この「ドギラバPHOTO」の掲載日の前日に最新アルバム『COM10PO』を引っ提げた全国ツアーの千秋楽を、恵比寿リキッドルームで大盛況のうちに終えたスチャダラANIさん。その『COM10PO』の発売翌日でもあった取材当日に、ANIさんが笑顔で語ってくれた愛するグリコちゃんとのエピソードの数々は、どれもがその微笑ましい関係を思わせるモノばかり。それでは、そのナイス・コンビネーションぶりを、たっぷりとご堪能ください!
グリコがスチャダラ第4のメンバーに?!
スチャダラANIさんちのグリコちゃんは、1歳半のイタリアングレイハウンド。“イタグレ”の愛称で大人気の犬種です。
ANIさん&グリコちゃんの出会いのきっかけは、ANIさん行きつけのカフェ。お店の常連さんの愛犬から生まれたグリコちゃんを、以前から“イタグレ”に魅せられていたANIさんがもらい受けたのだそう。にしても、つかず離れずの絶妙の距離感がなんともいい感じのANIさん&グリコちゃん。そのナイスなコンビネーションは、ANIさんがスチャダラパーの楽曲で聴かせてくれる、MCボーズさんとのラップの掛け合いにも似てたりして。ってことは、グリコちゃんが、スチャダラ第4のメンバーとしてデビューする日も近い!…かも?!
名前は略しちゃダメなんです!
「グリコ」ちゃんという名前がつけられたエピソードには、ANIさんのたっぷりの愛情がにじみ出ています。「どうしても名前を略されたくない!」との想いから、覚えやすくて呼びやすくて、つまりは略される可能性の低い名前を考えていたANIさん。確かに長すぎたり、略しやすい名前だと、勝手に略されちゃって、原型をとどめていないものもありますもんね。というわけで、「ディスコ」「ビスコ」など、いくつかの候補の中から熟考が重ねられ、晴れて“グリコちゃん”と命名されたのだとか。
グリコちゃんとっておきの秘技って?
グリコちゃんの特技は、秘技「ハナチュー」。ANIさんが、「グリコ、ハナチュー!」と声をかけて顔を近づけると、ピョンと上がって、ポンて感じで鼻と鼻をタッチさせるのです。そのたまらなく愛くるしい仕草を見ていると、「グリコの長所は、とにかくカワイイところ」というANIさんの言葉に思わず納得です。
グリコちゃんのもうひとつの特技は、イタリアングレイハウンド特有の健脚を使って走ること! 今回の撮影が行われた音楽スタジオでも、所せましと走り回る姿が印象的でした。そのスピードは、グリコちゃん自身もコントロールできないほどで、自宅では壁などにぶつかってしまうこともしばしばだと、ANIさんは言います。
そんなグリコちゃんを見て、「思いっきり走らせてあげたい!」と思い立ったANIさんは、グリコちゃんをとある海岸に連れていくことに。楽しそうに駆け回るグリコちゃんの姿を想像していたANIさんでしたが、当のグリコちゃんは、想像を絶する行動に。なんと、海岸の砂をムシャムシャと食べ始めたのです! これにはANIさんもびっくりで、以来、ANI家では海岸禁止令がしかれているそうです。
「ドギラバ」が縁で、夢のコラボが実現??
今回の撮影が行われた「DOG HOUSE STUDIO」は、GLAYなどで知られる音楽プロデューサー・佐久間正英さんが設立したレコーディング・スタジオ。佐久間さんご自身が、コーギーとグレートピレニーズを飼っているドギラバ(!)であることから命名されたのだそう。ゆくゆくは、佐久間さんにもドギラバに登場していただけないかなー…なーんて期待がふくらみすぎて、「今回の取材がきっかけで、佐久間さんがスチャダラパーをプロデュース?? 果てはスチャダラパー×GLAYのコラボ・シングル実現???」…なんて妄想するライター・Oでありました。
女優グリコの名&迷演技!
実は演技派女優でもあるグリコちゃん。生涯最大の名演は、“脚骨折のフリ”...いわゆる“仮病”ってヤツです。ある日のこと、ふと気づくと右前脚をダランとさせ、床につけなくなっていたグリコちゃん。「骨折? 骨折?!」と、ダッシュで病院に走ったのは言うまでもありません。しかし、診察待ちで自宅待機をしている間に、いつの間にか普通に歩きはじめたグリコちゃん…。ホッとするやら、ビックリするやら、感心するやら!? とにもかくにも、グリコちゃんには、ドギラバ認定最優秀女優賞をプレゼントしちゃいます!
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砂浜で走り回ると思ったら、やみくもに砂を食べはじめちゃったり、仮病を使ったり…。グリコちゃんはまさに「ニクめない、怒れない、でも、そこがそこが、いいんじゃな〜い?!(スチャダラパーのテーマ)」なワンコなんですねぇ…。今度はなにをやらかしてくれるんでしょうか? ANIさん、またオモロなグリコエピソード、報告お待ちしておりまーす!