第65回 トップランナーO.A. 9mm Parabellum Bullet
風グループ高橋です。今回のゲストは、
菅原卓郎(Vo&Gt)、滝善充(Gt)、中村和彦(B)、かみじょうちひろ(Dr)
の4人からなるロックバンド 9mm Parabellum Bullet。
結成5年・メジャーデビューから2年足らずで初の武道館ライブを行い、
圧倒的なライブパフォーマンスで「ライブバンド」の名を誇る彼ら。
体全体から音楽を生み出すかのような、その内に秘めたるモノを初のロングトークで探ります。
大学の音楽サークル仲間から始まった9mmとしての音楽活動。
今回箭内は、その原点ともいえるバンドの練習スタジオに“初”の潜入取材を敢行。
雑居ビルの地下室にある、まるで部室のようなその空間で
「学生時代から、やっていることなにひとつ変わらない」と言う
ギター滝さんの“手作りエフェクター”も紹介。
ライブでもトークでも見ることのない、彼らの“プロとしての素顔”に触れます。
スタジオトークでは、4人のプライベートな関係性も探りつつ、
9mmの楽曲の魅力であり特徴でもある、
ボーカル菅原さんの「詞の世界」と「声」に注目。
番組冒頭に箭内の口をついて出た言葉は、
“この声に似た声の人はいない
太いのか細いのか 高いのか低いのか、
演奏に対する不思議なのり方をしてきている”ということ。
この不思議さが、唯一無二の存在感を作り上げているようです。
ベース中村さんは、激しくシャウトするステージ上の姿と
少しシャイな普段の姿のギャップが魅力的に映ります。
ドラムかみじょうさんの、激しいようで冷静な存在にも注目。
“クールぶっている”とご自身がおっしゃるように、
他の3人のメンバーをとにかく客観的に見ています。
「風呂屋の番台みたいだなと思ったんです。」
箭内が例えると、ストンと納得された様子でした。
とにかく4人は、純粋に音楽が好きで、ひた向き。
今、過去、未来、どこを取ってもそんな答えが返ってくるのでした。
そして番組の最後、箭内からこぼれた感想は、
そんな9mmをただまっすぐに表しているのかもしれません。
「バンドっていいなって思いましたね。
音楽っていうものはなにかメッセージを詞や曲で伝えなきゃいけないと
僕、どっかで思い込んでて・・・
今日話を聞いて、
『この“姿”自体がメッセージなんだ』
そう思うと、今まで観たライブももう1回全部腑に落ちてくるというか、
これからの9mmもさらに楽しみになってくる」
再放送は、2月17日(水)午前3:00~ *BS2にて!
☆4月からトップランナーの放送日時が変わります!
毎週土曜日 夜 11:30-11:59 【NHK総合】
MCに女優の田中麗奈さんを迎えてお送りします。
takahashi