ロックの学園への道
『ロックの学園2009』初日の模様、オンエアでお聴きいただけましたでしょうか?
THE BACK HORNの体育館LIVE音源、
JAPAN-狂撃-SPECIALのゲリラLIVE音源も、実はわりと貴重だったりしますので、
お聴きいただけた方は反芻していただければと思います。
ロックの学園の給食当番である高橋優くん。
オンエアでも登場しましたが、彼が週刊風とロックブログのほうでバンバン更新していたので、
ラジオとそちらで、合わせてロックの学園の雰囲気を感じて頂けたことかと思います。
少々遅くなりましたが、20日・金曜日の収録の時のお話など。
機材の関係もございまして電車移動はホントに絶対やだ考えられないということで、
僕とディレクターのナウマンさんとウェブ担当曽雌さんはレンタカーで、三崎ロック学園に向かうこととなりまして。
早朝、都内某駅に集合ってことにさせていただいて、
僕は近所のレンタカー屋さんに車を借りに行きまして一睡もしてないけど運転大丈夫かなーとか思いつつ
「お客様のご予約は承っておりませんねー」
…………………………
なっとくいかね―――――――……………
強風に吹かれてたたずむオッサン3人。
浮かれてパンとかコーヒーとか買いこんで強風に吹かれてたたずむオッサン3人。
僕わりとこういうとき怒るんですけどあまりに眠くて怒る気力もなく。
どうしたらいいですか。この機材の山を振り回して電車乗りますか。
乗りませんというか乗れません。
3人は一斉に電話し始めました。
しかし今日は3連休初日。どこのレンタカーも空いている車がありません。
電話して電話して電話してようやく1件。
「1台あります。高級車ですが」
KOUKYUUSYA?
空いてるならもうそれでいきますけどKOUKYUUSYA?
KOUKYUUSYAって何?
オッサン3人とりあえずシブヤのレンタカー屋さんに出向きまして。
はいクラウン来ました――――――――――!!!!!!!!!!
超黒塗り――――――――――――――!!!!!!!!!
曽雌さんが助手席で構えることにより、田舎の不動産業を彷彿とさせるたたずまいで、
何とか三崎ロック学園へ出発することができました。
いやー…静かに走りますねーKOUKYUUSYAは。
雨がザンザカ降る中、法定速度の範囲内ですっ飛ばして会場到着。
そして駐車場として使用されている、旧テニスコートのようなグラウンドへ。
ギュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル
ギュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル
ぬかるみにタイヤはまった―――――――――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お母さん、僕、もういやや。実家取り壊して立体駐車場にして楽に暮らしていいですか。
ナウマンさんと曽雌さんが泥にまみれて車を押すこと、15分。
ようやく脱出して泥まみれのKOUKYUUSYAは所定の位置におさまり、
僕らはようやく、校舎へと坂道を向かい始めました。
そこから先はみなさんもご存じのとおりです。
それでは失礼いたします。お口直しに写真などどうぞ。
(山本佳宏)