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magazineによるエントリ

週刊東洋経済の歴史

大辞林 東洋経済新報

ipod touchを手に入れまして、日々感動しながら遊んでます。
特に話題の辞書アプリ「大辞林」の項目は、ちょっと読みたいときに実に面白い。
そんななか、「作品」「日本」の項目を見ているうちに出てきたのが「東洋経済新報」の見出し。
週刊東洋経済 は日本最古の週刊誌だったのですね。
1895年に旬刊『東洋経済新報』として刊行が開始され、「1926 年7月、『東洋経済新報』を『週刊東洋経済新報』と改題 」して現在に至る。
知りませんでした。。。不勉強ですいません。
その実力を知ったのはこのエントリー。
昨今の見出しでも強気の言葉が並び、けっこうドキドキしながら見ておりますが、
これも「会社四季報」を出してらっしゃる実力ならではのもの。

これほどの伝統を持ちながら、最新のデジタル状況でも真価を発揮なさっている存在として
あらためてリスペクトしてしまいました。



2009/4/1 水曜日 [ magazine

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フィガロ・Number…雑誌>webへの展開続々

4/1をもって文藝春秋社の「Number」webがリニューアルするそうです。
Webオリジナルコラムには直木賞作家・海老沢泰久氏、翻訳家・芝山幹郎氏らの書き下ろしコラムの他、充実した読み物が展開されるとのこと。圧巻なのは、Number秘蔵のスポーツ写真によるフォトギャラリー。既にサイトの予告画面でも一部が出てますが、あのNumberの世界が見事に表現されてます。

その勢いで文藝春秋社のサイトを見てみると、週刊文春の記事が一部読めるようになっています。あの「原色美女図鑑」も1枚だけ掲載。ただし記事もグラビアも最新号のみ。ちゃんと見たいと思ったら購入しましょうね、みなさんw

もうひとつは「フィガロジャポン」。エキサイトの広告WebADtimesというところで昨年12月に編集長江坂健氏へのインタビュー記事「ファッション誌フィガロジャポンが織成すウェブ化への挑戦」がアップされてました。

江坂氏は「スタジオボイス」編集長からウェブマガジン「Node246」、Hotwired Japan編集長を務めた方で、blogにもメディアに関する鋭い洞察をいくつかエントリーされていますね。

記事中、面白かったのは↓の一節。

――雑誌との連携というのは紙面の部分とセレクションですね。

江坂 ここ最近のコンテンツ業をみていると、2次利用とか3次利用が、必須かなと。出版系ってそういう発想が多くなかったと思うんです。とくに雑誌は1回作ったものは出し切りで、2次利用するのはあんまり潔いものではないというのが編集者の方にもあったのではないかなと。
それは他のコンテンツ業からすると凄いもったいないことで、2次利用とか3次利用って当たり前のことですよね。例えば映画だってDVDになったりするわけですし。すでに雑誌としてのブランディングがあって、信用度があるものであれば有効に使えた方がいいだろうと、こういう展開だったらそのまま紙面を使えるなというのを考えましたね。

2次利用、3次利用を潔しとしない。その態度は実に美しいですね。そうして最新の記事を常に切磋琢磨して世に出し続けるからこそクオリティが保たれる。

とはいえ、仕事や趣味でも、雑誌のバックナンバーを大事な資料として活用していた経験から思うに、魅力的な記事が載ったバックナンバーが2次利用によるアーカイブで、ネットで閲覧可能になるというのは非常に有用かつ便利このうえない。

やはりwebでの雑誌情報って、最新号が見られることより、過去記事が検索で大量に羅列され、これをじっくり読めることの方がおそらく楽しいことかもしれませんね。いろいろ問題も多いので難しいのですが。



2009/3/19 木曜日 [ magazine, 編集部

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UNIQLO、パーカスタイルは雑誌『東京グラフィティ』とコラボ

スチャダラもシナロケも出てくるパーカキャンペーンでございますが、
東京各地でのストリートスナップでパーカを見せてくれるという仕掛けも展開。
秋葉原でメイドさん、巣鴨ではおばあちゃんも着てるところがすこぶるgoodかと。
で、ストリートスナップとくれば、コンビニによく置いてある「g」-東京グラフィティ-。
もちろんスペシャルな雑誌も出ましたね。

『TOKYO FASHION MAP with UNIQLO』(税込価格480円)を、全国の書店やコンビニエンスストアで3月10日(火)から販売いたします。


あんまり関係ないかもしれんけど、
こーゆーノリで言うと「BARCELONA CLUB FLYERS」という名著を思い出しました。
クラブフライヤーを集めた傑作ですよね。たしかアルプスの少女ハイジとかがトランス系のパーティのフライヤーになってた記憶が。こんなストリート・ポップの収集物件として今回のuniqloは、結構いい線いってそうな気がしますです。



2009/3/11 水曜日 [ magazine, 編集部

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防衛省が編集協力してるすごい雑誌「MAMOR」

いやいや知りませんでした。扶桑社から発行。特にここ最近はグラビアアイドルの皆さんが表紙でございますよ!制服萌えの方々にはたまらんものがあるでしょう。表紙に絡めたグラビア名は「防人たちの女神」。この手の雑誌は「丸」とか「PANZER」など硬派中の硬派だったわけですが、ガンダム・マクロス以降20年もたった現代では、ヤパリこーでないといけないですよねー。情報・情勢認識については週刊オブイェクトさんや軍事板常見問題&良レス回収機構などと一緒に見るとよいのかしら。



2009/3/5 木曜日 [ magazine, 編集部

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オンラインビジネス誌の現状

Business Media 誠:4人の編集長が語る「ネット化が進むビジネス誌の現状、そして明日は?」

「ダイヤモンド・オンライン」「東洋経済オンライン」「プレジデントロイター」の「キーパーソン」と「Business Media 誠」編集長による座談会記事が出ました。
印刷媒体から積極的にオンライン展開する各誌の姿勢の違いや直面している問題がよく読み取れます。
なかでも興味深かったのは下の一節。

麻生 ダイヤモンド社の場合は、雑誌はテーマ性が高いものを扱っているのですが、Webではいろんな記事をそろえていますね。各分野の人を立ててたくさんのネタを用意しているのですが、ふと気付いたら月刊誌みたいになっているのは不思議です。月刊誌的な品ぞろえを、月刊誌ではなく日刊誌でやっている感じです。

この妙なギャップにうなづきました。

magabonを3年やっていて確信するようになったのは、ユーザの皆さんが月刊誌、週刊誌といった刊行形態や、発売日など意識していないのでは?という仮説です。webに掲載された途端、今までの時間概念は吹っ飛んでしまうのではなかろうか。

いちネットユーザーとしてふりかえっても、自分は際限なく新しくユニークな情報を求め続け、消費しています。だから日刊誌であっても月刊誌の扱う領域まで、毎日読みたいと思うもの。メディアがwebになった途端、月刊誌とか週刊誌という枠組みは忘れています。GIGAZINEの「関連リンク」をたどっているうちに、数年前のバックナンバーに至っている場合も多くあります。

月刊・日刊の差で雑誌のスタイルは確かに異なります。が、所詮は流通面で「冊子」にする都合上のシステムでしかないのではなかろうか。webのユーザーはそのシステムのからくりに既に気づいてしまっているのではないでしょうか。



2009/3/3 火曜日 [ magazine, 編集部

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海外:有名雑誌を過去から網羅したGoogle Book Search

既にご存じの方も多いやもしれませんが、
昨年暮れよりGoogle Book Searchで3誌が閲覧できるようになっています。(ソース)

・New York Magazine
・Popular Science
・Ebony

New York Magazineは1965年から1997年12月までのもの
GoogleBookSearch New York Magazine search result
Popular Scienceは1870年(!)から最新号(!)まで網羅。
閲覧できるページ数も130pageとか90pageとか、ほぼ「全て」と銘打っても良い内容。広告も当時のまま掲載されています。
GoogleBookSearch New York Magazine 97.6.2issue

ソースのblogでも言及してますが、雑誌は往時の風俗を知るに最適な資料。そのポリシーをひっさげて広告の権利や肖像権など、おそらく魑魅魍魎の跋扈する世界を見事にクリアし、掲載にこぎつけたメディアパワーには、同業の輩としては背筋が凍る思いをしつつ、旧来から趣味や仕事に雑誌を情報ソースとしてきた経歴がある筆者にとっては感動を覚えた次第です。今回ご紹介の3誌をタブブラウザで開いている今のビューは、まさしく80年代の神田神保町の古雑誌専門店そのものなのですから。



2009/2/18 水曜日 [ magazine, 編集部

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2月雑誌関係・あれこれ

講談社の「クーリエ・ジャポン」がiPhone向けビューアで閲覧できるそうです。ビューワの提供元は株式会社 ボイジャー。コミック用のビューワが先行してらしたようで、その発展版。appstoreからビューワ+雑誌そのものの購入ですが、一部だけ読める無料版もありますのでiphone・ipod toutchユーザの方はお試しいかがでしょう。

手前味噌ですがxbrandでもiphoneでアクセスしたときには専用のレイアウトになります。こちらも是非是非。

■最近mixiのニュースに集英社参加されてますね。「BAILA」「non-no」「Men’s non-no」で記事配信してます。


2009/2/16 月曜日 [ magazine

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