2011年から箭内が担当させていただいている結婚情報誌「ゼクシィ」のCM。
樹木希林さんと内田裕也さんご夫婦による「Get Old with Me」、芸人30人が本気のプロポーズをする「プロポーズされたらゼクシィ」、そして昨年は「ゼクシィ7代目CMガール」広瀬すずさんが表情で表現する「プロポーズされたら、ゼクシィ」。
今年は、一般のカップルの中から選ばれた「彼女にプロポーズしたい」という男性が、サプライズで彼女にプロポーズをするという場面を撮影した「ハッピーサプライズ」CM。
撮影はもちろん、1チャンスのみ。事前に彼とは打合せできるものの、当日、何が待ち受けるのか、彼女の返事はOKなのか・・・箭内も含め、制作チームもゼクシィさんもドキドキの中、当日を迎えました(もちろん、プロポーズをする彼は一番緊張していたに違いないですが!)。
そしてそのサプライズプロポーズを、「ゼクシィ8代目CMガール」に選ばれた新木優子さんも“みんなをハッピーにする笑顔”の花嫁姿で応援。
たった一回しか撮ることのできない「リアル・プロポーズ」。広告が、巧みな言葉をどんなに尽くしても、どれだけキャッチーなキャスティングをしても、一生に一度の瞬間に向き合う本物の二人の美しさには、きっと叶いません。日本中で、世界中で、今日もどこかで、そのシーンが生まれ続けているんですね。
クリエイティブディレクター 箭内道彦
また、ゼクシィCMと言えば、毎年注目いただくのがその楽曲です。
福山雅治「家族になろうよ」、MISIA「幸せをフォーエバー」、EXILE ATSUSHI「Precious Love」・・・そして、今年は嵐による「愛を叫べ」。
箭内の楽曲への思いについて、
今までのゼクシィソングの静かなバラード調とは違った、明るくアップテンポなナンバーです。
「祝福される側」であるプロポーズの当事者の思いを歌ったこれまでのゼクシィCM曲と大きく変えようと思った部分は、「祝福する側」の歌を作りたいということ。結婚披露宴でみんなで声を合わせて歌える新しい定番になるような、いわば国民的祝福歌。
僕がイメージしたのは、新婦の友人たち、それが嵐の5人です。本当は、新婦のこと、ずっと好きだった、かもしれない。だから正直、ちょっぴり後悔や嫉妬もなくはない。でも今日、それが大きな祝福に変わる。そんな歌をと。沢山の「かもしれない」の中から選んだ未来。そしてそこから始まる新しい道。僕のコンセプトを、嵐のみんなが素晴らしい形にしてくれました。
とコメントさせていただきました。
5月22日(金)19:00より全国でTVオンエア開始。(一部地域除く)
特設サイト(http://zexy.net/contents/cm/ )では本日(21日)15:00より先行してTV-CMが閲覧可能です。
hirai