クリスマスが嫌い正月が嫌いバレンタインが嫌い誕生日が嫌い記念日が嫌い
アンチ・アニバーサリーとは何なんだろうかと大みそかに考えてみてたりしてますが。
『第2回』をエスペシャリーに扱ってるのがイヤなんじゃないかと思ってもみてます。
すべてのことは『第1回』。
人生のすべてのイベントは『第1回』の連続で、第2回は来ない。永遠に。
今日は昨日と同じような1日で、明日もきっとそう。
それは、そう思いこみたいから、ってだけで、実際は違う。
目をそらしている。もしくは目をこらすのをめんどくさがっている。
箭内さんがかつて言った、
「僕が万が一、仮に天才だとすれば(実際はちがいますけど)、『奇跡を目撃する天才』だと思う」
奇跡は毎日毎時間毎分毎秒、ものすごい勢いで目の前で起こっている。
「これは、奇跡だ」
そう言って、指をさせる人。
「え、なんかあった?」
気付かない人。
「何か指さすの恥ずかしい…」
モジモジしてる人。
「奇跡なんか起こるわけない」
目を、閉じている人。
奇跡は、出会いそのものでもあります。
「出会いとか全然ないしー」
「俺だってチャンスさえあれば成功するんだけどなー」
だとすれば、そう言って突っ立っている、あなたの前をビュンビュン通り過ぎていく、
このたくさんの「出会い」は、一体何なんでしょう。
奇跡は、あなたの前で、いつでも起こっています。
出会いは、あなたの前を、いつでも通っています。
今日も昨日と同じ、何もない1日だった、のではなく、
理由はともかく、自分は奇跡を見過ごしてしまった。
理由はともかく、自分は出会いに手を伸ばさなかった。
悔しいっすね。そう思ったら。奇跡をみすみす見過ごすなんて。
その悔しさは、次への動力源に。していきましょう。
悔しさこそ、最大の燃料ですよ。
すべての瞬間が、第1回。
アニバーサリーなんて、毎回使い捨てでいいと思ってます。
1年前の今日に何があったとか2008年前の今日に何があったとか興味がない。
たまーに記念日とか気にしちゃうと、僕もあっという間に、
目の前で今起こっていることをスルーしてしまうんで、危険です。僕には。
わりと彼女とかに好き放題に振り回されるタイプっつーか、
そういうどーでもいいことについて意見しないというか完全同意しとけば楽でしょみたいなことなんで。
記念日とか、どっちかというとまじめに頑張っちゃうんですよねー。
俺何やってんのこれ。アホじゃない?みたいな瞬間を迎えた方も、少しはいらっしゃると思いますし。
間もなく2009年ですね。
僕にとっては昼から仕事の日、ってだけですけども。
年末に駄文垂れ流して申し訳ございません。
来年はおめでたいといいなと思ってる全てのみなさま。
良いお年をお迎えください。 ←これが言える僕は、絶対言いたくないという箭内さんよりも大人です。
(山本佳宏)