風とロックブログ 風とロック スタッフによるブログ

カレンダー
<< 2008/03 >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
アーカイブ
カテゴリー
RSS  RSS
携帯で見る
QR
週刊風とロック
NO KAZE, NO ROCK. 風とロック 箭内道彦のムービーブログ
RADIO KAZETOROCK
RADIO KAZETOROCK
風とロック
風とロック Official Site

3月31日

080331r1.jpg
080331r2.jpg
4月より24:30~25:00のOAとなりますレディオ「風とロック」。
時間変更後初の収録となった本日、時間が代わり新たに聴いて下さるリスナーの方々に向けても、
改めて自己紹介から始まります。4月、ですねぇ。


~箭内道彦を全く知らない方へ~
まずは名前の説明から。
やないのやーは、竹が前へ進んでいくで「箭」と覚えて下さい。
弓矢の矢が飛んでいくイメージで。
道彦の由来は、5日の放送を聞いてください。
本人にとっては、人に言いづらかった話・2大巨頭の一つだそうです。


人となりは…、ラジオを聴いて感じてください。


そしてレディオ「風とロック」と言えば、忘れてはいけないのが、
勝手にCMを作る、GSPこと、ギャングスタープランナーです!


ここはトレーニングの場でも、弱めの案をなぐさめる場でもないっ!
下手でも良い。メッセージしたい、強い想いをもっている方のみを待ってます。
夜露死苦。


これから聴いてくださる方も、そして聴いてくださっていた方も、
開始時刻が24:30になりました。
これからも毎週土曜日24:30~25:00となったラジオ「風とロック」TOKYO FM 80.0 MHz
をよろしくお願い致します。
そしてGSP企画、たくさんのご応募お待ちしております。


miyasaka

トップランナー第5シーズン始まる!

080331.jpg
総合テレビ 4月7日(月)24:10~
トップランナーがとうとう始まります!

当初予定しておりました、3/31は、いま平成20年度予算審議を放送とのことで、一週繰り下がりました。


第1回のゲストはKREVAさん。02年にはKICK THE CAN CREWとして紅白にも出場され、04年からソロ活動をスタート。ヒップホップ・ソロアーティストのトップランナーです。(ちなみにこの「キック ザ カン クルー」箭内の説く、クリエイティブ姓名判断的にはかなり満点に近いネーミングです!)


さてさて、どんな感じになっているんでしょうね。
ドキドキしますねー。


しかし近年のテレビ番組はなぜこう小刻みな時間から始まるのでしょうか…。
お間違えのないように、月曜24:10からです。
月2410、月ニシイレ、
「月に仕入れ」で覚えて下さい。
再放送は土曜25:35から。土2535、土ニゴミゴ…、「土にゴミ5」…。


そしてなんと番組のオープニング映像も箭内が作ってます!
しかも毎回変わるんです!どうぞお見逃しのなく!

hisada

「クリエイティブディレクター箭内道彦の漂流展」閉幕!

080329final.jpg
3月3日より約1ヶ月に渡って開催して
まいりましたこの展覧会、
3/28をもって無事閉幕となりました。
総入場者数はなんと4115人!
本当にたくさんの方に来ていただきました。
ありがとうございます!
みなさんに書いていただいたアンケートは
今まとめてもらっているところですが、
なんでも、「箭内道彦を聴く」の部屋の人気が
高いとか…。


「クリエイティブディレクター」箭内道彦は、
もともとアートディレクターで、
CMプランナーで、コピーも書きますし、
ディレクションもします。
取材されるし写真も撮るし原稿も書くし
インタビューしたりもします。
肩書きや立ち位置や、ということだけでなく、
「12人の箭内道彦」でエンライトメントのヒロ杉山さんも言ってくださってましたが、
箭内の作るモノは毎回々々まるでバラバラで、
とても同じ人が作ったとは思えない。
一体どれがホントの箭内なのか???
でも実は、どんなにバラバラに見えても、そこには脈々と箭内の思考が流れていて、だからこの人はコンセプチュアルアーティストなんだと思った、と。


「けっこう考えてんのね、あぁ見えて」
と言ってしまってはミもフタもないでしょうか。
ともかく「〜聴く」の部屋に流れているはその「思考」だと思うわけでして、
だからおもしろく聴いていただけたのではないかと。
ま、まれに「あっ!車の鍵がねぇ!」だの「うなぎ!すげー!」だの
も入っておりまして、それを真剣にヘッドフォンで聴いていただくのは
申し訳なく思いますが…。


毎週の新橋通いもこれでおしまいかと思うとちょっと寂しいですねー。

あ、そして、缶バッヂの総販売数758個!
5.5人に1人がガチャガチャやっていただけたという計算ですね。すごい!
しかし中にはこういう奇特なお客様もいらして、
毎日おみくじをひくかのように通っていただいたということです。
何かご利益ありましたでしょうか…。
ありがとうございました…。
hisada

デジタルショートアワード

080329d1.jpg
080329d2.jpg
本日、23時よりいとうせいこうさんが審査委員長をされている
第一回デジタルショートアワード 本選に、箭内も審査員として参加してまいりました。


全て600秒ジャストで作られた
笑い部門、泣き部門、驚き部門のショートムービー、それぞれ上位5作品(計15作品)から
部門のグランプリと、総合グランプリを決定するこのイベント。


驚き部門にノミネートされた方の中にはなんと16歳の方も!!!
何に驚いたってその年齢に一番驚きました。
何かを作りたい、表現したい、という強い想いさへあれば、
年齢なんて関係なく作れるものなんですね。
教室を舞台にされていたのですが、きっと16歳にしか作れないような生々しい舞台でした。


他には箭内も20年ぶりに見たというかなり怖いホラーがゾクゾク。
また、忘れるのに20年はかかりそうな衝撃的な作品でした。


笑い部門はそれぞれ違った角度の笑いが上映され、
泣き部門では、総合グランプリにもなった自己啓発もの(と監督自身もおっしゃっていた)で、
まさに泣きたくなる様な現状、心情を表現し、会場の方・審査員の方の心をつかまれていました。


終わったのは、普段箭内がもう起きている時間の朝の5時過ぎ。
そのまま小休止をとって、また次の仕事に向かうのでした。


miyasaka

NO MUSIC,NO LIFE.撮影です。

080328nmnl.jpg
本日は、毎月恒例の
NO MUSIC,NO LIFE.
ポスター撮影です。


また書かせていただき
光栄です。博報堂岩田です。


NO.112回目を迎えます
今回の撮影場所は、
大井町線九品仏にある
「D&DEPARTMENT TOKYO」
で撮影いたしました。


ちなみに「D&DEPARTMENT TOKYO」とは、ナガオカケンメイさんが展開しているデザインリサイクル活動「D&DEPARTMENT PROJECT」
のセレクトショップ&カフェです。


ここで発見したのは、あたらしい形のエコバックでございます!


本日スタッフが購入したものが入ったショッピングバックは、
なんとaquagirlものです!
「ショッピングバッグをリユースすることで、
デザインをリサイクルする。」


へぇ〜へぇ〜〜へぇ〜〜


リアルに体感するエコって、なんだかうれしくなりますね!!


家庭で必要の無くなったショッピングバッグがありましたら、
持って行くとショッピングバックへとなる仕組みだそうです。

さてさて、今回ご出演は、
藤原ヒロシさん、INO hidefumiさん、小島大介さんの
3名からなるアコースティックセッションバンド「IDF」。
と、オーディオ・サイエンス・ラボを主宰する希代な音楽家、
ヤン富田さん。


とてもおちゃめなヤンさんは、
元ヒッピーのバークレー大学の教授風という装いでいらっしゃいまして、


偶然にも洋書フェア開催中の店内での1カットは、
なんともマッチしていらっしゃいました。

もう1カットは、店内のカフェにて。
かわいいD&DEPARTMENTクッキーをセッティングしている箭内さん。

これもまたおちゃめです。


カフェは夕方になると少し薄暗くなり、
撮影後、素敵なカリモクソファーとおいしいお茶ですっかりまどろんでしまい、
仕事を忘れてしまいました。
(はい、この現場では毎回仕事ということを忘れがちですが・・・・)

箭内さんも、おいしそうにパナシェを飲んでいらっしゃいました。
お会いするたびに、お酒が強くなっている気がいたします。
気のせいでしょうか?(笑)


とはいえ、
お忙しい箭内さんは、まどろんでいるスタッフを尻目に
後ろ髪を引かれながらも、次のお仕事へと向かわれました。

そんなディレクターを見送りながらも
さらにあの後、カフェでまどろんだ時間を過ごしてしまいました。

本当にすみません。。。。


気を引き締めて、今後ともがんばります!!!
来月もよろしくお願い致します!


ちなみに、今回のNO MUSIC,NO LIFE.ポスターは、
4月20日くらいに掲出予定でございます。

みなさまお楽しみに。

「GSP、プレゼンに行く」の巻

080327.jpg
TVブロスで連載中、
箭内の「俺だけ崖から落ちるのはやだ」。
もはやなぜこのタイトルに至ったのかは
記憶のかなたですが、
ともかく今熱いのはギャングスター・プランナーです。
きのう発売の3/29号、爆笑問題のお2人が表紙です。
17ページです。
とうとうほんとに行ってしまいました。プレゼンに。
ドクロのジャージとピンクのキャップで。


「広告の力でガソリンを安くするご提案」


“ギャング”などとイキガってはおりますが、
実は世のため人のため日夜考え続けるねずみ小僧、
それがギャングスター・プランナー。
広告の力は人を幸せにできるのです。

さあ!あなたもこのリアルタイムギャングスター
プランニングドキュメントに参加しませんか?
詳細は誌面にて!
そしてプレゼンの結果やいかに!
乞うご期待!

hisada


『刑事にむいてる。自白したくなる。』

080326c1.jpg
箭内がそう評した、TV Bros.シャイ編集長小田倉さんと、若い人にとっては、中退経験の様なある種の憧れがある強い生き方をされてきたTV Bros.編集部員の木下さんが、広告キャンプ第7回目のゲスト講師です。


テレビブロスは隔週発売のTV雑誌なんですが、
編集長自らTVはおまけとおっしゃるほど、コラムが充実したロックな雑誌です。


文章に携わるお仕事をされているお二人。
勿論普段、取材やインタビューもされています。
優しく寡黙にそこにいてくださる編集長の小田倉さんは、あまり言葉を発せられなくとも、こちらがなんでも話したくなる、そんな雰囲気の方です。
まさに、刑事向き!
きっと取材先でも沈黙を恐れない、一段上のインタビュアーです。


受講生が書いてきたコラムを読んで、
リズムが良い、勢いがある、音楽やってる?とはさすがのご指摘をありがとうございます、元ロン毛の木下さん。
まるで音楽を聴いているかのような心地よい文章、目にする事ありますよね。


コラムを書くには、リズムと視点。
イラストレーターを目指す人ならコラムを書け。
と、以前箭内も言っておりましたがやはり視点はどの分野においても重要なようです。


また、不自由にする事が時に自由をもたらしてくれる。
自分でいかにおもしろい足かせを作れるか、それもクリエイティブの一環です。


社会人一年目にして電通のクリエイター職を捨てられた木下さん。
どの職業に就くかより、何をするか。
説得力があります。
だから木下さんは今もたくさんのアイデアをもって、いつもワクワクされているんですね。


miyasaka

マグロじゃいられない。

080325r5.jpg


本日ラジオ特番「春の課外授業~21世紀の挑戦者たちへ~」の公開録音。
フレッシャーズの皆さんに向けての1日限りの課外授業に、講師として参加させていただきました箭内道彦まもなく44歳。


これから新しい場所で、自分自身をどう広告するか。
広告とは決して大きい声を出す事でも、オレがオレがと前に出ることでもない。
どのタイミングで自分を出すか。
まずは自分を見つめないと自分を広告する事はできません。


自分とは…と言うと、必ずと言っていいほどコンプレックスの話題が浮上しますが、
それこそがグッジョブ!なんです、みなさん。
自分を客観的に見られているあなたにまずはグッジョブ!
そしてコンプレックスを見つけたら、直すのではなく活用してさらにグッジョブ!
箭内は自分の落ち着きの無さをフレキシビリティと翻訳し、現在の職に大いに役立てているようです。
活用できる場を探すのもまた一興ですね。


箭内からフレッシャーズの皆さんに。
・フレッシャーズは、デビューし直せるチャンス。
・迎える側の方がドキドキしているし、脅威にも感じている。
・新人は旧人から学ぶだけではなく、旧人に刺激を送る存在でもある。(*でも素直は大事)


こりゃマグロじゃいられません。


中学、高校、大学、就職、と、これからよりも、かなりの確率で既に訪れていた
フレッシャーズのチャンスをボタンを押し損ねてきた自分としては、
もっと早くに聞いておきたかった話題満載です。
同じく講師を務められた高田さんのお話も楽しみです!!


<OA情報>
番組名  「春の課外授業~21世紀の挑戦者たちへ~」
放送日時 3月29日(土)22:00-22:55
放送局  TOKYO FM / JAPAN FM NETWORK 系列38局
講師    箭内道彦(「風とロック」代表/クリエイティブディレクター)/高田延彦(「高田道場」代表/元格闘家)


miyasaka

「裏クリエイティブサロン」を終えて

080324.jpg
「クリエイティブディレクター箭内道彦の漂流」展、
最後のビッグイベント、「裏クリエイティブサロン」
が無事終了致しました。わずかな告知期間にも関わらず、
たくさんの方にお集りいただきありがとうございました。


この組み合わせを意外に思った方も多いのではないでしょうか。
ゲストはロンドンブーツ1号2号の田村淳さん。
実は、淳さん率いるビジュアル系バンド、
jealkb(ジュアルケービー)のPVを
箭内&ロックンロール食堂の稗田が制作したのです。


『誓い』というこの曲のPVには、通常オンエアされて
いるものとは別のバージョンがあります。
リンゼイ・ホーカーさんという女性を覚えていらっしゃるでしょうか。
ちょうど1年前に千葉県市川市内で起きた事件の
被害者のイギリス人女性です。
容疑者は警察の追跡を振り切ったまま
未だ行方が知れません。
PVの中には、生前のリンゼイさんの映像や写真、
そしてロンドンのヒースロー空港で、日本行き便の乗客に向け、
容疑者の顔がプリントされたTシャツを来て、
必死に情報提供を呼びかけるリンゼイさんのご家族の映像があります。


ニュースの報道は大量の情報を流し続け、
毎日毎日塗り替えられて、どんなに悲惨な事件も、
記憶はどんどん風化していきます。


このPVは実はずっと前に、「事件から半年」の報を受けて作られました。
プロモーションビデオの新しい形や新しい役割を模索し続けていた中で、
映像と音楽の力で、この悲しい事件の記憶をとどめ、
事件の解決に少しでも貢献したいと議論を重ね、
多くの批判を受けるかもしれないことは覚悟の上で制作しました。


こんな事件が起きてしまったことへの憤りや、
家族の一員を突然失うことの悲しみ、娘を思う両親の愛情、
そして毎日のように目にし続けるほかの多くの悲惨な事件。
このPVを見ることで、リンゼイさんのことを思い出すと同時に、
自分にとって大切な人のことや、愛する家族のことも考えてもらえたらと思います。


明日、26日で事件から1年を迎えてしまいます。
リンゼイさんのご冥福を心から祈り、容疑者の逮捕と、
早くご家族が心安らかに暮らされるようになることを願います。

hisada

4月のシブヤ大学授業

logo.gif


ラジオ「風とロック」ブログを支えるヨシヒロさんと、
ラジオ収録以外でも話題が被るなんて、なんだか申し合わせたかのようですが、
別にわざとじゃないです。偶然です。
私も今日はシブヤ大学のお話を一つと思っていたところだったんです!


と思いながら先ほどちょっと出かけましたら、ヨシヒロさんとまたばったり出くわしてしまいました!!
後ほどブログ用の写真を一枚お送りする約束をしたので、
きっとまた次に書くブログも同じ話題になるんじゃないかと思われます!!
昨日今日となんだか双子のような気分です。


と、そろそろ本題です。
箭内が学科長を務めるシブヤ大学コミュニケーション・クリエイティブ学科、
4月19日(土)は「インタビュー」をテーマに授業を行います。


インタビューは、クリエイティブ。
向き合い、人を引き出す創造。


インタビューは、クリエイティブ。
相手の中に、自分を探す旅。


「クリエイティブディレクター箭内道彦の漂流」展 では
インタビューにより12人の箭内道彦を紹介してくださった方でもある、
世界のアートに出合う旅を続けるドキュメンタリーチームAALのお二人と
スペシャルゲスト(ビデオ出演)を迎え授業を行います。


2008年4月19日(土)12:00〜13:10
教室:ケアコミュニティ・原宿の丘
http://www.shibuya-univ.net/
<抽選予約受付開始日時>
2008年3月31日(月)AM10:00〜4月17日 0時
ぜひお越し下さい。


miyasaka

ミス「風とロック」

080324r6.jpg


本日は、月刊「風とロック」女性アーティスト部門最多出場の、
ミス「風とロック」をゲストにお迎えしてのレディオ「風とロック」収録………
の模様をお伝えします週刊「風とロック」。


誠に勝手ながら、今思いつく限りの「風とロック」を一つの文章内に入れる実験をしてみました。
それぞれの「風とロック」が違う存在でありながら、それぞれがリンクしていて面白い関係です。
でも一文に4回も入るとさすがにくどいですね、すいません。


そうそう、実験といえば、木村カエラさんが4月2日にリリースされるアルバム『+1』。
初回限定盤のDVDでは、箭内が企画演出した『木村カエラの映像実験室』も収録されています!
音が気持ちに与える影響がいかに大きいか、皆さんも是非ご覧になって、そして実感してください!


しかし本日のレディオ収録。
お互い気心が知れすぎているのか、あまりにも二人の会話が自然に始まっていて、
しばらくはゲストの紹介も箭内の挨拶も無いままに進んでいます。


そしてエンディングでは、映画「転校生」さながらの事件が起きています。


新しいスタイルのレディオ「風とロック」。
このフレキシブルな感じが好きです。


そして収録スタジオの皆を元気にしてくれたカエラさん、今日は本当にありがとうございました!!!


miyasaka

裏原食堂情報①

080323.jpg
台湾料理「千」。
風及び食堂社員がもっとも頻繁に利用する近所のごはんやさんです。
平日はランチもやってます。テイクアウトもできます。
おなかがすいたけどコンビには飽きたし、でもひとりだし、
というときによくフラッと行ってパパッと焼きビーフンをテイクアウトしてきます。
すいていれば基本あっという間ですが、出してくれたお茶を飲みながら
ぼーっとテレビを見て待つのもいい感じです。
家族経営で、ご主人がまたにこやかでいいのです。
お客さんエリアには出ちゃダメということになってるんでしょう。
男の子がレジと厨房のあいだのわずかなエリアでたくましく遊んでいるのもまたいい感じです。


箭内道彦の漂流展の展示空間演出をやっていただいた、鈴木康広さんのご実家はス−パーだったそうで、いつもレジの近くで工作して遊んでいたそうです。セロテープやひもや袋やはさみやなんかなんでもありますしね。
箭内の実家はお菓子屋さんで、なんと幼稚園の頃から(!)店番していたそうです。


千の息子さんはあと20年くらいしたら継いでるのかなー。
というわけで次回は二代目ががんばるおなじくご近所「昭和軒」をご紹介します。
hisada


台湾料理「千」
渋谷区神宮前3-24-1 B1
03-3479-5337

「裏クリエイティブサロン」緊急開催決定!

chirashi_new%2A.jpg
おまたせいたしました! 以前より予告して
おりました「裏クリエイティブサロン」の
詳細が決定致しました!
お申し込みお待ちしております!


日程 2008年3月24日(月)
場所 クリエイションギャラリーG8
  (ギャラリーカフェ)
ゲスト 田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
    箭内道彦
当日受付開始 18:40〜
開場 19:00/開演 19:10
人数 50名限定

※入場は無料です
※当日券の配布はありません
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます
※内容についてのお問合せにはお答え致しかねますのでご了承ください
※ギャラリー内の展示は19時までご覧頂けます


申込方法 下記番号よりローソンチケットにて


◉Lコード:75189
◉受付番号:0570-084-003(L必要)
◉受付日時:3/23(日)21:00まで
◉引取期間:予約成立〜3/24(月)19:00


※先着/TEL受付のみ
※予約成立後、ローソン店頭Loppiにて引換
(ギャラリーのすぐ近くにもローソンがあります)


≪備考≫
◉枚数制限:お1人様1枚まで
◉非通知不可。発信者番号を通知してお掛けください。

僕らの漂流記

080314.jpg
AALの小川です。「箭内道彦の漂流展@G8」も残すところあと1週間となりました。

突然、箭内さんから電話をもらったのが展覧会が始まるちょうど3週間くらい前。そんなNo Tomorrowぶりにヒヤヒヤしながらも、急遽、アーティストの鈴木康広くんと一緒に展示を作ることになり、怒濤の日々の中で奇跡的にオープニングを迎えました。鈴木くんも僕らも他にいくつもの仕事を抱えながらの作業だったのですが、不思議と徹夜も苦にならず、何よりもみんなで一つのことに向かって行く時間が心地よく楽しかったです。


鈴木くんが、箭内さんの後ろ姿を残像で浮かび上がらせるというアイデアを思いついたときに、僕らの中で「箭内道彦の気配」みたいなことがテーマになるのかなという思いがあって、ああいう展示が出来上がりました。会場に行かれた方はお気づきかと思いますが、箭内さんの個展なのに、箭内さんの顔が何処にもないんですよね。僕らとしては、一所に止まることのない箭内道彦の残像を追い掛けるつもりで映像と音の部屋を作り上げていきました。


CMを何度も見たり、12人の関係者にインタビューを繰り返すうちに、なんだか僕ら自体が“ヤナイ化”(by タグボート・岡さん)してきてしまい、普段の会話とかまで箭内さんの頭になってしまっているような不思議な体験で、その余韻は未だに続いています。

いろんな人の話を聞いてみると、箭内さんの日々発する言葉を採集した「箭内道彦を聴く」が好評のようですね。あの真っ白い部屋の中、思い思いの体勢で耳を澄ましている人たちの姿がとても印象的なんです。僕も、あれを自分のi-podに入れて持ち歩いているのですが、街を歩いていたり、電車から車窓の風景を眺めている気分になんか妙にフィットするんですよね。


実は、展示の映像の編集が間に合わず、期間中に映像を差し替えたり、見せ方も実験しながら変えているので、一度といわず、二度三度と、会場に足を運んでもらえるとうれしいなと思っています。


ogawakenji @ AAL(airartlog)

23区のCM、23日(日)に、23タイプまとめてONAIR!

onward.jpg
こんにちは。ADKの三井明子と申します。
1月23日にも、シドニーからブログを
書かせていただきました。
あのとき撮影していたのが、
オンワードさんの23区というブランドのCM。
3月からオンエアが始まりましたが、
もうご覧いただけましたか?

じつはこのCM、
オンエア用に23タイプもあるんです。
映像もコピーも、23タイプそれぞれ違います。
ふり返ると、企画、撮影、編集と、
長い長い道のりでした…
その23タイプを、3月23日に、
まとめてオンエアできることになりました!
「MTV」で19:00~23:00の間に、
すべて放送するんです!
一日限りのスペシャルオンエアですので、
ぜひオンタイムでご覧ください。


また、23区のホームページでは、
オンエア用23タイプに加えて、
23タイプの「webスペシャルCM」が、
楽しめるしくみになっています!
→http://www.onward.co.jp/23ku/


箭内監督のお気に入りコピーは、webスペシャルのひとつ、
「生きること、それは、いろんなことと、たたかうこと」。
ホームページで見つけてください。


「わたしはCMよりも、箭内監督のお姿を見たいわ」というかたは、23区の売り場へ。
店頭ビデオでは、CMとメイキング映像を放映しているのですが、
箭内さんの凛々しい監督姿が、ゼイタクにちりばめられているんです。


気のきいたことをひとつも書けないまま、
告知をひたすら綴ってしまったので、最後をうまくまとめられませんが…
箭内監督率いる「23区CM制作チーム」の涙と笑いの結晶、
23区のTVCMを、よろしくお願いいたします。


mitsui

風とロック 広告キャンプ 第6回

080319camp.jpg
「箭内さんは、やらなくていいことばっかりやってますよね。」

以前から面識のある二人。
未だ西脇が大広にいたころ、箭内の講演を聞いた西脇の質問。
そう、箭内と西脇の本当の出会いはここから始まった。

そして数ヵ月後の2007年5月、
大阪の靭本町に「風とランディ」を設立。
風グループに新たな風が吹き込まれた。

さっ、今日のゲスト講師は、風とランディの西脇淳です。

西脇は、常々、おもしろ主義の広告業界に強い違和感を感じていた。
もちろん、おもしろいものが必要であれば一生懸命おもしろくする。
だけど、場合によっては、あえてつまらないものを作ってみせるのだ。

そんな西脇が大事にしていること。
「商品を食べた後の感じとCMを見た後の感じが同じものを作りたい。」

そして、以前、他のクリエイターの言葉で印象的だったのが、
「考えるな、思いつけ!」
考えるは論理であり、思いつくは発見。
これを聞いてから、西脇も「思いつく」を大切にしているとのこと。
たしかに、一見、同じように思えますが、実は全く違う行為ですよね。

さて、実は、以前から薄々気づいていたものの、
今回ではっきりしたのが、
箭内と西脇にはたくさん相通ずるものがあり、
広告に対しての向き合い方や、考え方がすごくリンクしているんです。
もちろん、これは私の個人的見解ですが。

よく箭内に対して使われるアンチや異端児。
箭内同様西脇もまた然り。
「イエスマンになる」という箭内の言葉。
これは、最後のアウトプットを出す人に対してイエスマンになるということ。
もちろん、何でもかんでもという訳ではなく、
状況や相手をきちんと見極めないといけないのですが、
「できない」と言うと、そこで止まってしまうし、
そもそもサービス業の精神を忘れちゃいけないというものだ。
西脇もまたクライアントに言われた言葉を、
それを素直に受け入れることで、成功した事例を挙げた。

不思議です。

そして、ドキドキすることが大好きな箭内と西脇。
西脇は代理店時代、プレビュー(プレゼンのリハ)が大嫌いで、
とにかくやらなかったそう。
理由は、「誰の為のプレなのか」それを一番に考えたら必要なかったそう。

箭内には、ドキドキを生みやすくする方法として、
「やったことがないことを1つ入れておく」というのがある。
たしかに、どうなるか最後までわからないからドキドキするし、
それだけ必死になりますね。


そして、最後に西脇が言った言葉。
「質問されてもわからない。広告のつくり方も。どうやったら世の中が動くのかも。」

それがすごく沁みました。

どんなに有名で優秀なクリエイターでも、簡単に言える正解はなくて、
いつもこの繰り返しなんだということ。
これをずっと追いかけてるんですもんね。


そんないい話を聞いた後、箭内を見送り、会社に戻ると、
箭内のカバンが先に到着、いや、そのまま置きっぱ。
家に入れないって切ないですね。


hagiya

第199回クリエイティブサロン

080318.jpg
・最近、YouTubeでタイガー・ジェット・シンを見て感銘を受けた
・髪は自分でカットしている
・シャンプーと石鹸を使い分けるのが苦手
・ものすごく重いリュックを背負っている
・一番会いたい人は原節子
・女の人の洋服を選ぶのが得意で早い(相手が気に入るかどうかは別問題)
・ドリフの学級コントは“音楽”だと発見した
・最近「2001年宇宙の旅」のDVDを買った(ラスト30分のライティングを光のアーティスト、ジェームズ・タレルが担当していたと知ったから)

という本日のゲスト、脳科学者、茂木健一郎さんです。
のっけから話題はサーベルを振り回すタイガー・ジェット・シンと目が合うと襲われるから入り待ちしてるんだけど云々…ということで、会場はどんどん転がるように茂木さんのペースに引き込まれていきます。
今日も出ましたね。いろんな名言が、「ダイナミックレンジ」「ホープフルモンスター」「グッジョブ」…、あ、これは違いますね。しかし茂木さんにはいろいろお褒めいただいてしまいました。作っているCMが“元気”で、そして“品がある”と。なんと意外! でも、できたものが“元気”だというのは、箭内も話したとおり、どのCMも、新しいことやちょっと無理そうなことや“アウェイ”なことに挑戦して、ボロボロになりながら、でもその商品にとって一番いい結果に向けて倒れ込みながらゴールするという、そういうドキドキ&緊張の制作過程を経ているからかもしれませんね。








予想以上に盛り上がったこの組み合わせ。
シリーズ化の熱いご要望を、
会場アンケートでたくさんいただきました。

終了後ご飯を食べながら、
茂木さん「二人でロードムービーやろうよ。」「ユニット名考えなきゃ。」
それぞれNHKの番組MCも務める二人の新ユニット。
あえて 直球名前。『風とクオリア』が結成されました。




24日(月)の「裏クリエイティブサロン」についてはもう少しお待ちくださいね。

3月18日

はじめまして。
ラジオ「風とロック」のディレクターをしているカドワキです。


初めにひとつ言わせて頂くと、ボクは文章を書くのが大っ嫌いです。
たわいもないケータイメールの返信に何十分もかかったりします。
自分の想いを言語化出来ないひとなんです。
出来ることなら文字の無い時代に生まれたかったです。
文章を書く人生とマンモスを追いかける人生どちらかを選べと言われた
ら迷わずマンモスを追いかける人生を選びます。


そんなボクが、ついに箭内さんに「かどやんもブログ書いてよ」と言わ
れてしまいました。
無理です、と言うのもくやしかったので出来る限りの平静さを装って
「あ、わかりました」と言いました。意外とうまく言えていたと思います。
でも、とても後悔しています。


言い訳がましい男でスミマセン・・・
本題に入ります。


昨日3月18日にクリエイションギャラリーG8で行われた、脳科学者、
茂木健一郎さんをゲストに迎えてのクリエイティブサロンのリポートです。


以前「NO MUSIC NO LIFE」のポスターで茂木さんとお仕事を
ご一緒させて頂いたという箭内さん、茂木さんとあいさつした時、
茂木さんが明らかに初対面の人と挨拶するようにはじままして的な感じで
あいさつされたことに落ち込んでいました。
トークライブが始まるなりその話題に触れてました。
かなり根に持っていると思われます。


トークライブが始まる前、茂木さんにあれを聞こうこれを聞こうと紙切
れにいろいろと書いてポケットに忍ばせて挑んだ箭内さん、トークライ
ブが始まるといきなり茂木さんに主導権を握られていました。用意して
いた質問の4分の一も聞けてなかったと思います。
ホスト:茂木健一郎、ゲスト:箭内道彦の図式が出来上がっていました。


ボクはステージの裏で子ねずみのように小さくなってトークライブの模様を
録音していたのですがすぐ後ろからエアコンの熱風が吹き荒れてました。
常夏気分です。


クリエイションギャラリーG8の受付嬢はカワイかったです。
お友達になりたいです。


トークの内容はというと・・・・・・・・・・・・


3月22日(土)深夜1時30分からのTOKYO FMラジオ「風とロック」で
放送する予定なのでよかったら聴いてみて下さい。


以上、リポートを終わらせていただきます。


かどわき

風とロックと女とラジオとApril10

080317.jpg
今日は、午前中から何件かの打合せを終え、
急いでギターを抱えて田園都市線ホームへ。

なんで多摩川渡っちゃったかというと、
今回の「風とロックと女」の撮影場所がここ二子新地。

ゲストは、「夕凪の街 桜の国」でブルーリボン賞、毎日映画コンクールなど数々の映画賞で、
最優秀主演女優賞に輝いたあの方です!
ご結婚もされ、一段と輝きも増し、幸せオーラ全開です。
撮影時も終始和ませていただきまして、
「えっ、いいんですか?そこで撮って。」、
と思わず箭内やスタッフが心配してしまう程、
お茶目でキュートな一面も。
とっても楽しい撮影となりました。

MonoMax 5月号(4/10発売)「風とロックと女」お見逃しなく!




おっ、今度はラジオ収録ですねー。
花粉症用マスク同様、もはや見慣れたこの光景ですが、
今日は、244ENDLI-xさんの番組にゲスト出演です。
244ENDLI-xさんも呼んでいらっしゃいましたが、
こういう時は、箭内も871ENDLI-x。
そして2005年冬に結成されたこの二人のユニット名は
April10(エイプリルテン)?
もしかしたら、既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
二人とも4月10日生まれ。同じ誕生日なんです!
だからApril10。
すごい運命を感じちゃいますよね。ほんと。

しかも、「April10に悪い奴はいない!」とお互いに思っている
に決まってます!(勝手に豪語)
私なら絶対そう勝手に思い込みます。(更に豪語)
そりゃもぉ、親近感だらけですよ。

年齢をも超える不思議な関係が、二人の間にあるんですよねー。
「ああわかる、それ。」「それ、いいよねー。」「それしかないよ
ねー。」みたいな。
恐るべしApril10。

・・・と何だかちょっと羨ましかった今日この頃。
私も早く同じ誕生日の人に会ってみたいです。

<OA情報>
FM-FUJI
TSUYOSHI’S RADIO
LOVE-DHA!
244 ENDLI-x
3/22(土)21:00〜22:00


hagiya

日曜銀座便り

080316.jpgさて、2周目の週末を迎えました「クリエイティブディレクター箭内道彦の漂流」展 in クリエイションギャラリーG8。
あ、日曜日はお休みですので、昨日のお話ですよ。
さすが土曜日とあって、たくさんのお客さんがいらしていただいてます。
月刊 風とロック3月号も補充するそばどんどんなくなっていきます!
生でご覧になってない方のために、壁面の様子をちらっとご紹介です。
びっくり顔も超キュートなカエラさんです。
なぜこんなことになっているのかは4/2の「+1」をお楽しみに、ということで…。
リクルート小高さん、写真使っちゃいました。すみません。
週明け火曜には2回目のクリエイティブサロン、
あの脳科学者、茂木健一郎さんをゲストにお迎えします!
どんなお話になるんでしょうねぇ。興味津々です。
しかも24日(月)にはなんと「裏クリエイティブサロン」開催の噂が…。
詳細は近日公開!
hisada

灯台モトクロス

080315.jpg
ロックンロール食堂の稗田です。
今から6年前、まだ福岡にいた時、
俳優の伊勢谷友介くんに
あるファッション専門学校のCMの演出を
お願いしたことがありました。他の仕事が縁で。

伊勢谷くんは、演出だけじゃなく、
自分で音楽もつくってくれたりして、
初CM監督にも関わらず、
かなりパンクなCMに仕上げてくれました。
ある雑誌で、箭内がそのCMを褒めてくれて、
それが縁で僕を今の会社に誘ってくれたのでした。
とても思い出深い仕事です。

で、昨日会社近くの歩道でボーっとしてたら、
「ブロロロロー!」って音とともに、
反対車線から暴走モトクロスバイクがこっちに突っ込んできて、
茂みに飛び込もうとしたら、伊勢谷くんでした。

「俺、モトクロス買ったんすよー。
かなりいいっすよー。じゃあまた!」って
6年ぶりの再会とは思えない、バイクオンリーな話をして
伊勢谷くんは去っていきました。風か?

なんか、縁というものが一周した感じが、
しかもスパイラルアップしている感じが、
いいなーと思ったんです。
やっぱり縁ってあるんだなと、
かなりベタな感想ではありますが、
そんなことを思った、うららかな春の午後。
hieda

連載リポート! 1.14コピージアム(第4章)

kopyjam.jpg照井です。コピージアムの連載リポート、かなり中断してしまいました。今日はホワイトデーで、あぁあれからちょうど2か月もたってしまったんですね。「テーマは権力」と予告して終わっただけに、「やはりその筋からの圧力、無言電話、頼んでないピザの出前なんかがあって中断を余儀なくされているんですよね?」と心配してくださる人もいました。いや、正確に言うといませんでした一人も!「続きどうなるの?」と瞳をキラキラさせて聞いてくれる人も皆無ですが、気を取り直して第4回をはじめようと思います。今回は前回までのあらすじなし。なので今回から読む人にはかなり唐突でしょうけど、なんかこのぺージの左側にある「カテゴリー」の「コピージアム」のところクリッとすれば前回までのがまとめて読めるハイテク仕様だそうですから、便利な時代になったものです。


「ただ…ちょっと気にくわないことがあるんですよ」金髪の口から放たれた言葉。気にくわないこと?仲畑さんに?そんなこと言っちゃっていいの箭内さん!?気のせいか宣伝会議田中理沙編集長の表情も一瞬こわばったように見えたよ。……と、この間0.02 秒。「仲畑さん、最近、権力のにおいをまといはじめたというか、仲畑さんのまわりにいろいろ集まってきてうまい汁だけ吸おうとかおこぼれにあずかろうとする連中がいるんじゃないかと」誰?誰誰?誰———っ?ってSECOMのCMの番犬おじさんの声が脳内でこだますると仲畑さんが「うん……まぁ、おれは全然変わらないんだけどね」と返す。「やっぱり仲畑さんにはいつまでも現役でい続けてほしいというか、TCCグランプリ取るとか言い続けていてほしい。権力な感じじゃなくて」とまとめたあたりで宣伝会議田中理沙編集長が「お二人はアイデアはどこで考えられているんですか?」と質問を投げ、話の流れを軌道修正。さすがの危機管理能力。「よく電車の中とか外歩いてるときにアイデア思いつくとかなんだとか言う人いるけど、ぼくは机。電車の中でアイデア浮かんだら、考えるときにはまた乗らないといけないじゃない?そんなの面倒だよ」と仲畑さん。「青山に○○(…忘れた)っていう洋食屋(…自信ない)があって、そこの××定食(…忘れた)食べるとアイデア出ることあって。だからアイデア出ないときは食いに行きますよ。いまでも」と観客を笑わせる箭内さん。かんじんなところ覚えてなくてすいません。あぁ、シナプスが切れちゃった。切れたシナプスはもう戻らないそうです。


「『好きだからあげる』をコースターの裏に書いてプレゼンしたってほんとですか仲畑さん?」さぁ、仲畑さんはなんて答えた?またまた、つづく!

月刊 風とロック4月号始動

080313.jpg
今日は4月号の表紙&巻頭特集の取材で、都内某所のスタジオにやってきました。4.16に発売されるシングルのマスタリングが今日完成! という記念すべき日にもかかわらず話題はどんどんシモのほうへ…。そっちのシモじゃないです、ホンモノのシモトークに話がはずみます。曲はものすごく色気があってかっこよくて、黒いスーツがビシッと決まった素敵な紳士達なのですが…。そんなみなさんを撮っていただくのは3月号に引き続き鋤田正義さん。このバンドのアー写も撮っていらっしゃいます。今回のシングルにはジャケがつかないそうなのですが、このアー写がものすごくかっこいい!
スタジオを出て店じまい中の八百屋の前や、橋の上での撮影を終え、行きつけの近所のバーへ。昨日?今朝?も朝の七時半まで飲んでらしたというみなさんですが、かなりのピッチで「ビール!」の声が掛かります。全然お酒を飲まれない鋤田さんも、わりとへべれけの箭内も一緒に、バンドマンたちの愉快な夜はふけてゆくのでした。
hisada








風とロック広告キャンプ第5回

080312.jpg
音楽が好き。
音と言葉だけで構成されるラジオ。
それは、音楽と同じ成分でできている。

目に見えない。
カタチが無い。
鳴った瞬間に消える。
でも、何年経っても人の記憶に残る、
それがラジオ。

と森田さんは言う。


そう、今回の広告キャンプは、
エフエム東京の森田太さんです。

何を隠そう、森田さんこそ、TFMの超人気怪物番組
「SHOOL OF LOCK!」の生みの親なのです。
また、このSOLやラジオ「風とロック」を担当している、
放送作家の山本佳宏さんもゲスト受講生として参加。

森田さんが京都に行った際出合ったある言葉、
「我唯足知」(我、ただ足りないものを知る。)

皆さんは、どう思いますか?
そして、何を感じますか?

より多くの人に届けようとすると、表現は薄まる。
だから、一人の為だけの放送をしようと思った。
結果、その方がみんなに届いた。
自分が抱えていたメディアに対する疑問に答えてくれた番組だと山本さんは言う。

そう答えは、「SHOOL OF LOCK!」の中にある。

世の中は欠けているものだらけで、
それを満たすカギを探して旅しているんですね、森田さん。

箭内がラジオ大好きなのがよーくわかりました。

さて、最後に箭内が前回出した課題の一部をご紹介します。

1.自殺を思いとどまらせる言葉
2.殺人を思いとどまらせる言葉
3.痴漢を思いとどまらせる言葉
4.別れを思いとどまらせる言葉
5.ゴミを分別したくなる言葉
6.ビールを飲みたくなる言葉
7.浜崎あゆみが感動する言葉
8.宇多田ヒカルが読んで泣く言葉
9.ドライブに行きたくなる言葉
10.福田首相がドキッとする言葉
11.世界中のすべての人がドキドキする言葉
そのそれぞれをすべてコピーとして提出。

ほんとにだよ本当に。

みんながそっかそうだよなあと思うような。

本当に誰かの命をリアルに救えるような。

君や君のまわりの誰かが思うだけのものじゃダメだよ。

上っ面じゃなく。


風とロック 広告キャンプ 箭内道彦

皆さんはどんな言葉だと思いますか?

箭内が稀に出す課題。
その中にどんな意図が隠されているのか。
それと同時に毎回課題を出さない理由。

いろんなことが詰まった広告キャンプです!

hagiya

漂流展受付便り

080311.jpg
オープンから一週間経ちました。
「クリエイティブディレクター箭内道彦の漂流」展受付では毎日とっても丁寧な日誌をつけていただいております。


「チョー回ってる~!」と言う声と共にカフェ側から若いカップルのお客様がいらっしゃいました。(3月4日 17:30)
そうなんですよチョー回ってるんですよ。


「小部屋では、何故か皆さんベンチには腰掛けず、立ったままもしくはしゃがんで壁を向いてヘッドホンを聴いていらっしゃいます。モニターから見ると、少し変な光景です。」(3月5日 16:30)
あの、真っ白ですけど座って大丈夫ですからね。ずっと立ってるとしんどいですよ。聴き始めるとけっこう長居しちゃうんで。


「小部屋のお客様は、何故か皆さん「会場見取り図プリント」を御覧になりながら腰を下ろしてヘッドホンを聞いていらっしゃいます。」(3月6日 16:00)
わかりますよ、その気持ち。目線のやり場が定まらないですよね、白いし眩しいし。あ、ちなみにその会場見取図は鈴木康広さんの手描きなんです。素敵でしょ。紙もこだわりなんですよ。世界堂で調達してます。


「お客様の御来場が増えて参りました。海外からのお客様もお見えです。皆様、楽しそうに御覧になっています。」(3月7日 12:30)
あら、海外のお客様も! 回転する後ろ姿は言葉の壁を超えますね。でも「箭内道彦を聴く」はリスニング難易度が高そう。副音声で解説されてたりするといいんですけどね。「strawberry is miracle!」とか「create or die!」とかね。


今週末にはいよいよ、鈴木康広さんと箭内のクリエイティブサロンが開催されます。
ご予約いただいたみなさん、ありがとうございました。楽しみにしていていくださいねー。


hisada

裏の若さ、表の達者さ。

080310r1.jpg080310r3.jpg080310r6.jpg

080310r4.jpg080310r2.jpg080310r5.jpg
本日レディオ「風とロック」収録日。
最近生活の中で、ラジオ収録がやたらとある気がすると言う箭内はしかし、
ラジオをとても愛しています。


ここで、お知らせです!
今見ていただいている、magabonの週刊「風とロック」に
ラジオ「風とロック」のコンテンツが近々到来!
2007年10月以降心機一転、ほぼ連日更新しているこのスタッフブログを脅かす勢いで、
ヨシヒロさんによる、リアルタイムなGPS動向が届けられます。
その中にはきっとヨシヒロさんの素敵な短歌やポエムもあることでしょう!
これは楽しみです。


そして今週のレディオ「風とロック」では、初のギャングスター・デザイナーを発表しています!
タイトルにもなった裏の若さ、表の達者さで、収録スタジオを大いに沸かせて下さいました今回のGSD。
もともとの案がいろんな人の手を介し飛躍を重ね、一つのものになっていく。
とても尊い事です。


箭内も今週アポ無しに近い状況で、レディオ「風とロック」の両輪である
TVブロスに届いたGSP企画をプレゼンしに行ってきます。
箭内もまた身を挺してGSPになる時です。
成功するのか、はたまた玉砕するのか。
この模様はまた近々あらゆるメディアを使ってお伝えしていきますので、
しばしお待ちを!

miyasaka

毛利子来先生

080227.jpg
実は、昨年、箭内の体調が悪い時に、ある人の薦める小児科に行ったと
ころ、
何だか心がすごく軽くなり、次第に具合も良くなったそうです。
「病は気から」とはよく言いますが、
身体の物理的な治療の前に、
きっと箭内の不安な心を一番先に取り除いてくれたんでしょう。

でも、それはどんな方法で?
どんなコミュニケーションで?

他業種の先生から広告を学ぶ風とロック広告キャンプ
第4回のゲスト講師は、
箭内がお世話になった小児科医のたぬき先生こと毛利子来さんでした。
テーマは、「クリエイティブへの翻訳力・変換力、そして質問力」。

たぬき先生の嫌いな言葉
● 看護
● マーケット
● クライアント
● あけましておめでとうございます

たぬき先生の好きな言葉
● 惚れる
● 美味い(旨い)
● スリル
● 察する

もちろん、まだまだ他にもたくさん好きも嫌いもあるんだと思いますが、
一先ず、授業のお話で出てきたのはざっとこんな言葉たちです。

これ見ただけでも、たぬき先生の人柄やおもしろさが伝わりませんか?

そんな中でも「察する」という言葉、実にいいですよね。
物事の事情や人の気持ちを、おしはかってそれと知る。
私も好きです。

そんなたぬき先生の本日名言の数々をちょっとご紹介!

「子供は、身体や気持ちを素直に表現する。
でも大人はウソをつく。」

「子供は楽しくなると元気になる。」

「病気が一番治らないのは安静にすること。
70過ぎたら健康診断はいらない。」

「生命とは身体だけではない。
 その人の存在がまわりの人々にどう思われているか。
 歴史の人もそうでしょ。」

どうですか?皆さん。

たぬき先生は、一見、悪くとられがちなことを、
違う視点からとらえることで、
聞いている私たちを、新しい気分にさせたり、安心させたり、
すごく居心地のいい時間を作って下さいました。

さて、ここでその違う視点ということで、871569をご紹介!

(箭内談)
独立して一年間一生懸命貯めたお金で事務所を作った時、
自分が初めてクライアントになって気づいた。
すごく思いの詰まった発注を自分でしてみると、
相手の気持ちがわかる。

「反対側にいかないとわからないことがある。」

見落としてしまいがちだけど、
本当に大事な視点です。

あと、もう一つご紹介したいのが、
「見下したり怖がるのをやめる。
やめて初めて若い世代とコミュケーションができる。」

これも箭内独特の気質から生まれてる気がします。

「人類みな同い歳」って箭内もよく言ってますが、
これがなかなかできない人も多いのでは?

そして、打合せの時に椅子をぷらぷらしながら、
今にもひっくり返りそうになっている箭内の姿は、
まるで小学生のようです。



hagiya

スタッフ募集について

080309.png
この度は、風とロックおよびロックンロール食堂のスタッフ募集に対し、
予想をはるかに上回る数のご応募をいただきました。
ただいま書類選考の真最中です!
3/24(月)までに、一次選考通過の方にはご連絡させていただきます。
応募してくださったみなさん、
本当にありがとうございました。
これからも風とロックを宜しくお願いいたします。

hisada


3月8日

080308-1.jpg
ロックンロール食堂の稗田の妻です。

今日、自宅に夫を装った電話がかかってきました。

「あ、おれとやけん。ともひろとやけん。」

あきらかに夫の声ではないし、博多弁も変なので、

新手のオレオレ詐欺かと思ったら、

夫と一緒の作業を終えた箭内さんのプリティなイタズラだということが判明。

危うく夫の上司に罵声を浴びせるところでした。

そういうわけで、なんとなーくランチすることになり、

なんとなーくコピーライター講座に同行させて頂くことになり、

なんとなーく本日のブログを書くことになりました。

初めてこうした講座を見学させて頂きましたが、

全く広告のことは分からない私にとっても、興味深い話ばかりでした。

たとえば、ここに来る講師はみんな過去の人だから、そんな人の話を信じるな、とか、

チャンスがあったら、照れずにがむしゃらにつかまれ、という話。

箭内さんらしく、過激で楽しい授業でした。

それから、土日もよく出勤する夫は、ちゃんと遊ばず働いているんだな、ということが

分かり、とても有意義な一日でした。ありがとうございました。

(hieda)

親孝行

080307-1.jpg
ロックンロール食堂の稗田です。

福岡から上京して、1年と9ヶ月。

「今、どんな仕事しよるとね?」

以前は毎日のようにかかってきていた親からの電話も、

最近はかなり少なくなってきました。

ロックンロール食堂がちゃんとした会社であることを

やっと理解してくれたのか、

もしくは興味がなくなってきたのか。


そういえばうちの親、最初、

「風とロック」を「カセット・クロック」と聞き間違えてました。

ある意味、モダンですけどね。

転職の話をしたら、「まさか詐欺じゃなかろうね?」って真顔で聞かれ、

いや、そんなことはない、と説得するために、

箭内の載ってる雑誌を見せたら、

むしろ火に油を注ぐかたちになり、大変だったです。


で、それはいいんですが、

そんな親を喜ばせることができると思って、

「今度、RIP SLYMEっていうヒップホップグループの

『I・N・G』っていうミュージックビデオが

MTVの賞にノミネートされたんだよ!」って報告したら、

どの単語も理解できなかったらしく、

あんまり意味なかったです。


親孝行って難しいっす。

(hieda)

ナレーション

なにやら箭内があまり見たことのないポーズをとりながら叫んでいました。本日、長い長い時間をかけて撮影しておりましたとあるCMのナレーション録りでございました。見たことない箭内の姿にスタッフ一同ずっと笑っておりました。こちらのナレーション、かなりうまくいきまして(あのいろんな意味でね)、クライアントの方に「これは心憎い」とお言葉いただきました。近々TVから聞いたことない箭内の声とかわいい映像をお届けいたします。みなさまお楽しみに。

shigeta

風とロックショッピングサイトリニューアルオープン!

080306%2A.jpg
ついにwebショップ大量入荷です!
遠方にお住まいで渋谷パルコにご来店いただけなかったという方、うっかりしていたら買いそびれてしまったという方、お待たせいたしました!
風とロック渋谷パルコ店・銀座店での販売商品
の一部をwebでもご購入いただけるようになりました。
サンボマスタードラム木内さん考案の
「音楽の子供はみな歌う」稲妻Tシャツと、
愛・ROCK・桜吹雪Tシャツもこちらの
サイトで限定販売開始です!
→ショッピングサイト


「クリエイティブディレクター箭内道彦の漂流」展、連日たくさんの方にご来場いただいております。ありがとうございます。併設の、風とロック銀座店は日・祝休みです。どうぞお間違えなくー。土曜日は開いてますよ。

hisada

『デトロイト・メタル・シティ』

080305-2.jpg
今日は松山ケンイチさん主演の映画
『デトロイト・メタル・シティ』のポスター
撮影でした。クラウザーさんと根岸君の素晴らしい写真が撮れたようです。

カメラマンの内田さんが、伊賀大介さん作の風とロックTシャツを着用。内田さんはとても気に入っていただいているようです。
とてもお似合いです。

shigeta

アートを解放せよ。広告を解放せよ。

080304r1.jpg
080304r2.jpg


現在開催中の個展『クリエイティブディレクター箭内道彦の漂流』では、
箭内本人ではなく箭内の雰囲気で、周りの気配で、
箭内を感じる展示空間演出を行っていただいた鈴木康広さんが、今週のラジオ『風とロック』のゲストです。


広告の破壊者と誤解されがちな箭内と、世界一淋しがりやのアーティスト鈴木康広さんが
広告とアート、両表現を考え両視点からCMを語ります。
GSPの皆さん、これはかなりハッとするヒントがたくさん詰まってます!!


時には得体の知れないものの発見であったり、
皆が面白いと感じた事のある当たり前で気付かなかった事に光を当てる。


鈴木さんは、開いたり閉じたりするチャックが面白くて、好き。とお話されてました。
ラジオは結構見ちゃう。とも言われてました。
その素直な感覚、忘れたくないです。


miyasaka

3月3日(月)クリエイティブディレクター箭内道彦の漂流展オープン!

080303.jpg眩しい朝日の中、徹夜作業のスタッフはいくつかの課題点を持ち帰り、一旦解散。
箭内はそのままオフライン作業および数本の打合せへ…。
そして夕方会場にもどり、オープニングパーティーの準備です。
19時をすぎたころから続々とお客様が集まってくださいました。
期もさしせまった3月の月曜日、お忙しい時間帯に、
本当に多くの方に来ていただき、
たくさんのお花やお祝いを頂戴し、感謝感謝の思いです。
……と言いながら一世一代のこんな光栄な晴れがましい場に
箭内がいつものドクロジャージ上下なのは、展示に合わせた衣装ですから、
なにとぞご容赦くださいませ…。


お集りいただいたみなさま、本当にありがとうございました。


箭内が最後に入れた渾身の土壇場ディレクションは明日から反映されます。
日々更新し続けるこの展示、どうぞ一度といわず二度三度足をお運びください。
そして併設の「風とロック銀座店」もご来店お待ちしております。
伊賀大介さん徹夜制作(一晩一着)のスペシャルシャツ!
限定10着で予約受付中です!
(ちなみに今展示してある第一号はすでに箭内が予約済みですが…)

hisada


YOU & I vs アート

080303y3.jpg
080303y1.jpg
080303y2.jpg
僕にはアートを解するセンスが除毛ホットワックスかけたてのデリケートゾーンよりも根っこから欠けている。と自分ではハゲるくらい思っていてつまりはアート周りの人たちに対してものすごい対抗意識という名のコンプレックスがある。お、お、おでのほうがすげーんだぞみたいな。自分の得意分野と相手の不得意分野を並列してほら俺のほうがすげーだろっていうのはよくやっちゃうパターンでそれは僕とホットワックスのどっちがベトベトしてないか対決の開催ぐらい意味がない。
なので僕はアートのことは1ミリも分からないセンス無し野郎であると喧伝してきて自分にも言い聞かせてきた。絵やら映像やらに出会っても、それが良いのか悪いのかの判断は絶対にしなかった、アートチームにバカにされるのがイヤだから。カッコ悪さのカッコ良さみたいなことを考えるのも無駄な気がしてやめた。
シャレてるとかセンスあるとか勘弁してほしい。しゃらくささの押し売りで僕を不快にさせないでほしい。もはや大好きなんだろお前っていうぐらいのレベルで大嫌い。大ツラい。

僕は『オモロイ/オモロクナイ』でしかアート群を見ることがなくなった。
絵とか見て爆笑するの好き。変な彫刻とか見てコントの設定考えたりするの好き。それは本当に僕のやりたいアートとの接し方か。ひねた視点は自己防衛の結果か。『センスがない』という謗りから自らを守ったか。アートの才能があることだけがなぜそんなにも全方位に偉いのか。


箭内さんと出会って、そのツラさが少しだけアウフヘーベンした気がする。意味分かって使ってんのか止揚のこと。

多分箭内さんが考えてることと僕が考えてることってやっぱり少しはズレてるし反対のことだってきっとある。それも含めてまあいいんじゃねーのと思えるようになったのは箭内さんに会ったからだと思う。これは告白ですよ箭内さん。


3/3 『クリエイティブディレクター箭内道彦の漂流』@クリエイションギャラリーG8 オープニングパーティ。

日焼けしたオジサマたちが集団でウェヘハハハーと笑い合う場所が苦手な僕は、そんなことを考えながらさっきまで箭内さんと鈴木さんが挨拶していた雛壇にコロボックルスタイルで座ってビールを独りで飲んでた。朝から何も食ってなくて酔っ払ってきてコソコソと会場を後にして仕事場にタクシーで向かって国会議事堂が見えてきて荷物全部会場に忘れた―――――ん!!!!!!!!!!!!
おめおめと引き返しました。おめおめと。おめおめおめと。おめおめとおめと。おめーと地球のあいだーにはうるせ―――――――――!!!!!!!!!!

また考えますアートと僕のこと。今日、僕は頭が中途半端に良いので理屈では答え出てるんだけど、感情がその答えに納得してない。
続きは月刊風とロック4月号にて。あーあ言っちゃったよ。いまから準備して間に合うかしら。

★伝言メモ
3/8 ラジオ風とロックは、『クリエイティブディレクター箭内道彦の漂流』の展示空間演出を担当した鈴木康広さんがゲスト。今日収録したんですけど、今回のアート的な話は、その影響もあるんですわ。

(山本佳宏)

3月2日(日)設営2日目

080302.jpg昨日の夜中に思いついて矢も盾もたまらずその場でラフを描いてサイズを計算してデータを作って送って日曜の朝から埼玉の工場を無理矢理稼働させ、恐縮にも社長さん自ら埼玉まで取りに行ってもらったというこのカッティングシート!
「KAZETOROCK GINZA (ドクロマーク)」!この文字が中央区銀座の8メートルのガラス窓に掲げられる日が来るなんて! あーほんとに“銀座店”がオープンするんだなーと目を潤ませる箭内。さて、そんないっぽうで刻一刻と時間は過ぎてゆきます。映像チームが到着したのは深夜近く。とにかくレンダリングに時間がかかる!(なんと5時間!)ケーブルをつなぎ、映像と音声をチェックし、プロジェクターの位置を微調し、画面のゆがみを補正して…。暗いところではだれか燃え尽きておりますが…。あっ、予想はしておりましたが、やはり明けてきましたね。鳥が鳴いております。原宿と違って銀座(新橋寄り)の朝は早い。どうやら展覧会初日はよいお天気のようですよ。みんなの動作が緩慢になりだしたころ、しかしここは超・朝型の箭内。寝ていようがいまいが関係ありません。とにかく朝になるとフルスピードで思考が回転しだすのです。カフェエリアでのPVやショートフィルムの展示方法にまたもや土壇場ディレクション!
そしてタイムリミットはあと3時間!

hisada

設営1日目

0803001.jpgクリエイションギャラリーG8さんにはウィンドウ看板というものがありまして、
窓の奥に背景があって手前にカッティングシートで文字が乗る立体構造になっています。設営作業もちょっと一段落、外に出るともう真っ暗。この看板がいい感じに光っておりました。傾いてますけれどこれでいいんです。文字の頭が差す方に入り口がありますからね。案内図の役目も果たしております。
メイン会場内ではプロジェクションのテスト中。ぼんやりと青い光が妖しいです。本番はもうちょっとだけ明るくなりますが、ま、べつの意味でちょっと怖いかもしれませんよ。こちらはオープンまでお楽しみにとっておきましょう。
風とロック銀座店会場では鈴木康広さんの的確な指示のもと、壁面装飾の準備も進行しております。
右下はDIRECTIONSチームですね。Mac数台にハードディスクなどなどこちらは出張編集室と化しております。
「月曜11時に間にあうかな?」の言葉もあながち冗談に聞こえない土曜の深夜。準備はあと1日。みなさん宜しくお願いします!

hisada