「風とロック芋煮会2012@猪苗代湖」思い出アルバム
9月14日。風とロック芋煮会2012@猪苗代湖、前日。
小原庄助ステージを下見する箭内実行委員長。
そして、野口英世・新島八重ステージへ。
福島出身の大先輩、新島八重さん、野口英世さんと対峙。
“出演者とオーディエンスの距離が世界一近い”、翌日のその様子を想像しながら。
先輩方、明日よろしくお願いします!
…そして、9月15日、当日。
福島の9月は、一ヶ月の3分の2が雨の日
という統計データがあるそうですが、
文句無しの快晴。
磐梯山の山々に囲まれて、伸びやかな青空の下、
いざ、芋煮会!
10時の開場前から入場口には長い行列が。
東京駅と会場を結ぶ、風とロック芋煮会専用の大型ツアーバスでは、
前回に続き、バス車内限定スペシャルムービーを上映。
増子直純さん、亀田誠治さん、箭内実行委員長によるスペシャルコメント、
できたてほやほやの「Two Shot」のMVや、
前回2010年の芋煮会の思い出ムービーが流されました。
さらに、怒髪天が作ってくれた 風とロック芋煮会2012@猪苗代湖オフィシャルソング
「サムバディー芋煮会」を乗客のみんなで練習。
バスツアー組は、ひと足早く団結した上で会場入り。
いよいよ開演。
今回も、長澤まさみさんの声の出演による開会宣言が
会場に響き渡りました。
思い起こせば、箭内実行委員長は、
2009年 開成山野外音楽堂での 風とロックFES福島では、
足ひれをつけての登場。
2010年 裏磐梯高原での風とロック芋煮会 in 箭ROCK沼では、
ステージ裏の湖からボートでの登場。
そして、今回は
獅子舞で登場!
渡辺俊美さんととともに。
「筋肉痛のいちばんの原因は、獅子舞だったな(笑)」
とは箭内実行委員長による後日談。
小原庄助ステージ前。
かりゆし58をトップバッターに、
パスピエ、
andymori、
Number the.、
と、冒頭から観客の心をがっちりつかんで離さない
パフォーマンスが続きます。
冬になると雪で覆われるスキー上の斜面にたくさんの人、人、人。
お年寄りからお子さまで、幅広いお客さんが
集まるのも「風とロック」恒例となりました。
小原庄助ステージから徒歩1分、野口英世・新島八重ステージ。
ピースのおふたりによるトーク&ネタで、のっけから大盛り上がり。
写真は、高橋優と亀田誠治。「Two Shot」がライブ初披露されました。
続いて、黒猫チェルシー。
ステージ背面の野口英世さんと新島八重さんに優しく見守られながら、
出演者とオーディエンスがまさに一体化。
そして、ろっくんろーる横丁。
高橋優さんによる「優の横手やきそば」、
「渡辺俊美のずーっとナンバーワン芋煮鍋」
怒髪天 増子さんによる「居酒屋ずみちゃん」
毎度おなじみ音速ラインの「赤べこカレー」
グックルのおふたりによる「たこのはっちゃん+しんのすけのワインのたしなみ講座」
スネオヘアーの「おひとりさまカフェ」
その名もずばり「andymoriそば」…
ステージでの演奏とは別の時間に、
出演者のみなさん自らがお店に顔を出して
横丁を盛り上げてくださいました。
こちらは、箭内道彦を育てた味「ノブ子の家」と、松田晋二を育てた味「クニ子の家」。
実行委員長と実行副委員長の"おふくろの味"が軒を連ねます。
両脇には、「松くじ」と「箭くじ」。
いかにんじんを買った人の中から抽選で50名に「クニ子のジナンカード」が、
いかごぼうを買った人の中から抽選で50名に「LIVE福島 ドキュメンタリー映画(仮)特製ポストカード)が、
プレゼントされました。
ろっくんろーる横丁に設置されたメッセージボード。
この写真は9月15日13時撮影です。
開場から3時間足らずで、真っ白だったボードは、
たくさんの思いでいっぱいに。
ラーメンの上にとんかつ!?
そう、牛乳屋食堂 × BRAHMAN RONZI 100食限定のかつ丼ラーメンです。
全国のラーメン店に精通するRONZIさん。
福島なら牛乳屋食堂とタッグを組みたい、というたっての願いにより
奇跡のコラボレーションが実現。
↓これは、RONZIさん 自らのディレクションにより作成されたチラシ。
「こんなうまいご飯食べたことがない」というご飯がラーメンのあとに待っている、
という伝説の一品でした。
ろっくんろーる横丁では、”楽しい縁日”的なれくりえーしょんも盛りだくさん。
「いわき兄(富澤タク)の人相鑑定 人生相談」。いわき兄は、このあとに野口英世ステージへ。
「亀田誠治のヨーヨー釣り」
「ひゅーいくんとみまきくんの長縄跳び」
ついさっきまで、新島八重ステージで熱唱していたひゅーいさんが、
子どもたちに自然ととけ込んでいます。
さらに、日食なつこさんによる「スーパーボールすくい」。
これまた、ちびっこたちに大人気だった黒猫チェルシーの「黒猫縁日」など。
全部をまわりきるのは不可能なほどの、れくりえーしょんの数々。
これぞ、「お客さんとミュージシャンの距離がゼロのイベント。
いや、それ以上に食い込んでるイベント」(by 増子直純)
の醍醐味。
寄藤文平と稗田倫広の似顔絵風船。
お二人とも、それぞれ総勢50名の似顔絵を風船に。
笑顔があふれる出店になりました。
似顔絵風船のとなりには、
東京目黒のサロンからの出張出店「風とロックおしゃれネイルサロン」。
さらにそのとなりには、坂本美雨&川口美保の恋バナ相談「ラブブース」があって、
「おお雨」としてのステージを終えたあとには、美雨さん本人も登場。
長い行列ができました。(出演アーティストの中にも相談を待つ行列に並んでいた方がいたという情報も…)
と思えば、
風とロックと福島に関するクイズ王を決める「風とロック福島横断ウルトラクイズ選手権」が始まったり、
怒髪天のしみさんとおひるねをしてる集団がいたり、
だるまさんがころんだ(with 音速ライン藤井さん)、
ハンカチおとし(with 音速ライン大久保さん)がくりひろげられていたり…
これがほんとにロックフェスかと疑いたくな…
失礼しました。フェスではなく、
あくまで「芋煮会」、「風とロック芋煮会」。
ろっくんろーる横丁「タワーレコードブース」では
THE HUMAN BEATS 「Two Shot」が
全世界に先駆けて特別先行発売。
THE HUMAN BEATS メンバーである箭内実行委員長によるゲリラサイン会や
夕方には「亀田誠治と箭内道彦とThree Shot 撮影会」も。
小原庄助ステージ15時頃。
その瞬間は訪れました。
当日その時間まで誰が来るかが明かされなかった「シークレット21世紀枠」。
ステージに登場したのは、
誰もが予想しえなかった
THE BACK HORN !
前日鹿児島、翌日熊本というツアースケジュールのなか、
「世界中に花束を」その一曲を演奏するためだけに福島に。
その総移動距離はおよそ3000km。
汗か涙か、目元を拭うお客さんも
たくさん見受けられました。
野口英世・新島八重ステージでも熱演が続きます。
横丁で「思い出写真館」も出店した →Pia-no-jaC← !
誰も知ってるヒット曲ばかりで場を沸き立てた 保田圭と矢口真里!
夕陽が差し込み始めたころには
ゆべティ(JUVESIS feat. 栗本ヒロコ)が登場!
そして、
坂本美雨さんもゲスト出演した渡辺俊美さんのステージ!
続いて、猪苗代湖ズ!
ご存知の方も多いでしょうが、
猪苗代駅のホームの発着メロディは、この日
9月15日から「I love you & I need you ふくしま」になりました。
そんな中、小原庄助ステージでは、
音速ライン、
THE PREDATORS
と立て続けに登場して…
来場のみなさんにとっては、
「もう体がいくつあっても足りない!」
という状態に。
BRAHMAN。
怒濤のライブのあとに、
ろっくんろーる横丁で「TOSHI-LOW 鬼の射的&輪投げ屋。」
KOHKIさんとMAKOTOさんも加わって。
みなさん、テキ屋ファッションがキマッてます。
「鬼」といいつつ、子どもたちがあてやすいように的をずらしてあげたりしていたという目撃談も。
箭内実行委員長が監督を務めたサントリーSTONES BARのCM。
その出演者による無料サンプリング。
芋煮会でも「OPEN ME UP!」
小原庄助ステージ。大トリは怒髪天!
亀田誠治さんと箭内もステージに登場し、
「Two Shot」を怒髪天とスペシャルセッション。
フィナーレは、オールラインナップによる「サムバディー芋煮会」!
事前の告知どおり、お客さんも、みなさん各々の「鳴りもの」持参。
サンバで会場がひとつに!ORE!
そして、ラストに磐梯山の真上に花火がドカーン!
とあがっても…
まだ夜は終わりません。
間髪を入れずに第2部のスタート。
キャンプファイヤー!
上原子友康のエンドレス歌本ナイト!
写真はスネオヘアーさんと、
昼間はラーメン「凪とロック」の店長を務めたサニーデイ・サービスの田中貴さん。
歌本ナイトには、
THE PREDATORSの山中さわおさんが急きょ飛び入り登場したり、
怒髪天の坂詰さん、清水さん、友康さんの演奏をバックに
お客さんが熱唱するという一幕も。
星屑と夜露のロマンチックステージには、
日食なつこさん、グックル、が登場。
夜になっても、猪苗代の大自然の中、音楽は鳴り止みません。
「夜のレコード鑑賞会」では、澄んだ夜空に響き渡った、
「THE BLUE HEARTS」(by 栗本ヒロコ)と「忌野清志郎」(by 箭内道彦)。
↑中央やや右に、芝生に寝転ぶ いちごジャージ姿…。
プレゼンター自らこの贅沢な時間を満喫。
昼間の賑やかさとは打って変わって静かになったろっくんろーる横丁では、
「渡辺俊美の予定ナイト」
俊美さんの優しい歌声とともに、
星空の下、みんなでふるさとを思う時間。
方や、室内で「亀田大学 猪苗代分校」が開講。
学長:亀田誠治、客員教授:藤井敬之、石崎ひゅーい。
翌朝祭で披露された 「Two Shot」の新たな歌詞は、
ここでできあがりました。
おや!?
肝試しを終えた雪女やドラキュラが、暗がりからぞろぞろと…
何事かと思えば、
東京に戻るツアーバスのお見送り!
「また、来いよ~」
この見送りも、芋煮会恒例行事となりました。
お岩さん(日食なつこさん)と雪女(栗本ヒロコさん)に挟まれる実行委員長。
亀田大学のあとには同じ会場で
「LIVE福島 ドキュメンタリー映画(仮)」のスペシャルトーク・イベント。
総監修の是枝裕和さんからのビデオメッセージも届きました。
「あの日が映画になる。」このポスターを描き上げたのも稗田倫広です。
そして、深夜25時をまわるころに始まりました!
ラジオ 風とロックpresents 深夜のフィーリング芋見合。
”白昼”に行われた前半戦に引き続き開催されたこの会では、
参加者が男女5組にまで絞られました。
さらになんと、キャンプファイヤーおよび歌本ナイトの時間帯に
体力を温存なさっていた(?)怒髪天増子さんが登場。
朝方4時半!にまで及んだ芋見合を最後まで、
メインMCとして盛り上げてくださいました。
その甲斐あってか、なんと3組ものカップルが成立!
芋見合がそんな歓喜の中で幕を閉じた1時間後くらいには、
16日付けの福島民報の朝刊が各家庭に配られ始めて…
そこにはバッチリと15日の芋煮会の模様が!
みんなでただただ楽しんだその出来事が、
福島民報紙面に明るいニュースを増やしました。
16日、翌朝祭。
前日、数々の熱演が披露された同じ新島八重・野口英世ステージに、
体操服姿で、怒髪天坂詰さんが登場!
こちらも芋煮会恒例「坂さんのラジオ体操 3まわし」です。
気持ちのいい朝!青空!芝生!みんなでラジオ体操!
こんなにすがすがしいひとときがあっていいのでしょうか。
坂詰克彦アワー3部作。
「ラジオ体操」、「TELEZUMEによる弾き語り」に続いては、
「大浴場で坂三助」
坂さんに背中を流してもらおうとこんなに行列が。
…さすがに現場撮影は自粛しました。
スネオヘアーさんの美しいメロディと歌声、
この日の夜も 福島市でライブをした paionia、
バンドじゃないもん!の圧巻のパフォーマンス、
観客をぐいぐい引き込んでいく音速ライン。
翌朝祭になっても、そのめくるめくステージ展開はつづきます。
そして最後に、「THE HUMAN BEATS PROJECT 芋煮会 SPECIAL SESSION」
亀田誠治さんと箭内に加えて、
音速ライン藤井敬之さん、石崎ひゅーいさんが参加した特別編成による「Two Shot」。
前の晩の亀田大学講義により新たに加わった歌詞も披露。
♪君と僕の 違うところを 尊敬し合いたい
♪僕と君の 同じところを 大切にしていたい
会場が「Two Shot」の優しい空気に包まれました。
写真は、フィーナーレ「サムバディー芋煮会」が流れる中、
思わずステージに飛び出した石崎ひゅーいさん。
独特のサンバのリズムで会場をひとつにしてくれました。
怒髪天「サムバディー芋煮会」。
芋煮会の前は、楽しいことへ向かうドキドキを高めてくれたその曲が、
芋煮会の後に聴くと、
あの場所の、あの幸せな空気へ自分を引き戻して、
気持ちをアゲてくれるタイムマシンのような曲へと変わったのは
僕だけでしょうか。
9月17日付福島民報 朝刊。
どこかで、何かしら楽しいことが同時に起きていた風とロック芋煮会。
「全てを見られなかったのがほんと悔しい」
実行委員長自ら、常々嘆いております。
来場者のみなさま、出演者のみなさま、
関係者、スタッフのみなさま、地元・猪苗代町の役場、警察、消防の皆さん、
ほんとうにありがとうございました。
お疲れさまでした。
さて、
翌朝祭のフィナーレで、箭内が奏でているこの白いギター。
これは、9月15日に初披露された「キャラバン・ギター」。
福島県がデザインされたこのギターは、
12月から始まる「風とロック LIVE福島 CARAVAN日本」で
全国を旅します。聖火のように、リレーされながら。
写真は、一番奏者として、リハーサルでキャラバン・ギターを奏でた、
怒髪天 上原子友康さん。
ちなみに、「キャラバン・ギター」という名前は亀田誠治さんによる命名。
そして芋煮会の2日間、
15日午前、野口英世ステージの高橋優さんを先頭に
駅伝の襷のようにこのギターのリレーがスタートしました。
さあ、
そのギターも全国を旅する「風とロック LIVE福島 CARAVAN日本」。
12月22日(土)、23日(日)の福島磐梯熱海からスタートです。
みなさん、次は、12月の福島でお会いしましょう!
(芋煮会チケットの半券をお持ちの方には特典がありますので、お忘れなく!)
風とロック芋煮会2012@猪苗代湖 9月15・16日
出演:andymori、石崎ひゅーい、猪苗代湖ズ、いわき兄(富澤タク)、おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)、音速ライン、亀田誠治、かりゆし58、グックル、栗本ヒロコ、黒猫チェルシー、スネオヘアー、高橋優、怒髪天、Number the.、日食なつこ、パスピエ、→Pia-no-jaC←、ピース、BRAHMAN、THE PREDATORS、松田晋二(THE BACK HORN)、保田圭と矢口真里、箭内道彦、渡辺俊美(50音順)& シークレット21世紀枠(THE BACK HORN)
翌朝祭出演:石崎ひゅーい、音速ライン、亀田誠治、坂詰克彦、スネオヘアー、TELEZUME、paionia、バンドじゃないもん!、THE HUMAN BEATS PROJECT 芋煮会 SPECIAL SESSION、箭内道彦 (50音順)
murahashi