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NO KAZE, NO ROCK. 風とロック 箭内道彦のムービーブログ
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第3回広告キャンプ

080213camp.jpg
第3回のゲスト講師は、SAMURAI佐藤悦子さん。
マネージャーという視点から、
クリエイターがよりよく仕事ができる最大の環境づくりや、
自分をプレゼンテーションする大切さを語り、
未だ自分の専属マネージャーを持てない若い世代を含め、
キャンパー達(受講生の方々)にたくさんのエールをお送り下さいました。

「ハイリスク ハイリターン」
「普通のことができる普通以上の人」
「違う山登りができる人」
「仕事の始めと終わりをきちんとする」
など、すばらしいお言葉と同時に、
商標登録など、クリエイターの権利を守るという、
一見、日本では疎かにしてしまいがちな問題点も、
ご指摘いただきました。

箭内も自分をプレゼンテーションするという話では、
いつもの独特の言い回しで、
「ワラ探しだ。あざといワラつかみ。
ワラを掴むことにテレない。
テレてやらなかった人に文句を言う資格はない。
自分ばっかり張りきってがんばってることを、
乗り越えた人だけ掴めるんだ。」

たしかに、ワラ(チャンス)は、
無いなら、自分で作っていかないと!!!
しかも、一人だけやる気なのって、
すごく恥ずかしいって思ってしまうけど、
そこの勇気を持たないと、
ワラは掴めないんですよね。本当に。

それ以外で私がおもしろかったのは、
「会社の名前で売ってく時代じゃない。
今は、個人の名前で売る時代。
料理や建築はとっくに個人で売っていく時代になってる。」

職種は、その業種の歴史と共に認知され、確立されていくから、
広告もそういうところにきているんでしょうね。
それを敏感に感じ取れるか取れないかも、
クリエイターとしての差になってくると思います。

そう思うと、
クリエイティブマネージメントという職種が、
もっと活性化し確立すれば、
クリエイティブはもっと元気になる!と、
真剣に思いました。

いいものをより良く見せる。
そしてそのコミュニケーション。
つまり、マネージメントは広告なんです。

と、自分の仕事に誇りを持てた今日この頃です。

Hagiya

メルヒェンの国から

080213.jpg
こんにちワン!
ロックンロール食堂の稗田です。
今日は犬の姿で失礼します。


早朝から着ぐるみかぶってCM撮影です。
なぜこの役が僕なのか、
箭内監督の意図はよく分かりません。


本番前、監督に言われました。
「あーあ、着ぐるみはある種
子どものヒーローであるべきなのに、
その身長じゃ全くヒーローに見えないよ‥」。
そんな言うなら最初から背が高い人選びなさいよぉー!
意図が全く分かりません。


しかもやっぱこういう時って、
笑われたり、いじられたりして、
「ちょっとやめてくださいよー(笑)」みたいな感じに
なるじゃないですか、普通。
で、こちらとしてもやっぱそれを期待して
やってるとこもあるわけだけど、
そういうの一切なし。


淡々と、粛々と。
撮影終了、すぐ撤収。


しかも、撮影終了後、犬のまま
着替えにロケバスに戻ろうとしてたら、
ちっちゃい男の子が「ワーッ」って抱きついてきて、
とっさに「あ、いや、僕そういうのじゃないんで‥」って
喋っちゃったんですよねー。
メルヒェンの国の住人であるにも関わらず!
これ、大失敗。
子どもの目が輝きを失う瞬間を、
あなたは見たことがありますか?
猛反省。


そういえば、箭内監督、表参道歩いてて
芸能プロにスカウトされたらしいです。
「あなたみたいなかっこしてる人、最近珍しいから
話だけでも聞いてくれ!」って。
かなりウケました。


hieda