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NO KAZE, NO ROCK. 風とロック 箭内道彦のムービーブログ
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<第14回広告キャンプ>

「今日は、CMの絵コンテを書いてバトルをし てもらいます!」
実のところ連日のハードスケジュールにやや参って> いた箭内ですが、
赤バックに映える清志郎さんTは、燃えています!(←って写真が小さくって見えないよ〜!)
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ということで、先週に引き続きバトルシリーズ第2弾は、CMの絵コンテ対決。
さすがに今回は、何本も書けないので、一人一案で、トーナメント方式でバトル。


そして、ゲスト講師にCMプランナーの稗田倫広(ロックンロール食堂)を迎え、
箭内×稗田が審査します。
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今日のお題は、こちらっ!
「ポイ捨てを止めさせるCM」


さっ、今週も「考えるぅ〜 考えるぅ〜・・・・」。
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本日の優勝は誰の手に!!!!
熱い戦いが幕を開けます!
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合間に稗田の鋭いコメントが入り、企画の立て方を的確にアドバイス。
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さっ、今回の優勝者は、阿部希葉さんに決定!
これを実際に映像として作ることになりました。
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あの短い間に、ここまで皆さんがおもしろいものを考えるっていうのは、
本当にすごいですね。
中には、絵コンテを生まれて初めて書いた方もいらっしゃったのでは?
「瞬発力」が冴え渡ります。


箭内、稗田と3人で帰りながら、今日おもしろかったねーと、
嬉しそうな審査員だった両講師。


来週は、今日いくつか選ばれた企画を映像化するという課題が出ています。
一人で作ってもいいし、誰かのを手伝ってもいい。
次回もワクワクな広告キャンプ。
どんなものが飛び出すのでしょーか!


残りわずか2講義。
どんなドラマが待っているのか、いないのか。
言いたいけど、言えないのか。
泣きたいけど、泣けないのか。
会いたいけど、会えないのか。


と勝手な妄想は次週へは続かない・・・・が授業は続く。。。。。

hagiya

コピーバトル

「今日はコピー対決をしてもらいます!」

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一瞬、箭内が北野武さんに見えましたが、
ただの金髪つながりでした。

というわけで、
今回の広告キャンプは、コピーバトル。

ゲスト講師に風とバラッドの照井晶博を迎え、
箭内×照井の両審査員を前に、
思いきりっ!バトルしていただきましょー。

試合は、トーナメント戦。
それぞれのお題に対し、10分間で1人5本ずつ書き上げてもらいます。

まず最初のお題はこちら!
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「考えるぅ〜。考えるぅ〜。 カレーのことぉ。バァトッォルのことぉ。」
(NHKドキュメント「考える」みなさんご覧になりましか?)

さっ、コピーバトルスタートですっ。

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ついに、初代チャンピオンに武井さんが決まりました。

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これで終わりかと思いきや、なんと、リベンジマッチが。。。。。。
すんなり貰えるはずがない。さすが、広告キャンプ。
一筋縄ではまいりません。
リベンジするキャンパー達、その勇士に脱帽です。

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そんなわけで直ぐさま、第二回戦に突入!
すっかりエンジンが温まったようです。
次のお題はこちら。

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いつもの箭内のムチャぶりで、
宣伝会議の佐藤さんまで参加することに。。。

それがこんな結果になるとは、、、、、、
正直、この時誰も予想しておりませんでした。
そのダークホース的活躍に、一同呆然。
佐藤さんの視点やセンスの良さに、審査員の二人も驚きを隠せません。

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そんなわけで、あっという間に、佐藤さんが優勝。

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負けてられないキャンパー達のハートに火をつけました。
次々とリベンジに立ち上がります!
(なぜかパンをくれるキャンパーも。。。。。)


コピーは勝ち負けではないけど、
どんな時でも悔しさは大事ですね。
「悔しい」と思わないと、前に進めない時はたくさんありますもんね。

そして、今回10分間という僅かな時間の中で、
いかにいいコピー、強いコピーを書くかということで、
「瞬発力」という重要な筋肉を鍛えられたのでは?と思います。

さて、広告キャンプも残りわずかにさしかかりました。
どうか有意義なキャンプ生活を!



hagiya

広告キャンプ 5月キャンピング

広告キャンプって名前を付けたからには、
キャンピングをしなくちゃねっ♥

・・・・って、かわいいっぽい感じですが、
何を隠そうこのキャンピング、夜19:00〜翌朝6:00まで夜通し行われる、
前代未聞の11時間耐久授業なのですっ!
しかも、キャンピング地は、清らかな水の流れる山でも、
さざ波が聞こえる海でも、木の香漂うロッジでも、
乗るだけで楽しくなっちゃうキャンピングカーの中でもなく、
しーんと静まりかえったコンクリートジャングルな宣伝会議の会議室です。
さっ、眠れない夜の始まりです。
青山の夜が更けていきます。。。。。。。。


まずは、箭内の挨拶。
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そして、今回の課題を発表。
どーんっ。
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今回、風グループの中から5名のクリエイターが参加。
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ヒロ杉山(風とバラッド)
照井晶博(風とバラッド)
西脇淳(風とランディ)
稗田倫広(ロックンロール食堂)
金田靖(風とランディ)


それでは本日の授業を簡単にご説明します。
まず風グループのクリエイターが、それぞれCDとして、5チームに分かれ、
先程の課題に取り組み、朝4:00からプレゼンテーションを行うというものです。
ちなみに、プレゼンテーションの持ち時間は、1チーム20分間です。

まずは、スタート時の各チームの風景です。
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あれっ、もういない。。。。早くも夕食を食べに出かけたようです。
開始10分程、その姿はなかったです。
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CDルーム(控え室)の風景。 まるで、職員室のようです。
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授業が後半に差し掛かり、ふとチョコレートを食べようとしたところ、一瞬わかりませんでしたが、高級チョコが部分的に違うものに差し替えられていました。
いたずら好きのヒロさんの仕業。なかなか減らない一箱です。
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そうこうしているうちにプレゼン10分前です。
各チームの様子を再度見てみましょー。


杉山チーム
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照井チーム
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西脇チーム
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稗田チーム
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金田チーム
あれっ、CDが床に。。。。
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栄養ドリンクのビンも空き放題♪ 滋養強壮って、頼もしい言葉ですね。
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ということで、プレゼン前に各自くじ引きで、封筒を選びます。中に順番が入っています。
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さっ、いよいよプレゼンスタートです。
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一番目「チーム ナルシスト」(金田チーム)
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二番目「チーム マイナス3万円」(照井チーム)
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三番目「チーム ヒロ」(杉山チーム)
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四番目「チーム 早起き!」(西脇チーム)
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五番目「チーム 162」(稗田チーム)
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結果は投票で決まります。
(ルール:自分以外のチームに入れること。)
宣伝会議の桃井さん、佐藤さん、そして風グループスタッフも投票。

結果は、「チーム ヒロ」が優勝。
2位は、一票差で「チーム 162」が入りました。

最後に各チーム員、各CD、箭内が感想を述べ、
朝はとっくに明け、穏やかな日差しがたちこめたころ、
怒涛の11時間がようやく幕を閉じました。

授業が終わっても名残惜しく話すチーム員とCD達。
普段の授業では見られない受講生の新しい顔。
普段の仕事や会社では見られないクリエイターの新しい顔。

2008年5月17日(土)AM6:00、
それぞれの中に、また一つ何か新しいものが生まれたようです。

会場を出て、箭内をはじめ、風グループの時間がある人だけで、
近くのファミレスに朝ごはんを食べに出かけました。
そこでお疲れさまということで、
皆でビールを飲んだら、意外と何本か空けてしまい、
やたらまわるのが早かったのですが、
こんな風な時間は久しぶりで、
こんな風な人たちとは絶対なかなか出会えなくて、
こんな風なことができることを心から幸せだと思いました。

受講生の皆さんをはじめ、桃井さん、佐藤さん、宣伝会議のスタッフの皆さん、
風グループのクリエイターの皆さん、箭内さん、
本当にお疲れ様でした。

hagiya

第11回広告キャンプ

camp_gen.jpg「広告で世の中をちょっと明るくしたい」
今はそれを信じてる。

人によっては、その広告のところが、音楽であったり、デザインであったりするんだろうけど、
僕は、それが広告。

昔は、売れることが大事って思ってたけど、
世の中がちょっとだけ明るくなるような、
そんな広告をしないと意味ないなぁと思った。

と、石井は言った。

本日のゲストは、アートディレクターの石井原(風とバラッド)です。

石井の代表作には、宝島社の広告がある。
それは、強烈なコピーにビジュアルをつける、本当に難しい仕事だ。
入社3年目の若手クリエイターが、クライアントから激怒された。
それも社長から直接という。
石井にとっての大きなショックと苦悩の日々。
だが、この経験がクリエイターとしての大きな財産となった。
その時、石井の胸に刻まれたもの。
「世の中にきちんとメッセージを送り出す時、どれだけ覚悟しなくちゃいけないのか」
クリエイターとして本物になる大きな一歩。
そうした強さを持って、今があるんですね。

そして、
「僕は、広告で救われた」そう石井は語る。
中一でちょっと悪かった時期があって、勉強とか全然しなくなって、親も心配してた。
田舎だったので情報が本屋にしかなくて、そこに角川書店の「あっぱれ」っていうフリーペーパーがあって、
「このおもしろいものは何だろう」ってすごい衝撃を受けた。
そこからアートディレクターって職種がだんだんあることに気がついて、
アートディレクターになるには、美大出て、広告代理店に行くんだと分かり、
逆考して、今に至るそう。
12歳で決断するなんて本当にすごい!
歩からして、稀で特異な方です。
でもそれだけ真っ直ぐで迷いがないって、
やっぱりなかなかできないですよー。


さて、お次は石井が出したキャンパー達への課題。

「I-T」
Tシャツに「私(あなた自身)」をデザインしてください。
※一点ものが前提なので、いかなる加工も自由です。
※事前に採点はしません、当日あなた自身が
それを着てプレゼンテーションしてください。


ここでも箭内のむちゃぶりで、
一人ずつプレゼンしてもらった後、
それをこの場でオークションすることにっ!
これで教室は更に盛り上がり、
中には数枚お買い上げのキャンパーの姿も。

それにしても、げんさんの授業は、受講生の集中力が違いますね。
げんさんの他の授業も拝見しておりますが、聴いている側の集中力があんまり切れないないんです。
授業の中身もさることながら、話し方、授業展開、出題、本当にすごい。

さて、箭内も授業冒頭で話していましたが、
コピーライターを目指すには、
同時にデザインを知ることも大切だということ、
いかがでしたでしょうか。

hagiya

第10回 広告キャンプ

camp_seiko.jpg「誰にも憧れなかったから自分で作っていくしかない」
と中村聖子は言う。

クリエイティブにおける女性ってどう?
という箭内の問いに、
「やっぱり(女性は)少ない。」

でも、男も女もあんまり関係ないし、
そもそも、広告業界に入った時、お手本がなかった。
優秀な女性クリエイターがいてもあんな風になれないと思ったし、
こういう風(人)になりたいもなかった。

・・・・そう語る、本日のゲストは、コピーライターの中村聖子(風とバラッド)です。
今日は、ハードワークでサバイバルなこの広告業界の中で、
数少ない女性クリエイターとして、
ずっと活躍し続けるその秘密と魅力に迫ります。

2004年、九州で四天王の一人と言われた中村が、
箭内に誘われ風とバラッド設立に参加。
一番の理由は、「福岡ではやりたいことは全部やってしまった」からだそう。
そして東京で変わったこと。
代理店の時は、「自分の名前で仕事がくるようにするにはどうしたらいいか」を考えて仕事をしていた。
その手段として賞を獲るとかがあった。
でも、そこを抜けて一回出たら、意識が変わった。
賞を獲りたいと思って作ると(そういうことから考えて始めると)仕事が小さくなる。
変わらないのは、今も昔もクライアントや商品といつも向き合うという姿勢。

そして、風とバラッドが、今日、ここに至るまでの道のりは、
決して容易なものではなく、杉山や照井と一緒にまた中村もたくさんの苦労を箭内と共にしてきた。


「大変な仕事を逆転させるコツは?」と箭内が自分で聞きながら、
更にこう言った。
「一つは言葉(コピー)で黙らせる。絶対否定できないけど、ちょっと
こう新鮮っていうのが、
中村さんのスタイルだよね。」


そんな箭内に、中村は言った。
「いっぱい条件を入れられた方がいい。そこを超える解決策を考え易くなる。」
「言葉に関しては、上手いこと言うな的コピーより、この商品はこう。この世界はこれでくくる。
そういうのが出来ると太いものがつくれる。
細々したものばかり書いていると、いっぱい書かないと太く大きくなれない。
1コで背負えなくなる。たしかに、そういうものを書かされることが多いかな。」

そして、
「言葉で握れた方が後がらく。クライアントと制作が強烈に結べるということは、外に向かっても同じ。
コミュニケーションが早くなる。」
「言葉をいっぱい出して、単語をくっつける作業よりは、もうちょっと全体のイメージとか五感で考える。
どういう絵が浮かぶか。どういう匂いがした方がいいか。広いところから絞ってく。」

そこへ、箭内は言った。
「(打合せの時とか)みんなが瞬時に納得して決まる。その言葉がいいのか、悪いのか、好きかとか嫌いかとか、上手いとか下手とか、そういうのを飛び越した、ブレイクする感。それが中村さんの特徴。」

・・・と一気にシリアスに書いてしまいましたが、
話し言葉もいいんですよねー。聖子さん。
書けるだけじゃないんですよー。
日頃、すごくお忙しいのでなかなか会えないことも多いのですが、
なんか普通の話ししてる時でも表現がやっぱりすばらしいんです。
って、上手くぜんぜん言えてませんが。
今日の授業での話なんかも、懐も広い方なので、説得力もあるし、
何よりも人を惹きつける力がある。
それはこの仕事だからではなく、生まれもっての魅力なんだと思います。
そして、とにかく明るい!楽しい!
そういうキャラクターな方なので、何だかみんな「思わず納得してしまう」。
なかなかいないですよね。そんな人。

みんなが思いつきそうな女性クリエイターへの質問の中身は、
既に一通りサバイバルして、そんな枠を超えたからこそ、
今、中村聖子はますます輝いてるのだと私は思います。
カッコイイです!

hagiya

第8回広告キャンプ

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優れたコピーには、
はじまりに必ずある言葉が隠されている。

それは、

I think
I found

だと、照井は言った。


コピーの源。
コピーの生まれる瞬間。
コピーという表現。

そんなことを一気に考えさせる言葉だった。

それは間違いなく、小手先のパズルではない、
コピーライターの命が吹き込まれた、
何年経っても色あせない、
活きたコピーを想像させた。



さぁ、第8回広告キャンプゲスト講師は、
コピーライターの照井晶博(風とバラッド)です。

皆さんの思う優れたコピーは何ですか?
そして、なぜそれをいいと思うのでしょうか。

今回の授業で照井はその問いに答えてくれた。

「風景を変える力がある。」
「見えてる世界が変わる。」

そんな力を持ったコピー

そして、
「新しいことばであるべき」と言う。

本当に説得力があります。

でもそれ以上に、私がすごく感じたのは
「ことばの力」を強く信じていること。

その信じる力が一番大事な気がしました。
思いが強ければ強いほど、そのスケールも変わる。
そして、ことばで世の中が変わる。

それには、自分自身を信じることでもあるんですが、
ある一定のところに辿り着くまでには、
わかってはいても何かを「言い切る」ことは実は難しくて、
実力が伴った時、それが初めて活きて、
だからこそ今日の照井の言葉は、
私にすごく深く届きました。
そして同時に、その背後にある苦悩の重さも感じることができた気がします。

箭内も、
「自分の書いたものが全部OKと思ったり、
自分の書いたものが全部いまいちという人は、辛い」
と言っていましたが、本当にそうですよね。

それと、以前から箭内がよく言っている実現力。
「企画が通った後、スタッフがどれだけ親身になってくれるか」
スタッフとのコミュニケーションについてもその重要性を語っていました。

箭内も知名度があるから企画を通せるのではなく、
無名時代から企画が通せる人間だったからこそ、今があるんです。


ますます盛り上がりをみせる広告キャンプ、次回もお楽しみに!

hagiya

『刑事にむいてる。自白したくなる。』

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箭内がそう評した、TV Bros.シャイ編集長小田倉さんと、若い人にとっては、中退経験の様なある種の憧れがある強い生き方をされてきたTV Bros.編集部員の木下さんが、広告キャンプ第7回目のゲスト講師です。


テレビブロスは隔週発売のTV雑誌なんですが、
編集長自らTVはおまけとおっしゃるほど、コラムが充実したロックな雑誌です。


文章に携わるお仕事をされているお二人。
勿論普段、取材やインタビューもされています。
優しく寡黙にそこにいてくださる編集長の小田倉さんは、あまり言葉を発せられなくとも、こちらがなんでも話したくなる、そんな雰囲気の方です。
まさに、刑事向き!
きっと取材先でも沈黙を恐れない、一段上のインタビュアーです。


受講生が書いてきたコラムを読んで、
リズムが良い、勢いがある、音楽やってる?とはさすがのご指摘をありがとうございます、元ロン毛の木下さん。
まるで音楽を聴いているかのような心地よい文章、目にする事ありますよね。


コラムを書くには、リズムと視点。
イラストレーターを目指す人ならコラムを書け。
と、以前箭内も言っておりましたがやはり視点はどの分野においても重要なようです。


また、不自由にする事が時に自由をもたらしてくれる。
自分でいかにおもしろい足かせを作れるか、それもクリエイティブの一環です。


社会人一年目にして電通のクリエイター職を捨てられた木下さん。
どの職業に就くかより、何をするか。
説得力があります。
だから木下さんは今もたくさんのアイデアをもって、いつもワクワクされているんですね。


miyasaka

風とロック 広告キャンプ 第6回

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「箭内さんは、やらなくていいことばっかりやってますよね。」

以前から面識のある二人。
未だ西脇が大広にいたころ、箭内の講演を聞いた西脇の質問。
そう、箭内と西脇の本当の出会いはここから始まった。

そして数ヵ月後の2007年5月、
大阪の靭本町に「風とランディ」を設立。
風グループに新たな風が吹き込まれた。

さっ、今日のゲスト講師は、風とランディの西脇淳です。

西脇は、常々、おもしろ主義の広告業界に強い違和感を感じていた。
もちろん、おもしろいものが必要であれば一生懸命おもしろくする。
だけど、場合によっては、あえてつまらないものを作ってみせるのだ。

そんな西脇が大事にしていること。
「商品を食べた後の感じとCMを見た後の感じが同じものを作りたい。」

そして、以前、他のクリエイターの言葉で印象的だったのが、
「考えるな、思いつけ!」
考えるは論理であり、思いつくは発見。
これを聞いてから、西脇も「思いつく」を大切にしているとのこと。
たしかに、一見、同じように思えますが、実は全く違う行為ですよね。

さて、実は、以前から薄々気づいていたものの、
今回ではっきりしたのが、
箭内と西脇にはたくさん相通ずるものがあり、
広告に対しての向き合い方や、考え方がすごくリンクしているんです。
もちろん、これは私の個人的見解ですが。

よく箭内に対して使われるアンチや異端児。
箭内同様西脇もまた然り。
「イエスマンになる」という箭内の言葉。
これは、最後のアウトプットを出す人に対してイエスマンになるということ。
もちろん、何でもかんでもという訳ではなく、
状況や相手をきちんと見極めないといけないのですが、
「できない」と言うと、そこで止まってしまうし、
そもそもサービス業の精神を忘れちゃいけないというものだ。
西脇もまたクライアントに言われた言葉を、
それを素直に受け入れることで、成功した事例を挙げた。

不思議です。

そして、ドキドキすることが大好きな箭内と西脇。
西脇は代理店時代、プレビュー(プレゼンのリハ)が大嫌いで、
とにかくやらなかったそう。
理由は、「誰の為のプレなのか」それを一番に考えたら必要なかったそう。

箭内には、ドキドキを生みやすくする方法として、
「やったことがないことを1つ入れておく」というのがある。
たしかに、どうなるか最後までわからないからドキドキするし、
それだけ必死になりますね。


そして、最後に西脇が言った言葉。
「質問されてもわからない。広告のつくり方も。どうやったら世の中が動くのかも。」

それがすごく沁みました。

どんなに有名で優秀なクリエイターでも、簡単に言える正解はなくて、
いつもこの繰り返しなんだということ。
これをずっと追いかけてるんですもんね。


そんないい話を聞いた後、箭内を見送り、会社に戻ると、
箭内のカバンが先に到着、いや、そのまま置きっぱ。
家に入れないって切ないですね。


hagiya

風とロック広告キャンプ第5回

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音楽が好き。
音と言葉だけで構成されるラジオ。
それは、音楽と同じ成分でできている。

目に見えない。
カタチが無い。
鳴った瞬間に消える。
でも、何年経っても人の記憶に残る、
それがラジオ。

と森田さんは言う。


そう、今回の広告キャンプは、
エフエム東京の森田太さんです。

何を隠そう、森田さんこそ、TFMの超人気怪物番組
「SHOOL OF LOCK!」の生みの親なのです。
また、このSOLやラジオ「風とロック」を担当している、
放送作家の山本佳宏さんもゲスト受講生として参加。

森田さんが京都に行った際出合ったある言葉、
「我唯足知」(我、ただ足りないものを知る。)

皆さんは、どう思いますか?
そして、何を感じますか?

より多くの人に届けようとすると、表現は薄まる。
だから、一人の為だけの放送をしようと思った。
結果、その方がみんなに届いた。
自分が抱えていたメディアに対する疑問に答えてくれた番組だと山本さんは言う。

そう答えは、「SHOOL OF LOCK!」の中にある。

世の中は欠けているものだらけで、
それを満たすカギを探して旅しているんですね、森田さん。

箭内がラジオ大好きなのがよーくわかりました。

さて、最後に箭内が前回出した課題の一部をご紹介します。

1.自殺を思いとどまらせる言葉
2.殺人を思いとどまらせる言葉
3.痴漢を思いとどまらせる言葉
4.別れを思いとどまらせる言葉
5.ゴミを分別したくなる言葉
6.ビールを飲みたくなる言葉
7.浜崎あゆみが感動する言葉
8.宇多田ヒカルが読んで泣く言葉
9.ドライブに行きたくなる言葉
10.福田首相がドキッとする言葉
11.世界中のすべての人がドキドキする言葉
そのそれぞれをすべてコピーとして提出。

ほんとにだよ本当に。

みんながそっかそうだよなあと思うような。

本当に誰かの命をリアルに救えるような。

君や君のまわりの誰かが思うだけのものじゃダメだよ。

上っ面じゃなく。


風とロック 広告キャンプ 箭内道彦

皆さんはどんな言葉だと思いますか?

箭内が稀に出す課題。
その中にどんな意図が隠されているのか。
それと同時に毎回課題を出さない理由。

いろんなことが詰まった広告キャンプです!

hagiya

毛利子来先生

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実は、昨年、箭内の体調が悪い時に、ある人の薦める小児科に行ったと
ころ、
何だか心がすごく軽くなり、次第に具合も良くなったそうです。
「病は気から」とはよく言いますが、
身体の物理的な治療の前に、
きっと箭内の不安な心を一番先に取り除いてくれたんでしょう。

でも、それはどんな方法で?
どんなコミュニケーションで?

他業種の先生から広告を学ぶ風とロック広告キャンプ
第4回のゲスト講師は、
箭内がお世話になった小児科医のたぬき先生こと毛利子来さんでした。
テーマは、「クリエイティブへの翻訳力・変換力、そして質問力」。

たぬき先生の嫌いな言葉
● 看護
● マーケット
● クライアント
● あけましておめでとうございます

たぬき先生の好きな言葉
● 惚れる
● 美味い(旨い)
● スリル
● 察する

もちろん、まだまだ他にもたくさん好きも嫌いもあるんだと思いますが、
一先ず、授業のお話で出てきたのはざっとこんな言葉たちです。

これ見ただけでも、たぬき先生の人柄やおもしろさが伝わりませんか?

そんな中でも「察する」という言葉、実にいいですよね。
物事の事情や人の気持ちを、おしはかってそれと知る。
私も好きです。

そんなたぬき先生の本日名言の数々をちょっとご紹介!

「子供は、身体や気持ちを素直に表現する。
でも大人はウソをつく。」

「子供は楽しくなると元気になる。」

「病気が一番治らないのは安静にすること。
70過ぎたら健康診断はいらない。」

「生命とは身体だけではない。
 その人の存在がまわりの人々にどう思われているか。
 歴史の人もそうでしょ。」

どうですか?皆さん。

たぬき先生は、一見、悪くとられがちなことを、
違う視点からとらえることで、
聞いている私たちを、新しい気分にさせたり、安心させたり、
すごく居心地のいい時間を作って下さいました。

さて、ここでその違う視点ということで、871569をご紹介!

(箭内談)
独立して一年間一生懸命貯めたお金で事務所を作った時、
自分が初めてクライアントになって気づいた。
すごく思いの詰まった発注を自分でしてみると、
相手の気持ちがわかる。

「反対側にいかないとわからないことがある。」

見落としてしまいがちだけど、
本当に大事な視点です。

あと、もう一つご紹介したいのが、
「見下したり怖がるのをやめる。
やめて初めて若い世代とコミュケーションができる。」

これも箭内独特の気質から生まれてる気がします。

「人類みな同い歳」って箭内もよく言ってますが、
これがなかなかできない人も多いのでは?

そして、打合せの時に椅子をぷらぷらしながら、
今にもひっくり返りそうになっている箭内の姿は、
まるで小学生のようです。



hagiya

第3回広告キャンプ

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第3回のゲスト講師は、SAMURAI佐藤悦子さん。
マネージャーという視点から、
クリエイターがよりよく仕事ができる最大の環境づくりや、
自分をプレゼンテーションする大切さを語り、
未だ自分の専属マネージャーを持てない若い世代を含め、
キャンパー達(受講生の方々)にたくさんのエールをお送り下さいました。

「ハイリスク ハイリターン」
「普通のことができる普通以上の人」
「違う山登りができる人」
「仕事の始めと終わりをきちんとする」
など、すばらしいお言葉と同時に、
商標登録など、クリエイターの権利を守るという、
一見、日本では疎かにしてしまいがちな問題点も、
ご指摘いただきました。

箭内も自分をプレゼンテーションするという話では、
いつもの独特の言い回しで、
「ワラ探しだ。あざといワラつかみ。
ワラを掴むことにテレない。
テレてやらなかった人に文句を言う資格はない。
自分ばっかり張りきってがんばってることを、
乗り越えた人だけ掴めるんだ。」

たしかに、ワラ(チャンス)は、
無いなら、自分で作っていかないと!!!
しかも、一人だけやる気なのって、
すごく恥ずかしいって思ってしまうけど、
そこの勇気を持たないと、
ワラは掴めないんですよね。本当に。

それ以外で私がおもしろかったのは、
「会社の名前で売ってく時代じゃない。
今は、個人の名前で売る時代。
料理や建築はとっくに個人で売っていく時代になってる。」

職種は、その業種の歴史と共に認知され、確立されていくから、
広告もそういうところにきているんでしょうね。
それを敏感に感じ取れるか取れないかも、
クリエイターとしての差になってくると思います。

そう思うと、
クリエイティブマネージメントという職種が、
もっと活性化し確立すれば、
クリエイティブはもっと元気になる!と、
真剣に思いました。

いいものをより良く見せる。
そしてそのコミュニケーション。
つまり、マネージメントは広告なんです。

と、自分の仕事に誇りを持てた今日この頃です。

Hagiya

クリエイティブで何かを変えたい

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ブレーン編集長:篠崎日向子さん
ロックンロール食堂/クリエイティブディレクター:稗田倫広さんをゲストに迎えた第2回広告キャンプ。

前半、昔、宣伝会議の生徒だった稗田さんが、
現在のクリエイティブディレクターになるまでのヒストリー。
一見、ギラギラした闘争心も、眩い派手さもない稗田さん。
でも、内に秘めた誰にも負けない強い意志と、
惜しまぬ努力は、毎回半端じゃない数のキラキラな企画書に表れていた。

そして、今がある。

あるカップルを365日毎日撮影した「風味堂」PV、生徒さんたちは、稗田さんのセンスや才能と同時に、それ以上のことにもきっと気づいたはずです。

さて、後半は、篠崎さんが生徒さん一人に架空取材を敢行!
自分はどんな人になりたいかを一人ずつ挙げ、
代表で一人が「クリエイターとして」、
篠崎さんから取材を受けるというものだ。
写真もブレーンと同じカメラマンの松元さんが撮影。
緊張しながらも一生懸命に「自分を伝える」生徒さん。
広告界初の革命的前衛的授業。

う〜ん、実に今日も濃い授業でした。

箭内が思うこれからのクリエイター像。
そのヒントを少しずつ授業の中で話していましたね。

「建築家とかみたいに広告家があってもいいんじゃないか」

そして一番大事なこと。

「クリエイティブで何かを変えたい!!!」

早朝のロケハンから、宣伝会議で最も遅い時間の授業終えて、
雪道を歩くエネルギー切れした背中。
ようやく長い一日を終えた箭内。

ダイエットを始めて三日目のことでした。

hagiya

本日、広告キャンプがスタートしました!

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広告キャンプとは、
宣伝会議コピーライター養成講座開講50周年を記念して、
日本を代表する3つのトップクリエイティブエージェンシー(TUGBOAT、風とロック、シンガタ)のクリエイターが講師となり、今までの宣伝会議にはなかった中級・上級者向けの広告クリエイティブ専門講座です。

☆TUCBOAT広告ジム
☆風とロック広告キャンプ
☆シンガタ広告ナイト

さてさて、本日の記念すべき第1回の広告キャンプのゲスト講師は、風とバラッドの社長であり、エンライトメントの代表でもあるヒロ杉山氏です。
第1回ということもあり、「アンチ・アドバタイジング」と題して、総合ガイダンスを行いました。
※ 風とバラッドは、箭内が会長を務めるリアルタイムクリエイティブエージェンシーです。

まずは、箭内語録である「他の業種に先生をもて!」で始まり、それに基づく今後の授業説明。
その後、一風変わった自己紹介へと続きます。
「自分の名前、自分の先生とその理由」を一ずつ挙げていきます。
奥田民生さん、松本人志さん、沢尻エリカさん、緒方貞子さん、映画監督、作家、自分の父親、、、、、、、皆さん様々な分野の方を挙げての自己紹介となりました。

もちろん、ギャングスタープランナー(GSP)の説明も欠かしません。
こちらもどんどん応募しましょー!

さて後半では、アーティストであるヒロさんならではの大変興味深いお話もありました。
箭内を現代アートに置き換えると、
「箭内はコンセプチャアルアーティストである。」と。
コンセプチュアルアーティストは、コンセプトを考え、
それを作家にディレクションするアーティストのことで、
出来上がった作品を見て、誰が作ったものか一目で判るというものはなく、
長い年月、多くの作品を辿っていくと、一本の太いラインが見えて、
ようやくその人が作ったものであることが判るそうです。

さすがはヒロさん。
これには、箭内が一番驚いたと思いますが、
聞いていた私も目から鱗です。
ヒロさんから、すばらしい名言をプレゼントされ、
驚きのあまり不思議な表情の箭内でした。

クリエイティブディレクターという肩書き。
それで箭内をいい表すことは難しい。

それを改めて感じた今日の授業でした。

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