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2006年12月
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アートディレクター・駿東宏さんとララ・プーちゃんの愛情物語

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2006年12月28日

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人前だってお構いなし! 
ふたりの愛は、
everytime,everywhere!


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うしろ姿だって、ほら!
キラキラに輝いてます!


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愛情秘話の数々を語ってくれた駿東さん。
その手に抱かれたララ・プーちゃんは…
さすがのカメラ目線!


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キャベツには、そんな秘密が!
愛くるしい当時の写真を前に

 数々のCDジャケット、雑誌、ポスターなどのデザインを手がけ、‘80年代からその最前線で活躍し続けているアートディレクターの駿東宏さん(以下、駿東さん)。佐野元春さんやGLAYの作品から、アントニオ猪木の写真集、果てはファッションやイベントまでをディレクションする懐の深さとエッジのあるスタンスが、息の長い活動を生む原動力! 

 そんな忙しい日々を送る駿東さんの“心のオアシス”は、自宅に帰ったときに迎えてくれる愛犬のララ・プーちゃん。今回の取材が決まった駿東さん、「とにかく、絶対に可愛く! 可愛く撮ってよ!」とドギラバスタッフに何度も念押ししたとか、しないとか。…いやいや、これを“可愛く撮るな”ってほうが難しい…っていうか、無理! 無理ですよ! なんて可愛い…というか美人さん! 罪なオンナ! それが駿東さんのララ・プーちゃんです。

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“ツンデレ”美女のララ・プーに “デレデレ”の敏腕AD?!

 駿東さんと一緒にオフィスでたわむれるララ・プーちゃんは、ミニチュア・ダックスフントのロングヘアー。外に出ると、陽射しに照らされ、キラキラと輝く赤毛が、とってもきれい! その名前の由来の通り(『ドギラバPHOTO』プロフィール参照)、外国の女優さんを思わせます。この日の撮影、もといフォトセッションのために新調したというレザーに鋲打ちの首輪も、ワイルド&エレガント! にしても駿東さん、敏腕アート・ディレクターらしからぬデレデレっぷり…いやあ、しつこいようですが、ララ・プーちゃんたらホントに“罪な女”ですよ!

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秘密の愛情物語・第1話

 駿東さんがララ・プーちゃんをこんなに可愛がる裏には、ちょっとした秘話が隠されています。実はララ・プーちゃん、今から2年半前、つまり3歳半のときまで、外に出られない身体だったのです。ララ・プーちゃんは、生まれてすぐに右前脚を骨折してしまい、半年間のギブス生活を余儀なくされます。傷もすっかり癒え、ほっとひと安心したのも束の間、ワクワク気分で外出したその日に、今度は大きな犬に噛まれてしまい、また自宅療養生活に逆戻り。そんな不運続きだったララ・プーちゃんを、駿東さんとその家族は、大事に大事に今日まで育ててきたのです。駿東さんの、まるで箱入り娘を愛でるようなそのまなざしの裏には、こんなエピソードが隠されていたのでした。

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秘密の愛情物語・第2話

 大事な成長期に骨折してしまったララ・プーちゃんのために、駿東さんは、その食事にも最大限の注意を払っているのだそう。基本的には手作りのものを食べさせ、ララ・プーちゃんの健康をサポートしているのだと言います。そんなララ・プーちゃんの主食は、なんとキャベツ! アートディレクターという職業に対する勝手な先入観から、もっと凝った食事を採っているのかと思いきや、あまりにもシンプルで、ちょっと意外な気が。でも、実はここにもちょっとした秘話が隠されていたのです! 

 駿東さんが生まれた東京・中延の実家では、家族でマルチーズを飼っていたのだそう。駿東さんも大好きだったそのマルチーズは、20年以上も生きたご長寿犬で、そのマルチーズの大好物にして主食だったのがキャベツ! そのマルチーズの長寿ぶりにあやかって、ララ・プーちゃんにもキャベツを元気の源にして、長生きしてもらおうというわけです。

 そんな駿東さんの願いを知ってか知らぬか、今では、毎日のようにキャベツを食べているララ・プーちゃん。生よりも茹でたほうが好きで、さらには昨日茹でたキャベツよりもその日に茹でたものなら、なおよし! という細かい好みまであるのだそう。ララ・プーちゃんは、きっと長生きしますよ、駿東さん!

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そして愛情物語は続く!

 大好きなおやつをおねだりしながら、駿東さんとたわむれるララ・プーちゃん。家では甘えん坊、だけど、外ではキリっとしているというララ・プーちゃんですが、今日は外でも甘えん坊モードのよう。こんなララ・プーちゃんと一緒にいたら、新しいリードのひとつやふたつ、いや、3つや4つや5つや6つ...買ってあげたくなるの、よーくわかります! 「長生きをして欲しい」という駿東さんの願いが叶えば叶うほど、新しい首輪やリードが増えていったりして…。

 なんて冗談はさておき、ふたりの愛情物語は、この世にキャベツがある限り(?!)、まだまだ、ずっとずっと続いていくのでしょう。この先、ふたりにどんな愛情秘話が生まれるのか──そのときは、またお話聞かせてくださいね、駿東さん! 新鮮なキャベツを持って、お伺いいたします〜!

(文責:“ツンデレ”女にめっぽう弱い(?!)…。ララ・プーちゃんにも「もっと振り回されたかった…!」ライター・O)

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あうんの呼吸の“名タッグ”が
リングならぬ『ドギラバPHOTO』に参上!

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2006年12月18日


往年のロード・ウォリアーズを彷彿させる決めポーズで堂々の入場?!


読書中でもパイプはくわえたまま、が “藤原流”


“マックス・スタイル”は、取材中も床にベッタリ寝そべったまま


“スヤスヤ”という形容詞がぴったりの“お昼寝マックス”


これまでのタッチとは違った作品にもチャレンジ中! 日の目を見ることがあったらそのときはよろしくね!


オリジナルの日本酒“藤原酒”、もちろんラベルも組長・作、です!


マックスくんが長年愛用の首輪。やせて穴の位置が変わってしまったけど...マックスくんと組長にとっては、決してさびることのない“永遠のチャンピオン・ベルト”

 アントニオ猪木や長州力、前田日明らとの名勝負を通して、“関節技の鬼”としてその名をとどろかせ、今なお昭和のプロレス・ファンにその存在を語り継がれる伝説のプロレスラー・藤原喜明さん(以下、愛と尊敬の念を込めつつ“組長”と呼ばせていただきます!)。

 独立後は、自ら“藤原組”を立ち上げ、現在も現役プロレスラーとして活躍するほか、最近では関節技セミナーを開催するなど、その秘伝の技術の伝承にも意欲的。プロレス・ファン以外のみなさんには、バラエティ番組やVシネマで独特の存在感を示す組長の姿も印象に残っているのでは? そして、知る人ぞ知る事実…そんな組長も、実は大の“ドギラバ”だったのです!

 それではみなさま、お待たせしました! 赤コーナ〜! ドギラバ認定、世界タッグ・チャンピオン、藤原喜明&愛犬・マックスが『ドギラバPHOTO』に入場〜ですッ!(リングアナ&実況担当:ライター・O)

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強い男は、やっぱり優しい!

 取材当日。「おうっ! 俺が藤原組の組長、藤原喜明だ!」と、あのコワモテでスゴマレるのかと思いきや…突っ立ったまま軽くフリーズ気味のドギラバスタッフに「ま、コーヒーでも飲みながらさ、のんびりやろうよ、のんびり」と、まず気持ちをほぐす優しいひとことで迎え入れてくれた組長。その表情や雰囲気もとても柔和で、プロレスラーというより“職人さん”という佇まい…。そういえば、“強い男は、優しい”って言いますもんね。僕も見習わなければ…。

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かつては“喧嘩上等!”のケンカチャンプ!
いまはゆっくり隠居生活中(?!)のマックスくん

 撮影でおじゃましたショップ(組長・作の陶芸作品が購入できます! 詳しくは後述…)兼事務所の壁一面には、愛弟子のプロレスラー・石川雄規さんらといっしょに並んだセミナー時のものから、組長のエポックメイキング的な写真がズラリ。ふと、そんな写真から下のほうに目をやると…床にベッタリと寝そべるマックスくんの姿が…。

 アメリカン・ピット・ブルテリアは、気性が激しく好戦的と言われる犬種。ところがこのマックスくん、飼い主が自分より怖い(!?)組長だからなのか、はたまた年齢のせいなのか…とにかくおとなしい! 

 いまの穏やかなたたずまいからは想像できないけれど、若かりしころのマックスくんは、喧嘩上等の百戦練磨、しかも無敗を誇っていたのだそう。そんな武勇伝も、いまとなっては遠い昔の青春時代のこと…いまでは愛する組長のそばで、穏やかな“隠居生活”を送っています。

 そうそう、このショップ兼事務所の奥には、とても日当りのよい、寝心地のよさそうなソファがあるのです。この日、徹夜明けだった編集・Mは、それを見るなりついつい引き寄せられてしまい…が、そこはもちろんマックスくんの独占&特等席。組長がお仕事をしている間はここでうっとり夢心地…ケンカチャンプだった頃の夢を見ているのかもしれませんね。

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組長の真髄は、何でも“極める”こと

 口から煙を吐くゴジラから、ご自身やマックスくんをモデルにした作品…これらは芸術品であり、実用品でもあるのです。

 実はすべて“香炉”! ちなみにマックスくんをモチーフにしたものは、お尻の穴から煙が…。というような、ここには掲載できないほどエロティシズムにあふれまくった“珍(チン)品”もあれば、芸術性の高い本格的な逸品まで…と、藤原さんが手がける陶芸品は、その関節技のレパートリー同様、独創的で豊富なラインナップなのです。

 さらに! 実は組長の才能はこれだけではないのです! この三本柱以外にも、絵心あり、文才あり…と、とにかく多才! 特に、イラストの腕前はプロ顔負け! 近年は、新聞やサイトでコラムの連載も。

 それら以外にも、大のお酒好きが高じて、オリジナルの日本酒“藤原酒”を作ってしまうなど、組長の真髄は、その関節技同様、“極める”ことにありそうです。

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 実は大のプロレス・ファンだったライター・O、これを機に、さらにファン度が上がったことはいうまでもなく…気持ちはもはや“自称・藤原組々員”! く、く、組長〜ッ! また話の続き、聞きにいってもいいスか〜ッ? と、後ろ髪をひかれつつ、藤原さんとマックスくんに別れを告げたライター・Oなのでした。

 組長の多才ぶりはこちら(下記・組長のオフィシャルサイト)でご覧ください!

 >>『職人・藤原道場

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スチャダラANIさんが愛犬グリコと奏でる、ナイス・コンビネーション!

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2006年12月11日

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「グリコ、ほら、カメラ見て“オイ〜ス!”」


寒い冬は、ニットやコートは必需品!


「DOG HOUSE STUDIO」のマットに寝そべる“DOG”の図!


2006年度、ドギラバ認定・最優秀女優を受賞?!


『CON10PO』スチャダラパー
 2,800円(ユニバーサルミュージック)

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撮影日の前日にリリースされた記念すべき10枚目のアルバム! 「ビックリ! スゴイ! ヘビーローテで聴いちゃってます!(編集M)」

この「ドギラバPHOTO」の掲載日の前日に最新アルバム『COM10PO』を引っ提げた全国ツアーの千秋楽を、恵比寿リキッドルームで大盛況のうちに終えたスチャダラANIさん。その『COM10PO』の発売翌日でもあった取材当日に、ANIさんが笑顔で語ってくれた愛するグリコちゃんとのエピソードの数々は、どれもがその微笑ましい関係を思わせるモノばかり。それでは、そのナイス・コンビネーションぶりを、たっぷりとご堪能ください!


グリコがスチャダラ第4のメンバーに?!

 スチャダラANIさんちのグリコちゃんは、1歳半のイタリアングレイハウンド。“イタグレ”の愛称で大人気の犬種です。

 ANIさん&グリコちゃんの出会いのきっかけは、ANIさん行きつけのカフェ。お店の常連さんの愛犬から生まれたグリコちゃんを、以前から“イタグレ”に魅せられていたANIさんがもらい受けたのだそう。にしても、つかず離れずの絶妙の距離感がなんともいい感じのANIさん&グリコちゃん。そのナイスなコンビネーションは、ANIさんがスチャダラパーの楽曲で聴かせてくれる、MCボーズさんとのラップの掛け合いにも似てたりして。ってことは、グリコちゃんが、スチャダラ第4のメンバーとしてデビューする日も近い!…かも?!


名前は略しちゃダメなんです!

 「グリコ」ちゃんという名前がつけられたエピソードには、ANIさんのたっぷりの愛情がにじみ出ています。「どうしても名前を略されたくない!」との想いから、覚えやすくて呼びやすくて、つまりは略される可能性の低い名前を考えていたANIさん。確かに長すぎたり、略しやすい名前だと、勝手に略されちゃって、原型をとどめていないものもありますもんね。というわけで、「ディスコ」「ビスコ」など、いくつかの候補の中から熟考が重ねられ、晴れて“グリコちゃん”と命名されたのだとか。


グリコちゃんとっておきの秘技って?

 グリコちゃんの特技は、秘技「ハナチュー」。ANIさんが、「グリコ、ハナチュー!」と声をかけて顔を近づけると、ピョンと上がって、ポンて感じで鼻と鼻をタッチさせるのです。そのたまらなく愛くるしい仕草を見ていると、「グリコの長所は、とにかくカワイイところ」というANIさんの言葉に思わず納得です。

 グリコちゃんのもうひとつの特技は、イタリアングレイハウンド特有の健脚を使って走ること! 今回の撮影が行われた音楽スタジオでも、所せましと走り回る姿が印象的でした。そのスピードは、グリコちゃん自身もコントロールできないほどで、自宅では壁などにぶつかってしまうこともしばしばだと、ANIさんは言います。

 そんなグリコちゃんを見て、「思いっきり走らせてあげたい!」と思い立ったANIさんは、グリコちゃんをとある海岸に連れていくことに。楽しそうに駆け回るグリコちゃんの姿を想像していたANIさんでしたが、当のグリコちゃんは、想像を絶する行動に。なんと、海岸の砂をムシャムシャと食べ始めたのです! これにはANIさんもびっくりで、以来、ANI家では海岸禁止令がしかれているそうです。


「ドギラバ」が縁で、夢のコラボが実現??

 今回の撮影が行われた「DOG HOUSE STUDIO」は、GLAYなどで知られる音楽プロデューサー・佐久間正英さんが設立したレコーディング・スタジオ。佐久間さんご自身が、コーギーとグレートピレニーズを飼っているドギラバ(!)であることから命名されたのだそう。ゆくゆくは、佐久間さんにもドギラバに登場していただけないかなー…なーんて期待がふくらみすぎて、「今回の取材がきっかけで、佐久間さんがスチャダラパーをプロデュース?? 果てはスチャダラパー×GLAYのコラボ・シングル実現???」…なんて妄想するライター・Oでありました。


女優グリコの名&迷演技!

 実は演技派女優でもあるグリコちゃん。生涯最大の名演は、“脚骨折のフリ”...いわゆる“仮病”ってヤツです。ある日のこと、ふと気づくと右前脚をダランとさせ、床につけなくなっていたグリコちゃん。「骨折? 骨折?!」と、ダッシュで病院に走ったのは言うまでもありません。しかし、診察待ちで自宅待機をしている間に、いつの間にか普通に歩きはじめたグリコちゃん…。ホッとするやら、ビックリするやら、感心するやら!? とにもかくにも、グリコちゃんには、ドギラバ認定最優秀女優賞をプレゼントしちゃいます!

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 砂浜で走り回ると思ったら、やみくもに砂を食べはじめちゃったり、仮病を使ったり…。グリコちゃんはまさに「ニクめない、怒れない、でも、そこがそこが、いいんじゃな〜い?!(スチャダラパーのテーマ)」なワンコなんですねぇ…。今度はなにをやらかしてくれるんでしょうか? ANIさん、またオモロなグリコエピソード、報告お待ちしておりまーす!

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犬について知っている二、三の事柄 〜「あ」の巻〜

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2006年12月07日

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冬を代表する果物といえば…コレ!


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アップルパイ、ならぬ…“リンゴ頭”って?!


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車の塗装? 防水加工??! うーむ…

朝晩のお散歩も、寒くてちょっとおっくう…なんて思っても、愛するワンコのためならエンヤコラ! それに、澄んだ冷気は気持ちもココロもシャキッとしますものね。気がつけばもう“センセイも走る”12月…日に日に冷え込む今日この頃、ドギラバのみなさんはいかがお過ごしでしょうか?

さてさて、こんな寒い季節においしい食べ物といえば…? 鍋だ! おでんだ! いやいや、日本酒だ!…と、まわりからはいろいろな声が聞こえてきますが(お酒は“食べ物”じゃないっての!)、編集Mにとって欠かせないのは…なんといっても“リンゴ”! 

たくさんの種類があって、いろいろな味が楽しめて…。しかも"An apple a day keeps the doctor away(1日1個のリンゴで医者いらず)"なんてことわざ(?)もあるくらい。そのまま食べてもおいしいけれど、うーん…やっぱりいちばんおいしい食べ方は…アップルパイ?! サクサクのパイに包まれたアツアツのリンゴに、甘〜いアイスクリームとシナモンをふりかけて…うーん、書いているだけでヨダレが出てきちゃいます。

そんな“リンゴ”つながりの、ドギラバ用語を発見! 「アップルヘッド」…“リンゴ頭”??! さて、どんな意味なのか、みなさんおわかりですか? ヒントは…“Chihuahua”。

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 アップルヘッド(Apple head)

  犬の頭蓋(頭)のてっぺんが丸く盛り上がって、
  ドームのように中央が隆起した形の頭のこと。
  その形がリンゴに似ていることから、こう呼ばれています。
  あるいは、ドームヘッドとも。

ドームヘッド、と、そのまま呼ぶよりも、アップルヘッド、と呼んだほうがカワイイですよね。
チワワのかわいさにも合っているかも?! そういえば、あのチワワの頭の、ちょうど“リンゴ”の部分って、まぁるくってスベスベしていて…ついついスリスリ・ナデナデしちゃいますよね。

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おまけにもうひとつ、「あ」のつく言葉をご紹介しますね。

 アンダーコート(Under coat)

  柔らかな綿毛で密生する下毛のことで、副毛ともいいます。
  1つの毛孔からは、1本のオーバーコート(主毛)と数本の
  アンダーコートが生えていて、
  これを“ダブルコート(二重毛)”といいます。
  アンダーコートは、短く細やかな毛で、
  犬の体温を調節・維持したり、
  防水などの役割を果たします。
 
知りませんでした…ご存知でしたか?! ひとつの毛穴に2種類の毛が生えているなんて! 

犬には年に2回、アンダーコートが抜け替わる“換毛期”があり、寒くなるとアンダーコートを増やして体温が下がるのを防ぐのだそう。わたしたち人間の“衣替え”と同じ。さらにいうと“ババシャツを着る”みたいなことなんですね。それを自然にやっている、ワンコのカラダ・メカニズムって、よくできてるんですねぇ(感心してる場合ではないけれど)。ちなみに、もうおわかりかもしれませんが、オーバーコートは、外からの刺激をまず守るためのもの。日焼けを防いだり、落下物や木の枝などから身を守る役割も。

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こんなふうに、ふとしたことから気になったり、耳にしたことはあるけど意味は「??!」な“ドギラバ用語”、『犬について知っている二、三の事柄』と題して、ときどきご紹介していこうと思います。

冬の夜長、アップルパイとおいしい紅茶をいただきながら(あくまで理想…)、みなさんにお伝えしていきたいさまざまな情報や知識をリサーチしていこうと思っていますので、今後もときどきアクセスしてみてくださいね!