職業病
BUMP OF CHICKEN 2008TOUR"ホームシップ衛星"@さいたまスーパーアリーナ。
僕がBUMPに抱く思いというのは、好きというのとはちょっとちがうと思います。
まあそりゃ好きじゃなきゃ1回のツアーで3本も観に行かないわけなんですけども。
彼らが曲に込める思いとか歌詞とかが、僕が22歳23歳ぐらいの頃に考えてたことと、
ほぼ同期してるんです。だからだと思います。
今は、そのときの思いとか疑問とかへの正解を僕なりに提示できるようになって、
それは正直言ってBUMPが今持っている答えとは違うものなのかもしれないけど、
でもそんなことはどーでもいいんです。
BUMPは、間違いなく、『私』と『あなた』の間を歌ってます。
それは世界そのものであり、愛だと思います。いつ聴いてもそれを感じます。
『私』の歌は歌わない。『あなた』の歌も歌わない。
必ず、その二者の間に存在するものを歌ってる。だから信じられる。
それが僕がBUMPに抱く思いです。
個人的な解釈ですんで、そんなのは全然違うとお思いのかたもたくさんいらっしゃるかと思いますが、
その辺はご勘弁ください。
以前、曲を聴いて泣くわけじゃなく、曲の向こうに透けて見える顔に泣くといった内容を、
このブログに書いたことがありますけど、今日LIVE見てて、もっと単純なのかも、と思い直しました。
客見てるだけで泣けてきまして、ステージを観てるわけでもないし、
曲にも歌詞にも全然集中してないのに泣けてきて、
ああ、職業病だなと。
ここにいるオーディエンスを、全員自分の生徒だと錯覚してるんだなーと。
よしよし、この時間だけでも楽しんでけよお前ら、みたいな、
そんな勘違い無免許教師みたいな錯覚を起こしていたんでした。
お客さんからすれば誰だお前ってことなんですけど、結構重症ですねー。
これはヤバイです。普通の生活に戻らなきゃ。
そんなLIVEレポとかはどーでも良く。
重要なのは、また毎日更新ブログに穴開けやがって俺なんか死ねばいいのに、ってことと、
本日のOAがまもなくスタート致しますのでお聞きくださいませということと。
その2点です。
OA後に1回更新します。Tシャツ関連です。
よろしくお願いします。
(山本佳宏)