撮影にまつわる恐い話をひとつ。撮影の時には、時として、聞こえてはいけない声が録れていることがあるそうです。以下、録音技師の方のお話。「あるホラー映画の撮影現場でのことでした。本番の撮影をしている最中に、子供の声が聞こえてきて、なんだ、ギャラリーの人たちの声でも入ってしまったかな、と思っていたら、周囲に集まっていたギャラリーの中には、子供は全くおらず、もちろんキャストにも子供はおらず、子供なんてそもそもどこにもいない。じゃあ一体誰の声が録れていたんだろう、と思うと、背筋がぞぞぞーっとしたものです。」
病院などでパチパチ写真を撮っていた私に、スタッフの一人が、「映っちゃいけないものが映ってるかもよ。」なんて恐いことを言い出すものですから、すっかりびびってしまったのでした。