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NO KAZE, NO ROCK. 風とロック 箭内道彦のムービーブログ
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朝日ジャーナル『わたしたちと原発』

はじめまして。「週刊朝日」編集部の佐藤です。

若い方はもうご存じないかもしれませんが、
かつて「朝日ジャーナル」という雑誌がありました。
3年前から、週刊朝日の臨時増刊という形で時々、復刊させています。

その第5弾、「原発」特集号の表紙デザインを箭内さんにお願いしました。
この号の編集を任されたとき、まず考えたのは、本の「顔」である表紙のデザインを
箭内さんにお願いすることです。
半世紀以上、「3・11」を経てなお、わたしたちの生活に深く入り込んでいる「原発」を、どう表現するか。
非常にデリケートで、難しい、重たいテーマです。

福島の思いを発信し続けてくれている箭内さんなら、
どう切り取って見せてくれるだろうかという興味や期待がありました。
また正直に言えば、どんな表紙がよいのか見当がつかず、箭内さんに「預けてしまいたい」気持ちもありました。

そうして出来上がったのが、こちらです。
文字がたくさん載っていますが、バックのデザイン、なんだかわかりますか。
こちらが思いもつかぬアイデアで、いろんな想像力をかきたてられる表紙になりました。

120309_asahijournal.jpeg

原発という厄介な代物は、
わたしたち一人ひとりにのしかかる、
わたしたち一人ひとりが考える問題です。
そんな思いを込めての「わたしたちと原発」、本日発売です。

もちろん、表紙だけでなく、中身も充実しています。
ぜひ手にとってみてください。


佐藤秀男

雑誌『SWAK』 連載:箭内道彦の今月の一枚 第5回 麻生久美子さん

120309_swak1.jpg 120309_swak2.jpg

2011年11月からスタート、今号で5回目を迎える写真連載「箭内道彦の今月の一枚」。
箭内の撮影した写真に、書き下ろしの原稿を添えて。


第1回 長澤まさみさん
第2回 吉高由里子さん
第3回 堀北真希さん
第4回 YUKIさん

現在発売中の最新号(第5回)では、
麻生久美子さんが登場。

最近、会ってお話しさせていただいた際に改めて実感した
麻生さんの溢れ出る魅力。
この連載で応えられれば幸いです。

そして
男性にも、ぜひ!手に取っていただきたいです。


sakuma

3月9日付 スポーツニッポン 「それぞれの3.11 東北に思いを込めて」

120309_suponichi.jpg

右上と左下の角、赤くレイアウトされている
「道」と「広」の字に目を惹かれます。

「広告は人と人をつないで、広げていくこと」
「これまで培ってきた仕事は福島の役に立つよう準備させられていたんだと思う」

記事にある、箭内のそんな言葉をギュッッと凝縮したかのような
2文字だなぁと感じたのでした。


sakuma

3月8日付 東京中日スポーツ 「3.11 絶対忘れない」

120308_tokyochunichi.jpg

2月上旬 弊社宛に届いた、箭内への取材依頼状。

「箭内道彦様
このたび私どもは、来る3月11日の東日本大震災から丸1年を前に、特別紙面を企画したいと考えております。
未曽有の災害に見舞われた後、有名無名を問わず、世界中のさまざまな人、企業、団体が被災地への支援に動き、被災者の方々を励ましてきました。また、実際、復興
に向けた実効もあげてきております。
しかしながら、多くを失った人々が立ち直るまでの道のりは遠く、援助・支援は今後も継続して行われなければいけません。
(中略)
広く人々の関心を呼び、まずはあの出来事を忘れないことが、大事なことだと思います。」

取材が行われたのは、2月の郡山市。
『LIVE福島 風とロックSUPER野馬追』郡山会場・磐梯熱海スポーツパークに佇む箭内は改めて言いました。
「復興を見届けるために、長生きしなくちゃいけない」


東京中日スポーツWEBサイトから、記事がご覧いただけます。


sakuma