平凡パンチ

2007年06月11日

平凡パンチは、平凡出版(現マガジンハウス)から1964年4月に創刊された男性向け週刊誌。

「POPEYE」「BRUTUS」と一時代を作るマガジンハウス以前の潮流を担い、ファッション・情報・風俗・グラビア週刊誌で現在の男性週刊誌のパターンを作った。「メンズクラブ」を意識したつくり団塊の世代が読者層であった。集英社から発刊されている「週刊プレイボーイ」と人気を二分していたが、1988年に休刊。再び、1989年2月に全面リニューアルとして「NEWパンチザウルス」が創刊したが、わずか4ヶ月休刊。
飛鳥新社編集者赤田氏がオマージュをこめて「団塊パンチ」と言うムックを刊行。また平凡社から新書「平凡パンチ1964」に発刊当時のことが詳しく描かれている。

オススメ・ポイント

大橋歩によるメランコリックなイラストと、過激な内容のギャップがこの雑誌の最大の魅力だった。
今でも、ネットオークションや古本屋などで取引されており、1960~70年代にかけてのサブカルチャーの一大シーンを知るには最適!

平凡パンチ大橋歩表紙集」として書籍も発売されている。

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