよ。
山:あんなのはウソで、みんなが欲しくて、買って、ウワーッて燃えて、ライブに来て、ウワーッてなったらそれはもうバブルなんですよ、その時点で。
木:そう。まるで音楽がダメになったかのような言い方をするじゃないですか。同じような意味で、音楽売れなくなったとか言って。俺はまったく違うと思う。
山:何の話ですか、みたいな。
箭:でもこちらなんだよ。音楽ファンの側からもうひとつそこに付け加えさしていただくとですね、やっぱり大変は大変なんですよ。この人たちの給料めちゃめちゃ安いよ。
山:ま、そうですよね。
箭:あのう、だから、それでもみんなにこうやっぱり届けたいというかね。
山:ありがとうございます。
箭:で、そういう人たちに対して、ある人がNHKのね、「トップランナー」のディレクターがツイッターでツイートしてたことで、「成熟した消費社会について」って書いてあって、あのーやっぱ応援したいものは購入しなきゃダメだと。それが一番正しい消費社会のね、こう成熟なんだっていうのを言ってて、やっぱサンボマスターを買うことによって、サンボマスターが次の音楽を作れるんですよ。それは別に金とロックでもなんでもなくて、すごく必要なさ、サイクルなんだよね、やっぱ僕、ミュージシャンの人見てるとほんとにみんな生活が苦しいわけですよ。
山:はいはいはいはいはい。
箭:わけですよ。もう山口くん家も知ってるけど、都心に引っ越して来れないわけじゃないない、山口くん。
山:そうですよ、私こんなことばっかりやってるから。
箭:そう、だからみんな応援、引っ越せるように応援するんじゃなくて、もっといい音楽をこの人たちが作れるためにね、そして音楽業界にほんとにこう素敵なバブルをやっぱり起こしたい。
山:そう、その金バブルじゃないな。
木:そうね。
山:だから損したって言うんですけど、俺はこの、何て言うの、これを8000円とか5000円で売れなくて損したよりも、こうやってロックを、これを3,675円で売れなかった損、みたいな。
箭:そうそうそうそう。
木:欲しい人の手に渡らなかった損。
近:だってさ、箭内さんのあの「風とロック」というフリーペーパーあるじゃないですか。あれなんかまさにそうでしょう。
箭:まぁそうね。
近:あんなん全部。
箭:ハイリスクノーリターン。
木:あれ、ほんとにすげーなと思っているんですよ。
近:いやあ、あれはすごいですよ。
山:ほんとに俺、まぁ、あれとは言えないけど、「箭内さん今回いくら損したの?」って言ったら。「300万。300万だ」って。
箭:まぁまぁまぁまぁ。
近:だってあれで収入があるわけじゃないですからね。
箭:ないですね
山:あっ、それで、木内くん何かあれ。重大発表、また。
木:はいはい、そう「究極ベスト」発売で、我々、なんとツアーをやることがこの前決まりました。
箭:おー。
木:はい、ワンマンツアー。究極ベストツアーは前半戦6月10日の渋谷AXから始まりまして、さらにはC.C.Lemonホール、初のホールワンマンもやったりします。で、これのなんと今、先行をやってるんです。
箭:はい。
木:無料会員サイトというの、僕らありまして、そこで今先行受付をね、3月21日までやってるんです、皆さん是非。
箭:それはやんないと、うん。
武:えーっと、どの会場やってんの?
木:えっとね、C.C.Lemon以外は全部やってるみたい。
箭:じゃ、東京・沖縄・兵庫・浜松、高知の知が間違ってます、これギニア高地です、これだと。高知のみなさん申し訳ございません。
山:大変申し訳ございません。
木:京都・福岡・岡山、これ先行やってますんで皆さん、無料会員サイトからぜひぜひどうぞ。
箭:お待ちしております。ここでひとつね、あのー、番組の途中ですけど、ぜひ一言言っておきたいのは、まぁ皆さんね、だんだん夜も更けてきて眠い方もいらっしゃると思います。え~これ何時までやっているんだろうと思う方もいらっしゃると思う。たぶん、あのー、2時まではやらない。
木:やらない、やらない(笑)。
箭:1時まではたぶんやる。その間がどうなるか。あっ、やらないかもしれない。まぁだからそんな感じですけど、このあと続々とまたね、衝撃の大発表が来ますので、ここちょっと頑張って起きてて。僕もね、今日朝3時から撮影してました。
木:まじっすか(笑)。
箭:俺、今すげぇー眠い。だけど、みなさん起きてましょう、一緒に。
山:起きてましょうよ。
木:起きましょう。
山:お色気番組だと、こっからですから、一番。
木:お色気番組じゃないですが。
山:お色気は一番ですから、これ。
箭:こっからお色気はあり得ません。セックス関係、俺らありません。
木:ありますか。あるかもしれませんよ。
山:ほんとにセックス関係って好きですね(笑)。
木:好きだな。今日何回言ってるんですか(笑)。
近:“関係”が好きなんですね。
箭:関係、関係(笑)。

山:なになに? なになに? そろそろお前いつ「10年分のそのぬくもりに用があるんだ」をやるんだ?
木:忘れてた、いけねぇいけねぇ。
山:お前らいいかげんにしろ。ちょっとお待ち下さい、皆さん。箭内さん、今回僕らはですね。
箭:ちよっとまだ把握できてない、今。何だ?
山:あのですね、実は。
木:ついに来ましたよ。
山:ここに書かれてませんけど、箭内さん。
箭:これ?
木:書いてある書いてある。
山:ここの最後ですか。「10年分のそのぬくもりに用がある」というものが、ここにあるんです
木:書かれてます。
山:これが初回特典の中でも、眼目で大眼目です。
木:これはとにかく
山:ばちぃっとこう。
箭:何これ?!
山:そうなんです。
箭:何これ? 「10年分のそのぬくもりに用がある」って。
山:これで予算をまたいっぱいつぎ込んでしまったという。
木:これほんとにすごいっす。
山:これはほんとにソニーの林真也が、「これやるか、ミニアルバムにするかどっちかにしてくれ」と言われた。
木:そんぐらいかかってます。
山:そんなぐらいかかってます。
箭:へぇー。
山:この「10年分のそのぬくもりに用がある」というのは、僕ら、結成10年分くらいですね。2002年。
木:そうですね、2002年から2011年のこの間の正月まであるんですけど、それまでの「ぬくもり」の映像を全部集めたんです。
箭:これが入ってんの!?
木:そうです。
山:ありがとうございます。
木:入っているんでございます!
箭:えーっ!
山:ありがとうございます。もう入っているんでございますよ、これが。で、今日はこれを。
木:なんと!
山:全世界初放映!
木:初公開!
山:皆さん、分かっております。
木:お待たせいたしました。
山:お待たせいたしました。皆さんについに見ていただく時がやってましたけれども。
木:その時がやって来ました。
箭:来ましたね。3月10日12時、0時22分ですね。
木:22分。
山:そろそろ皆さんやってまいりました。お友達にあのツイートなさってる方なんかぜひ読んでいただいて。
木:皆さん今のうちに知り合い集めてください。
山:えー、近藤洋一の方から、この10年分のぬくもりについての、あのう、所信表明があった後、VTRスタートで。
箭:いよいよ。
山:近藤洋一の。
木:はい、びっくりしてますよ(笑)。
山:あの、合図で流れますので、どうぞ近藤さん。
近:はい、えーーっと、見てください。
(一同笑)
山:じゃ、行ってみましょうか?
木:行きましょうか!
箭:所信表明は?(笑)
山:所信表明。
木:所信表明。
山:何か、これ何かないの、これ、やってみてどうとか。
近:これはね、だから、もうほんとに僕らのタンスの中にしまってあったVHSとかから。
山:そうなんですよ。
箭:マジ?
木:マジですよ。
箭:スゲー。
近:の映像から、ね。ほんとにこの前の正月の、ね。
木:カウントダウンね。
近:あれまで全部集めて作ったやつだからね。
箭:すげぇ、すげぇ。早く見ようよ、早く見ようよ、見たい見たい。
武:じゃ、近藤くん、VTRの方、よろしくお願いします。
近:はい、VTRどうぞ。

(UstreamにてVTR放映中の裏)
木:これ箭内さん見たやつですか?
箭:いや、見てない。
山:これでもう次、これでちょっとしゃべったら、またもう1回副音声でやっていい?
武:そうだね。
山:だいじょうぶですか?
武:うん。それか、これの話をひとしきりしちゃって、タワーに行っちゃって。
木:そうですね。
武:最後にもう1回、副音声じゃあもう1回やろうよ。何かツイートが来てるみたいだけどもう1回やろう。じゃあ、同じこと何回もやってもしょうがないから副音声付きでって、マイク生きにしてやるふうにして、終わろうか。
山:はい。
(映像見ながら)
武:初々しいね、山口、声が(笑)。
箭:こういうのつながってんの? 編集されて、1曲に。
武:そうです。
箭:すごいね。
木:すごいですね。
箭:それがまず、つながるっていうこと自体がさ、ものすごい技術っていうか、実力でしょ、これ。
武:そうですね。
箭:演奏のね。
武:いや、あと演奏のリズム、いじってないんですよ、これ全然。
箭:そりゃ、すごい。
山:これって録音できないんですよね。
武:できない。
山:まぁ、どっちにしろされちゃうからな。
武:でも、画質がすごい粗いから。
山:まぁ大丈夫っすよね。
(FUJIROCKの映像)
箭:おー。
近:箭内さんいましたよね。
箭:いた。朝イチのね。
木:そうです、そうです。
箭:もう2007年なんだ。この時。
木:ねぇ。
箭:あそこで風商のカメラ、俺投げたやつを持ってた男の子に会ったんだ。
近:この次の直前に会ったんですよね。
箭:うん。
武:おっ、だいぶ上がってきた。
箭:おっ、うわーっ、嬉しい。「風とロック FES」も入れてくれてる。
山:人数までわかるの? これ
武:人数は分かんない。今30位くらい。
箭:いいなぁ、サンボは。
山:この風とロック見てたーっていう人いますよ。
箭:あっ、ほんと。
武:600行ったよ、これ。
山:行きました? 箭内さんの感想終わって、で、タワレコの話して
箭:うん、そうだね。で、あと、俺のまたもう1個ニュース出して。
山:あぁ、出してください。
箭:あぁいいね、この近ちゃん(笑)。
武:はい、終わりました。
(VTR終了)

山:どうですか、箭内さん
箭:いやいやいやいや、ほんとこれすごいね、これ。
木:ありがとうございます。
箭:まぁ10年っていうね、時間もすごいし、やっぱりなんていうの、俺、音楽のことあんまりそんな渋谷さんみたいにいろいろしゃべれないけど、んー、すっごい音楽性が高い3人なんですよ。サンボマスターっていうのは、技術的にも知識的にもセンス的にも、そしてこの3人という組み合わせ的にもね。で、それと、熱っていうものの両立って、それできてるバンドって意外と日本にはいないと思うんだよね。それこそ日本語ロックの開拓者であり続けた3人でね、あのー、なんて言うの、へたくそでもいいじゃんってやって熱出すのは実は簡単かもしれなくて、すごい高い技術で熱を伝えるってすごい俺は難しいと思ってて、で、それが毎回毎回、この10年間どこでこの歌を歌っても、あのー、その時の熱さで、だけど正確な演奏ができてる。だから、こんだけさ、ばらばらなところで演奏したものが一曲につながるって、こんなんないっすよ、常識的に。何かキーがおかしくなったり、テンポが違ってたりして、つながんなくて、てちょっとなんか、こちょこちょってなんか、コンピュータ使って直したりするけど、あの今聴いたらさ、もうそのまんまつないでるじゃないですか。
山:はいはいはいはい。
箭:それはすごいし、この10年っていうのが重くて長い10年だけど一瞬だったんだなっていうふうに感じたっていうか。
山:あぁー、確かにね。これが、だからもう、今のやつも初回特典に入ってますから。
木:そうです。
山:これが箭内さん、初回特典はこれ予約…、確実にね。
箭:予約、予約してくださいということだね。だから、俺、タワーの渋谷店は30枚予約しちゃうから、激戦になるよ。
山:激戦です、これは。
箭:みんな新宿店とか、あのー、いろいろ名古屋店とかいろんなところに分散して。タワー以外もね、タワー以外もですよ。
山:これはいいとこいっぱいありますので。これはほんとに、今の皆さんにこれでわかっていただけたと思うんですよね。
木:ほんとにね、これは見てほしい。
山:見てほしいと、ライブもこれも。
木:手に入れてほしい、ほんとに。
箭:そうなんでございます。
山:それで、まだまだ皆さん、こっから重大発表ございますんで。
箭:重大発表ありますか。
山:まだ寝ないで行きますから。
木:まだまだまだまだ。
山:どっちから行きましょうかね、あれの方から行きましょうか。
箭:あれの方からね、あれ、タワレコちゃん。
山:タワレコちゃんから。
箭:あれ、うん、タワレコちゃん。
山:近藤洋一が今、皆さんに、
近:これか、これのことですね。
山:そうでございます
木:そうです、ついに。
山:なんと。
木:ざわ、ざわざわざわざわざわ。
箭:何、何があるんだ。
山:究極ベスト発売まであと14日。
木:14日。
山:となったこの土壇場で、ざわざわざわざわざわざわざわ。
木:ざわざわタイムですよ。
箭:ざわわ、ざわわ、
山:またしても、またしても。
木:またしても。
山:ざわわ、ざわわ、ざわわじゃないんですよ(笑)。
箭:ざわわわ、ざわざわ。
山:重大発表です。ざわ。さぁ何でしょうか。皆さまご存じ黄色い看板が目印のあの!
木:あの!
山:タワタワタワタワタワタワタワタワ。
木:あれ? ざわからタワ?
山:皆さんご存じ黄色い目印のあの、タワタワタワタワ。あのタワーレコードが!
木:タワーレコードが!
山:はいはいはいはい。サンボマスター究極ベストの発売を記念して新店舗をオープン、その名も!
木:その名も!
箭:すごいね、これすごい!
山:そうでございますよ!
一同:タワーレコード サンボマスター 専門店。
(拍手)
山:ありがとうございます。ありがとうございます。
箭:これどういうこと。
山:これは、タワーレコードサンボマスター専門店が2011年3月23日。(※)
近:発売日だ。
木:発売日です。
山:渋谷にオープンいたします。
木:オープンします。
山:ありがとうございます。今回、林真也がんばりました。
箭:これ、タワーこういうことやらないでしょう? なかなか。
山:やってくれないところを。
木:やってくれたんです。
山:これが、また。
箭:林真也がんばって。
山:林真也、武藤洋、この中年コンビが。
木:中年コンビ。
山:がんばってくれました。
箭:林・武藤がんばったんだな。
木:がんばりましたよ。
山:これはだからあれですよね。
近:これは何とかね、ここはお店ですから、従業員がいないといけない。
木:従業員ね。
箭:それは必要でございましょうね、当然ね。
山:やってください。(箭内に)
(一同笑)
木:ぞんざいな(笑)。
近:従業員、人ですよね。
木:まず、社員店員さんがいないとね。
箭:まぁ、俺はサンボのためには何でもやるけど。
近:だから新規にオープンするお店だから、人手がやっぱ足りませんよ。オープニングスタッフ募集。
山:だから、今回オープニングスタッフも募集しなきゃいけませんから。
木:そうですね、はい。
山:だからとりあえず、幹部候補のアルバイトを募集しようと思うんですよね。
木:後の社員登用ありだよね。
山:後の社員登用あるから、あのー、箭内さんバイトしてください。
木:やってください、お願いします。
山:箭内さんがバイト。
箭:ちょっと待って、あの何かさっきツイッター見てたら、店長…、箭内店長なんていうのを見たけど。フライングで。
山:あんなんウソです。
箭:店長じゃないの? 俺。
山:箭内さん、だって俺たちにあれだけ迷惑掛けて、あの「風とロック」も出ろとかと言って、なんで箭内さん店長になる気でいやがるんですか(笑)。箭内さんは、1日ここで。
箭:一兵卒としてね、小沢一郎的に。
木:そうです。
山:なんで自分とそんな大物を重ねて…。
(一同笑)
山:皆さん、箭内道彦さんが、タワーレコードサンボマスター専門店、この渋谷において、1日アルバイトをいたします、皆さん(拍手)。アルバイト決定でございます。
木:お願いします。
箭:まぁでも、俺、あの郡山でサンボのもぎりとかやったからな。
山:そうですよ
箭:アルバイト経験あるんですよ。チケットもぎりやったの。
山:そうですよ。アルバイト経験はありますから、これですから皆さん。
近:一応だから、これ見てもらえますか、これ。
山:おっ、何かあるの? 皆さんまた重大発表でございますよ。
近:はい、こういうことです。
箭:おっ、おっ、作ったね。
近:はい。
山:「サンボマスター専門店2011年3月23日オープンでございます」。
箭:ちょっと待って、ちょっと待って、ここに「のみ」って書いてあるよ。
山:おっ。
箭:これ大事じゃない?
山:ですからここら辺の詳しいこと、こういうことはこういう大変な大人の難しいこと、ここはちょっとタワーレコードの方に問い合わせていただいて、僕らは…。
木:いろいろ詳細は出てると思うので。
近:とにかくこういう専門店ができると。
山:できる、そして、箭内さんは店長じゃありませんよ。
木:アルバイトとしてね。
山:バイトですよっていう、そういうこと。
近:これでも、中身考えないといけないでしょう。
箭:中身どうするの? 3人はどうするの。このお店と3人の関わりは。
近:いや、俺は万引きしに行きますから。
木:じゃ、俺、それ検挙する。
近:私服。
木:私服Gメンとしてね。
山:だからやっぱり、これはあのー、場所はどこでやるんですか。
近:だからそのへんも。
山:まだ決まってないの? じゃ、やっぱり木内がそういうの一番詳しいんだから、木内、言ってやって。
木:えっとですね、場所がですね。ちょっと待ってください。
山:えっ、決まってるの?
木:いや、決まっ、渋谷、えっとですね。渋谷の、えー、あそこです、WWW。
箭:あのスペシャが作った。
木:はい、あそこがなんと3月23日、タワーレコードサンボマスター専門店に生まれ変わります。3月23日のみ。
近:箭内さんの職場ですよ。
木:そうです、箭内さんの新しい職場です。
箭:(笑)
山:こりゃ、えらいことですよ。
箭:はい。
山:へー、何やんの。
木:そこで何と、だから我々のいろんなグッズを、たぶん、CDが置いてあるんでしょうね。
山:CD置いてあるし、だからあそこでは、だから箭内さんバイトなんですから、何があったらいいかなと思いますか。
箭:はい? いや、やっぱり…。
近:最新号置いてください。
箭:最新号置きますよ。作る、「風とロック」のね。
山:これ23日に置きましょう。
箭:もちろん置きます。置きます。
山:それプレゼントだ。
木:プレゼント、プレゼント、そう、なんとグッズをこれ今作ろうと思っているのね。。
山:あら。
木:皆さん。
山:重大発表に次ぐ重大発表が。
箭:全然知らねぇ、俺。
山:なんと皆さん。
木:来店した方にはこんな。
箭:あっ、いいじゃない、これ。
山:サンボマスター専門店の、だから来店してくださって、その時は「究極ベスト」を持って来てくだされば、俺買ったよといって、持って来てくだされば、この。
木:もしくはだからそこでも「究極ベスト」はたぶん売っていますからね。
山:売ってるの?
箭:そのへんは、まぁとにかくタワレコに聞いてくれ。
木:あぁ。
山:タワレコはばっちり全部知ってるからね
木:まぁそこはタワレコに聞いてもらってね
近:こういうのも何か作った、これ作ったということだけ言おう。
山:これ見て、オリジナルのアナログのバッグなんですよ。
木:作りました。
山:そう、で、サンボマスターと、このタワレコのこれが、
木:コラボです。
山:これで、ここにこう、アナログのバッグ、アナログも入れれるし。
木:このサイズでビニールバッグ、ビニール袋。
山:で「風とロック」のその最新号。
箭:最新号も入れる、ここに。入れるわ、入れる、入れる。そんで、これ入れるのが、俺が入れるんだろう? 結局バイトだから。
木:そうです。
山:箭内さんバイトだから入れるんですよ。
箭:入れますよ。
山:だから皆さん、この日に来れば箭内さんに会えるわけですよ。
木:はい、そうですよ。
近:トップ走者のね。
箭:ちょっと、このサンボには会えないの? みんな。
山:いや、だから。
木:我々は。
山:なんと。
木:なんと。
山:WWWてもともと何する所ですか。はい、近藤洋一くん。
近:ライブする所です。
山:僕たちはライブをやります!
木:やります!
箭:おーっ。
木:タワーレコードサンボマスター専門店においてインストアライブを。
山:インストアライブですよ。
木:インストアだよね、専門店だから。
近:そうです、専門店だから。
木:インストアライブですよ。
山:そして。
木:その模様を。
山:その模様をなんとみなさん、我々大得意の、USTREAMで全世界に放映します。いいですか。このタワーレコード専門店は、アルバイトに、トップ走者の箭内道彦さんを迎えて、箭内さんは、何か前説かなんかもやって、バイトだから。
箭:マジっすか(笑)。
山:前説はやってくれるだろうし。
箭:はいはい、もうバイトは何でも言うこと聞くしかないわ。これ。
山:伝説のライブになること、請け合いですから。
箭:前説やるのかぁ。
木:すごい楽しみだね。
山:これはすごいですよ、箭内さんこれ入れて。
木:入れて、前説やって。
箭:エプロンして。
山:エプロンして、ほんでだからあそこのレイアウトもちょっとおもしろく。
木:ぜひ。
箭:何か考えて。
山:何かTシャツ飾ったりとかさ、なんかいろいろ。
木:あー、そうね
山:みんなが来て楽しめるものにしたいですよね、で、これをもうプレゼントですから、これ。来たは方は、もうベストを持ってくれば。
木:はい、そうです。
箭:それはすごい。
山:それでもう…。
箭:ちょっと待って! 3月23日、まだ「風とロック」できあがってねぇかも!
山:それは絶対作ってください、そこは。
木:出来てます。
箭:だって今、今日何日だと思ってんの!
木:9です。
箭:撮影したの、さっきじゃん! 文字起こしこれからしてさ。
近:気付いちゃいました?(笑)
木:カメラ回ってるところで。
箭:間に合わねぇ、間に合わねぇ(苦笑)。
木:全世界に向けて置きますって言ってましたよ。
近:いやぁ、これ以上に置くところないでしょう。
山:いや、箭内さんこれは…。
箭:よっしゃぁ、何とかなるだろう!
(一同笑)
木:さすが、お願いします!
山:この日はすごいな。
箭:明日入稿するよ、明日入稿するわ。
木:えらい。
山:サンボマスター専門店が、皆さん、このバッグプレゼント。無料プレゼント。
木:はい。
山:箭内道彦さんバイト。
木:バイト。
山:風とロックもプレゼント。
木:そうですよ、置いてある。
山:そしてWWW、僕ら。
木:インストアライブ。
山:インストアライブ、ワンマンインストアライブ。
木:もちろん。
山:それで、タワレコの何かあるんですよね。来れる、来れないみたいな。
近:だからそのへんはあのタワレコに聞いてもらうっていう。
木:あっ、もうね、こういう難しい。
近:来れない人とかさ、分からないから、全部。とにかく俺ら作ったと。
山:作って、で、ライブもばっちりあると。で、箭内さんも来てくれると。ここまでもうお膳立てしましたから。
木:ライブをUstreamでやると。
近:後はもう詳しい条件等はタワーレコードさんに問い合わせてくださいって。
山:そうですよ、そうです、そうですよ。
箭:すごいね、これ。
山:これやっちゃいましたよ。箭内さんあと何かなんですか。
箭:いやあ、実はですね、これは3人に言ってないんですけど、あの僕もね、WWWに負けじと、C.C.Lemonホールに負けじと、日本武道館に負けじと、ライブハウスを4月にオープンしようと思います。
木:おー(拍手)。
箭:ハイリスクノーリターンもここまで来たと。
山:すげー。
木:すげー、いや、箭内さん前言ってましよね。ライブハウス作りたいって。
箭:そうそうそう。
山:どこで?
箭:原宿に作ります。
山:えー。
箭:原宿に今、あのー、一生懸命工事中なんだけど、でも、それはね、フルアンプラグドなんですよ。
一同:おー。
箭:だからもうアコースティックなんですね。
近:アコースティックの生声みたいな。
箭:そう、で、座席が映画館みたいなすごいいい座席を今作ってるんだけど、24席しかないんですよ。
木:へー、ぜいたく。
山:うわぁ、またしゃれてるなぁ。
箭:24人しか見れないライブハウスなんです。立ち見なしで。
山;うわぁ、いいっすね。
箭:そうそうそう、それが4月にオープンするんで、ちょうどたぶんこれが発売された1ヵ月後ぐらい、あのう、さっき自分、俺のスケジュール見たら、あの4月の22日がちょうど今、空いてるので、そこでこのサンボの3人にアルバイトを? アルバイト返しをちょっとしてもらおうかなと。
木:なぁるほど(笑)。
山:禁断のアルバイト返しが(笑)。
箭:「究極ベスト」が出て1カ月たって、この3人はどうなっているんだと、その頃ね。
山:はいはいはいはいはい。
木:なるほど、なるほど。
箭:もしも、だから、あのー。
山:これはぶつけてきたな。
箭:いや、ぶつけてきました。だからアルバイト店員が歌うってことも僕は十分ありえると思うんですよ、この今の時代。
山:はい、そうです、そうです。
近:ありますね。
箭:フラット、下克上な世界ですから。
山:そうです、箭内さん、もうやっぱり…。
近:ただじゃ…。
山:ただじゃ、転ばねぇ人よのお。
箭:しかもやっぱ、24人だけで聞くのは素敵だけど、もったいないから、やっぱりこれもね、Ustream返しで。
(一同笑)

山:はいはいはいはいはいはい。
箭:こっちもUstream行きます、これ。
木:なーるほど、なるほど(笑)。
山:それはやりましょう。
箭:ぜひ。24人の方の招待方法というかね、招待になるか、販売になるか分かんないですけれども、それについてはまだあのー、何も決めてないんで、その仕組みも。
山:箭内さんらしいなぁ。
箭:それをあの、ここ1,2週間で構築して、えー、サンボ関連のツイッターをお借りしたり、「kazetorock_crew」のツイッターから発表したり、ご案内しますので。Ustereamで見るのもよし、だけどね、その24人になるのも、なかなかおもしろい。
山:まぁ24人になったほうがすごいでしょうね、それはね。
箭:だけどやっぱり1万人も24人も一緒じゃないすか。その1対1が24個なのか1万個あるのかだから、なんかそこで何か1年間ね、いろんな奇跡が起きていけばいいなぁと思う。たぶん1年くらいでつぶれるはずなのよ、俺の計算だと。
木:どういう計算なんですか(笑)。
箭:持たないもん、そんなの(笑)。
近:だって24人キャパシティって。
木:まぁそうっすね。
箭:1人1万円取っても。
山:それなかなか難しいですね。
箭:24万でどうやって、どうやってギャラだったりなんだったり、リハだったり、どうするの? みたいな。家賃どうやって払うのみたいな。
山:いやぁすげぇ。
木:びっくりした。
山:で、そういう重大発表がもろもろあって、
木:まぁ今日はね、いろいろありましたね。
山:まぁ今日はこんな質問ありましたけれども、皆さん。
箭:あっ、それ、「風とロックセンチメンタルホール」っていうんです。
木:へー、いい名前。
山:いい名前ですね。
箭:いいでしょ?
山:いい名前ですね。
箭:センチメンタルな3人でしょ?(笑)
山:我々、いろんな、今日はほんとにまぁ、1勝1敗みたいな感じになりましたけども。
箭:勝ち負けじゃないよ!
山:勝ち負けじゃないですけど。
木:ほんとびっくりした(笑)。
山:これでも、今ツイートなんか見ましたけども、あまりにもですね、その「10年ぶりのぬくもりに用がある」が。
木:結構反響がやっぱりすごかったですね。
山:反響があまりにもでかいっていうことで、皆さんお別れに急きょ、もう1回アンコールで流すっていかがですか。
木:おっ、いいんじゃないすか。
箭:太っ腹!
木:皆さん今、集まってください、画面の前に集まってください。
箭:もう1回流れますよ、皆さん。
木:行きますよ。
山:しかも今回は、最後なんで、この放送も。我々と箭内さんの副音声付ということで、副音声で解説付きで聞けるという。皆さんお友だち呼んでくださいね。
木:始まりますよ、もうすぐ始まりますよ。
山:じゃあ、今度は箭内さんの方から最後の振っていただきましょうか。
箭:えー、もう夜もだんだん。
山:更けてまいりましたけども。
箭:えー、まぁ間もなくあと10分ちょっとで1時ですけど、そんな中、「10年分のそのぬくもりに用がある」、えー、これを4人の副音声と共に解説付きでお送りします。えー、ではどっちかなVTR、こっち、こっち? どうぞ。

(Ustreamにて「10年分のそのぬくもりに用がある」放送中)
山:これはね、これがだから。
木:これは2002年ですね。
山:近ちゃんの誕生日。
近:そうだ、俺誕生日です。
木:誕生日だね。これね。
箭:木内くんの髪型、短いね、髪。
木:髪短かったんっすよね、俺、結構。
山:これなんだよ。オナマシとやってるやつ?
木:たぶん。
箭:変わんないね、やっぱね。
山:いや、だからジャケを見比べて、変わんねぇなって言われるのが多いですね、確かに。
木:多いですね。
山:この機材盗まれちゃったんですよ。
木:今はなき。
山:これが名古屋名サンセットストリートっていう所で。
木:初めて名古屋でやったライブだと思うんですけど。
箭:近ちゃん、ずーっとやっぱタオル巻いてるね。この時代。
山:この頃、巻いてますね。
近:そうですね。
山:近ちゃん着てるTシャツ覚えてるよ。
木:あっ、あったあった。着てたね。
箭:何か、Tシャツで何か時代を覚えてるってあるね。
山:あります。これオナマシとやったやつでしょ。
木:そう。
山:で、あそこにあれ、愛ちゃんでしょ?
木:で、あれ後ろにたぶん山本っちゃんの眼鏡。
箭:覚えてるね。
木:たぶん。
山:これがROOKIE A GO-GOなんですよ。
箭:結局会場も段々大きくなってってってんだね、この10年間で。
一同:あーそうですね。10年たってね。
山:ROOKIE A GO-GOはね、話題になってくれてね。
木:ね、これすごい話題になったよね。
山:これSET YOU FREE(セッチューフリー)ですよ。これも銀杏とかYO-KINGとやってんですよね。
箭:2004年だ。
山:これのTシャツは、箭内さん。
箭:そうそうそうそう。作りました、ヒロさんと。
山:これもセッチューだよ。
箭:うん、そう。
山:セッチュー全部無料ですよ、これ。全部映像ただ。
箭:いいね。
山:すごいっすよね、やっぱSET YOU FREEって。
箭:やっぱその心意気には、心意気で応えないと。
山:もちろんです、ほんっとに。これがギャラクシーか。
箭:31日大晦日。うわーすごいな客席これ。おー。
山:うわ、すごい。
木:すごいよね。
山:この頃の近ちゃんのTャツも覚えてるよ。
箭:この帽子覚えるよ、最近見ない。
山:これも、セッチューだ
木:あっ、Tシャツも覚えてる。
箭:近ちゃんいいね。
山:これいつだ?
木:うーん、12月30。すごいよ、これ。
箭:すごいなぁ、これ、すごいなぁ。
山:これ初日?
木:これ、そう3rdアルバムのツアーの初日。クアトロ。
山:このライブも熱かったよな。
木:この日はよく覚えてる。
箭:あっ、これ行きましたよ。
山:FUJIROCKですね、グリーンか。これも楽しかったね。
箭:朝イチですごい集まったからね。
木:そうですよね。
箭:初日の朝イチ。
山:よく覚えてますね。これはROK INでしょう。ROCK INじゃなかった?
木:そう、JAPAN
箭:2008年か。
山:ありがたいよね、これだけ人が。
箭:野音だ。
木:これ4枚目のツアーです。
山:これ、でも次あれじゃないか。風とロックでしょ?
木:あぁそう、ギターソロね。
箭:おー、来た来た。
山:これ1年目。
木:1回目です、1回目。
近:苦情がいっぱい来たとき?
箭:嬉しい。ここでもう2度とできません、この会場でも(笑)。
木:そうなんだ。
箭:Zepp!
木:そしてこれが去年の夏ですよ。
山:レイクのトリやったときか。これも熱かったなこのライブも。ほんとに人すごかったもんね。
木:そしてこれが最新、この間の正月です。
箭:しかもこの後が、俺大好きなんだよね。この歌のライブで聴くときの山口くんの。
箭:いい顔してる、木内くん。
近:うわーすごいなぁ
木:すごいね、ほんとにすごいわ
山:お客さんは、
木:自分たちがやってたって、あんまり信じられないね。
山:いやぁ、もう信じられないね、ちょっとね。
箭:でも、そういうもんなんだよね。
山:いや、ほんとそうなんですよね。
箭:だから自分であり自分じゃないんだよね。あの、君らみんなのものなんだよ、もう。ほんとに。
山:ありがたい話ですよ、でも、これも。
箭:曲もそうだし、人もそうなんだよね。
近:うわ、すごい
山:これ風とロック?
箭:うん。
近:これクアトロだ。
一同:うわー
近:すげー。
木:日本ロック元年のTシャツだね。
近:あぁそうかも。
山:これもすごいね。これROCK INか。
木:いやこれ、グリーンじゃない?
近:FUJIROCKですね、グリーン。
山:あぁそうか。
近:朝イチって多いっすね。
木:朝イチ多いよね
山:多いねー。これROCK INでしょ。
近:これも朝イチでしょ?
木:あっ、この時もそうだっけ。そっか。JAPAN2回やってんの、朝イチ。
箭:あー、登ってる登ってる(笑)。
木:これいい顔してんだよねー。
木:ZEPP。
山:これレイクステージだね。
近:でもこれすげー良かったな。
山:身体キレてるな。キレいいね。これで最後?
木:これで最後かな。
箭:やせたなぁ。山口くん。
山:あっ、マジっすか。
箭:うん。いいね。
(映像内 山口MC「結局、この2万人のひとりひとりそのぬくもりにだけ用がありました!!!」
箭:そうなんだよな、でも。
山:うん、すごいね。
箭:でも「このぬくもりに用がある」って誰も言ったことがない、いい言葉だよね。すごい強烈なキャッチコピーだと思う。
山:ありがとうございます。うわぁ、でも、これありがたいよな。こうやって見るとやっぱりな、お客さんのパワーってすごいもんがあるんだ、やっぱりな。
近:自分たちだけじゃできないもんね。
山:まぁそうだね。
近:これ高いところ登っちゃった。
箭:うん、あっ、そっかそっか。両方担当してるんだ。
木:そうそうそう。
山:僕もよくお辞儀しちゃうんだよな。
木:そうだね。
山:いやぁこんな大きな人の前でやれるなんてね。大勢の人前で。
箭:サンボマスターはいいねー。
山:いやいやいやいや。
木:いやー良かった。
山:いやいや、というわけで見ていただましたけども。
木:いやーよかったわ。
山:そろそろ本日の締めに。
木:今日はほんとにでもね、長々と。
山:来ていただいてありがとうございました。
箭:いやいやほんとありがとうございます。
山:どうでしたか。
箭:いや、もうサンボマスターやっぱ大好きですよ。まぁもうバレてると思うけどね、これ。
山:隠してたの?(笑)
箭:まぁあんまり顔には書かないようにしてんだけど、結構バレてると思うけど。やっぱ僕ね、バンドって、あのバンドのいろいろ好きな要素ってあるんだけど、言ってもいい?
山:はいどうぞどうぞ。
箭:そのバンドを好きかの証拠って、すごい初歩的な話だけど、メンバー全員を好きかどうかなんだよね。
サンボ一同:おー。
箭:だから簡単なこと言うと、全員のフルネームが言えないバンドってあるじゃない。ボーカルの人しか言えないとか。それってやっぱりそのバンドとさ、深い絆にはなんかなってない。俺、やっぱもうこれ3人とも好きだもん。
山:あー、ありがとうございます。
箭:福島じゃなく千葉と栃木だけど関係なく。
山:偉いことです(笑)。
箭:ほんとに。俺でも、やっぱバンドって、いいなぁって思って。
山:やっぱバンドっていいですよね。
箭:だけど、やっぱり横で見てても、この3人にどうしてもやっぱ入り込めないさ、すごいなんか強烈なさ、オーラなのか、閉じてるのか、ある種ね。それかその3人のものすごい緊張感なのか。それをいつも僕はこうドキドキしながら感じているのが、楽しいなぁと思いますね。
山:だからこの映像は、僕らにしてみれば、今回のこのベスト盤、出せたっていうことが嬉しいんだよね。
木:そうだね。これをこの形にして出せたっていうのはほんとに満足してて。
箭:だってベスト盤ってほんとに、あのー、ミュージシャンにとっては無念みたいな時もあるじゃない。出したくないんだと、あと、じゃ、出してもいいけどプローモーション稼動しませんよ、俺たち。っていうのはあるけど、もうがっつりさ、新作としてさ、こうリリースしている力の入ってたベスト盤っていうのは珍しいんじゃないですかね。作品だよね。これがほんとに。
山:そうなんですよ。僕らもうニューアルバのつもりでやってて、だからまぁほんとにまぁ、まず見てほしいね。
木:そうだね、是非是非。
山:見て欲しい、聴いて欲しい。ってことでございます。
箭:そのためには、予約して欲しい。
3人:ありがとうございます。
山:というわけで長々と。
木:今日はほんとにありがとうございました
箭:長い長い、長かった。皆さんお付き合いありがとうございました。
山:ちょうどもう1時でございますので、そろそろでは、皆さん、えーまた明日ということで。明日じゃありませんけども。それでは、みなさんこの23日に。
箭:ここでお会いしましょう。
木:お会いしましょう。
山:おやすみなさいませ。
木:ありがとうございましたー。
(Ustrem中継終了)


山:ありがとうございました。
木:箭内さんありがとうございました
箭:ありがとうございました。
木:いやぁすげー楽しかった。ほんとありがとうございました。
山;ありがとうございました。ありがとうございました。
近:お疲れ様でした。
山:600いったくらいですかね、瞬間は。
近:そうだね。うん。
山:いやー。
近:おもしろい。
木:いやぁよかった
箭:Ustreamっていいね。
近:おもしろいっすね。
木:最近すごい好きなんですよね、だから。
箭:俺も、この前新聞、ニューヨークに1泊3日で手ぶらで新聞買いに行った。
武:新聞買いに行ったんすか。
箭:そう。
武:何の新聞とかあったんですか?
箭:それは俺がプロデュースしてる高橋優っていうやつで、ニューヨークタイムズに意見広告出したんですよ。英語で、世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だっていうのをピッてこう書いてる、ニューヨークタイムズに自腹で出して、だったらそれが出る日に買いに行ってこの目で見たいなって思って買いに行って、それをUstreamで中継して、翌週高橋がそこの場所に行って路上ライブやるっていう。
木:やってましたね
箭:そこは俺いけなかったんだけど。手ぶらいいよ手ぶら。ほんっとに何も持たないで行ったの。パスポートだけポケット入れて。ちょっと臭くなりますけどね、パンツとか。
木:すごいなー。
箭:中毒だよね、その、「なんでそんなことやってるの?」ってこう言われるとさ、次なんて言われようかな、みたいなのがもう止まんなくなっちゃって。
木:いや、だからほんとにやるじゃないですかだって。ライブハウスほんとに作ったんですもんね。
箭:作った作った。
近:採算取れない。24人って(笑)。
山:いやぁ、ありがとうございました。
木:いやぁすごすぎるわ。
山:でもいいんじゃない。
近:結構楽しかったな。
木:すげー面白かった。


サンボマスター
山:山口 隆(唄とギター)
近:近藤洋一(ベースとコーラス)
木:木内泰史(ドラムスとコーラス)

箭:箭内道彦(風ロック)
武:武藤 洋(ディレクター)

2011年3月9日 USTREAMサンボマスター特番「トップ走者」!!より

※『サンボマスター 究極ベスト』の発売は4/6に延期されました。
これに伴い、3/23渋谷WWWにて予定しておりました「タワーレコード サンボマスター専門店」の開店についても一旦見合わせとなりました。
今後の予定についてはサンボマスターオフィシャルホームページにてご確認ください。

PROFILE