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第8回広告キャンプ

080402camp.jpg
優れたコピーには、
はじまりに必ずある言葉が隠されている。

それは、

I think
I found

だと、照井は言った。


コピーの源。
コピーの生まれる瞬間。
コピーという表現。

そんなことを一気に考えさせる言葉だった。

それは間違いなく、小手先のパズルではない、
コピーライターの命が吹き込まれた、
何年経っても色あせない、
活きたコピーを想像させた。



さぁ、第8回広告キャンプゲスト講師は、
コピーライターの照井晶博(風とバラッド)です。

皆さんの思う優れたコピーは何ですか?
そして、なぜそれをいいと思うのでしょうか。

今回の授業で照井はその問いに答えてくれた。

「風景を変える力がある。」
「見えてる世界が変わる。」

そんな力を持ったコピー

そして、
「新しいことばであるべき」と言う。

本当に説得力があります。

でもそれ以上に、私がすごく感じたのは
「ことばの力」を強く信じていること。

その信じる力が一番大事な気がしました。
思いが強ければ強いほど、そのスケールも変わる。
そして、ことばで世の中が変わる。

それには、自分自身を信じることでもあるんですが、
ある一定のところに辿り着くまでには、
わかってはいても何かを「言い切る」ことは実は難しくて、
実力が伴った時、それが初めて活きて、
だからこそ今日の照井の言葉は、
私にすごく深く届きました。
そして同時に、その背後にある苦悩の重さも感じることができた気がします。

箭内も、
「自分の書いたものが全部OKと思ったり、
自分の書いたものが全部いまいちという人は、辛い」
と言っていましたが、本当にそうですよね。

それと、以前から箭内がよく言っている実現力。
「企画が通った後、スタッフがどれだけ親身になってくれるか」
スタッフとのコミュニケーションについてもその重要性を語っていました。

箭内も知名度があるから企画を通せるのではなく、
無名時代から企画が通せる人間だったからこそ、今があるんです。


ますます盛り上がりをみせる広告キャンプ、次回もお楽しみに!

hagiya