座組みとは
最近、週刊風とロックのスタッフブログのほうに、
JFNジャパンエフエムネットワークの飯塚さんが良く記事をお書きですけども(笑)
飯塚さんはラジオ風とロックのプロデューサーであり、
一部10代の方はご存じかもしれませんが、ラジアンリミテッドDXという、
深夜1時からJFN系列で生放送中の番組のプロデューサーでもいらっしゃいます。
SCHOOL OF LOCK!をwikipediaで検索しますと、いろいろ詳しく書いてあって、
僕らが覚えてないような情報まで網羅されておりまして、だがしかしですね、
ネットの情報を鵜呑みにするなの言葉どおりですね、それを1歩でも超えると、
つまりはある程度のリサーチ、裏取り、などが必要な情報になると、
あっという間にウソだらけになっていきます。
そりゃそうですよね。
探そうにも、探す場所がネット上で、ネット上におけるその類の情報は、
ほとんどが同じように憶測の再利用と増幅で成立しています。
適当な知識とニュアンスと希望的観測で書かれた情報は、いつの間にか事実として流布したりして、
それを止めるすべは、現実的には、なかなかなかったりします。
ひとことで言うと、何でも書いたもん勝ちの世界っつーか。
簡単に勝ち逃げができる世界だったりもするわけで。
僕はインターネットは大好きですけども、結局はツールであるというスタンスを踏み外さないように気をつけてます。
さてwikipediaの話ですが。
僕らが公に提供した情報やコンテンツなどについては、ほぼ正しく書かれておりますけども、
そしてもちろん誤りも散見されますけれども、
職員(SCHOOL OF LOCK!でいうところのスタッフですね)の欄には、
まあ僕の名前も載っとるわけです。
僕はSCHOOL OF LOCK!では『やんも先生』という、人をナメくさったような名前で、
お仕事をさせていただいておりますけれども、wikipediaではですね……
やんも先生(飯塚基弘)
ということで、僕、飯塚さんだそうです。インターネッツにおいては。
面白いので、みなさん編集しないでくださいね。
僕はネッツ上では死ぬまで飯塚さんでいたいと思います。
僕は飯塚さんと仕事するのはこの番組が初めてだし、ラジアンとは昔から全く無関係の人間だし、
ついでにいうと、wikipediaに書いてあるように、SCHOOL OF LOCK!のチーフディレクターでもなく、
過去にWANTED!という番組を担当したことも1度もありません。全部ウソです。
ついでにいうと他の職員に関してもほぼ全部ウソです。ウソっつーかデタラメっつーか。
公に提供された以外の事柄について、いかにネット上の情報が曖昧であるか、
その一端を垣間見ることができますね。
てめーが無名なだけだろーがクソボケが、という声も聞こえてまいりますが。それもそうですね。失礼しました。
僕は昔から文字が大好きであったため、こういった感じで活字化されたものを見ると、
全部本当だと、事実だと思い込んでしまう少年でしたので、活字だろうが何だろうが、
世の中けっこうウソだらけ、という真実を知った時は、ある種のパニックを起こしました。
えー!!! 活字にウソなんかあんの?活字なんだから全部ホントのことに決まってるじゃん!!!
社会に出た立派な大人がウソなんかつくわけないじゃん!!!
つくんですねーこれが。ウソつきは年齢を問いません。
オトナになればなるほど意図的なウソをつきがちで、それはすでに罪ですけど。
sinのほうですね。道徳的な意味での罪。
あ、子供も腐るほどウソつきますんで、大人vs子供のウソつき論争は、あんまし意味がありません。
さて、長くなりましたがここからが本題です。
何だか飯塚さん、テンション上がっちゃったみたいで、ワケのわからんタイトルと導入になってますが、
『座組み』
最近、大人が良く使うコトバだよねーってことで、収録の時に盛り上がったんですね、『座組み』。
まあ良く使う。会社員が得意げに使うカタカナ英語と同じで、
使うことによって自分が気持ち良くなりたいだけのコトバではございますけども。
『座組み』とは
歌舞伎・人形浄瑠璃・新派劇・寄席などの出演者の構成。
ということらしいです、辞書によると。
でもそういう意味での使い方はしてないですね。
良く分かんないですけど、全体的な構成とか、大まかな土台とか仕組みとか枠組みとか。
そんな感じの意味でオトナはカッコつけて使ってます。
「こういう座組みで進めていこうと思っていて~」
「座組みはね、まあすでに出来てるんだけど~」
何じゃい座組みて。
みたいな話の流れで、飯塚さんはタイトルにご使用なさったと。
一応経緯のご報告でございましたー。
(山本佳宏)