ロックンロール食堂久田です。


「PHOTO IS


　PHOTO IS LOVE.

　
　写真は愛。

　PHOTO IS YOU.

　写真はあなた。

　PHOTO IS MESSAGE.

　写真はメッセージ。

　PHOTO IS MEMORY.

　写真は思い出。

　PHOTO IS SMILE.

　写真は笑顔。

　PHOTO IS PEACE.

　写真は平和。


　PHOTO IS　」




2005年の遅い夏、箭内は
「人生でまさか、この人に会うことになるなんて思ってもなかった」人、
オノ・ヨーコさんと会う。

“PHOTO IS”。

表参道のラーメン屋で思いついたこの言葉がすべての始まりだった。

“写真”という存在の素晴らしい価値を、
フジフイルムが世の中に堂々と宣言する、新しいキャンペーン。

この言葉を伝えられる人はジョン・レノンとオノ・ヨーコ以外にありえない。
箭内はその熱い思いを、半分の不安と供にしかし勇気をふりしぼって、
コピーとビデオコンテに託してニューヨークへ送る。

果たして、ヨーコさんからは賛同の返答を受け取った。
そしてジョン・レノンの『イマジン』が、日本で初めて、
原曲での使用を許された。

何度も何度もニューヨークのヨーコさんと綿密な打ち合せが重ねられる。
「PEACE」を追加したい。PHOTO IS 「LOVE」で始まり「PEACE」で終わりたい。
それはヨーコさんの強い希望だった。

一泊三日の強行ロケ、ニューヨークへ飛んだ箭内は、
１時間、その人と濃厚な時間を過ごす。
当日のことはあまりうまく思い出せないと箭内は言う。
平気なつもりだったけどやっぱり緊張していたのかもしれない、と。

そして秋になり、日本中のテレビから、
『イマジン』とオノ・ヨーコの声が、あたたかくゆっくりと流れ出した。

※『クリエイティブ合気道』（アスキー）より一部抜粋
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キャンペーンの始まりから４年目。

今年も「PHOTO IS　10,000人の写真展」が行なわれます。

PHOTO IS .

あなたにとって写真とは？

１万通りの答えが、ここにあります。

hisada