PATER'S Gallery COMPETITION 2012
「ペーターズギャラリーコンペ2012」の受賞者が発表されました。
1994年にペーター佐藤氏が他界され、2年後の1996年に
イラストレーターを目指す人たちを応援する機会としてスタート。
佐藤氏の作風から、「人」をテーマにしたイラストレーションを募集し
多くの受賞者が生まれ、その後活躍するイラストレーターを多く輩出しています。
17回目の今年、箭内が審査員として参加させていただきました。
学生時代、イラストレーターになりたくて、だけど自分にしか描けない絵を最後まで見つけることができなかった僕にとって、この審査は、とても眩しい時間でした。
人の魅力を絵にするためには、きっと描き手も魅力的でなくてはならない。そしてそれは対象によって増幅され続ける。たとえばイラストレーターたちが書くエッセイが秀逸なのも、同じ理由なんだと思います。
この、箭内の総評に込められた
審査結果の詳細はこちらからご覧いただけます。
→http://www.paters.co.jp/compe/Competition.html
■PATER'S Gallery COMPETITION 2012
テーマ「人」。人物を題材にしたイラストレーション。
サイズ B3サイズまで。点数制限なし、画材自由。
審査員:
宇野亜喜良(イラストレーター)
大久保明子(装丁家)
鈴木成一(グラフィックデザイナー)
箭内道彦(クリエイティブディレクター)
※敬称略・五十音順
応募作品の中から各審査員が上位3名を選出し、賞を決定。
応募人数 579名
応募作品数 1711点
来年の2月には、今年の受賞者による展示会も開催されます。
原宿にお立ち寄りの際はぜひ。
sakuma