新米主婦と筍
料理番組は数あれど、私がついつい見てしまうのが『ＮＨＫ きょうの料理』。
夜21：00～21：25という放送時間帯が、ちょうどよいのかもしれません。とは言え、普段は見るだけで作った気分になってしまい、胃袋より目の保養用としておりましたが、その日はどうしても気になるお料理が放送されていたんです。
それは、ケンタロウさんが教えてくれる筍料理。春にしか食べられない生の筍。『下ごしらえにはちょっと時間がかかりますが、手順自体はすっごく簡単なんですよ～』と、軽快なオシャベリと包丁さばきでささ～っと作っちゃうではないですか！
ケンタロウ節に乗せられて、作れそうな気になってきた新米主婦の私。翌日、さっそく筍を買って調理開始！
たしか、先の方を切り落として、皮に切り込みを入れて、ぬかと一緒に1時間くらい煮るだけだったよなぁ。それなら、簡単簡単！と思いきや、先の方ってどこまでが先なんだ？とか、切り込みってどのくらいの深さなんだっけ？と分からないことが続出・・・。
茹で上がった後に皮を剥くというのは出来たのですが、根元のブツブツが付いている部分は食べられるんだっけ？食べられないんだっけ？となり。結果、筍はとってもちぃちゃくなってしまいました（涙）。
後日、テキストを買ってちゃんと読み直すと、先の方というのは5ｃｍくらいのところだとか、切り込みは1ｃｍくらいなどなど、きっとケンタロウさんも教えてくれてたであろうことが、しっかりと書いてありました。あぁ、ちゃんと読んでから作ったら、もうちょっと大きな筍が食べられたのに。
（S.K）
