bannerお父さん大好き! キュートな秀才ブログクィーン登場! | TOPにもどる | 豆柴? 雑種? いいえチワワです! !

entry_title_bg_top.gif

…って言われても、癒やされちゃうんだってば!
〜『癒やされない犬のほん』〜

entry_title_bg_top.gif
2006年11月22日

iyasarenai_inu_no_hon.jpg
  『癒やされない犬のほん
   著:江村 伸雄
   新風舎 刊
   1,313円(税込)

   remote-buy-jp2.gif

むむっ?! なによ、なになに? なに考えてんの?! 

…と、思わずそのほっぺをビヨーンと伸ばしたくなっちゃう、この表情! なにを見つめているのか、神妙な面持ちのフレンチブルドッグくん。え? 「ジロジロ見るなよ。」って? …ごめんなさい! でも…見ちゃう!

“腹に一物(イチモツ)!”、“アンタに物申ーす!”とでもいわんばかりの強面ワンコ、虚空を見つめているかのように物憂げな佇まいを見せる犬、そして、なにか(その“なにか”がわたしたちはいつも知りたいのだけれど)を訴えようと、わたしたち人間をじっと見つめる真摯な表情…。登場するワンコたちの表情を見るにつけ、「なによ、なになに? なにを考えているの?」と、その思惑を探ってしまいたくなる、その眼力に宿るワンコたちのメッセージを読み取りたくなってしまう…うーん、なるほど、“癒やされない”ってそういうことかも。

ブスッとしてたり、ギョロッと目をむいていたり…。見るからにハッピーに満ちあふれた写真でないから“癒やされない”? それも、正解。だけど、“癒やされない”と宣言されつつも、その表情を見つめていると、やっぱり癒やされてしまうのはなぜでしょう? きっと、この著者である江村伸雄さんの写真から、ワンコたちのあたたかな体温が匂い立ってくるからに違いない! 

癒やされない犬のほん』。そのタイトルからして、もう「ムムムッ?!」と気になった方、ぜひ手にとってみてください。“癒やされないけど、癒やされる”…うん、やっぱり犬は、わたしたちを癒やしてくれる存在なんだ。だから、もっと、犬の心の声、聞いてあげなくちゃ! って、やさしい気持ちになれるはず。ね? やっぱり、どうしたって癒やされちゃうのです。

>> 新風舎のホームページ