Como×アンラシーネ コラボ企画というニュースを深読み
「株式会社キャビン」からの本日付リリース。
comoと組んだ長靴を発表してます。発信サイトは「共同通信PR」。
ただし、リンク先を見ていただけるとわかりますが、
なぜかヘッダに「株式会社ファーストリテイリング」のお名前が。
一方ブランドサイト「enracine/アンラシーネ」を見てみると、
高橋マリ子、進藤晶子と、それなりのお名前の方々がお揃い。
ブランドコンセプトとしてはページのメタ記述を引用すると
⇒
「アンラシーネはミセスのための普段を楽しむコンフォートカジュアルウェア・部屋着・ルームウェア・リラックスウェア・雑貨などを揃え、たくさんのステキなママの笑顔に出会えたらと考えています。」
とのこと。ショップリストを見ると、全国津々浦々のスーパー、ショッピングモールに出店しています。
ここで「株式会社キャビン」の名前をここで思い出しました。
25年も前に東京、江東区、亀戸駅の駅ビルに入ってたショップです。(すごく個人的な記憶ですいません)
ショッピングモールにチェーン展開する、婦人服アパレルメーカーの老舗ですね。
会社紹介、トップメッセージには下記がありました。
「1971年に誕生したキャビンは、日本のウィメンズSPAの先がけとして、急成長を遂げてきました。キャビンが大切にしてきたのは、「こだわりを持った商品を、きちんと真面目につくること」「親切でやさしく、自然な対応でお客様に接すること」です」※SPA=アパレル製造小売業
プレスリリースを見てみると、
「貸倒損失のお知らせ」「固定資産売却」などの語句が並び、昨今の苦闘がかいま見えます。
全国展開した先の駅ビルやショッピングモールが
街道沿いの大店舗にお客を奪われて苦境に陥ったのでしょうか。
これを2006年にファーストリテイリング社がM&Aしていたんですね。
ファーストリテイリング社のページには、国内関連事業として紹介されています。
他に海外ブランドも扱っていることもわかります。
ファーストリテイリング社は「ユニクロ」だけではないんですね。
外国ブランドから国内の既存チャネルの再構築まで、その商いの手びろさは新発見でした。