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風とロック 広告キャンプ 第6回

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「箭内さんは、やらなくていいことばっかりやってますよね。」

以前から面識のある二人。
未だ西脇が大広にいたころ、箭内の講演を聞いた西脇の質問。
そう、箭内と西脇の本当の出会いはここから始まった。

そして数ヵ月後の2007年5月、
大阪の靭本町に「風とランディ」を設立。
風グループに新たな風が吹き込まれた。

さっ、今日のゲスト講師は、風とランディの西脇淳です。

西脇は、常々、おもしろ主義の広告業界に強い違和感を感じていた。
もちろん、おもしろいものが必要であれば一生懸命おもしろくする。
だけど、場合によっては、あえてつまらないものを作ってみせるのだ。

そんな西脇が大事にしていること。
「商品を食べた後の感じとCMを見た後の感じが同じものを作りたい。」

そして、以前、他のクリエイターの言葉で印象的だったのが、
「考えるな、思いつけ!」
考えるは論理であり、思いつくは発見。
これを聞いてから、西脇も「思いつく」を大切にしているとのこと。
たしかに、一見、同じように思えますが、実は全く違う行為ですよね。

さて、実は、以前から薄々気づいていたものの、
今回ではっきりしたのが、
箭内と西脇にはたくさん相通ずるものがあり、
広告に対しての向き合い方や、考え方がすごくリンクしているんです。
もちろん、これは私の個人的見解ですが。

よく箭内に対して使われるアンチや異端児。
箭内同様西脇もまた然り。
「イエスマンになる」という箭内の言葉。
これは、最後のアウトプットを出す人に対してイエスマンになるということ。
もちろん、何でもかんでもという訳ではなく、
状況や相手をきちんと見極めないといけないのですが、
「できない」と言うと、そこで止まってしまうし、
そもそもサービス業の精神を忘れちゃいけないというものだ。
西脇もまたクライアントに言われた言葉を、
それを素直に受け入れることで、成功した事例を挙げた。

不思議です。

そして、ドキドキすることが大好きな箭内と西脇。
西脇は代理店時代、プレビュー(プレゼンのリハ)が大嫌いで、
とにかくやらなかったそう。
理由は、「誰の為のプレなのか」それを一番に考えたら必要なかったそう。

箭内には、ドキドキを生みやすくする方法として、
「やったことがないことを1つ入れておく」というのがある。
たしかに、どうなるか最後までわからないからドキドキするし、
それだけ必死になりますね。


そして、最後に西脇が言った言葉。
「質問されてもわからない。広告のつくり方も。どうやったら世の中が動くのかも。」

それがすごく沁みました。

どんなに有名で優秀なクリエイターでも、簡単に言える正解はなくて、
いつもこの繰り返しなんだということ。
これをずっと追いかけてるんですもんね。


そんないい話を聞いた後、箭内を見送り、会社に戻ると、
箭内のカバンが先に到着、いや、そのまま置きっぱ。
家に入れないって切ないですね。


hagiya

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