DAYS3
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みなさんには才能がありますか?
僕には才能がありますか?
ということについてダラダラ考えてしまう昨今でございますが。
僕はSCHOOL OF LOCK!という10代向けのラジオ番組を担当しておりますが。
10代向けというのはまさに言葉通りの意味で、
大学生とか社会人とかハタチを越えた人に向けてやるつもりは、ひとひらの雪ほどもないということです。
これは個人的な意見ですし、TOKYO FM的には、
オジサンやオバサンや20代やにも聞いてもらいたいんだろうと思うんですが、
僕個人的には、そういう年代の人たちに目配せをしながら番組を作るつもりは全くありません。
10代だけに向けてやっていきますんで、聞きたい人はご自由にどうぞ、ただし目配せはしません。
というのが簡潔に僕の姿勢を表した言葉だと思います。
そもそも、学校の教室に突然大人が紛れ込んできて、
「経験からいうとー」とか「大人になれば分かるんだけどー」みたいなこと言いだしたら気持ち悪いでしょ。
言いたい事も言えなくなるし。
10代の主な興味の1つとして、「自分には才能があるか」ということがあります。
そして、「そもそも才能って何だ」という疑問にも立ち入ります。
大人のみなさまはご存じだと思いますが、世の中に『才能』というものは厳然と存在します。
才能がある人と才能がない人は、確実に存在します。
そして、10代の、『まだ何者でもない』子供たちに、「君には才能がないかもしれない」ということを伝えるのは、
かなりデリケートな問題だったりもします。
「君はなりたいものに必ずなれる、大丈夫」という言葉が、近い将来、ウソになってしまう可能性があることを、
僕は知っています。
そして、「私には才能がないから」と言って自らの道を閉ざしていく10代が、わりとたくさんいることも知ってます。
どのプロフェッショナルなコトでも同じだと思うんですが、全員100%努力してると僕は思って仕事をしてます。
全員限界まで頑張ってるし、むしろそれが、プロフェッショナルということの最低条件だと思います。
そこがスタートラインで、そこではじめて、才能勝負になることが大半です。
ということが、10代のみなさんにはなかなか理解できないポイントで、
平たく言うと、「自分に才能があるとかないとかは、やること全部やりきってから考えてください」
という言葉にピンとこないんですよね。
自分には才能があるということを確認してからじゃないと、身動きがとれない。
才能があるかないかなんて、誰にも今分かるわけないのにも関わらず。
自分の「好き」という感情にフタをしてしまう。
それはやっぱり、「好き」という気持ちに失礼なんじゃないかと思います。
僕は、全員に才能あるよ、という立場では番組を作ることができませんというか、そういう役回りではありません。
ある意味ではセーフティネットの役回りというか。
明らかに才能がある10代には、放っておいても大人たちがアリのように群がります。
そういうアリの中に僕は参戦するつもりはない。
大半の10代が迎えるであろう、最初の夢破れたときの、思考の持って行き方というか。
そういうのを、今のうちに知っておいてもらうのが、SCHOOL OF LOCK!という番組においての、僕の仕事です。
ってことで、そもそも僕は、大人のみなさんに対して意見できるような偉そうな立場ではないってこともありますし、
好きなように生きてってくださいとしか言いようがないですし、
すぐにFMラジオが言いたがる『ライフスタイルの提案』とか死ぬほど大っきらいなこともありますし。
ライフスタイルの提案…あーホントに虫酸が走るわーこのワード。ダメ感バリバリですよね。
という才能についてのお話でございましたが。
ここからが本題でございまして(笑)
そんなSCHOOL OF LOCK!の1年間の記憶を刻んだオフィシャルブック。
『SCHOOL OF LOCK! DAYS3』が、11月16日に発売されます。
箭内道彦×やしろ教頭のスペシャル対談も掲載されております。
僕も一部、無記名ですが書いてたりします。
突貫工事で作られた本ですが、スタッフ一同がんばりましたので良い本に仕上がってると思います。
ので、是非お手元にどうぞ。
(山本佳宏)