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3/15(日)クリエイティブ・シンポシオン2009「音楽合気道」 箭内道彦×斉藤和義

ロックンロール食堂久田です。

実は“広告”ともゆかりの深い斉藤さん。
まず何よりも斉藤さんが弾くことで、“ギター”そのものの広告になっている、
という箭内の論。
広告とは、人やモノを一番魅力的に見せて、多くの人に好きになってもらうこと。
テレビCMやポスターだけが“広告”ではない!


「歌詞はほとんど個人的なグチなんです」と斉藤さん。
でもだからこそ、人の心に刺さる。
広告には想定された対象というものがあって、女子高生だったり主婦だったり。
この人たちにはなんとなくこんな感じが受けるだろうと、
作り手の実感がないままに作ったものはやっぱり伝わらない。
“個人的な思い”に勝るコミュニケーションはないのです!


箭内が大好きで1000回連続で聴けるという大好きな『ベリー ベリー ストロング
〜アイネクライネ〜』。
この歌詞は作家の伊坂幸太郎さんが短編小説を書き、それをもとに斉藤さんが
詞を書くという試みから生まれた曲だそうです。
また、『ウエディング・ソング』『君は僕のなにを好きになったんだろう』は
コピーライターの一倉宏さん作詞。
“広告”とのこんな関わり方もあるんですね。


そして後半、壇上には中島信也さんをお呼び致しました。
斉藤さんの『やぁ 無情』が流れるアリナミンVのテレビCM。
このCMを監督されたのが中島信也さんなのです。


ちなみに『ベリー ベリー ストロング〜』は、奇しくも“ロッカー中島信也”に惜別を
告げた思い出の(因縁の?)曲だったそうです…。


斉藤さん、信也さん、ありがとうございました。

hisada

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