日経エンタテインメント!
はじめまして、「日経エンタテインメント!」編集の平島です。
現在発売中の4月号の特集、
「本誌が選ぶ2011‐12年のNo.1クリエイターヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー2012」にて、
箭内道彦さんは「特別賞(震災復興応援)」を受賞、ご出演いただきました。
この「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー」は、
テレビ、映画、音楽、CM、書籍といったジャンルで活躍された“作り手”の方々の
貢献を讃えるのを目的とし、2010年からスタートしました。今年で、第3回目となります。
2011年は、日本にとって、とても痛ましい出来事があった、忘れることのできない年となりました。
3月11日の、東日本大震災です。
特集全体を通して、ヒットメーカーの誰もが触れているように、
震災は、エンタ界にとっても切り離せない、これから背負っていかなければいけない──
編集部でもそんな思いをもって、今年の「特別賞」を、(震災復興応援)というテーマにしました。
「エンタテインメントに何ができるか」。
当初、エンタテインメントに携わる人間は、誰もが自問自答したはずです。
そんななか、「猪苗代湖ズ」をひっさげ、いち早く支援を開始したのが、箭内さんでした。
インタビューにもあるように、箭内さんは「受賞には大きな躊躇がある」と。しかし、出ることによって、福島が忘れられなければ、と。
そして次は、本業で故郷を元気づけたいとおっしゃっています。
エンタ!では、震災直後の2011年6月号でも、支援に奔走する箭内さんにインタビュー。
その変わらぬ、いや進化し続ける、復興に賭ける思いを、
皆さんにもぜひ、読んでいただければ、幸いです。
hirashima