コミュニケーションする日記2009・その6
絢香ちゃん、ご結婚本当におめでとうございます。
どこにいても何をしていようとも、いつでも応援してます。
とか書いただけだとモノホンのキモイヤツに思われたら嫌なので、
絢香ちゃんの番組を作ってましたということはご報告しておきます。
さて。
コミュニケーションする日記2009シリーズですが。
今回で終わるかなー。書いてみないことには分かんないですけども。
行ってみますか。
あ、その前に一点お知らせがございますわ。
3月までTOKYO FMのサーバーにて運営されておったラジオ風とロックのサイトですが、
4月からはJFNのサーバーに移行して運営しておりましてURLも変わっております。
でも、急になくなると色々と引き継ぎの不都合があるので、残してもらってはいたんですが、
本日ですね。旧サイトのメールフォーム管理画面が突然BANされましたため(笑)
以前のメールフォームはご利用いただけません。以前のメールアドレスもご利用いただけません。
改めまして、ラジオ風とロックへのアクセスは、
サイト:http://www2.jfn.co.jp/kazetorock/ (www.jfn.co.jp/kazetorock/ でも一緒です)
メールアドレス:kaze@jfn.co.jp
でよろしくお願いいたしますわな。わなって不愉快だなこいつ。
今回は、実践編です。
日記でコミュニケーションをすることにより自己ブランディングを図っていくためには、
どうすればいいのか。ブログで自分自身を広告するには、具体的にどうすればいいか。
ようやくここにたどり着きましたね。
理念やコンセプトを語っても、実行力が伴わない限りは意味が半減してしまうだろうし、
そもそも肌感覚として、理念から実践に至るまでの過程を腰を据えて聴くことができる持久力は、
やっぱ減少しておりますよね世の中。
正解と正解、成功と成功を飛び石のようにジャンプしたいっつーかそうじゃないなら何もしませんよ的な人。
まあ分かりますけどもお気持ちは。そんなことで風雲たけし城の龍神池にチャレンジできますかと。
閑話休題。
みなさんが最も欲しがるであろう、『上手な文章の書き方講座』
…みたいなのは、ココでやんなくてもいいんじゃね?と思ってます。
"文章 上達"とかで検索したら、有象無象のサイトがバッチンバッチンヒットするわけですし、
僕が上手に説明できる自信まったくござーませんので(苦笑)前にカッコ苦笑って書いたら殺すつっただろーが。
僕はこの仕事を始めて、上手な文章を書き方を『盗み』ました。
教わるっつーか、いろいろとご指導いただく場面も、当然あったわけですけども、
そこで関わってくるのは、その教えてくださる諸先輩方の『文章スキル』ではなくて、
『文章スキルを教えるスキル』なんですよね実は。だから文章のプロであっても教えるのがド下手な場合、
効果は半減します。
そういう時間の無駄を省きたかったんで、僕は徹底的に『盗み』に徹しました。
技術は盗める。どんどん盗んで、こんなのこっちの方がイイじゃんと思うことは自分で改良して使って。
それは自分が書きたいことを書く、という情熱を妨げないし、むしろ武器を強化していくものだと思うんで。
さらに言えば、諸先輩方が正解として押しつけてくることの半分以上は、間違ってます。
間違ってるっつーか、昔の正解。
世の中に不変のものなどない。不変に見えているものは、あくまでも相対的な視点であって、
絶対的な不変など、この世に存在しない。
不変とは、あの世のことです。
なのでみなさんは、いろんなところから自分なりのスタイルで盗んでください。
技術は技術ですから、誰だって取得し、一定の度合いまで向上させることができます。
要は、『人が見てどう思うか』ということをちゃんと意識できるかどうか。
それだけでOKだと思います。個人的には。逃げてるっぽいすか。でもまあそういうことで。
下手を許容してるわけではございません。
文章の書き方教えねーんだったらテメーは何を教えるんだよってことですけれども。
そもそも自己ブランディングって何なんだってことから改めて。
自分がどんな人間であるか、というよりも、自分をどんな風に受け止めてもらいたいか、
ということを考え、それを相手に伝えるってことっすよね。
よくあるブログ日記タイトルの下に、ちょっとしたキャプションっつーか紹介文書いてあったりしますけども、
「その日起こったくだらないことを、ダラダラと書き綴ったり綴らなかったり…」
要る?それ要る?何予防線張ってんの?それ要る?って思います個人的には。
くだるくだらないは、相手が判断することじゃないすか。
「糞バエの糞のような人間です」って毎日言ってるヤツを善意満点で
「いやいやそんなことないすよー山本さん」
って言ってくれる赤の他人とかいないっすよ。いても高校まで。
反対に、「面白いこと言いますよ」と自らハードルを上げる必要もないと思うし。
そういうキャプションから生まれる受信者の心の動きを逆手にとっていくアイデアがあるなら、
完全に話は別になってきますけど、無自覚なそういう感じは自己ブランディングとしては必要ないんじゃねーのかと。
思いますわ。
さらに重箱の隅っこつついてみますが。
例えばですね。
『面白い看板見つけたよ』
というテーマのブログがあったとしますが、そこにどんな意図が含まれているのかというと、
「私はこんなモノを面白いと思う人間であるよ」
というアピールなわけですよね。
つまりは、小さいけれども、当然コレも、1つの自己ブランディングでございます。
ダラダラっととフリーテーマで日記を書き始めると、自分も他人も飽きやすいし、やっぱ散漫になります。
それこそ、無駄に文章力・構成力の有無に依存してしまって、
これは僕がおすすめしてるコミュニケーションする日記のスタート地点にすら、なかなかたどりつけない。
それに加えて、非常によくある傾向ではございますが、
フリーテーマ、ノーテーマの日記をスタートさせても、
通りすがりのお客さんがポツポツと現れ、他人の目が気になり始めると、
どうしてもフリーテーマ日記ではなく、『フリーネタ日記』に変貌していきがちです。
もっと平たく言うと、「面白ネタを書かなきゃ」という強迫観念が生まれるわけですね。
そして一部の天才を除いては、面白ネタを求めはじめると、必ずや行き詰まります。
日常を報告するための日記であったはずのものが、
日記のために日常を構築しなければならない毎日。
ブログのネタを探して歩く毎日。
でも僕は、それはそれで、いいんじゃないかとも思います。
自分の背中を押すチャレンジとして、上手に利用できるはず。
振り回されるんじゃなくて。
きっかけを上手に合気道で転がしてってください。
本日の結論というか、次回へのつなぎとして。えーまだ続きあんのー?なげー。
自己ブランディングとしての日記を書く場合、べースメントとして押さえておきたいポイントは、
・更新頻度を上げる。
・コメントにはキチンと反応する
コレだけ。この2点だけ。逆に言えば、この2点を外してしまったら、
コミュニケーションで生まれていく新しい世界を望むことができなくなってしまいます。
ってことで、実践編その2は、また次回。
ありがとうございました。
(山本佳宏)