「デザインした人に申し訳ない」と申し訳ない顔をしてSCHOOL OF LOCK!やましげ校長はできたばかりの風とロックNEW ERA CAPをかぶって申し訳をした。申し訳をした訳は誰が言うともなく「ゴルフコンペのオッサンみたい…」という空気が充満したからで、それは箭内さんのせいではなくシャレた感じでかぶるスキームを持ち合わせていない『ミスターねずみ色』こと自分のせいだと。そういうことで。申し訳をしている小野ヤスシ。間違えた山崎樹範。今度はそれかぶってタモリ倶楽部出てくださいね。
僕は帽子をかぶることは基本的になくてなぜかというと似合わないからでなぜ似合わないのかというと顔が貧相だから髪を隠すと貧乏神みたいに見えるから。髪の毛でなんとか人間ヅラをして首都を歩くことができている。帽子嫌い。似合わないもん。
ラジオ風とロック収録のために半蔵門のTOKYO FMに現れた箭内さんは帽子をかぶっててほぼ24時間寝てなくて直前までイライラしてDV丸出しだったらしいけどスタジオに入ると何か元気盛り返してきたらしくてニコニコしながら酒を飲み始めた。徹夜をしている男のむくんだ顔が僕は大好きだ。仕事がノロくて自分のせいでしなくてもいい徹夜をしている人も世の中にはたくさんいるけど、ツルツルしてる人よりもパツンパツンにむくんだ人のほうが愛せる。女子のみなさんも男のむくみを愛してあげてください。
企画力より実現力!
それが今回の収録(2/23OA分)の骨子(ほねこ)で、自分の伝えたいメッセージを『伝えた』という結果を残すことがいかに大事なのかと。そういう話をしたんだけども。
ここから不快な人には腐海な文章がひとしきりありますんで、読み飛ばす人は読み飛ばしてください。
脳みそを粘土のようにグネグネグネグネこねくり回して図工するのが苦手な人が多いのかしら最近。僕は世代がどうこう年齢がどうこう言うのは大嫌いでオッサンでもガキでもダメな部分は世代を超えてダメだと思うんだけど脳みその持久力がある人が少ないのかしら。それとも考えるのが楽しくないのかしら。
僕もたまに資格も持ってないのに『先生』とか呼ばれて教師ヅラするコトがあるんだけども、みんなでそれぞれアイデア出して何でもいいからカタチにしてみよう!…っていうとウンザリ顔して途中で放り出す生徒が多くて、あんたらが楽しみたくて集まってきてんのに何で宿題出された小学生みたいになってんの?やりたいのは僕じゃなくてあんたらなハズでしょうが、と思う場面にエンカウンターする機会が頻繁にあり。やだなー経験則とか。でもそう思っちゃってる。やめますねそういうの。ごめんなさい。
この世に超能力は存在しません。
声は出さないと聞こえません。
叫ばないと届きません。
好きだって言わないと付き合ってもらえません。
高いカバンをあげるか聞いたことないぐらいデカイ声で叫ぶかとんでもない長時間の前戯をこなすかしないと好きは伝わりません。
☆伝言メモ
・『風とロックと広告キャンプ』とラジオ風とロックも、そろそろ完全連動していきますよ。
・ラジオ風とロックもそろそろ我慢できないんで、もっとリアルタイムで走れるようにバージョンアップしますよ。
・写真の人は風とロックって何かを理解してくれるほぼ唯一のラジオマン。TOKYO FM森田さん。ギャングスター・プランナーの精子。箭内さんは卵子。僕は前戯と後戯。
(山本佳宏)