映画やテレビなどを見ているときに、よく運転しているシーンなどを見掛けることがあるかと思いますが、それってどうやって撮っているのだろう、と不思議に思われたことはありませんか?今日は、「けん引」と呼ばれる撮影。劇用車(撮影用の車ですね)は、自走するわけではなく、前方を走る車がレッカーの様にけん引して引っ張ってくれます。なので、俳優の方々は、運転せずに、運転している演技をすることが出来ます。
けん引のシーンは、セッティングが大変です。近くに公園のある駐車場をベースにして、作業が開始します。公園をゆるりと犬の散歩をしている方々の横で、スタッフはみんな朝っぱらから重い機材を設置したりして、ひいこらです。また、公道を走るわけなので、信号のタイミングから、エキストラの動きまで、とても神経を使う撮影になりました。