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2012.12.22-23 風とロック福島 ライブレポート

風とロック福島 LIVE福島 CARAVAN日本〜Merry X'mas to ふくしま〜
ライブレポート (photo by 石井麻木)


2012年12月22日。
福島から全国へ。
LIVE福島の旅が始まりました。

風とロック福島 LIVE福島 CARAVAN日本 ~Merry X'mas to ふくしま~
@郡山ユラックス熱海

旅の幕開けは、
LIVE福島ドキュメンタリー映画「あの日〜福島は生きている〜」
(総合監修:是枝裕和/発起人:箭内道彦)の上映 から。
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この日が、世界初上映。
随所に、笑い声が起きたり、涙をうかべてしまう場面もあり。
来場者でいっしょに見て、感じて、
同じ時間に、それぞれがそれぞれの思いを深めて。
場内が暖かい空気に包まれました。

そして、上映後は、映画の余韻のなかで、Talk Show。
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左より、監督:今中康平さん、発起人:箭内道彦、高橋優さん、山口隆さん、
富澤タクさん、増子直純さん、渡辺俊美さん、平井理央さん。
「自分が出した手紙に返事をもらったみたい」とは、
LIVE福島に全会場6日間出演した怒髪天の増子さん。
壇上の皆さん、客席に座っている皆さん、
全員が大きなこたつの中に入って語り合っているようなアットホームな雰囲気。


ほどなくして始まった、Special DJ Time。
トップバッターとして、TOKYO No.1 SOUL SETの川辺ヒロシさんが登場!
いきなり会場が一変!
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その後に出演を控えた、会津若松出身のあるミュージシャンの方も、この時、
アリーナで一心不乱に踊ってらっしゃったという目撃談も…。

続いて、翌日に Number the. として登場する、いわき市出身の富澤タクさんによるプレイ!
テーマは、「風とロック LIVE福島 CARAVAN日本 出演アーティスト特集」!
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高橋優 × 箭内道彦のスペシャルDJユニット「優ラックス」。
掛け合いトークを交えた、前代未聞の対戦型DJ!
最後には、カラオケに合わせての、高橋優さん生歌のサプライズも。
曲は、「旅路の途中」!
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DJブースから優しく見守る目線が…。相方DJとして。プロデューサーとして。実行委員長として。

世界で活躍する郡山市出身の箭内健一さん(SOUL SOURCE PRODUCTION)!
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2009年「風とロックFES 福島」前夜祭 以来の「風とロック」でのDJです。
時々訊かれますが、実行委員長の弟ではありません。

続いて、DJ増子直純!
音源とともに熱唱し続けるマイクパフォーマンスを交えながらの独特そして圧巻のステージング。
翌日のLIVEで共演する影山ヒロノブさんの「CHA-LA HEAD-CHA-LA」も“予習”的にプレイ。
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「クリリンのことかーーーー!」

そして、ステージはアコースティブライブへ。

4日前に実行委員長とタワーレコードの撮影で出会い、
急きょ出演が決まった前野健太さんが登場。
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お母様が福島県 会津坂下出身の前野さん。
観客を釘付けにする、ギターと歌声とともに、
おじい様とお母様の衝撃的なエピソードも披露。

次は、山口隆さん!
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誰もが予想しなかった「恋人がサンタクロース」から始まり、
MCと曲との、山口さん流の怒濤の展開に会場全体の気持ちがガシッと鷲掴みに。

音速ラインのアコースティックステージ。ご存知 藤井敬之さんはいわき市出身 郡山市在住。
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お客さんも、手拍子、そして、足踏みで“演奏”に参加。
ステージと客席がよりひとつにつながりました。

1日目ラストに登場したのは、渡辺俊美さん(川内村生まれ 富岡町育ち)。
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作詞 箭内道彦、作曲 渡辺俊美の「こたえよ」も披露。
子どもたちを連れ沖縄に自主避難をした女性が語ってくれた率直な思いを、
箭内がそのまま歌詞に紡いだこの曲。
今後、キャラバンの各会場で歌われていきます。
この曲への俊美さんの思いはこちらのブログもぜひご覧ください。

1日目、俊美さんのステージが最後の予定でしたが…
山口隆さん、箭内実行委員長、高橋優さんで共に締めの挨拶をしている流れ(?)で、
なんと、「今日僕だけ歌ってないです」と呟いた高橋優さんが、
実行委員長と観衆に促され、突然1曲披露することに!
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キャラバン・ギターとともに「福笑い」!

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会場、歓喜!

そして、さらに…
渡辺俊美 × 山口隆 × 箭内道彦による、
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「I love you & I need you ふくしま」!

想定外の連続で
アーティストと観客がひとつになった1日目。

タイムテーブルにあること以上の奇跡が起こるのも、
もはや「風とロック」恒例になってしまっています。

そして、その興奮さめやらぬ中…
続く、2日目は、福島伝統の山木屋太鼓を演奏する「山猿」のオープニングアクトによる幕開け。
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肉体を使って打ち鳴らされる鼓動に、
発表開演時間の前にも関わらず会場の熱気が急上昇。
その魂の演奏に感涙した箭内実行委員長がステージ上で言葉につまる場面も。

開会宣言では、平井理央さんが、当日の福島民報紙面を紹介。
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1面に前日の映画トークショーの様子の写真がでっかく掲載。

そして始まった「LIVE with Friends」。
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長崎出身、DOESの氏原ワタルさんをFriendに迎えたNumber the のステージ!

優しい歌声で会場を包み込む、藤田恵美さん!
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最新アルバムのプロデューサーでもあるリリー・フランキーさんとともに。
第54回輝く!日本レコード大賞「優秀アルバム賞」を受賞したそのアルバム「花束と猫」が、
客席の「今日誕生日の人」に配られるという嬉しいサプライズも。

前日も大活躍だった高橋優さん。
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本番直前まで郡山のカラオケボックスで作っていたという
クリスマスソング「キャンドルを灯そう」も初披露してくださいました。

ところで、今回のキャラバンの「弥次さん喜多さん」といえば…
そう、この旅の全会場に出演予定の渡辺俊美さんと富澤タクさん。
俊美さん(弥次さん)、タクさん(喜多さん)
それぞれのソロステージのあとに、亀田誠治さん、箭内道彦もステージに登場。
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「予定〜いわきと富岡と郡山に帰ったら〜」
福島出身の方も、県外出身の方も、みんなが自分のふるさとに置き換えながら聴き入れる曲。

「人の曲ぜったいやんねぇ」というシャウトを挟みながらの山口隆さんによるカバー曲の連続!
「恋人がサンタクロース」→「雪が降る街」→「狩りから稲作へ」
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そして、「渡辺俊美!箭内道彦!亀田誠治!高橋優!」
という山口さんによる呼び込みで5人のステージに!
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きっと誰もが見た事がない、
亀田誠治さんと高橋優さん(通称:めがねツインズ)による華麗なダンスパフォーマンスも!
キャロル「君はファンキー・モンキー・ベイビー」!

「今日だけはこの曲をクリスマスソングにしていいですかぁ!」という山口さんの叫びとともに…
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「I love you & I need you ふくしま」!
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再び登場したリリー・フランキーさん。
急きょ、箭内実行委員長との、門外不出(!)の話題も交えたトークショーに。
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ちなみに、昨日から着用しているピンクのどてら。
このときは裏(表?)にされていました。

リリーさんの武蔵野美術大学時代のひとつ後輩という富澤タクさんらもステージに加わり…
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TOKYO MOOD PUNKSの名曲「ジェイミー」も披露。

続いて、十数年降りの福島でのライブという、
King of Stage こと、RHYMESTER 見参!
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ヒップホップならではのコール&レスポンスに、
客席の小さい子どもたちも応える、という微笑ましい光景もありました。

RHYMESTERが上げたボルテージのバトンを受け取ったのは、
TOKYO No.1 SOUL SET。
渡辺俊美さんお手製のあのお弁当を毎日食べているご子息のトーイくんもステージに!
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遺伝子で繋がった父子の声でしかだせないハーモニーが会場に響き渡ります。

2夜連続の音速ライン。
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最強のゲストとして、椿鬼奴さんが登場!
まさかのニルヴァーナのナンバーに会場が沸き上がりました。

そして、トリは怒髪天!
今、2014年1月12日の日本武道館公演も話題になってますね。
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お年寄りから、お子さんまで。
幅広い年代から、「兄ィ〜」という声があがるのも、
福島での怒髪天のLIVE恒例です。
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待ってました!アニソン界のキング、影山ヒロノブさんも登場!
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誰もが口ずさめる「CHA-LA HEAD-CHA-LA」!
影山ヒロノブ×増子直純、まさかのツインボーカル!

マライヤキャリー「All I Want For Christmas Is You」!

ラスト。
オールラインナップ。
箭内実行委員長の呼び込みで出演者の皆さんが招き入れられます。
そして、みんなで歌う「Two Shot」。

「ひとりずつ前に出ていって歌おう」という増子さんのその場のアイデアで、
一人ずつ花道に歩いていきながら歌うスタイルに。
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山口隆さん→増子直純さん→亀田誠治さん→Mummy-Dさん→高橋優さん→藤井敬之さん→富澤タクさん→渡辺俊美さん&トーイくん→増子直純さん&箭内道彦
と10番までの歌詞が歌いつながれていきます。
会場を巻き込んでの大合唱に!

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我が息子を見つめながら歌いあげた渡辺俊美さん。
歌い終わった後の、親子”ツーショット”の抱擁には、
特に暖かい拍手と歓声が起こりました。


オールラインナップ前の箭内実行委員長のMC。
「ここに集まってくれた人で福島じゃない人、
けっこういるんだよね。
みんな福島をずっと応援してくれる人たちだから。
近くにそういう人がいたら話して、友達になってください。
で、その人たちの土地で、何にも起こらなきゃいいけど、
なんか起こったとき、その時は、
みんなであちこち助けにいかなきゃいけないからね。」


風とロック LIVE福島 CARAVAN日本。

旅はまだまだ続きます。
これからどんな新しい出会いが待っているのか。
どんな新しい奇跡が待っているのか。

次は、1月20日。沖縄で会いましょう!
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※福島会場での
グリコ「みんなの笑顔フォトレポート」はこちら

NOTTVでは、「風とロック LIVE福島 CARAVAN日本」9公演の模様を、アーティストインタビューやドキュメンタリー映像を織り交ぜたダイジェスト版をお届けしています。詳しくはこちら

murahashi

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