第8回 トップランナーO.A. ゲスト:平野 綾さん
今日のゲストは声優の平野綾さん。
普段あまりお顔を拝見することのない“声優さん”。オープニングで江戸川乱歩の「怪人二十面相」を朗読する、大人っぽいクールな声のこの女性が平野さん…、かと思いきや、ステージに戻られた瞬間のキュートなはじける笑顔!
「涼宮ハルヒの憂鬱」では、傍若無人・猪突猛進・唯我独尊、変わり者の主人公:涼宮ハルヒ、「NANA」では天性の歌声を持つ美女:レイラ、「DEATH NOTE」では無邪気でエキセントリックな:弥海砂、「らき☆すた」ではアニメやゲームが大好きなゆるーい女の子:泉こなた、など話題のアニメでメインキャラクターをつぎつぎに演じる弱冠20歳の、そして変幻自在の声を持つ、今、注目度ナンバー1の声優さんなのです!
お母様の影響で、小さい頃からお芝居に憧れていたという平野さん。小学5年生のときに劇団に入ることを決意。その時すでに「将来、芝居を仕事にすること」を強く決心されたそうです。児童劇団で基礎を学び、子役としてテレビやCMで活躍。順風満帆かに見えた平野さんに転機が訪れます。
“コンプレックスを強みに変える”
童顔が悩みで、高校生なのに小学生の役がきてしまったり、役に合わせて声を変えようとしても採用してもらえなかったり、ちょっと年上を演じようとすると、声が急に大人っぽくなりすぎて顔と合わないと言われてしまう。
お芝居をする上でぶつかった“コンプレックス”。
それが、“声優”という仕事に出会ったことで、一気に“強み”に変わったのです。
子供の頃から「落ち着きがない」と言われ続けた箭内が、それを「フレキシビリティ」と言い換えたことで、自分の“苦手”が急に“得意”になった。広告制作に必要な「臨機応変さ」は大得意。箭内いわく「36歳ぐらいのときにやっときづいたこと」を、20歳にしてすでに体得されていることに箭内もSHIHOさんもびっくり!
テレビのナレーション、ラジオのパーソナリティ、歌手としてなど、多方面で活躍されながら、「私は声優です」と、きらきらとした瞳でしっかりと相手を見て話す平野さんはとても頼もしく、これからの活動をますます応援したくなりました!
さて、来週のゲストは梅佳代さん。
初写真集「うめめ」、2冊目の「男子」。ともにページをめくりながらひとりでくすっと笑わずにいられない、微妙で絶妙な瞬間を切り取る写真家です。
総合テレビ 6/9(月)24:10〜24:49
教育テレビ 6/14(土)25:35〜26:14
hisada