新しいNewsweek日本版サイト面白いです
Newsweek日本版サイトがリニューアルされました。
以前のエントリーでも言及されていましたが、見事に雑誌の「web」化ができているんではないかと。
掲載された最新記事か過去の記事なのかは判然としませんが、
タイムリーな記事がどんどん増えています。
Newsweekに寄稿するライターの方々のblogもある。
一通り読むにはそれなりに時間もかかるほどです。
何より「Newsweek」ブランドの信頼できるソースたる記事が
web上に、1枚づつ、アーカイブされていることが大きいと思いました。
アーカイブされていればリンクできる=情報を生かすことができますので。
magabonは2年も昔、佐々木俊尚さんに↓の手厳しいご意見をいただいてますが
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だがマガボンでは、雑誌ごとのURIはあるが、ページごと、あるいは記事ごとのURIはまったく用意されていない。つまりはマイクロコンテンツ化されていないわけで、たとえば誰かがこのマガボン上でちょい読みして面白い記事を見つけたとしても、その感想をはてなでブックマークすることはできないというわけだ。
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magabonの各雑誌のページには、バックナンバーも含め、ロングテール的に細々とアクセスが累積する事実がよくわかってますので、これがページ単位になれば、長いスパンで考えれば、相応の数字に積み上がるであろうことはよく理解できるんです。
先日ご紹介した週刊誌シンポジウムで下記のような発言があったようですが
週刊朝日「ネットが驚異という話があるが若い人に新聞社のウェブサイトはユーザーフレンドリーじゃない。過去記事検索できないと言われた。タダで全部見せるように言われた。しかし、記事制作にはコストがかかる。ウェブは見本を見せているようなもの。それを言った若者はNHKに就職した(会場笑)」
制作コストは回収できないかもしれないけど、
とにかくマネタイズという目的であれば、検索にヒットするアーカイブに広告置いて、
ひたすらジッと小銭を拾って回収しつづけることも大事な一手じゃないかと思ってます。
(K.S)