モネはとてもがんばって、新米ママ、しています。
ほんとうは、お母さんの力だけでも大丈夫なのかも。
けれど、たった1人で、子犬全員を世話するのは大変。
とくに、生まれて間もない子犬は、哺乳はもちろんのこと
排泄も、刺激を与えてあげないと、できません。
お腹がいっぱいで、温度が暑くも寒くもない快適な温度、
排泄もちゃんとできているとき、子犬はほとんど鳴きません。
だから、わたしたち人間も、お手伝いすることに。
人工哺乳、モナの授乳、人工排泄、保温。
小さな小さな赤ちゃんに、おっぱいをあげているとき
力強くほ乳瓶を吸う感触に、じんときてしまう。
生きてるんだね。
小さくても、生きてるんだね。
そのなかでもほんの些細なことに安堵したり、喜んだり。
ミルクをよく飲む子、ぐずる子。
なかなか眠らない子、鳴いてばかりの泣き虫君。
不安とは背中合わせだけれど、幸せな日々です。
1日、1日、兄妹はほんの少しずつですが、成長しています。
人口ほ乳をすると、栄養が子犬みんなに行き届いて
まんべんなく育つようです。
自分でおっぱいを飲む力の弱い子も、人口哺乳で体力がつくと
翌日には、元気におっぱいを吸えるようになることも。
そんな元気な姿を見ると、ほんとに、よかった!と
肩の力が抜けるような気がします。