博報堂　営業・原です。

「PHOTO　ＩＳ　10,000人の写真展　2009」が6/26（金）から、
東京ミッドタウン会場を皮切りに、11月まで全国20ヶ所で開催されます。

10,000点を超える、一般の方々の写真作品を一同に展示する日本最大の写真展。

大伸ばしにした自分の写真に、自分にとって写真とは？の意味をこめて
「PHOTO　IS　○○○」というタイトルをつけて応募してもらうもの。

会場では、箭内さんの珠玉の一枚も展示しています。

また「著名人の心に響いた100展」コーナーでは、10,000枚の作品の中から、
箭内さんが選んだ10枚の写真も注目です。箭内さんの感性が感じられます。

その他、女優の掘北真希さんや、写真家の瀧本幹也さん、ゴルフの青木功さんなど
各界から10名の著名な方が選出した10作品も、ご本人の作品と一緒に同じコーナーで展示されます。

写真の上手下手ではなく、自分の気持ちや感性を写真に込めることの大切さや、
自己表現の手段としての写真の楽しさを、あらためて感じることができる写真展です。

会社帰りや、休日に会場近くにお越しの際、ぜひ、この写真展にも足を運んでください。
http://photo-is.jp/index.html

思えば、「PHOTO IS」というコピーを箭内さんが書いたのは2005年。
名曲イマジンを背景に、ジョン＆ヨーコの写真が流れる伝説のCM「PHOTO　IS」が
スタートした年、この写真展もスタートしました。

hara

風グループの新屋です。

トップランナー、今回のゲストは西川美和さん。
「ゆれる」に代表される切れ味鋭い作品で注目を集める映画監督です。

....あら？
西川さん、小柄というか、華奢な方なのですね。
「映画監督」と聞くと、何かこう....
いかついイメージを抱いていたのは私だけでしょうか。
そんな意外性からスタートです。

西川さんの作品から、箭内は３つの共通点をピックアップしました。

１：「ちょっとだけ田舎」が舞台
２：女性に厳しい？
３：グレーゾーン

それは西川作品の魅力を語る上での大きな特徴であると共に、
西川さんご自身のパーソナリティーをひも解くキーワードでもあります。

幼い頃から「可愛げが無い」と言われるほどに鋭かった洞察力を以て、
ひとの内側を極めて緻密に、包み隠さず描き出す西川さん。
そんな西川さんのことを、
『人間が人より深く見える悲しい能力を背負わされて、
どこかから送り込まれてきたんじゃないかと思う。』とは箭内の弁。
『蓋を閉めたままのほうが良いかもしれないことも有る。
そこを敢えて西川さんは開けて、だけど開け逃げじゃなくて、
開けたことにちゃんと責任を取り続けようとしてる。
それが作品になっているのがすごい。』

西川さんが開ける次なる「蓋」とは！？


★ 再放送はBS2にて、6月24日（水）午前3:00～ です。

araya