2006/10/ 3 [Tue]

オカンへ捧ぐ



ついにこの日が来てしまいました。「東京タワー」の物語の中で、決して避けて通れない別れの時。
様々なオカンの姿が思い出されます。筑豊で、近所の人たちと勝負する花札で、一人勝ちまくるオカン。ボクの仲間と酒盛りをして、はしゃぐオカン。糠床をかき混ぜるオカン。鼻眼鏡をして踊るオカン。
樹木さんが以前に言っていた言葉を思い出しました。「母親というものは、例えば芋の様なもの。自分の子供である小芋のために全ての養分を出し切って、最後にはしわくちゃになるのです。」
家に帰ってニュースを見ると、そこには子を殺めた母親の話や、母親を殺めた子の話などがいつもいつも流れています。そんな時、子供の為に自分の人生を生きたオカンの、養分を出し切って最後にしわくちゃになる親芋のような生き方を、もっともっと深く知りたくなるのです。


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2006 Oct

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