「風とロック芋煮会2017 KAZETOROCK IMONY COSMO」の思い出~1日目~
晴れ晴れとした素晴らしい天気のなか開催された、「風とロック芋煮会2017 KAZETOROCK IMONY COSMO」。
会場は、今年で3年目となる白河市しらさかの森スポーツ公園。
入り口のゲートをくぐると、県南9町村のゆるキャラ達が具のみなさんをお出迎え。
ゆるキャラダンスで、ステージ小峰城オープニングアクトもつとめました!
開会宣言は、白河だるま柄の法被をまとった鈴木和夫白河市長と、
福島市出身の片平里菜さん、箭内道彦実行委員長。
さぁ!ライブが始まります!
トップバッターはステージ小峰城から、初出場の四星球。
今年の風とロック芋煮会にぴったりのタイトル「Mr.Cosmo」でスタート。
ステージ白河だるまには、ひとりぼっち秀吉BANDが登場。
しんみりと聴かせる曲を中心に、最後は盛り上がる「俺たちまだやれる人」で大合唱。
今年もこのステージに帰ってきてくれました。SILENT SIREN!
白河市出身のすぅさんの「ただいまー!」の掛け声に会場も「おかえりー!」と大声援。
ゆるキャラ達もバックダンサーとして参加しました。
石崎ひゅーいさんは、風とロックイチゴ総柄ジャージで登場。
MCでは「野球が怖い…」ともらしていましたが、
ピッチャーとしてもばっちり活躍していました。
初出場の打首獄門同好会。
客席にうまい棒を配布したり、新生姜をかぶったり、遊び心満点。
でも歌うとかっこいい!ユルさと攻め気が絶妙に入り交じったステージです。
ラストには、大澤会長の「福島の米は世界一!」の声が白河の空に響きました。
風とロック芋煮会には2013年以来、2回目の出場となる、
OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND。
最後には、福島に来たからとぜひやりたいと、「鼎の問」を演奏しました。
風とロック芋煮会2017年の出場者の中では最も早く出場が発表された、THE COLLECTORS。
2016年には加藤ひさしさんが、シーチキン兄弟として出場してくれましたが、2017年はバンドでやってきてくれました!
おしゃれな衣装でビシっと決め、華やかで、バンド結成30年の存在感を感じるステージです。
前日に行われたACO-ONE GRAND-PRIXの発案者である渡辺俊美師範と、
その2017年大会優勝者である、まことさん。
俊美師範はTHE ZOOT16のバンドメンバーと。
まことさんは、前日に俊美師範から手渡された、優勝旗ならぬ優勝ギターを響かせます。
MONOEYES。
「Two Little Fishes」では、TOSHI-LOWさんもコーラスとして登場。
この歌詞は、細美さんとTOSHI-LOWさんが店中のグラスが割れるほど大暴れした日の翌日に、
これこそがうわべだけじゃない本当の友情なんだと気づき、できたものなのだそう。
そんな友情を再確認するかのように、2人が抱き合い、会場はさらに盛り上がります!
(「月刊 風とロック」108号表紙参照)
初出場、ホリエアツシさんは、
ギターの弾き語りで、バンドとはまた違った味わいを感じます。
長崎の曲を福島でも歌いたいと、「No~命の跡に咲いた花~」も聴かせてくれました。
怒髪天withひめキュン蝦夷乃無頼缶の登場。
怒髪天と愛媛のご当地アイドル・ひめキュンフルーツ缶による異色のコラボ!
メンバーが家族のように仲良しなのだそう。
勇ましい兄貴たちと可愛いひめキュンメンバーの熱いステージでした。
いわき市出身の富沢タクさん。
2017年はファースト・ソロアルバム「波とギター」リリースしたり、
個展を開いたりと活躍されていました。
亀田誠治さんも参加して、かっこいい大人のステージです。
初出場のマキシマム ザ ホルモン!
会場全体がその世界観に引き込まれ、熱く激しく笑顔に溢れていました。
「恋のスペルマ」ではトーキョータナカさんも登場!
風とロック芋煮会前には、「IMONY COSMO」のタイトルに合わせて、
1着持ってるコスモな衣装着ていく!と可愛らしくおっしゃっていた柴田淳さん。
今年もステージ白河だるまに、透明感のある優しい歌声が響きました。
今年もやってきました!シーチキン兄弟。
今年の初日は、加藤ひさし船長、増子直純さん、TOSHI-LOWさん、
渡辺俊美さん、Mummy-Dさん、ナヲさん、ホリエアツシさん、梅村妃奈子さん、
そして打首獄門同好会の大澤会長、りょうさん、亀田誠治さんも加わりました。
「津軽海峡冬景色」を熱唱したナヲさんが、おひねりをもらう一幕も。
音速ラインの二人のステージ。
ほのぼのとした魅力を振りまくお二人から奏でられる、
時に激しく時に切ない音速ラインの世界。
15周年となる2018年も、お二人の活動を楽しみにしています。
白河ろっくんろーる横丁は今年も大盛況。
ソースせんべい、水飴、弓矢、カラーボール、ヨーヨー釣り、
縄跳びやハンカチ落とし、だるまさんが転んだ、芋煮に七味がけ…
ミュージシャンが店主となり、具のみなさんをお迎えします。
怒髪天・増子さんの
「ミュージシャンと観客の距離が、世界で一番近いイベント。いや食い込んでる(笑)」
という言葉のとおり、ここにしかない場所。
さらに2017年は、新たに「風とロックCARAVANステージ」が白河ろっくんろーる横丁に登場。
箭内実行委員長とアーティスト達が、福島の各地をめぐる
月1回2時間公開生放送の、ラジオ福島の番組「風とロック CARABAN福島」。
9日は番外編として、このステージからひとりぼっち秀吉BAND、
ふたりのCARAVANズが生放送をお届け。
さらには、山岡トモタケさん、ダルライザーのパフォーマンスも行われ、
具のみなさんも思わず足を止めて楽しんでいました。
今年はこの方が白河に。初出場となる、さだまさしさん。
音楽で福島を元気にしたいと語り、そのステージパフォーマンスに
みんなが釘付けになりました。
1日目のオールラインナップでは、ミュージシャン、具のみなさんも、
全員で「北の国から~遙かなる大地より~」を大合唱。
そして夜は、今年で4年目となる芋野球の時間!
ビールボーイズのみなさんも大人気です。
昨年まで監督を務めた増子直純さん、渡辺俊美さんが名誉監督に就任。
新監督には、ミュージシャン選抜からTOSHI-LOWさん、
福島選抜から、藤井敬之さんがそれぞれ就任されました。
始球式を務めるのは、福島県復興シンボルキャラクターのキビタン。
すぅさん、成瀬瑛美さん、片平里菜さんの協力を得て、
自ら魔球となり、バッターボックスの細美武士選手へ向かっていきます。
ヨギ捕手に全身でキャッチされ、見事にストライク!
今年の芋野球は珍プレーばかりではなく、好プレーも沢山見られました。
「4年目にして、選手のみなさんも、だんだんと野球が本格的になってきている」との、
古田コミッショナーからのお言葉どおり、一進一退の攻防が続き、
新監督の采配にも注目が集まります。終盤にはTOSHI-LOW監督がデッドボールを受け、
両軍選手が入り乱れるシーンも…!
そして1日目の試合結果は…
ミュージシャン選抜 8-7 福島選抜となりました。
試合後は、選手達の戦いぶりを讃える表彰式へ。
キリンビール賞は、見事に捕手を務めたマキシマム ザ ホルモンのダイスケはん選手。
グリコ賞は、同じバンドのナヲ選手に。この日は娘さんの1歳の誕生日でもあり、
「お母ちゃんやったよー!」と一言。
ダンロップ賞には、四星球のU太選手。プレゼンターである日髙のり子さんに、
はいていたブリーフをプレゼントしようとしましたが、走って逃げられてしまいました。
はごろもフーズ賞は、最年長で俊敏なプレーを見せてくれた高橋まこと選手。
そして…MVPには、ランニングホームランを決めた、OAUのMAKOTO選手が選ばれました。
「育ててくれて父と母に、これ全部あげたいと思います」と、親孝行な一面が。
綺麗な夜空に花火が上がるなか、風とロック芋煮会1日目が終了です。