ネオGSP2点。

★東京都　辻亜土夢さん　
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箭内さま
ギャングスター・プランナーご担当者さま

はじめまして。
辻亜土夢（ツジアトム・本名）と申します。
都内の広告代理店で働いています。

企画を考えたので、お送りします。
「ＪＲ東海」です。

この原油高騰のご時世、やっぱ電車でしょ。
そんなことを踏まえ、リスナー（だけではなく日本中！）に「ＪＲ東海」を好きになってもらいたい。
そんな意図です。

「遠距離だなんて、誰が決めた」

というコピーを軸に、
恋人同士の思いに焦点を当てたものです。
家族バージョンもあると面白いと思います。



女性の声：

駅のホームで別れを惜しむなんて、そんな柄じゃないし。
携帯があれば、電話だってメールだって、いつでもできるし。

そりゃ、会って話したり、お酒飲んだり、したくないわけじゃないけど。

友達は、大変だねって、同情してくれるけどさ。

当の私は全然大変じゃないし、寂しくもない。

・・・会いたいだなんて、今さら言えないよ。

遠距離だなんて誰が決めた。ＪＲ東海

男性の声：

あいつはいつもそうだから。

寂しくても辛くても、いつも意地張ってさ。

きっと、おれの邪魔はしたくないって思ってるのかな。

男としては、弱いところも見せて欲しいんだけど。

会いたいよ、そりゃ。

あいつもそう思ってくれてるといいけど。

これから会いに行くよ。

遠距離だなんて、誰が決めた。ＪＲ東海

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⇒あら、現役の代理店マンさん。こんにちは。GSPにご応募いただき、ありがとうございます。
　好きです、個人的には。
　どんな出演者が、どんなシチュエーションで、どんな感じでCMを作っていくのか。
　あるいはナレーションか。どんな曲を当てるのか。
　代理店の方ならお分かりになると思いますけど、さらに1歩踏み込んで考えてみてください。
　そして是非、改めて送ってきてください。
　
　以前オンエアでも言いましたが、さらに深める、もっと考える、作りながら走る。
　それをGSPのみなさんには求めたいです。
　
　ギャングスター・プランナーは、CM投稿企画ではありません。
　時代の熱そのものだと思ってます。
　「思いついたのペロンと送るから、あとシクヨロー」みたいなのは、
　ウンコと一緒に公衆便所2007に流してしまいませんか。
　
　そのときのオンエアで『もっと考えて送ってきてよ』と箭内さんが言ったGSP企画も、
　その後、なにがしかの反応が届くことは、今現在までありません。
　僕は、それはそれでいいと思ってます。
　「あ、そんなめんどくさいんだ。じゃあいいや」
　それで結構です。僕たちが改めて会うべきであれば、また必ず会うでしょう。
　それまでは、お元気で。

　広告とは無縁であろうが、代理店勤務であろうが、そんなことに僕たちは興味がありません。
　その人の叫ぶ声の熱に、どんだけ乗っかって暴れられるか。
　それがGSPだと思ってます。
　つーか、そのほうが絶対に楽しいと思うんだけど。どうなんでしょうね。思い過ごしですか、それは。

★見山優美子さん
ちょっと長いんですが、いただいたメールを編集しない主義ですので、
逐次、僕の意見も挟みつつ、全文掲載します。

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先日、ギャングスタープランナー宛に、提案書を出させて頂いたのですが
お返事を頂けないと言うことは・・・そうゆう事なんですよね。

読んでいただけているのかどうかもわからない。
でも、読んでいただけていないのだとしたら、それはそれで今回は縁がなかったんだろう。
読んでいただけたけれど、ダメだったんなら次の提案だ！
と思っていたのですが、でもそれは頭が思ってるだけで、心は違います。

「一回送っただけで、何言ってんだ」と思われるかもしれませんが
一回送ってダメだったから何じゃなく、この一回に込めた気持ちが中途半端な気持ちじゃなく、
心から伝えたいことを、心に一番近い言葉で伝えたと言い切れるので
正直言うと、伝わらないと困るんです。
あの気持ちが伝わらないなら、どんな気持ちが伝わるのかが解りません。

わからないから、新しい提案を書いています。

反応を待っているより今出来ることをしようと、新しい提案をまとめていたのですが、

自分が伝えたいことを今正に伝えてる人がいて、
その内容が、本当に今自分が伝えたいことだったので、興奮してしまって何もせずにはいられなくなりました。
今出来ること、この気持ちを早く伝えたい！

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⇒伝わらない表現は、表現ではない。
　僕はいつもそう思って仕事をしています。
　僕だって、常に伝えたいことを伝えたい言葉で伝えているつもりです。
　しかし、伝わらないことはあります。しかも、多々あります。
　それを、「あいつらバカだからしょーがねーよ、使えねーなー」と思うことは、カンタンです。
　しかし、それは表現ではない。表現はいつも、私とあなたの間にあるものです。
　私の中だけにしかないものは、表現ではない。
　だから僕は、違う方法を探します。伝えたいキモチを伝えるために。
　だって、目的は、ただその1点なんですから。
　ツールは目的のために使い分けるべきで、手段と目的を癒着させすぎると、
　自分自身の身動きが取れなくなって、結局苦しむのは、自分です。

メール続き。

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たった今、【週間　風とロック】のＨＰを拝見し、いてもたってもいられなくなったので
メールさせていただきました。

CDがなかなか売れないと嘆かれ、お客さんはCDショップには行かないで部屋にいながら

ネットで一曲ずつダウンロード…そんなスタイルも定着しつつある昨今、……いやでもしかし！
CDショップはもっと楽しい！
CDショップという現場から音楽を盛り上げていきたい！

提出させていただいた書類の内容・・・つまり、自分が伝えたいことと同じだったので、

ドキドキというか何と言うか・・・
ちゃんと読んでいただけているのだろうか・・・と
そういう意味でもドキドキしています。

本当に伝えたいことなので、出来ればちゃんと心からの言葉をまとめて、自分の字で書いて、
自分の手でポストに入れて伝えたかったのですが、
もう、今、何かせずにはいられなくて、早く伝えないと！と思いメールさせていただいています。
矛盾してます・・・。

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⇒お、それは、箭内さんがプロデューサーをつとめる、
　CDショップ店員によるCDショップ店員のためのサイト、
　「全日本CDショップ店員組合」のことですね!!!!説明くせー。
　
　あのー、特に放送業界はズルズルで、パクりパクられが当たり前の世界で、
　お互いにそこ突っつき合うと損することのほうが多いんで、
　見て見ぬフリが横行してるというか、モラルは底辺まで低いですが、
　GSPに関しては、パクるぐらいなら一緒に巻き込んでやったほうが盛り上がるに決まってるんで、
　メリットデメリットの上でも、可能性の話としても、ないですね。
　
　
　自分が考えてたことを、先に誰かにやられてしまった。
　
　ちっくしょー！悔しいー！次は箭内より先に実現してやる！
　なんだったら箭内巻き込んでやる！
　
　それがGSPとしてあるべき姿だと、いつも思います。

メール続き。
　

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ＣＤが売れない原因の一つによく挙げられているのが
「買ってまで聴きたいと思える様な音楽が少なくなっている。」とゆう内容で、
それが正しいのか否かは、それぞれが判断すればいいことですが、
原因は発信する側だけでなく、受け取る側にもあると思うんです。

「買ってまで聴きたい様な音楽が少ない。」のではなく
「買ってまで聴きたい」と音楽に対して感じられる心を持つ人が少なくなったんだと思います。

それは、音楽というものに対して「人」を感じれる人が少なくなったからではないかと思います。
音楽に限らず、「もの」に対して。

「もの」を通して「人」を感じることはとても大切なことだと思います。
前回送らせていただいた内容と重複してしまいますが、
自分を取り巻くものは全て、誰かが作ったもの。
この「もの」には色んな想いが詰まっていて、色んな人が関わっていて、自分も関わっている。
こうゆうことをリアルに感じられる機会が少なくなってきていると思います。

その原因の１つは【便利さ】にあると思うのです。
便利なものは使う人次第で全くそうじゃないものになってしまう。

人が求めるもののほとんどは、既に手にしていたり、すぐ近くにあるもので、
それに気付けるかどうかなのに、自ら失くしてることにすら気付かない。

便利さと引き換えに失くしていいものなんかじゃないものが次々に失くなっていく。

便利なことも慣れれば直ぐに当たり前のものになり、特別だと思わなくなる。
特別だと思わなくなると、大切にしなくなる。そんな繰り返しなんだと思います。

私は音楽が大好きです。
好きな音楽に出逢うと、それを作った人のことも好きになります。
そして気付きます。
「この人が作った音楽だから、好きになったんだ」と。

大好きなアーティストが作る、大好きな音楽が【ＣＤ】とゆう１つの「もの（作品）」になる。
この「もの」を通して、作った人の想い、それに関わる人の想いを感じる。

音楽が在ることを当たり前だなんて思わない。
当たり前のように在るものだからこそ、大切にしたいと思う。

その為に自分に出来ることはないだろうか。

今はただ自分の考えを一方的に発しただけで、何の解決にもなっていないのですが、
前回提案させていただいた内容の１つに【ＣＤショップをＣＭする】とゆうものがあったのですが、
今回はその、ＣＤショップに並ぶＣＤについての提案を考えています。

早急にまとめて送らせて頂くつもりではありますが、
もし、このメールを読んで頂き、少しでも興味を持っていただけたなら
ご連絡を頂きたいです。
まだまだ考えが足りていないかもしれませんし、全くの素人ですが
伝えたいとゆう想いは本当です。

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⇒あなたの思いはとても理解できます。僕と考えてることが同じ点もいくつかあります。
　しかし、ご連絡は特にしません。あなたのさらなる強い思いを、ただお待ちするのみです。
　伝えたいという想いが本当である、という証しを、僕たちに叩きつけてください。
　もちろん、「お前らとは全然別の場所で実現してやったぜ」というのも大歓迎です。
　楽しみにしてます。

(山本佳宏)