オンエア終了いたしまして。

何だかバックナンバーUPされないみたいなので、
臨時でこっちで更新しときますね。すいませんねご迷惑おかけして。

ってことで今回のバックンバンバ＾は以下から。
バックナンバーすらブラインドタイプできないんなら死んだほうがいいですね。

第71回　（2009/2/7OA）

日々、新しい歌が生まれ世の中に届けられている。
それこそ毎日、何百曲、何千曲。そんな数え方じゃきかないかもしれないけど。

僕らが知らないイイ曲は世の中に絶対ある。
そして、絶対にない。

歌とは、音楽とは、曲とは、人間そのものです。
作った人のキモチがこもってるとか個性がどうとか、そういうチマチマした表現は全部放り投げて、
音楽と人間は、完全に同じものです。
『音楽と人』じゃなくて、『音楽は人』。
略しちゃえば同じくオンヒトなので特に実害ないと思いますんで。雑誌名『音楽は人』に改名しましょうウソです。

僕らは、出会うべき人には、必ず出会います。いつか必ず出会います。
今は出会っていなくても。自らのやりたいことを見つめて転がりながら進んで行けば、
必ずその道は、あなたの出会うべき人が走ってきた道と、合流します。
見つめている星が同じなのであれば、当たり前のように、あなたは、その人と出会います。
これは運命の話ではない。そんなクソペテン占い臭のするものは、信じたことがない。
ただの、交通情報の話。ただの交差点の話。
あなたが死ぬまで出会わなかった人は、あなたにとって、必要がなかった人です。

僕らが知らないイイ曲は、世の中に絶対ある。
そして、絶対にない。

出会わなきゃいけない音楽とは、僕らは必ず出会います。
今、あなたがタワレコで通りすぎてしまったそのアルバムと、あなたが出会うべきであれば、
必ず5年後に出会い、あなたは聴きます。その音楽を。

本日は、ラジオ風とロック・春の新曲コレクション。
別にそんなタイトルで何かを始めたつもりではありませんが箭内さんがそう言ってたんでそう言っておきます。
この番組のディレクターであるナウマンさんと僕が普段使っているTOKYO FMのテーブルには、
最近の新譜が山盛りに積まれておりまして、もちろん聴いて、みんなにも届けたいと思えばオンエアして…
ということのために積んでおるんですけども、そして、「これはいいや…」と思うものは別の袋に入れて、
積まずに足もとに置いてあったりして、まあそんなことはどうでもいいんですけども、
そのテーブルに箭内道彦自らいらっしゃいまして、ガッサリとランダムにCDを持ってスタジオに入りました。
ラジカセと一緒に。

音楽と箭内さんの出会いの日、でもあり、音楽とみなさんの出会いの日、でもあり。
僕らは大好きな人に会ったとき、どんな声をかけるのか。
初対面の人に、どんな声をかけるのか。

数々の出会いを素通りしてきてしまった後悔を乗り越えて、
僕は好きな人には好きだと伝えたい。素晴らしい人にはあなたは素晴らしいと伝えたい。

本日は、ラジオ風とロック・春の新曲コレクション。やっぱやだなーこのタイトル。

『テレ東　/　相対性理論』
⇒出ました!!!!相対性理論3週連続オンエア!!!!!!何回でも聴きたくなっちゃうんですねーこれがー。
何なんでしょうか相対性理論。相当の手練のプロミュージシャンが作っている感じもするし、
言葉の遊び方がすげーフレッシュだし、でもそういうのは何か魅力を伝えてない気もするし、難しいですけども。
3月代官山UNITでLIVEありますね。観に行きたいです。

(箭内)「ある種、一番勢いのあった時代のコピーライターたちのような風の吹かせ方というか、
言葉の持って来かたというか…まあ、聴いてみて、ってことしか言えないですねこれは(笑)」

『おしゃかしゃま　/　RADWIMPS』
⇒RADWIMPSほぼ1年ぶりの新曲!!!!!!!!すいません思い入れありましてビックリマーク多めになりましたが、
いいんですよおしゃかしゃま。3月に出るアルバム『アルトコロニーの定理』に収録されております。
JFNの権力闘争の真っただ中にあって次の次の社長の座を虎視眈々と狙っている
当番組プロデューサーの飯塚さんがこの日の収録で初めて出会い、激しくノってました(笑)

(箭内)「車の中でSCHOOL OF LOCK!を聴いてたら突然流れてきてホントに良くて、
サイトで調べてそのままダウンロードしましたよこれ。権力闘争にも合うし、受験戦争にも合う。
ひとりぼっちの日曜日の夜にも合う」

『どこ　/　木村カエラ』
⇒カエラちゃんがラブバラードを歌ったらどうなんのかと。最高じゃねーかと。これたまんない。
声から両手が生えてキューっと心臓を包んでいく感じがして何回も聴いてしまいます。

(箭内)「何と僕には、このシングルの見本盤が届いてないんですよねー(笑)　
カエラちゃんのためにどんだけ徹夜して胸を痛めて働いてきたのか…とか思いつつも、
そんなこと押し付けるのはイヤですよ(笑)　
愛に見返りが欲しいなんてこと考えてるのが恥ずかしいと思わせてくれたシングルです(笑)　
最近、日本の音楽が、深い感情と強いセンス、両方を自然に手に入れられるようになってきてるんじゃないかと。
RADWIMPSもそうだし。そういうアーティストが増えてきてる。カッコイイんだけど深い、っていうね」

『STAIRS　/　RIP SLYME』
⇒2月末、という約束を破って勝手に情報解禁!!!!!　
箭内さんが演出しているオンワード『23区』の、2009年春夏のCMソングに決定です!!!!
オンワードとADKのみなさーん！箭内さん勝手に言ってますんで叱ってやってくださいー！
それはともかく、歌詞、というかリリックですけども、沁みますねー。
グッとくる言葉が、ただ強い大声で叫ばれてるだけじゃないというか。

(箭内)「この曲は、ホントに『今』な感じがするんだよなー…　最近、広告でもそうなんですけど、
『人を優しい気持ちにさせる強いもの』を作らないといけない時代になってて、
『人とビックリさせる強いもの』とか、『人をおびやかす強いもの』とか、そういうインパクトっていうのは実は簡単で。
ゆっくり、やさしいという強いものを作って目立って行くのは、本当に難しい。
それを音楽と言う形で2009年にあるべきもの、っていうのを、STAIRSは表現してる」

『LAST LOVE LETTER　/　チャットモンチー』
⇒ここ最近のチャットモンチーのシングルは、本気でカッコいいです全部。ニューアルバム『告白』も、
熟睡してたのに流れてきた瞬間カッコよすぎて飛び起きたぐらいカッコイイです。楽しみ。

(箭内)「またも情報解禁しちゃいますけど、月刊風とロック3月号、表紙と特集は、チャットモンチーです!!!
このラジオとも連動してやっていければと思ってます」

『piece　/　新垣結衣』
⇒僕は結衣ちゃんのために何度徹夜で働いてボロボロになったことか、という感じでございますんで、
個人的な愛の捧げ方が他の曲とは微妙に違ってやりづらいですけども。
でもデビューアルバム及び3枚のシングルの中で、ひょっとしたら1位か2位ぐらいに好きじゃないかと、今は思ってます。

(箭内)「この人のボーカルは素晴らしいんじゃないですかねー…好きなんだよねー。
空気がすーっと抜けていく感じと言うか…」

★ラジオ風とロック、2月3月は、わりとゲストたくさん来ていただけるんじゃないかなーとか思ってるんですけど、
全くオファーをしてない状況です。僕と箭内さんの間で盛り上がってるだけの状況ですが、もし実現すれば、
これは花盛りですよー。

★たとえば、まあ少年メリケンサック、とかですね、チャットモンチー、とかですね、
いろいろあるわけじゃないですか。まあその辺の感じ。完全に一方的発信ですんで、
各方面にお問い合わせするのはやめてください。僕が叱られますんで。

(山本佳宏)