風とロックブログ 風とロック スタッフによるブログ

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NO KAZE, NO ROCK. 風とロック 箭内道彦のムービーブログ
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風とロック
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ライジングサン

20080816115s.jpg

風とロック、夏フェス取材第二弾、
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO!
というわけで、箭内編集長とともに
北海道のライジングサンへ取材に行ってきました。
ロックンロール食堂の稗田です。


ライジングサンは、オールナイトです。
例えば、朝3時から4時までサニーデイ・サービスがライブして、
そのあと、4時半から東京スカパラダイスオーケストラ登場する、という
他ではありえない、昼夜逆転、奇跡のタイムテーブル。


ただ、北海道だからといって、序盤にエネルギーを使いすぎると、
オールナイト歩きっぱなしはかなり厳しいです。八甲田山的な。
箭内編集長も、撮影だけでなく、タワーレコードのブースで色校チェックしたり、
会場を動きまわりすぎて、朝4時にもなると、
もはや「眠みがきた」としか言わなくなってしまいました。「眠(ねむ)み」って…。


これが、夕日。セッティングサン。
20080816119y.jpg


そしてこれが、朝日。ライジングサン。
20080817126a.jpg



行きは飛行機に飛び乗って、
帰りは飛行機から飛び降りる感じの、かなりの強行軍だったので、
これといった北海道らしいこともできず。
ほんとはクラーク博士像とか、ラベンダー畑とか、
まりもっこりとか、そういう画像満載のブログになる
予定だったんですけど、北海道度数低めになってしまいました。


帰りの新千歳空港では、まるでそのリベンジのように、
服や体にニオイが染み込むほど、
ジンギスカンを食べまくってしまいました。
機内がかすかにジンギスカン臭かったのは、
すいません、我々のせいです。
全く関係ないけど、ジンギスカン食べるといつも、
高校の時、ある女子に
「稗田くんって目元がフビライハンに似てるね」って
言われたのを思い出します。


箭内道彦、本日の名言①
「40を越えると、手のシワとシワの間からニオイが入り込んで
取れにくくなる」


箭内道彦、本日の名言②
「何を考えてるか分からない人は、何も考えてない人」

hieda

裏原食堂情報③

akiyoshi.jpg

小料理「秋芳」。
ロックンロール食堂の久田です。
今さらですがもちろんロックンロール食堂は食堂ではありません。
「やってますか」と言いながら食堂の階段をあがって来ようとする原宿キッズ諸君、
なにもやってませんよ。見ればわかるでしょう。


最近、ロック食堂員の中で静かなブームになりつつある「秋芳」。
箭内もかなりのお気に入り。
すでに今年の納会はここで催す予定。「あきよし」と読みます。
そう、学校で習いましたね。
カルスト地形で有名な秋吉台・秋芳洞。山口県です。
お店をきりもりするお母さんがこちらのご出身。
ということは、おや? あの壁にかかっているモノクロ写真の美女は…、
もちろんお母さんじゃないですか!……いやー原節子ばり。


ランチタイムが長くてありがたいので、
食いっぱぐれた日に遅昼を食べに行くことが多いです。
あげたての長州揚げ(さつま揚げ、とは呼ばないんです。言われてみればなるほど)や、ぷりぷりの蒲鉾などの山口名物のほか、鯖塩、鮭カマ、金目の西京漬けなど、
魚メニューも豊富。肉じゃがのたっぷりさは隣で頼んだ人がうらやましくなりますよ。


小料理「秋芳」
渋谷区神宮前3-27-23
03-3478-7552
昼 11:30〜16:00
夜 18:00〜23:00
土・日・祝はランチのみ

本日のロケハン

DSC_0515.JPG

DSC_05182.JPG


8/28(木) 早朝

集合場所に、いつもの様に箭内さんが現れた。

一ヶ月ぶりにお会いする箭内さんに、自分はもちろん、どのスタッフも緊張気味だ。

今日、8/28は、箭内さんが監督するドラマのロケハン日だ。

あ。
申し遅れました。
私、箭内さんのドラマの助監督を務めます、さむと申します。


今日までに2回程、箭内さんとお会いしていますが、
いつも打合せの時には、驚くような発想と発言に、ドラマのスタッフは、爆笑と困惑
に包まれていました。

その打合せから、一ヶ月ぶりの今日、ロケ地を決めてもらうべく、灰色の雲が立ち込
める中、ロケハンへと出発しましたっ!


撮影まで、2週間を切ったコトもあり、箭内さんの中でのドラマのvisionが、固まってきたらしく、
移動中のバスの中から、ハイテンション&フルスロットル!


さすがに見る場所の多さや、移動距離の長さに、疲れが見えた時もありましたが、
ロケハン後の打合せまで、たっぷり一日お付き合いいただきまして。。。

ありがとうございました。m(_ _)m


撮影が近づいて参りましたが、引き続きよろしくお願いいたします。

いい作品にすべく、自分も精進いたしまする。


hasegawa

風とモバイルLab

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ゴジラの声でほえるむしろケータイよりかさばる恐竜のストラップをつけています。
財布を忘れるよりケータイを忘れるほうが不安になります、ロックンロール食堂の久田です。


こんなに身近にある便利な存在のはずのに、依存症になったり、恐怖症になったり…。
ケータイはもっと人を幸せにするべきだ!
……という信念のもと、ケータイに関するリアルな悩みやアイディアを広く募り、その解決を目指す熱い研究所、風とモバイルLab。熱い所長、箭内道彦。


どんどん薄く、小さくなるケータイ。
それは本当に使いやすいのか?
着信音が鳴るたびにビクッとしてしまうのはなぜ?
もっと落ち着いて電話に出たい。
絵文字の種類はどんどん増えるけど、なんだかこまかくて複雑で、
若い人のことしか考えてないのでは?


ケータイ会社だけにケータイの問題の解決を任せてはいられない!
つまりこれは「ギャングスター・プランナー企画求ム!」ということですよ!


※ギャングスター・プランナー通称GSPについて、詳しくはこちら
※ついに実現したGSP発案による「広告の力でガソリンを安くする企画」についてはこちら


全国各地から続々と寄せられるGSP企画。
『TVブロス』の最新号では、風とモバイルLabにつどったギャングスター・プランナー猛者たちの一押し企画を大紹介!
ラボを訪れる人だけでなく、広くみんなに見て欲しい!

hisada

第13回 トップランナーO.A. 桂吉弥さん

080721.jpgロックンロール食堂の久田です。
朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」をご覧になっていた方には
おなじみですね、このお顔! 落語家になるべくしてなられたと言っても過言ではないでしょう! 表情豊かな、笑顔の素敵な上方落語界のホープ、桂吉弥さんをお迎え致しました。


師匠と向かい合って1対1で手から手へ、口写しに、まさに“見よう見まね”で伝えられてゆく古典落語の文化。真似をして真似をして真似をして、一度お手本の枠にはまってみて、それでもなおかつ自然にじんわりと出てくるのがその人の個性だと、吉弥さんはおっしゃっていました。
オリジナリティなんていうのは、人と違おう違おうとしてできるものでも、何かのアイディアのようにぽんと出一朝一夕で出てくるものでもないのですね。


落語とは人間のおもしろさを広告する仕事だと、箭内が言っておりましたが、おっちょこちょいな庶民の笑い噺やほろりとする人情噺、うどんや焼き芋のおいしさを伝えることも、愛すべき市井の人の生活を表現することですよね。
江戸時代から300年の歴史を誇る、みんなの共有財産、落語をもっと知りたくなりました。

hisada

斉藤和義デビュー15周年!

saitou.jpg
品川ステラボールで開かれたデビュー15周年ライブ、
あっという間の1時間半でした!


招待制のライブということで、競争率はなんと1000倍!
その難関を突破されたお客さまの中には、大阪、沖縄、そしてなんとオーストラリアからいらした方も!


期待がらんらんとみなぎる客席の大歓声と拍手の中、
ひょうひょうと、ちょっと照れくさそうに登場された「せっちゃん」こと斉藤さんのMCはと言えば、
「あのー、15周年ということで…、あのー、ね、おめでとうって、あのー、めでたいのかどうかわかりませんが、まああのー、じゃ16年目はどうなんだ、とね。あのー、13年目だってがんばってたよ、と、思うわけだけど…」(会場笑)


…ごもっともです。
13年目も14年目も、16年目ももちろんがんばっていただきたいのですが、
それでもやっぱりめでたいではありませんか。
15年前の今日、『僕の見たビートルズはTVの中』というこの素晴らしい曲で斉藤さんがデビューしてくれたからこそ、『歩いて帰ろう』も『歌うたいのバラッド』も『ウェディング・ソング』も、そして今回のベストに収録されなかったすべての楽曲たちも、私たちは聴くことができるのですから。
そんな思いを噛みしめて聴くアンコールの最後、
記念すべきデビュー曲はまた格別の響きでした…。


そしてこれより一足早く、斉藤さんにたっぷりお話をうかがって参りました
「月刊 風とロック」8月号は、62pに及ぶフルカラーグラビア、
4万字超のロングインタビュー、斉藤和義大特集号です。


高校野球を観戦したり、ほろ酔いの赤い顔でバスの運転席に座ってみたり、最近のお気に入りグリーンのテレキャスをつまびいたり(今日のライブでも弾かれてました!)、猫に逃げられたりする斉藤さんの無防備なお姿。
そしてインタビューではかなり妄想全開なお話や、自分と同い年のギターから着想を得たという脚本の話(映像化が心待ちにされるすごく素敵なお話です!)から、お気に入りのそば屋のカレーまで…。


配布終了になってしまった店舗もありますので、
在庫についてはお手数ですが個別にお問い合わせください。
また、風とロックweb shopご利用のお客さまにはもれなく
1冊同封させていただいております。配布場所が遠方で、
もらいに行けない! という方はどうぞこちらへ。

MA

箭内さんに「今日のブログ書いて」と何の心の準備もないところに言われ、
「NO」と言うのが苦手な僕はMAミキサーの増冨和音と申します。
ブログって日々の出来事を書いたりするんでしょうが、MAという
業種がどこまで市民権を得ているのか不明なので、
ご存じない方の為に「MA」ってどんなことするのか簡単に説明することにします。


「エムエー」とは、「マルチオーディオ」の略で、映像作品の音部門の
作業のことを日本ではそう呼んでいます。
海外作品を見ると「SOUND」とか「SOUND MIX」とか
「DUBBING」とかクレジットされてるのがそれにあたります。
日本ではときどき「MAV(エムエーブイ)」とか呼ばれたりもし
ますが、これはテレビの映像がフィルム(F)からビデオ (V)に
切り替わってきたことからそう呼ぶ方もいらっしゃるのだと思います。


まあ、「MA」だろうと「MAV」だろうと、いずれにしても
日本の表記はダサイので、僕的にはどっちで呼んでもらってもかまいま
せん(日本も「SOUND MIX」って表記になればいいのになあ、、、)。


ともかく映像作品のさまざまな音要素をミックスする仕事です。


簡単なように見えますが、意外と悩むポイントは多くて、
例えば、ナレーションと音楽だけというシンプルな音構成の作品でも、
視聴者に何をどう伝えたいかを前提に、
ナレーションの入るタイミング、音楽のレベルとの兼ね合い、ナレーションの音の距離感、映像とリンクしてるかなど、一口にミックスと言っても様々なパターンのバランスがあります。
効果音や、撮影現場で収録した音声が絡んでくるともっと複雑です。


神経がすり減る思いもありますが、このプロセスが相当楽しいわけで、
出来上がった作品を後日見直して、すごい迫力を感じたり、演出に共感
して切ない気持ちにさせられたりすると、
こう、なんとゆうか、、、、「やっててよかったー」と思うわけです。


とまあ、かるーいタッチで説明すると、これがMAという仕事です。


自分が大好きなことを仕事にしてメシが食えてて本当に幸せだなあと思ってます。
音って目に見えないから、ミキサーが何に悩んでるのかわかりづらく思われるかもしれませんが、
音演出しようとアレコレやってるので、みなさん今後ともMAをよろしくお願いします。


ちなみに、MAというのは監督さんによって様々な進め方がありますが、
箭内さんのMAは、ギスギスせず、かといって緊張感(厳しさ)もあって、
常に新しい試みに楽しんで挑戦するスタンスが、僕はとても好きです。
必ず笑顔があるし、クリエイティブ合気道も出まくりです。
僕がまだアシスタントだった頃、子供向けキャラクターのCMで、
眉間にしわ寄せて怒鳴りまくって進行する人々をみたことがありますが、
そんな空気で作業した子供向け商品CMなんて夢も何にもない気がしました。
そのときは「なわばり意識」と「プライド死守」が強いあまりそんな重い空気になっていたのですが、それって、もはやコントですよね。


たくさんのプロのいろんなアイデアがあって、それを監督が基本ビジョンのもと舵を取る。
箭内さんの舵取りで全員がハッとさせられることはよくあります。
僕がこんなことをいうのは失礼なのですが、
そういう「クリエイティブを楽しませてもらえる」空気が箭内さんのMAにはあります。
一言で楽しいです。僕もよく生意気を言わせていただいてます。
そういう空気って映像作品に何か大きなチカラを加えるように思います。


そしてMAに限らず「なんかおもしろいアイデア持ってそう」って
人を箭内さんがビュンビュン指名して、
人を動かしていく力はマジすげえなあと思います。


箭内さんが業界に起こす「風」が隅々まで吹き渡ることを切に望むミキサー増冨でした。


あ、それと「風とロック」で販売しているあるデザインのTシャツがあって僕はよく着るのですが、そのTシャツは在庫限りで増産しないと聞きました。
アレ僕はちょっと伸びてきたら買い替えるを繰り返しており、以前箭内さんに「日本で一番そのTシャツ似合うよ。だって着てる人増冨くん以外見たことないもん」と笑われたことがあります。
あのTシャツ気に入ってるので、販売やめないでください。せめてMサイズだけでも。


masutomi

地デジの次は、箭内だね。

『このさー、“wakaki”って、誰か分かる?』


答えのほぼ見えている質問を敢えてぶつけるその男。


「いやー、分かんないですね。誰ですか?」


“苦虫”って噛み潰すと案外、こんな味かも知れねーな・・・、
なんてことを如実に実感し始めた僕の目の前で
何万光年も先の地平でも照らすことが出来そうな、
正しく子供が描く太陽みたいな顔して
ゲラゲラ笑い言い放つ男。


「オメェ、ダメだよ、もっと存在感出さないと!」


もちろん、アイツ、ヤナイです!


っつーわけで、
今日も磨製石器のような切っ先鋭いやり取りで
心をプスリとやられちまった私、
ADKの若木信吾(誤植)がお送りします。

それは、CM制作の最終局面、
あらゆる音素材のミックスを行うMAスタジオでのこと。
今回、ミキサーをご担当いただいている増冨さんを
本ブログへの強制参戦を依頼しつつ、
「週刊 風とロック」へとアクセスさせる箭内さん。


僕の視界には増冨さんの操るPCのモニターが
映し出されている。


「何だか、その文面。僕が書いたような・・・」
なーんて思っていたその矢先、
“wakaki”の文字をすかさず発見した箭内さん。


僕が名刺交換すらしていない増冨さんへ
冒頭の質問をぶつけては期待通りの答えを導き出して
“したり顔”ってなわけです。


『今日は、ブログに書けねーことばっかり言ってやるよ!』


スタジオに登場するやいなや、
華麗なブラインドタッチが披露できないほどに
確かにブログに書くことをはばかっちまうことばかりを言い放ち、
スゲー自慢げな箭内道彦。
どぎまぎするブログ執筆者への
“アメとムチ”ならぬ、“アメとナタ”。
そりゃ、もう致死レベル・・・な状態だっただけに、
気がつけば冒頭のやり取りだって、何だか安心材料に。
正しく、「苦虫、美味い!」そんな感じ・・・。


それは、
半径4メートル以内で付き合った者にしか分からない幻覚作用。
クセになっちゃう、いけない調教。


そこで何となく思っちゃったわけです。
「国策として箭内道彦という存在を増産してみてはどうか?」と。
何だか暗いニュースが多い世の中、箭内で明るく照らしませんか?
そんなかなり建設的な国家レベルでのご提案です。


「一家に一台、箭内道彦。地デジの次は、箭内だね。」


太陽のような満面の笑みで、365日、赤道直下。
キミの家が嫌でもハワイアンセンターに!
ホント、それくらいに普段の悩みなんか吹っ飛んでしまいます、
この人が傍にいたら。
だってもっと大きな悩みを提供してくれるから。
その後の“したり顔”が、これまたクセに。
金髪だから、インターナショナル。国際化社会への備えもバッチリ!
輸出すれば外貨獲得施策になっちゃうかも・・・、
な予感たっぷりです。


箭内さんと作らせて頂いたCMも出来上がっちゃったことですし、
僕のブログ参戦も今日が最終回というわけで、
スケールデカく、若干SF的な様相を呈してきてわけですが、
とにかく箭内さんはクセになる。
ブログ読者の皆さんにも、是非一度、
箭内さんと直接触れ合う機会を持ってもらいたいと
強く願う今日この頃なのであります。


それでは皆さん、
またいつの日か、僕の悲劇とこんにちは!


wakaki


【追伸】


賢明な読者の皆さんなら既にお気づきのことかと思いますが、
私、「若木信吾(誤植)」は、
著名な写真家でもなければ“wakagi”でもありません。
箭内道彦により「若木信吾」さんの盗用を強制されていた不遇な存在。
濁音ナシの“wakaki”、若木信(わかきまこと)でございます。


なーんて正体明かしても聞こえてきます、あの声が。
「いやー、分かんないですね。誰ですか?」

CM完成!

8月25日(月)
最近暑かったり、寒かったり・・・不安的な天気が続いていて、朝から体調がいまいち、
29年も生きていていまだに季節の変わり目に非常に弱いピラミッドフィルムの櫻井 です。


本日箭内さんはMA作業。 いよいよ、CM制作の最終段階です。
MAでは何をするかというと、ちょっと冷房が効きすぎた部屋で、
完成した映像に、音 をつけていき、
テレビで実際に流れる映像の音のバランス、大きさを調整します。
僕らが普段テレビを見ていて、音の大きさが一定に聞こえるのは、
このMA作業で、決 まった基準を元に音の大きさを調整しているからなんですね。   
080825_2.jpg

こんなポスターも貼ってあります。


とにもかくにも、CMが無事に完成しました。 
作品に関わったスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。


sakurai

MAは、Matsuri no Ato

ピラミッドフィルム西村です。いよいよ最終回!?


「今日はブログのネタになるような事、何も言ってないよ」と箭内さん。

たしかに。
って、それじゃあ、こまるんです〜。


そこに救世主現る!


ADKの若木信吾(誤植)曰く、
「自分の企画に対して、プロデューサーにケチョンケチョンに言われたい。」


うぉ〜、この男、かなりアツイ!
もえてきたー
それ、はやく言ってくれ〜。
楽しみがふえたぜ〜〜。


で、
今日は、CM制作プロセスの超最終工程、MAです。

MAとは、マルチ オーディオ(Multi Audio)の略語です。
完成した映像に、音楽、ナレーション、ME、SEなどを足して、
CMのオーディオ部分 をつくりあげます。
ポストプロダクションのMAルームで、ミキサーと呼ばれる音のプロがMIXします。


そして、ついに完成!!!!!!!!!!!
080825ma.jpg
クライアントが去り、エージェンシーが去り、監督が去り・・・・。
最後に残るは、プロダクションマネージャー。美しい!
(データ整理やプリントチェックなどまだまだ重要な仕事が・・・)
僕がプロマネの頃、みんな帰ったMAルームのソファで、寝そべってるのが好きでした。


只今、ピラミッドフィルムはアルバイトを募集しています。
http://www.pyramidfilm.co.jp/
プロマネは、かっこいいです。


nishimura

第14回 トップランナーO.A. 瑛太さん

080825.jpg
ロックンロール食堂の久田です。
映画『嫌われ松子の一生』『アヒルと鴨のコインロッカー』や、フジテレビドラマ
『ラスト・フレンズ』など話題の作品に次々に出演。今年は大河ドラマ『篤姫』でも
活躍されている俳優の瑛太さんがゲストです。
TVでのロングトークは初めてで緊張されているとのことですが、
しかし会場が盛り上がってます!


この大歓声の中、常に落ち着いて、ひょうひょうとしてみえる瑛太さん、
子どもの頃からスポーツ万能で、サッカー推薦で高校に入学。
しかし、1年生でそのサッカーを辞めてしまいます。
最後にコーチに言われたのは「お前は一生すべてのことを中途半端にする」
という厳しい言葉。瑛太さんは、俳優という仕事を目指すことで、その言葉を必死に
払拭しようとします。


演じる役に対して、俳優という仕事に対して、そして俳優を続けていくということへ
の瑛太さんの真摯な姿勢には、ナマケモノの自分を知っていて、ダメな時期の自分を
乗り越えてきたという落ち着きと貫禄を感じました。


「どんな俳優になりたいか?」の問いに、また独特の表現で答えていただきました。
「撮影に行く途中におばあさんが困っていたら助けられる俳優でありたい。遅刻しそ
うだからといって見過ごすしてしまう人にはなりたいくない」


瑛太さんの中では、“丁寧に生きていくこと”と“俳優であること”が完全に一致してい
るのですね。それはとても羨ましくて素晴らしいことだなーと思いました。
hisada

宣伝会議授業

080809-s.jpg
8月9日、土曜日。
宣伝会議の授業でした。
2つのクラス合同授業だったため、300人近い生徒さんが教室にいらして結構な大迫力でした。この日は課題が出ておりまして、課題はこちら「がんばれ」にかわる新しい言葉を考えてください。箭内は常日頃よく「がんばれ」という言葉が好きではないと口にしております。「言われなくてもがんばるわい」って思っちゃうらしいです。そんな箭内の心にグッとくる新たな言葉は出てきたのでしょうか?

はじめの数枚は箭内が読み上げていってたのですが、「なんか誰かに読んでもらったほうがいいな。そして聞いてていいのがあったら反応してください」そう言って1人の男性生徒さんに前に来てもらってひとつひとつの言葉を感情込めて読んでいっていただきました。すると箭内、「女の子のほうがいいのかな」そう言って次は女性生徒さんに前に出て来てもらい読んでいってもらいました。ただその人のタイプと言葉がリンクするときとしないときが多々あったため、「こっち系うまそう」とか勝手に決めつけては前に出し、前に出し、いつの間にか5人の女性が前に出ておりました「あっ、言う相手がいたほうがいいよね」そう言って更に男性を1人前に出し、計6人。順々に前のスクリーンに映し出される言葉をその相手役の1人に向かって言っていく生徒さん達。何周かしたら男女を入れ替えたり、戻したりして生徒さん全員分の「がんばれ」にかわる新しい言葉を聞きました。生徒さん、箭内、ともにお気に入りだったのは、相手の名前を呼ぶというもの「道彦!」のように。そして読んでいただいたかなりSっ気の強い女性生徒さんのキャラが良すぎたのですが、「よっ、負け犬くん」というものなどなど。

授業がはじまる前、事前に提出された課題をすべて見ていたのですが、黙読するのと声で実際に聞くのでは全く印象が違っていて驚きました。相手が自分のために言ってくれているんだと思いながら、実際の声を聞くといろんな言葉にグッときてしまいました。そして同時に心のこもった「がんばれ」も、やっぱりいい言葉だなと思いました。ね、箭内さん。

♪人にやさしく/THE BLUE HEARTS

shigeta

VOL.47 ラジオ「風とロック」8/23 O.A

本日のラジオ「風とロック」。
先日GSP、GSDによるTシャツの商品化が現実のものとなった際、
「夢が実現した時、第2章が始まる」
と、予言めいた言葉を箭内が発しておりましたが。
なんと本当に、GSP第2章が始まった模様!!!


某制作会社の某S氏より、
GSPに依頼のメールが・きてるーー!!


ラジオ収録中に
某S氏に電話をかけて詳しく話を聞いてみることになったようですが、
冒頭、某S氏の声が聞こえてこず。


GSPは電話に出ないのと同様の流儀で、
GSPに依頼をする人も、声は電波に流さないのか?
いや、ただの考えすぎでした。
手前どものちょっとした手違いがあったようで、失礼しました。


途中から不意に聞こえ始めたお声も、ボイスチェンジャー加工っ!
凝ってます、本日。


でも、隠されれば隠されるほど、見てみたくなるのが人間だもの。


ということで、
某S氏と箭内の会話の一部始終を明らかにされたい方はこちらへどうぞ!


そして、本題の「ネフィリム」。
GSPの皆さん、こちらをご高覧ご熟読のうえ、ご応募お待ちしております!


miyasaka

仙台パルコ グランドオープン

parco.jpgロックンロール食堂の稗田です。
箭内と仙台出張に行ってまいりました。
目的は何かといいますと、
広告を担当させていただいた
8/23仙台パルコのグランドオープンを
しっかと見届けるため。


「まさに仙台の夢。待ちに待ったパルコ。」
と、CM撮影のとき、東北出身、
児玉裕一監督が熱く語ってましたが、
なんといっても仙台パルコは、東北初のパルコ。
オープン日はほんと大盛況。
オープン前から行列ができていて、
その行列、一時は300メートルあったらしいです。


箭内は仕事を終えたのち、
仙台に来たからって、特に仙台っぽいこともせず、
いつもの強行軍で帰って行くのでした。

そういえば笹かまは買ってました。
hieda

『ap bank fes'08』Tシャツ

apbank.jpg静岡県はつま恋で7月19日から21日までの3日間、音楽プロデューサーの小林武史さん、Mr.Childrenの櫻井和寿さんを中心に結成されたBank Bandが主催する、今年で4回目を迎える『ap bank fes'08』がおこなわれました。

去年に引き続き今年も参加させていただきました、ap bank fesオフィシャルTシャツ製作。今回は石川直樹さん、ENLIGHTENMENT、片岡良輝さん、good design company、丹下紘希さん、Donny Grafiks(山本和久さん)、森本千絵さん、といったそうそうたるみなさんも参加されております。
去年の『ap bank fes'07』は台風の影響で3日間のうち1日のみの開催となってしまいました。なので「今年は晴天の3日間になりますように」という願いを込めて、箭内がデザインいたしました。その願いが届いたのか今年は3日間晴天。いやぁ、本当によかったです。会場でもたくさんのお客さまがこのTシャツを着てくださっていたようでとってもうれしい限りです。しかも、このTシャツまだwebのほうでは販売中でございます。是非、ご覧になってみてください。→http://shop.kurkku.jp/apfes08/t-shirts/t-shirts_02.html

余談ですが実は去年、フードエリアにも出店参加させていただきました、我がロックンロール食堂。ついに飲食業、ロックンロール食堂を経営するという記念すべき日となりました。ロックンロール食堂HPに記念すべき写真1枚載っております。こちらも是非。(ワークス下から2番目にございます。)

Shigeta

オンライン編集

「今日は、なに書けばいいですかね?」
「完成するのは、うれしくもあり、淋しくもあり・・・・・・ 西村節だとそんな感 じ・・・・・。」と箭内さん。


ウオッー!
あたってる!!


本日は「オンライン編集」です。通称「本編」
オンライン編集とは、
オフライン編集のデータをもとに、非圧縮の高解像度画質で画を組みなおし、
タイトル(スーパー)を入れたり、ビジュアルエフェクトを加えたり、合成したりします。
画が完成する場所です。
長時間に及ぶ細かい作業も多く、エディターの方は、
腕が腱鞘炎になったり、おしりが痔になったりします。
080821.jpg
長かったなあ〜楽しかったなあ〜大変だったなあ〜
と余韻にひたっている暇はありません。ブログ、書かなくちゃ!

う〜ん、僕にとって本編集ってなんだ?


「エディターは、ホストに徹しろ。。また、来たいと思わせないと。。。」と、エデ ィターの中江さん。
「NOと言わずに否定する事が大事って、あるソムリエが言っていた。」と、箭内さん。
「その通り!」と僕。


このCMに携わった人の中で
また僕と仕事したいと思う人が、どれだけいるのか?
自分を出しきったか?
笑顔は足りてたか?
やりのこしたことはないか?


自問自答そして自戒の夜でした。


只今、ピラミッドフィルムはアルバイトを募集しています。
http://www.pyramidfilm.co.jp
仕事に、人に、自分に、愛が溢れている方、ぜひ連絡ください。


nishimura

歌舞伎町の夜

080819.jpg
某CMの編集作業を無事に終え、23時半、
今日のお仕事はまだまだ終わりません。
取材のために歌舞伎町のど真ん中、
新宿loftへとやってまいりました。


首からはライカ、フイルム巻きダコのできた
右手親指で写ルンです連写、左手には
フラッシュチャージ中の予備写ルンです4コ
をわしづかみ、というか5本の指の間それぞれ
挟んで、1コずつローテーションさせて撮って
ゆくわけですが、これはもう技の域。


何度も脱線しつつもかなりグッとくる
インタビューを終え、多少ビビリながら
最後に外での撮影を終えた頃にはもう
26時半をまわっておりました。


コワモテの方々もかなり少なくなった
深夜の歌舞伎町、ラーメンの誘惑を
ぐっとこらえ、明日のプレゼンの準備のため
帰路につくのでした……。
hisada



ゼラチンシルバー

080818.jpg
みなさんデジカメ、お持ちですか?
内閣府経済社会総合研究所の調べによると、デジタル・スチル・カメラの世帯普及率は、2007年の3月時点で58.9%だったそうです。ざっくり3分の2。でも、03年には32.0%、それが翌04年に51.8%まで跳ね上がったことを思うとかなり横ばいになりつつはありますね。ケータイのカメラが高性能になって、デジカメ代わりに使っている人も多いせいかもしれませんねー。


そんなデジタル全盛の世の中で、どんどん規模を縮小しつつあるのがフイルムで撮る「銀塩写真」です。
そこで、フイルムでしか出せない独特の表現や、長年培われてきたフイルムに関わる技術を次世代に残そうと、2006年に、写真家の瀧本幹也さん、平間至さん、広川泰士さん、藤井保さんの4名が発起人となって始まった運動が、「ゼラチンシルバーセッション」です。毎年多くの写真家や、各界の著名なゲストを招いて展覧会を開催されておりますが、今年の10/2(木)〜16(木)、六本木アクシスギャラリーで行われる、ゼラチンシルバーセッション08展 Save The Film(東京)に、箭内も参加させていただくことになりました。


写真家以外のゲストは、「写真、詩、音楽、絵画、インスタレーション、写真家とのコラボレーション他を展示」ということで、必ずしも写真でなくてよいのですが、「月刊 風とロック」や「風とロックと女」の撮影等でもヘビーフイルムユーザーの箭内はやはり写真作品を出展する予定です。もうプリントは焼き上がって、今日、額装の打ち合わせも終わりました。ふだんは印刷物になった形でしか世に出ないので、きちんと額装された写真がどんな雰囲気になるのか楽しみです。


今年のゲストには、大竹伸朗さん、椎名林檎さんや、吉永小百合さん(!)もご参加されるそうで、皆さんどんな作品を出されるのか気になりますねー。東京のあとは、名古屋と京都でも開催しますよ。
GELATIN SILVER SESSION

VOL.46 ラジオ「風とロック」8/16 O.A

テレビ画面でクリエイター同士がぶつかり合うような、
もっと相手を意識した、ギラギラしている広告を作って行きたい。
(現役広告クリエイター:箭内道彦談)


北京五輪の野球生中継で(放送される方の)流れるのか?!(放送されない方の)流れるのか?!
ドキドキしながらお待ち申し上げておりました風とバラッドの宮坂です。
そうしましたら、したり顔して流れ出したじゃないですか!!!今週のラジオ「風とロック」。


しかも、そもそもその心配。
今週じゃ、なーーーーーい。


ということで、今週はお盆と言う事もあり、
ラジオ「風とロック」を始めて聞かれる方もいらっしゃるのではないかと思い、
改めまして、箭内の自己紹介、そして近況報告、さらにさらに本業の広告の話をしておりました。


久しぶりに語られる広告の話は随分と熱をおび、
これ、もしも北京五輪の中継でO.Aされなかったら残念だったなぁー、、、

ま。そんなもしも、そもそも無かったんですけどね。


そしてっ。
ヨシヒロさんからもGSPの方々に向けられた熱いメッセージが!


miyasaka

8月13日

はじめまして、スプーンのおおこしといいます。


今週はお盆休暇中のため、S社は全面的にお休みで平和な日々です。
お盆前は、いろんな偉いひとたちの思惑が交錯しあやしげな雲行きでしたが
すこしづつ雲間より光明が見えてきたような・・・。
昨日はその改訂作業(というか追加作業)で、
弊社で箭内さんと仮編集作業を行いました。


こういった予想外な展開になっても、
箭内さんにはポジティブに進めていただき
いつもいつも感謝です。


9月4日よりの展開ですので、
それまではいろいろな偉いひとたちの思惑が見え隠れすると思いますが、
まだまだS社の集中CDはあきらめてませんよっ!!


okoshi

「風と語録」

『絶好調な時間に入ってきましたね』
『よくやる、あの“もごもご声”でお願いします』
『○○が西、△△が東だとすると、二行目はその間の行司みたいな感じで』


ここで質問です。
これらはCM制作プロセスのどの段階で発せられた言葉でしょう?
発言者は、もちろん、あの男です。


というわけで、何だかここにきて、
結構な頻度でお邪魔しちゃっております、
私、ADKの若木信吾(誤植)がお送りさせて頂きます。


そんで、冒頭の言葉たち。
実は、とある女優さんのナレーション録りで発せられた
箭内さんのディレクションワードなのであります。
正直、こんな独特なワーディング、
ディレクターさんからあまり聞いたことないです、若木的には。
三つ目なんか、相撲じゃん。


箭内さんと言えば、芸大卒だし、CMにしてもグラフィックにしても、
とにかくビジュアル発の思考回路の持ち主だ!
と勝手に高を括っていた僕でありますが、
最近、スゲー如実に感じることが・・・。


「この男、スゲー、言葉の人でもあるな。」


広告制作という共同作業の多い現場での作業の進め方を
『クリエイティブ合気道』なんてオリジナルな言葉で解説し、
本まで出しちゃっているし、
冷静に考えれば、今に始まったことじゃねーことくらい、
すぐ分かるわけですが、
とにかく言葉に対する嗅覚も鋭いんですよね、たぶん。
『オマエ、何様だよ!』
って、とてつもなく叱られそうな予感、たっぷりなんですけれど。


冒頭の言葉たちも、その好例。と思っちゃうわけです。
何か硬いムードを作らない為に、具体的な演出とともに、
クスッと笑えるムードをスタジオに持ち込む
一石二鳥効果まで狙っているというか。


ちなみに箭内さん、ディレクションの最中に一度だけ、
「ここで読み始めて下さいね」をランプで知らせる
キューボタンを押し間違えていらっしゃいました。
本来、我々のいるスタジオと
ナレーターである女優さんのいるブースを音声で繋ぐ
トークバックというボタンを押さなければいけないところなのですが。


「弘法にも筆の誤り」と申します。
「箭内道彦も人間なんだなー」と感じざるを得ない僕なのでした。


言わなきゃ、僕らはそのミスに気づかないものを
敢えて声に出して苦笑いしている人間くささも含めて。


wakaki

ナレ録り

ピラミッドフィルム西村です。


今日も箭内さんに会いました。
会うなり、「このあいだのブログ、つまんなかったよ〜」と。


その通り!!!


前回は、
書くことに行き詰まり、
エディター高橋や自分の娘を引っ張り出して、
逃げてしまいました。


それを見抜かれたんだと思います。


つらいとき、逃げる人間と、立ち向かう人間がいます。
逃げる人間は、信用出来ません。
追い込まれた時こそ、その状況を楽しみ、虎視眈々と逆転をねらう姿勢が大事です。
そもそも、僕がブログを書いてるのも試されているのです。
プロデューサーは、毎日が試験であり、勝負です!
ディレクターは、作品集(リール)で判断される事が多いですが、
プロデューサーは、作品集なんて、たいしてあて
になりません。(いや、あてにもな ります。)
重要なのは、日々であり、人間力だと思います。


そんな世界に興味のある方、ぜひ、PYRAMID FILM へ。


で、
今日は、『ナレ録り』です。「ナレーション録音」の略です。
ポストプロダクションのMAルームで、CMのコピーを読み、映像にあてます。
080814.jpg
このプロジェクトでは、出演していただいている
女優さんにお願いしています。
これが、とってもグッときます。
ナレ録りしているそばから、
そのことばに、応援されたり、応援したくなったりしちゃいました。


いよいよです!!


nishimura

シリーズ 871569①

『デザイナーになりたいのか、世界を変えたいのか。』

ロックンロール食堂、重田です。
箭内の口からこれを聞いたとき、なんかグッときたんです。
だから一番好きな871569なのです。

「うん、世界を変えたいなぁ」って。
まぁ、世界なんて誰でもが変えられるわけもないんでしょうけど、ってこんなこと書いてたら怒られそうですけども。でも誰でもが変えられるわけない世界だからこそ変えてみたいですよね。デザイナーになりたいって、それだけじゃなくてデザインで世界を変えなきゃ意味がない。
先日の「トキワショー」でもミュージシャンのSAKEROCKの星野さんと浜野さん、お笑い芸人のザ・パンチのお2人、そしてクリエイティブ・ディレクターの箭内と若手クリエイター100人。そこにいる全員がみんなそれぞれの職業で世界を変えようとしている。そう思っている人はみんな仲間だと、箭内は言っておりました。確かに、その道で必死にがんばっている人達はみんなキラキラ輝いていて、本当に素敵です。
なんでもいいんです、どんなことでもいいから、みんなが「世界を変えたい」って本当に思っていたら、相当おもしろい世の中になると思いませんか?

shigeta

NHKミニミニ映像大賞

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今年もやってまいりました。
ミニミニ映像大賞の季節。
6月9日、そう、ロックの日から既に募集が開始されています!


昨年、驚きの司会者デビューの場を与えて下さったこちらの番組で、
今年も箭内は司会者として参加します。


6回目となる本年度の募集テーマは
「明日のエコではまにあわない」。
でも締め切りは9月24日(消印有効)なのでまだまにあう!


テーマから発想される25秒の短い映像作品を募集するこちらのコンテスト。
映像クリエーターの登竜門的存在です。
実写、CG、アニメなど手法は問われません。
創意工夫とメッセージ性の強さが審査のポイントのようです。


グランプリ受賞者にはなんと、
NHKのプロモーションに参加し、「監督デビュー」のチャンスもあるみたいですよ!皆さん!!


チャンスに照れるな。(871569より引用)


詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.nhk.or.jp/minimini/


miyasaka

オフライン試写

3日ぶりの登場、ピラミッドフィルム西村です。


今日も『オフライン編集』、そして『オフライン試写』です。


毎回箭内さんは、「P‐THREE、遠いーよ」と不満をもらします。


「P‐THREE」というのは、ピラミッドグループのポストプロダクションです。
レインボーブリッジも見えるし、エディター高橋(昔気質な不器用な男ですが、手先は 器用らしい)
もいます。
好きになってください。

080812_1.jpg
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なぜ、オフライン編集というものがあるのか?
この後、控えているプロセスに『オンライン編集』があります。
このオンライン編集機が高額なのです。よって比較的安価なオフライン編集機で、試行錯誤し、
決定したデータをオンライン編集機に持って行きます。
納品出来る状態での編集=オンライン、に対して、データ取得のための編集=オフラ イン、と呼びます。


『オフライン試写』は、これまでの成果をクライアントの皆様にお披露目する場です。
(小暮さん、新井さん、堤さん、休暇中にもかかわらず、ありがとうございました。)


ここまでくると、GOALは近いです。
僕がブログを書くのも残りわずか!?
カメラ持ってきちゃいました。
せっかくだから、
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うちの娘は、幼稚園でパパの仕事を聞かれて、「○○く」と答えてたようです。
自分が携わったCMも、うちの娘達も、愛おしい宝です。


nishimura

「野球と○○」

「なぜだ、なぜ、俺には聞かない・・・」
スタジオの会議室、テレビでは北京五輪を中継中。
そんな折、学生の頃に入部していた部活について
各スタッフに尋ねるその男。
それまで反時計回りに続けてきた質問を
かなり確信犯的に僕だけをすっ飛ばして続けていく。


さらに、さらにだ。


『○○って、スポーツの中でも運動レベルの低い人が集まるスポーツなんだって。』
「悪いけど、俺だよ。俺、○○部だったよ・・・」
『野球とかうまい人が○○やると、もっとすごい記録が普通に出るんだって。』
「確かに球技全般、苦手だよ。
フライのボールの遠近感、分かんなかったし、
 バスケット、トラベリングの嵐だよ。」
とまぁ、かなりの説得力をもって披露される男の発言を『 』で、
それに反応する僕の心のポツリを「 」で
表記させていただいちゃったわけですが、
とにもかくにも今日も箭内はヤナイだったわけです。


というわけで本日、箭内さんとCMの仮編集に参加させていただきました
私、ADKの若木信吾(誤植)がお送りさせていただきます。


『俺、頑張ってんな。44歳のわりに・・・』


その一言は、
スタジオ内にこだまする仮ナレーションを聞きながら
箭内さんからポツリと発せられました。


数十タイプの仮編素材を繋ぎ上げ、
各タイプごとにナレーションをあてていく。
読み上げられているのは女性の柔らかな気持ち。
ナレーションの声の主は、箭内さん、その人だ。


箭内さんが女性のように読み上げるナレーション。その音声。
「風とロック」ファンの皆さんには申し訳ないほどの
貴重な経験をさせて頂いちゃったわけです。
この鼓膜をオークションに出したら、どれほどの値が付いちまうのか?
そんな下世話な感情を抱いてしまうくらいに。


で、そんなナレーションの一つひとつを聞き、確認する過程の中で、
箭内さんご自身がおっしゃったわけです。
『俺、頑張ってんな。44歳のわりに・・・』


広告界で産声を上げ、
今やフリーペーパーの編集長であり、
公共放送の司会者という顔まで持ち、
広告業界以外のところでもその活躍が注目される箭内さん。


そんな人がこうして広告の仕事を捨てずにいてくれるというのは、
広告界に身を置く者としては、とてつもなく嬉しいことなわけですが、
(後進の活躍が翳っちまうのは困ったもんなんですけれど・・・)
それって「野球のうまい人が畑の違う○○やっても成功する」という
箭内さん仮説に通じる気がしたわけですよ。


まー、箭内さんのモノ作りに対する基礎代謝がスゲー半端ねー!
ってだけなんだとは思うのですけれど、
とにかく今日の箭内語録と箭内さんを
強引にでも重ね合わせてみたかったというか。


ちなみに、実際のスポーツ歴はと言えば、
箭内さん、中学生の頃、一週間だけ、○○部だったらしいです。


wakaki

TR in 大阪

080810-tr3.jpgトップランナー、東京を飛び出しまして今回は大阪にやってまいりました。
本当にいいお天気だった大阪はまだまだ暑いっ!
真夏日を過ぎたという東京とは違い、この日も36度をたたき出し絶好調に真夏でした。
そして今回のTR収録場所は『大阪府立中之島図書館』。
図書館?
はい、図書館です。
図書館って静かにしないといけない場所ですよね、しゃべってたら怒られませんか?
今回は特別です。図書館の方にもご協力いただきました。ありがとうございました。

shigeta

VOL.45 ラジオ「風とロック」8/9 O.A

ホラーは大の苦手、風とバラッドの宮坂です。


夏の風物詩的出だしで始まった本日のラジオ「風とロック」。
夜中に流れるホラーの音は、外の太陽に逃げることも許されず、
対処に困ってしまいます。


しかしっ!RIP SLYMEのニューシングル「太陽とビキニ」の曲が同レディオから聞こえ
てきて、
今夜も無事に眠れそう。


本日はRIP SLYMEのPESさんとILMALI(胃瑠間理)さんをゲストにお迎えしてのラジオ
「風とロック」!
もとい、もとい、
RIP SLYMEのPESさんとILMALIさんをゲストにお迎えしての『風とロックと太陽とビキニ』トークショー
@渋谷Parco Part1 6F パルコファクトリー“風とロック夏祭り”、にラジオ「風とロック」もお邪魔して、
トークショーの模様をお伝えしました!


には聞いておりましたが、
なるほど!
「名曲作ってよ」との箭内の雑な発注にも、きちんと名曲を作って下さるRIPさんの数々の名曲に助けられ、
今週からラジオ「風とロック」のディレクターになられたナウマンこと横川涼さんの編集により、
ラジオになってました。
って、あれ?最低ライン?


同じく『風とロックと太陽とビキニ』トークショーにおいでいただいた岸本セシルさん〈『太陽とビキニ』TVスポット(CD:箭内道彦)にもご出演〉の素敵な浴衣姿はこちらでどうぞ!


miyasaka

オフラインは正念場

5日ぶりの登場、ピラミドフィルム西村です。


今日は、『オフライン編集』です。(3日目)
「仮編」とも呼ばれたりします。「仮」というと、重要でなさそうですが、超重要です。
打合せの中でよく、「仮りにそうしときましょう」とか言いますが、その時は、ほぼ ほぼ決定です。


主にAVIDという編集機を使用して、テレシネした映像を編集し、
音楽、コピーをあて て、タイトルをいれて、
完成形が見えてきます。苦労が報われる瞬間です。
1フレ(1/30秒)単位でカットしたり、様々なテイクを差し替え
てみたり、並べ替え たり、いろんな要素を足したり引いたり・・・。
ディレクターとエディターとプロダクションの人間とでコツコツと進んでいきます。
徹夜になることも多いです。


080809.jpg

CMを制作するプロセスの中で、箭内さんが一番真剣な顔をしているのが、このオフラインです。
写真も撮らせてくれません。


CMプロダクションにとって、正念場。
疲労もピーク。でもここでへばるわけにはいきません。
仕上げに向けて、あと何が出きるか?冷静に大胆に見極わめる場です。


それなのに、


予定より早くスタジオに入った箭内さん、「今日もブログ書いてね」と。


え〜〜油断してた、
今日もカメラ持ってない。
会社に誰かいたっけ?
もう書くことないよー。
「明日、朝早いからそろそろ終わりにしなくちゃ。」
えー、何も起きてないっすよ。
「ブログのために、何かをするのは、本末転倒だろ。」
そりゃそうですけど・・・。


あ〜、何も見極められませんでした。


オフライン編集は、来週も続きます。
Last Spurt!!


nishimura

DO! サービスマネージャー

080808metro.jpg 
東京メトロNEW CM!





「DO! TOKYO HEART」第2弾!





「DO! サービスマネージャー」篇!





 主演、宮﨑あおい!





 音楽、銀杏BOYZ!





 曲、「銀河鉄道の夜 第二章 〜ジョバンニに
 伝えよ、ここにいるよと〜」!





オンエアスタート!





オフィシャルサイト!





hieda

どっちにしろ流れます。

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本日2本録り。


ご来店いただいた方もいらっしゃると思いますが、
8月3日、渋谷パルコパート1にて行われていた風とロック夏祭りにて、
RIP SLYMEのPESさんとILMALIさんをゲストにお迎えしてラジオの収録も行った際の
前枠と後枠の収録に続き(こちらは明日9日24:30オンエアです!)、


流れるかもしれないし、流れないかもしれない8月16日オンエア分の収録です。
本日開幕した北京五輪。
16日にはTFMにて野球の中継が入るため、
もし野球が延長したら、ラジオ「風とロック」はオンエアされません。
もし野球が延長しなかったら、ラジオ「風とロック」はオンエアされます。


もし16日にオンエアされなくとも、16日用に収録したものを今後流す事はありません!!


このオンエアされるかどうか分からないものを、必死にしゃべる。
これこそが、人生の醍醐味でしょうか。
いつにも増して、
ん?
ただ最近広告の話をしていなかったからだけか?
箭内、広告の話にも熱が入っておりました。


オンエアされるかされないか、16日当日にならないと分からないラジオ「風とロック」。
大切なものには順番があると言うことを知ってしまう日かも知れません。
どっちの流れるになるか。
皆さん、是非16日はラジオをつけてお確かめ下さい。


miyasaka

ブレーン9月号

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8月1日発売のブレーン9月号の特別企画、
『クリエイティブな経営組織~広告会社・クリエイティブエージェンシーの 人材・働き方』
は、もうご覧になりましたか?


複雑怪奇にグループ会社を増やし、飲食店でもないのに食堂という名前があったりする、
風グループの実態が遂にここで明かされています!
これは風グループの解体新書と言っても過言ではないでしょう。
会社概要を持たない我々も、今後会社を説明する際にとても良い資料になる
のではないか、と買い込みました。


箭内を始め、ヒロ杉山、照井、中村、石井、西脇、稗田が「この会社を選んだ理由」についても
話しています。
取材は一人一人で行われ、誰が何を話しているかは
ブレーン9月号が発売されるまで分かりませんでしたが、
根底にある思いや考え方を、それぞれが確認しあえる内容でした。


同じ特集内では、
こちらの週刊「風とロック」にもページを提供してくださっている、
「magabon」を運営されている「TUGBOAT BRANDS」に関して、
いや、「TUGBOAT」の組織づくりに関して、
代表の岡康道さんが存分にその考え方を披露されています。


今回の特集、
会社組織に対して、読むと少し自由になれるかもしれません。


miyasaka

ロックンロール・ジャパン

きょうも暑かったっす、熱かったっす。
昼から、恵比寿のスポーツジム、フィジカルアーキテクトさんにて、
コマーシャルフィルムの撮影。
アーチストのOOOOラさん、めちゃめちゃカワイイくて、最高でした。
とびっきりバッチリな画がとれたぜbabyなカンジっす。
たのしい現場だったす。
たのしい現場からしか、良いものは生まれない。コレ、ホント。
なので、できるだけ現場はたのしくってカンジで、みなさんよろしくおねがいします。
テレシネ、編集、MA、いわゆるひとつのポスプロ、めっちゃたのしみっす!
これだからやめられないっすねー、この仕事。最高!ロックンロール!
そんなカンジでdes箭内さん、きょうはおつかれさまでした。ありがとうございました。


uchidagen

8/5 NO MUSIC,NO LIFE.#115

080805.jpg今日は都内でものすごい雷雨でした。
お昼過ぎには大雨洪水警報が出ており、
窓から見る景色は雨で真っ白・・・・前が見えない・・・・そんな中、、、


本日はNO MUSIC,NO LIFE.#115の撮影@晴海埠頭です。


なのですが、撮影前から天気のことはナゼかあまり不安に思っておりませんで、
なぜならば、、、、


箭内さんがいるからです。


以前から晴れ男と明言していた箭内さん。
晴海埠頭に到着すると、


「やっぱり!!!」


雨、一滴も降ってないんです。


最近では、晴れ男ではなく
撮影の時に降らせたいと思ったら雨さえ降らせられる
「天気自在男」だそうで、
ドラえもんの道具ばりにミラクルな人です。


そして今回撮影アーティストは、
「日本のロック」を枠にはまらないオリジナルサウンドで貫く犬式さん。
そのお相手は、なんと美術家の横尾忠則さん。


犬式のメンバーは、世田谷美術館で開催していた
「横尾忠則 冒険王展」を見て感銘を受け、是非とも会いたい!
ということで今回の共演となりました。


晴海埠頭の倉庫内で貴重な横尾さんの作品に囲まれながら、
撮影させていただきました!!!


2メートル以上ある大きいキャンバス!大迫力です。
ダイナミックさが、違います!震えます!
そしてただ作品に圧倒されただけでなく、
横尾さん自ら、セッティングに立ち会っていただきまして、
構図、配色、立ち位置、照明など、細部に渡って横尾さんからどんどんアイデアが
出ます。
横尾さんの頭の中では、NO MUSIC,NO LIFE.ポスターが出来上がっているようでした。


ファインダーを覗いて「うん、色が良いね!」っとひと言。
可愛らしくもあり、芸術家らしくもあり、魅惑の撮影でした。


本当にありがとうございます。


みなさま、お疲れ様でした。


今回の掲載は、8月下旬です。


出来上がりが待ち遠しい限りです。
お楽しみに〜〜〜〜〜〜。

iwata

広告学校にて授業

080804-1.jpg
「ちょっとこっち来て話そうよ」毎度おなじみの急な箭内の誘いにより広告批評、編集長の河尻さんも前に来ていただいて本日は2人の対談形式の授業となりました。

「相変わらず事前に話す内容をなにも考えてこられてませんよね今日も?」という河尻さんのするどい突っ込みに対し箭内が口を開きました、「これは“しゃべることを事前に考えてこない”っていう企画なんですよ。ドキュメンタリーという考え方で、目の前の生徒さんを見て空気を読み取りながらそれをいっぱいいっぱいになりながらもやるっていうやり方。その人がその瞬間にしか出せない、その場その場で違うものにしていくっていうのがいつもテーマなんです」と。いつも入ってきて早々に言う、「あー、なに話そうかな今日は」は、ただただ口から流れ出ている言葉ではなくて、あの時点でもう企画がスタートしていたわけですね、なるほど。

箭内ひとりじゃ謎のままのとこでしたね、本日は河尻さんのおかげでひとつ謎が解けました。
ありがとうございます。

shigeta

テレシネは同窓会?

4日ぶりの登場、ピラミッドフィルム西村です。


今日は、『テレシネ(telecine / film to tape) 』です。
先日撮影したフィルムをテレビ用の信号に変換する作業の事です。
語源はテレビ用映画「television cinema」。
ここでの一番の目的は、カラコレと呼ばれる色調整です。


080804_2.jpg


箭内さん曰く、
「CMを制作するプロセスの中でテレシネが一番すきなんだよなあ。いきなり、かたち になるじゃん。」


かぶってる。僕と同じだ。


僕、テレシネが相当好きです。
撮影前より、スタッフとの距離が縮まっていて、撮影時のエピソードとか笑いあった りして・・・、
緊張感の中にも、同窓会みたいなあったかい空気があって。


今日は、遅れてテレシネに入りました。
一番後ろの席に腰をおろし、くつろごうとしたその時、
「今日もブログ書いて。」と悪魔の声。


あーー、落ち着かない、
画に集中出来ない、
みんなの会話もうわの空。
写真撮らなくちゃ、
カメラがない、
田島さんがカメラ持ってる!
テーマはなんだ? 
3人ブログ書くんですか?
あっ、僕、映っちゃってる!走ってる!
テレシネ終わっちゃう、何も思いつかない。

こんな日に、ブログの原稿を書くのは、酷っす。


nishimura

〜ハレ舞台の先に〜

080804.jpgピラミッドフィルムの櫻井です。
写真はクーラーのきいた暗い室内で、モニターを見ている箭内さん。
モニターの光が箭内さんを照らし、幻想的な雰囲気ですがテレシネ中です。
くどいようですが、テレシネ中です。
実際撮影した映像を撮影スタッフが編集する素材を見る初めての機会です。
カメラマンはもちろん、撮影部や照明部のスタッフも集まります。
一つの仕事でこんなにスタッフが集まる時間は最後と言ってもいいかも知れません。
撮影時の思い出はもちろん、反省点や、苦労話で盛り上がりました。
今日は弊社、「西村プロ(写真右)がラストカットのハレ舞台で青い毛布に包まれた 花束を持って走るシーン」が話題の矛先に・・・
とそこで今日気付いた事が、、、
Sモードの箭内さんに攻められているスタッフの皆様、嬉しそうにするのが気になり ます。
あんまりにも嬉しそうです。 楽しいからいいのですが、下っ端の僕は反応に困りま す。 
今後はちょっと長めの編集に入ります。
O.Aはまだまだ先ですが、また途中経過などご報告出来ればと思います。


箭内さん深夜までご苦労さまでした。


sakurai

CMと人生のテレシネ、バンザイ!

『エ!?シンゴいたの?ゴメン眼中になかった・・・』
『エ!?シンゴ、ADKの人なの?』
モニターだけが煌々と照る暗室で、どこからともなく突き刺さる、剣先鋭い言葉たち。
「アレ?僕にも痛覚があったんだ」と自覚した瞬間、目の前にはアイツの姿が。
そうさ、アイツさ。アイツは、ヤナイ。


というわけで、先日ご紹介したCM撮影を受けて行われましたテレシネの模様を
私、ADKの若木信吾(誤植)が、実況中継させて頂きます。
テレシネとはフィルムで撮影した素材をビデオに変換する作業のことで、
同時に、映像の色調も整えていきます。
色調は映像に対する第一印象を決定づける要素でもあり、
最終の仕上がりに、大きな影響を及ぼす大切な制作工程のひとつ。
また、僕ら制作スタッフにとっては、撮影した素材全てを、
編集前に確認出来る場でもあったりするわけです。
ちなみに『俺、テレシネ大好き!何か、一気に仕上がっていく感じがするって言うか』と箭内さんはおっしゃっていました。


『う~ん、何かこの色味だと、この人が遠くへ行っちゃった感じがするんだよな。
 心の声が聞こえなくなっちゃう、みたいなさ』
箭内さんの一言で、色調を変えてみると、あら不思議・・・。
確かにモニター内の被写体は、心の声を持った等身大の女性へと息を吹き返してくる。
箭内さんとカメラマンである田島さんの明快なディレクションのもと、
快調に進むテレシネ。そして、鮮やかに色づき、輝きを増す映像たち。
それらの工程を目の当たりにし、これからの編集に、ドキドキを隠せない僕らなのでした。


で、「風とロック」ファンの皆さんには、相当どうでも良いことではありますが、
僕の兄が、近々、結婚するそうです。
本人は何も言ってくれないけれど、田舎の両親から聞きました。
「風とロック」の一ファンとして、箭内さんとのお仕事を誰よりも喜んでくれた兄。
そんなこんなで、この場を借りて申し上げるのもスゲー恐縮なのですが、
「お兄ちゃん、おめでとう!弟は、めちゃくちゃ嬉しいです!!」
と、兄の人生に、本日のテレシネほどの輝きを願う僕なのでした。


『メッセージ書いてあげなよ、兄ちゃんに・・・』
箭内さんの一言に、ちょっぴり泣けた34の夏でした。


wakaki

風とロック夏祭り閉幕!

7月25日(金)より10日間にわたっておおくりいたしました「風とロック夏祭り」、8月3日(日)をもちまして無事閉幕となりました。
最終日の今日は、RIP SLYMEよりPESさんとILMARIさん、箭内、そして紅一点、『太陽とビキニ』のTVスポットにも出演している岸本聖紫瑠さんの4人で、フィナーレのトークイベントを行いました。
夏祭りと言えば!
もちろん! みなさんいなせに浴衣姿で決めていただきました!


今回の『太陽とビキニ』のCMは全部で12タイプ。ナレーションもメンバーのみなさんそれぞれに映像を見ながらアドリブで入れてもらっているので、全部違うんです! 浜辺で花火に火をつけようとする聖紫瑠さんに、突然あらわれた白い犬が吠えかかる……というタイプにSUさんがつけたナレーションは某ケータイ会社の……、ご覧になった方ラッキーですよ!


RIP SLYMEさんとはかなりたくさんCMのお仕事をご一緒させていただいている箭内。
サントリーのカクテルバーでは『GALAXY』、パルコパート3オープン告知『SPAZZO』、東京メトロ『Tales』、オンワード23区『love&hate』。毎回ほんとに素晴らしい楽曲を書きおろしていただいているのです!
そういえば今回ホラー映像を作っていただいたお三方もみんなリップさんとはご縁のある方でしたね。ヒロ杉山さんは『Hot chocolate』、辻川幸一郎さんは『GALAXY』、児玉裕一さんは『I・N・G』のプロモーションビデオをそれぞれ撮られてます。実はトークの前にちょっと早く来ていただいて、全部のホラー映像も体験していただいたのです…。その際の恐怖のリアクションとトークの模様は今週土曜深夜のラジオ「風とロック」で聞ける! ……かもしれません!


時間も迫ってきた頃、なぜか「ビキニ」の言葉の由来を聖紫瑠さんに聞こうとした箭内ですが、いつのまにかILMARIさんの名前に漢字を当てるコーナーへと……。会場のお客さまからもいろいろなご意見いただきまして、「イルマリ」は「胃瑠間理」と綴ることに決定いたしました!
……こんな終わり方でよかったのだろうかという疑問も残りつつ…、PESさん、胃瑠間理さん、聖紫瑠さん、ご来場いただいたお客さま、イベントを運営していただいたスタッフの皆さん、どうもありがとうございました!
hisada

撮影はハレ舞台。

13日ぶりです。CM制作プロダクション、ピラミッドフィルムの西村です。


本日は、某ファッションブランドの秋冬キャンペーンのTV-CF撮影です。
今朝の集合時間は、AM3時。


先日、箭内さんとごいっしょした某アーティストのスポットCF撮影の集合時間は、AM 1時30分だったのでまあ、普通でしょうか・・・・。


箭内さんは、朝好きです。
いつも牛乳配達の時間には起きているらしいです。


今回は、第2弾です。今年の春夏キャンペーンも同じチームで制作しています。


春夏は、オーストラリアのシドニーでの撮影。
今回は、どこの都市でしょう???

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同じチームで続けられる事は、とてもうれしく、幸せです。


この仕事は、チームワーク、信頼関係が大事です。
これらは、そう簡単にはつくれません。
正面から向かい合って、一歩一歩、時間をかけて、喜んだり、へこたれたりして。
それが、僕にとって、この仕事の超醍醐味です。
だから、もっともっと続くといいなあと思います。


CM制作プロダクションにとって、撮影はハレ舞台です。
何ヶ月もの準備が花ひらく時です。
撮影が終わると、感極まるし、肩の荷がおりるし、開放されます。
そんな時に、ブログの原稿を書く、というのは、酷っす。
この原稿を風とロックに送ったら、僕の本日の撮影も無事終了です。


あー、自分の事ばかりかいてしまいました。
今日の箭内さんは、いつもどおり素敵でした。


nishimura

今日の出来事

それはまだ太陽も姿を現すことのない早朝4時の丸の内。
暗がりの群衆の中、一つの背中のうごめきがやたらと目立ってしょうがねぇ。
1人4原色系のその背中、ド派手すぎるぜ、コンチクショウ!
そうさ、アイツさ。アイツは、ヤナイ。
というわけで、日の出前から日没まで、箭内さんとどっぷり時間を過させて頂きました、
ADKの若木信吾(誤植)がお送りさせて頂きます。
それだけの時間、何をしていたかと申しますと、
先日、弊社の三井明子がブログを書かせて頂きましたキャンペーンのCM撮影なのでした。
ディレクターは言わずもがな、箭内道彦さん、その人です。
箭内さんとの初めての現場に、ついつい焦って第一声「今日は勉強させて頂きます」。
間髪入れずに箭内さん。「シンゴ、いまさら遅ぇよ。今日、もう本番!」
確かにスゲー正しいご指摘。しかし、アンタは一つ間違えている。俺は「シンゴ」じゃねー!
「一文字足らないだけで、人生はこうも違うものか・・・」
「シンゴって言われて、悔しそうにしてるのがいいの、オマエは・・・」
「もう34歳なの? みじめになってくるな・・・」
そんなこれまでの名言に加え、肩からかけているカバンの紐をずり下ろしてみたり、撮影中に変なことを発言するよう、命令してみたり。
何かこう書いちゃうとスゲー誤解を招いちゃうかも知れませんが、突然、結論です!
『箭内道彦は、何だかスゲー、いい人だ。』
とかく“いい人”と言うと、特別に長所の無い人の総称みたいな感じになっちまうわけですが、箭内さんはやっぱり“いい人”なのだ。こんなに地味ーなプランナーにも、何だかんだ“愛のちょっかい”を出してくれるわけだから。たぶんご本人に申し上げたら、「全然愛とかじゃねーよ!」って言われてしまいそうですが、僕がそう思っているのだからきっと「愛」にちがいない。
というわけで、撮影の中身については、全く触れていない僕なわけですが、この炎天下、どんなCMを撮影したのかは見てのお楽しみっつうことで、改めてご報告をさせて頂けたらなー、なんて思っているしだいです。
箭内さん、ホントお疲れさまでした!
wakaki