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毛利子来先生

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実は、昨年、箭内の体調が悪い時に、ある人の薦める小児科に行ったと
ころ、
何だか心がすごく軽くなり、次第に具合も良くなったそうです。
「病は気から」とはよく言いますが、
身体の物理的な治療の前に、
きっと箭内の不安な心を一番先に取り除いてくれたんでしょう。

でも、それはどんな方法で?
どんなコミュニケーションで?

他業種の先生から広告を学ぶ風とロック広告キャンプ
第4回のゲスト講師は、
箭内がお世話になった小児科医のたぬき先生こと毛利子来さんでした。
テーマは、「クリエイティブへの翻訳力・変換力、そして質問力」。

たぬき先生の嫌いな言葉
● 看護
● マーケット
● クライアント
● あけましておめでとうございます

たぬき先生の好きな言葉
● 惚れる
● 美味い(旨い)
● スリル
● 察する

もちろん、まだまだ他にもたくさん好きも嫌いもあるんだと思いますが、
一先ず、授業のお話で出てきたのはざっとこんな言葉たちです。

これ見ただけでも、たぬき先生の人柄やおもしろさが伝わりませんか?

そんな中でも「察する」という言葉、実にいいですよね。
物事の事情や人の気持ちを、おしはかってそれと知る。
私も好きです。

そんなたぬき先生の本日名言の数々をちょっとご紹介!

「子供は、身体や気持ちを素直に表現する。
でも大人はウソをつく。」

「子供は楽しくなると元気になる。」

「病気が一番治らないのは安静にすること。
70過ぎたら健康診断はいらない。」

「生命とは身体だけではない。
 その人の存在がまわりの人々にどう思われているか。
 歴史の人もそうでしょ。」

どうですか?皆さん。

たぬき先生は、一見、悪くとられがちなことを、
違う視点からとらえることで、
聞いている私たちを、新しい気分にさせたり、安心させたり、
すごく居心地のいい時間を作って下さいました。

さて、ここでその違う視点ということで、871569をご紹介!

(箭内談)
独立して一年間一生懸命貯めたお金で事務所を作った時、
自分が初めてクライアントになって気づいた。
すごく思いの詰まった発注を自分でしてみると、
相手の気持ちがわかる。

「反対側にいかないとわからないことがある。」

見落としてしまいがちだけど、
本当に大事な視点です。

あと、もう一つご紹介したいのが、
「見下したり怖がるのをやめる。
やめて初めて若い世代とコミュケーションができる。」

これも箭内独特の気質から生まれてる気がします。

「人類みな同い歳」って箭内もよく言ってますが、
これがなかなかできない人も多いのでは?

そして、打合せの時に椅子をぷらぷらしながら、
今にもひっくり返りそうになっている箭内の姿は、
まるで小学生のようです。



hagiya

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