第14回 トップランナーO.A. 瑛太さん
ロックンロール食堂の久田です。
映画『嫌われ松子の一生』『アヒルと鴨のコインロッカー』や、フジテレビドラマ
『ラスト・フレンズ』など話題の作品に次々に出演。今年は大河ドラマ『篤姫』でも
活躍されている俳優の瑛太さんがゲストです。
TVでのロングトークは初めてで緊張されているとのことですが、
しかし会場が盛り上がってます!
この大歓声の中、常に落ち着いて、ひょうひょうとしてみえる瑛太さん、
子どもの頃からスポーツ万能で、サッカー推薦で高校に入学。
しかし、1年生でそのサッカーを辞めてしまいます。
最後にコーチに言われたのは「お前は一生すべてのことを中途半端にする」
という厳しい言葉。瑛太さんは、俳優という仕事を目指すことで、その言葉を必死に
払拭しようとします。
演じる役に対して、俳優という仕事に対して、そして俳優を続けていくということへ
の瑛太さんの真摯な姿勢には、ナマケモノの自分を知っていて、ダメな時期の自分を
乗り越えてきたという落ち着きと貫禄を感じました。
「どんな俳優になりたいか?」の問いに、また独特の表現で答えていただきました。
「撮影に行く途中におばあさんが困っていたら助けられる俳優でありたい。遅刻しそ
うだからといって見過ごすしてしまう人にはなりたいくない」
瑛太さんの中では、“丁寧に生きていくこと”と“俳優であること”が完全に一致してい
るのですね。それはとても羨ましくて素晴らしいことだなーと思いました。
hisada