「風とロック芋煮会2014風とロックBASEBALL」の思い出 ~1日目~
音楽と野球の融合した、
前代未聞のイベント、
風とロック芋煮会2014
風とロックBASEBALL。
その初日、
2014年9月27日(土)。
タイムテーブルはこちら。
どんな1日になるのか。
出場者も、観客も、スタッフさえも、
全く想像ができないまま、
「選手入場」から、その日がスタートしました。
ミュージシャンのみなさん、
公式ユニホームを、それぞれのスタイルで、着こなして、
内野から外野まで、フィールドをぐるりと一周します。
スタンドからの声に応えながら。
公式スタジアムマスコットであるベコヒコも、
WHITE ASHの山さんに手をひかれ、入場です。
開会式。
郡山総合運動場 開成山野球場のバックスクリーン“大芋煮ヴィジョン”にて、
本日のラインナップが紹介。
公式MCである平井理央さんのアナウンスにより、
各選手が紹介される度に、客席から歓声が沸き起こります。
選手宣誓は、
ミュージシャン選抜の監督である
増子直純さん。
そして始まったLIVE。
トップバッターは、猪苗代湖ズ!
4人ともこの日の所属チームのユニホームで演奏。
三塁側「ニシンの山椒漬けステージ」でLIVEの石崎ひゅーいさんは、
なんとバックネットからグラウンドを縦断しての登場。
アンモナイトステージでは、KIZUNA BAND!
KIZUNA BAND are 高橋まこと、宮田和弥、TAKURO、亀田誠治
続く、いかにんじんステージには、
TOSHI-LOWさんが登場。
途中、箭内実行委員長が加わって、
「ジョン・レノン スーパー・ライヴ」でも多くを魅了した
「Mind Games」も演奏されました。
2日間ともに出場する、怒髪天。
1日目は、“一試合完全熱唱編”
バックネットに向かってまさしく完全熱唱。
その後、三塁側では、
2年連続2回目の芋煮会、
柴田淳さんの歌声がスタンドを包みこみます。
西陽がグラウンドに差しかかり始めたころ、
いかにんじんステージでは、
アコースティック編成のTHE BACK HORN。
さて、音楽と野球と融合した、風とロック芋煮会ですが、
スタジアムの外には、恒例の”ろっくんろーる横丁”が、今回ももちろん健在。
今回は「風とロック 全国ふるさと大物産展」と題して、
出場アーティストの故郷の名産品が横丁に集合。
“アーティストとの距離が世界で一番近い”
風とロック芋煮会ならでは、
ひとときがたくさん生まれました。
そして、いよいよ、野球です。
この日の対戦カードは、
ミュージシャン選抜 VS 観客選抜。
観客選抜チームは、前日に行なわれた「入団テスト」をくぐり抜けた精鋭たち。
始球式は、でんぱ組.inc のみなさん。
福島のチアリーディングチームも、会場をおおいに盛り上げてくれました。
グラウンドでのパフォーマンスでは、
チアリーディング姿の「ロンちゃん」もサプライズで登場し、
会場が笑い声で、どよめく場面も。
好プレー&珍プレー続出。
気持ちのいい秋の夕暮れの下で。
野球の前半が終了し、
音楽のLIVEに戻ります。
いかにんじんステージでは、
BRAHMANのRONZIさんが、
チアリーダーの衣装のままで登場。
「好き好きロンちゃん」が、
爆笑と歓声の渦の中、開成山野球場でも
響きわたってしまいました…
さらに、アンモナイトステージでは、
でんぱ組.inc の6人が、
ユニホーム姿のままで、
キレッキレッの、パフォーマンス。
バックネット裏が、
サイリウムで、色とりどりに輝きました。
そして、ナイターの照明が灯り、野球の後半戦。
途中、バッターボックスのTOSHI-LOWさんへの危険な球を発端に、乱闘シーンも。
もみくちゃの後の予想外の展開に場内爆笑。
結果は…
ミュージシャン選抜 8-9 観客選抜
本気で楽しむ選手の皆さんの姿が、
会場に新鮮な興奮を与えました。
そして、激闘の熱が冷めぬままに、
選手たちがミュージシャンに戻って、
「オールラインナップ with 風とロックバンド」
みなさんのふるさとの予定を歌い繋いだ、
「予定〜ふるさとに帰ったら〜」。
TOSHI-LOWさんのHarp、
りょうさんの語りで始まり、
この日の出場者の歌声がリレーされていった
この日だけしか聴けない、
「風とロックの主題歌」。
バックネットのステージから発される
エネルギーによって、
開成山野球場が大きな芋煮鍋になって、
大団円を迎えました。
その夜は、郡山市街で、
「歌本ミッドナイト」
「ミッドナイト1000本ノック presented by ひとりぼっち秀吉BAND」
「ラジオ風とロックプレゼンツ フィーリング芋見合」
などのプログラムも実施。
みんな、それぞれが、それぞれの夜を楽しく過ごしながら、
第1日目は更けていったのでした…
写真:石井麻木、ただ
murahashi