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NO KAZE, NO ROCK. 風とロック 箭内道彦のムービーブログ
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『 TOP RUNNER on R1 』!!!!!

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ロックンロール食堂 佐久間です。
NHK「トップランナー」が、ラジオに登場します!

5月5日(木・祝) 夜8:05〜
NHKラジオ第1 にて。(各地の周波数はこちらでご確認いただけます。)
GWまっただ中、生放送でお送りします。

ゲストにお迎えするのは、サカナクション 山口一郎さん。
3月19日に放送された「トップランナー」では、多くの反響をいただきました。
そして今回、ラジオに再び!

詳しくはこちらのサイトをご確認ください。
山口一郎さんへの質問・メッセージも受け付けています。


兼ねてから箭内も、「ラジオ好き」を公言してまいりました。
その距離の近さ、想像を掻き立てる力はラジオならでは。

MCとゲストの本音トーク、生放送だから実現するコミュニケーション、
そして、「トップランナーのラジオ」という初体験。
良い意味ですべてが未知数です。

ぜひオンエアをお楽しみいただければと思います。


sakuma

第96回 トップランナーO.A. 日野晃博さん

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ロックンロール食堂 佐久間です。
1/29放送のトップランナー、ゲストはゲームクリエイターの日野晃博さん。
およそ950万本を売り上げた大ヒット作「レイトン教授」シリーズ、
「イナズマイレブン」、そして最新作「ニノ国」など、話題のゲームを手掛けています。

“ゲーム界の風雲児”とも呼ばれる日野さんは、
企画・シナリオ執筆・キャラクターデザイン・操作上のシステム開発など
制作過程全般に関わる、超多忙かつ貴重な存在。

ゲームで様々な知識を得る子どもが多いなか
自己完結してしまうのではなく、親とコミュニケーションを取りながら進行できるよう
あえて子どもにとって難しい内容を設定する、というお話には
日野さんのゲームに懸ける思いが詰まっているように感じられます。


最新作「ニノ国」では、アニメーションをスタジオジブリに依頼。
業界を驚かせるコラボレーションを実現しています。
そして現在制作中の“プレイステーション版「ニノ国」”をスタジオモニターで体験!
より高画質、そして、キャラクターや背景を360°自由に動かせるという設定。
まるでジブリ映画の中に入り込んだような感覚に、MCの田中麗奈さん、箭内も興奮!


日野さんにとっての「ゲーム」は、
「自分の考えで行動し、その結果が返ってくる“疑似体験のできる、唯一のメディア”」。
ゲームを愛し、その可能性を誰よりも信じ、睡眠時間も惜しんで突き進みます。


☆映像ディレクター 児玉裕一さんの出演が決定! 現在観覧募集中です!
応募〆切は2/14(月)。詳細はコチラから。


sakuma

第95回 トップランナーO.A. 荻上直子さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


1/22放送のトップランナーは、映画監督の荻上直子さん。


「かもめ食堂」、「めがね」など、独特の雰囲気を持つ映画を作りだされています。


荻上さんの映画と言えば、欠かせないのが食事のシーン。
なぜなのかを伺ったところ、“人間を描いていきたいと思っている。”からだそうで、
「生活の一部にごはんがあるので、自然に入ってきてしまう。
 一緒にごはんを食べるというのは、人と人との距離を縮めてくれることの一つだと思う。」
とそのワケを聞かせてくださいました。


大学を卒業後、渡米し南カリフォルニア大学大学院で映画作りを学んだ荻上さん。
しかし、ハリウッド式の映画制作を学ぶことによって、自分の好きな映画や方向性がわかり、
インディーズ系のものを作りたいと思うようになったそうです。


荻上さんのお話しをここまで伺って、箭内が一言。
「押しが強いのかそうでないのかわからない。
 すいません、すいませんって言いながら一番前を走ってそうですよね。」
実は荻上さん、同じようなことを言われたことがあるそう。
それを受けて箭内は、
「だから、柔らかくて強い映画になるんでしょうね。」と腑に落ちた様子でした。


目指すゴールはという質問に対して、ロックなお答えをいただきました。
「将来はイカしたばばあになりたいです。」
かっこいいです!


そして、最後に荻上監督の作品について、
「全部天国だと思ったんです。
 それぞれの人生を全肯定して、また戻っていく場所というか、
 クスッと笑えたり、幸せな場所ってだけじゃなくて、
 生きるってことと死ぬってことを、実は捉えきっているっていう気が僕はしました。」と箭内。


「自分でも、そういうところがあると思います。」と荻上さんも納得されていました。


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第94回 トップランナーO.A. 杉内俊哉さん

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ロックンロール食堂 佐久間です。
今回のトップランナーは
シーズンオフならではのゲスト、
福岡ソフトバンク・ホークスのエース 杉内俊哉さんをお迎えしました。

試合中の姿からは想像しにくいほど、
スタジオではリラックスされ、度々スタジオを沸かせる
サービス精神に溢れた杉内選手。
貴重な30分間になりました。


沢村賞、最多奪三振など、数々のタイトルを獲得。
日本のプロ野球界を代表するサウスポー。
2010年はチームをリーグ優勝へ導き、2年連続でパ・リーグ最優秀投手に選ばれました。
そして、3年連続 200奪三振という
1イニングにつき1個以上のペースで三振をとらなければ樹立できない、
ものすごい記録も打ち立てています。

2010年9月25日の対日本ハム戦、優勝の行方を左右する重要な一戦。
ダルビッシュ投手とのエース対決となったこの試合を、
杉内選手は気迫のピッチングで見事完封勝利。
ヒーローインタビューでは、シーズンを振り返り、感極まる杉内さん。
その映像がスタジオに流れると、
「はずかしー!」とうつむいて両手で顔を隠し、
両耳を押さえながら恐る恐る画面を見る無邪気な一面も。

この時の試合について、
「自分のせいで勝つ 自分のせいで負ける それをすごく大きな試合で
投げれるっていうのがエースなんでしょうね。」
と箭内。
すると杉内さんが、
「回ってくるっていうのがね、やっぱり・・・ちょっとこう、“持ってるな”って(笑)」
ここでもスタジオの笑いをとっておりました。


決して豪速球ではない杉内選手の球を、バッターが打ち返せない理由とは・・?
その投法をご本人自ら、解説していただきました。
体中の力をゼロにして、球が手から離れる直前に「100」の力を出すイメージ。
その名も“やる気ない”投法。
無駄な力が入らないように、“やる気ない、やる気ない”と思い込むそう。
キャッチボールの感覚で時速130kmを投げる。
これは、何か他を圧倒するものが生まれる時の共通感覚なのかもしれません。


子供の頃から、何をやっても負けるのが嫌。
負けたら泣いてしまうほどの負けず嫌いだったそうです。
だけど小学校の頃から、必ず自分が一番というわけではなかった。
「上に誰かいるとその人を追い抜いてやろう、もっとがんばろうと思う」
杉内選手の原動力がそこにありました。

このお話を聞き、箭内は
“そう思わせてくれる存在が必ずいつも近くにいる”という
杉内さんご自身が持つ、巡り合わせの力を感じたようです。


2011年の目標、
チームが日本一になること。
そのなかで第一線で投げること。

そして最後に、
200勝・・・いえ、
「250勝、いきたいですね。」とご自身のゴールを掲げてくださいました。

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次回のトップランナー、ゲストは映画監督 荻上直子さんです!
1/22(土)夜11:30〜 【NHK総合】


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第93回 トップランナーO.A. 井山裕太さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


2011年最初のトップランナーは、囲碁棋士の井山裕太さん。


12歳でプロになり、史上最年少の20歳で「名人」タイトルを獲得した井山さん。
定石と呼ばれる手本とされる打ち方にはこだわらず、第一感と呼ばれる直感の手、
インスピレーションを信じて打つことがほとんどだとおっしゃいます。


井山さんも初めてという、6人と同時に対局するスペシャル対局。
特別にお願いしてスタジオで披露していただきました。
客席から名乗りを上げた挑戦者は、6人中5人がアマチュアの有段者。
「自信はないです。」と謙虚におっしゃりながらも互先(たがいせん)では全勝という結果に。
「貴重な経験で、楽しかったです。」と感想を聞かせてくださいました。


練習はインターネットを使い、海外の棋士と対局をしている井山さん。
その様子を見た箭内は、「韓国や中国で流行っている手っていうのを勉強して、
それを真似するわけではなく、研究してから自分の感性に戻ってくるというのが
重要なんだなと感じました。」と言います。


「やはり、その人その人の個性を出さないと、戦っていくのは難しいと思います。」と井山さん。
世界のトップ棋士は、みんな個性があるのだとおっしゃいます。


そして、井山さんの目指すゴールとは…
「世界チャンピオンになって、日本の囲碁界を盛り上げたい。
そして、その活躍する姿を見て小さい子が囲碁を始めてくれるようになれれば、
棋士として幸せです。」と語ってくださいました。


21歳とは思えないほど落ち着いた語り口で、囲碁界に抱く思いを話してくださった井山さん。
広州アジア大会で世界のトップ棋士からもぎ取った勝利。
強い日本を取り戻す担い手となる予感がします。


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現在、アートユニット「パラモデル」の観覧者を募集しています。(21日18時まで!)
ぜひ、こちらからご応募ください。


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第92回 トップランナーO.A. 高須光聖さん

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ロックンロール食堂 佐久間です。
今回のゲストは、放送作家 高須光聖さん。

高須さんと箭内。
ラジオ風とロックのゲスト、雑誌での対談、回を重ねる企画会議・・
二人がこれまで交わした会話は相当な文字数になるような。

そして今回のトップランナーも高須さんの魅力が詰まった30分間。

なんといっても、現在14本ものレギュラー番組を担当し、連日の会議では、
台本・企画立案・衣裳や美術セットのアイデア・タレントの出演交渉・・・と
頭と体をフル稼動させている高須さん。
経験談や仕事術のお話が次から次へと繰り出されます。
そのどれもが、聴く者をグッと惹き込んでいく、わかりやすさと優しさに溢れています。

こだわりは、「芸人さんに合った企画づくり」。
ひとりひとりの特徴を見極め、その人が光る“箱”を作る。
芸人さんに“勝ち顔”と“負け顔”がある、という興味深いお話を聞かせてくださいました。


高須さんは、本当に、純粋に、テレビが好き。
「テレビは縁日みたいなもの。そこにいてしまいたくなるもの。」
と例えたうえで、
テレビの置かれている現状について
射的のピストルや、ウナギ釣りの針が子供に危ないなどといって縁日から消えていく、
綿菓子の柄すら“エコじゃない”と言われてしまう、と。
そして、
だからテレビを縁日にしたい、そして笑いを“行動のきっかけ”にしたい、
と強くおっしゃいました。

ダウンタウンの浜田雅功さん、松本人志さんと幼なじみ。
20年以上ブレーンとして笑いを支えています。
松本人志さんとは小学校2年生からライバル。・・改めて、すごいです。

これまでも笑いで、数えきれない人の“きっかけ”を提供されてきたことは
間違いありません。


高須さんのアイデアノートもご紹介。
箭内が気になったメモ
「おこぼれTV」
「サスペンス食べ歩き」
について、アイデアを出しながら番組の構想を説明する高須さんは
“ゲスト”から放送作家の顔に。
スタジオが一瞬会議室に変わったように、ひとしきり盛り上がりました。


高須さんが目指すゴール・・・
“最大の娯楽であるテレビの、海外で理解されるフォーマットを作りたい”


箭内は、やっぱりテレビが大好きな高須さんへ
「放送作家って“放送”なんだと思いました。
テレビが面白くなくなったとか、他に面白いものがたくさん出てきたときに
カウンターパンチを浴びせ続けて欲しいと思います。」

その時、番組中で終始あった優しい笑顔ではなく、
真剣な眼差しで箭内を見ている高須さんが印象的でした。

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次回のトップランナーは
バンドネオン奏者 三浦一馬さんの回を再放送でお送りします。
12月18日(土) 夜11:30から【NHK総合】


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第91回 トップランナーO.A. バカリズムさん

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ロックンロール食堂 永濱です。


今回のトップランナーは、お笑い芸人のバカリズムさん。


本名、升野英知さん。いま最も輝きを放つピン芸人の一人です。


意味を探しても探してもなかなかそこにたどり着けない、そういうコントばかりだと箭内が感想を伝えると、
「メッセージ性がない、お客さんに伝えたいこと、言いたいことがないんです。
終わった後に、面白かったっていう感想以外残らないようなものを作りたいんです。それが理想ですね。」
と、バカリズムさん。


ネタに使用するイラストは、バカリズムさんご自身がすべて描いているそう。
派手にしすぎない、必要最低限の絵にする、余計なユニークさを出さないのがポイントだそうです。


イラストの表情の感じと、ご自分が似ているとおっしゃるバカリズムさん。
何の感情もない、ムッとしてるようにも見えない、かと言ってニヤけてるようにも見えない、ゼロの表情。


もっとも力を入れているのがライブ。
そのライブの2週間前、ひたすらパソコンに向かうネタ作りの様子を、
2時間にわたり無人カメラで撮影させていただきました。
なんとその時にパソコンにお茶をこぼすというアクシデントが!


そしてスタジオでは、バカリズムさんの発想法を実際に見せていただきました。
トップランナーという番組名から、いろいろな言葉が次々と連想されて、笑いながらも関心せざるを得ません。


バカリズムさんの目指すゴールは、現状維持。
「目の前の1個1個を続けていくことが大切だと思う。
一生懸命頑張る、現状維持。」と堅実なお言葉。


最後に、箭内が感じたバカリズムさんとは。
「脳みその滑舌がいい人なんだなと思いました。
切替だったり決断力だったり、そのことが笑いっていう素敵で大切なことの中に
クリエイティブな力を更に入れていくというのを感じました。」


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次回のトップランナー、ゲストは放送作家の高須光聖さん。
12月11日(土)23:30からオンエアです。ぜひご覧ください!


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第90回 トップランナーO.A. 松山ケンイチさん【後編】

ロックンロール食堂 佐久間です。
トップランナー 番組初の2週連続スペシャル。
後編は松山ケンイチさんの素顔の魅力・・いや、その向こう側までいきます。


東京湾に浮かぶ船の上には、釣り糸を垂らす松山さんと箭内。
釣りの映画をやったら、釣りも上手くなる。
映画の撮影に入る前の準備段階の練習は必死。
短い期間でも、できるようになる。できるようにする。

「必死ですから」

その言葉の陰にある努力は、想像以上のものなのだと感じます。


スタジオでは、知られざるモデル時代から現在へ、
仕事への思いの変遷を辿ります。

「ただいるだけ」

デビュー当時、モデルやドラマの仕事で感じていたものが、
初めての主演映画『ウイニング・パス』で変化。

「みんなが同じ所を向いて共同作業して作ったものを
お客さんに見せる。その一員になれたことがうれしかった。」

飾らない、本当の言葉が、まっすぐ胸に響いてきます。


「映画やお芝居は教科書みたい」という言葉のとおり、
その責任感、観た人に少しでも刺激を与えたいという使命感が
最新作『ノルウェイの森』にも放たれています。
主人公 ワタナベという、繊細なキャラクターを演じきる姿は必見です。


そしてトップランナー恒例の質問
「あなたのゴールはどこですか?」

ゴールはわからない、まとまってない・・と悩む松山さん。
そして、
「ちなみに教えてもらっていいですか?毎回聞かれてますよね?」
と箭内と田中麗奈さんに質問返し!
箭内も思わず、「自分が聞かれたらやだなと思って聞いてた・・」とポロリ。

松山さんのその真っ直ぐな魅力に、2週連続で引き込まれ続けました。


今夜のトップランナーは、
お笑い芸人 バカリズムさんです!
11/27(土)夜11:30から、NHK総合にて。お楽しみに!


sakuma

第89回 トップランナーO.A. 松山ケンイチさん

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ロックンロール食堂 永濱です。


今回のトップランナーは、俳優の松山ケンイチさん。


2006年の「デスノート」のL役が印象深い松山ケンイチさん。
主演を務める話題作『ノルウェイの森』が12月11日に公開を控えます。


今までは、自分の考えをしゃべる場面を避けてきたとおっしゃる松山さん。
今回は出来るかもしれないと出演してくださることになりました。


番組初となる2週連続のO.A.
松山さんと箭内でスタジオを飛び出し、海釣りに挑戦しています。
魚が釣れたときの嬉しそうな表情は、まるで少年のよう。
そして、スタジオトークでは、突然オーディエンスに質問を投げかけるなど、
枠にはまらない、自由な姿が印象的です。


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どんな役をやりたいか?という箭内の質問に、
「木の役、やってみたいです!」と真剣におっしゃる松山さん。
まるで想像出来ない回答が返ってきます。


勝手に寡黙な方なのではないかと想像していたのですが、
ご自身の思っていることを、素直にポンポンとお話ししてくださる、
飾らない、等身大の方だなぁという印象を持ちました。


釣りを終えた船上では、東京という場所について、興味のあること、ないこと、
たくさんお話しを聞かせてくださいました。


第2週の放送では、モデル時代のお話や最新作『ノルウェイの森』について、
たっぷりと語っていただいています。


第2週は、11月20日(土)夜11:40からの放送です。
ぜひ、お見逃しなく!
※放送開始時間が通常と異なりますので、ご注意ください。


nagahama

今夜の『トップランナー』はスペシャル‼

ロックンロール食堂 佐久間です。
今夜、そして来週のトップランナーは、ゲストに松山ケンイチさんをお迎えします。
番組初の2週連続スペシャル!
松山さんの魅力を徹底的に引き出します。

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箭内が体を張った(?)海釣りロケにもご注目ください。

松山さんの自然体な姿、貴重なロングトークは必見です。

■トップランナー 松山ケンイチ スペシャル
第一週 2010年11月13日(土)夜11:30から
第二週 2010年11月20日(土)夜11:40から
【NHK総合】


sakuma

第88回 トップランナーO.A. 松尾たいこさん

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ロックンロール食堂 佐久間です。
今回のトップランナーは、イラストレーターの松尾たいこさん。
いま日本で最も忙しいイラストレーターの一人。
本の装丁画だけでも190冊・・
スタジオにはズラリと並べられた本。完成された表紙たち。
箭内が「すごく文字を入れたくなる」と感じるイラストレーションは、
松尾さんの「最終的に本として良いものができればそれでいい」という
プロ意識の現れだと感じます。

今回、箭内は松尾さんのアトリエを取材。
箭内が、スタッフも準備していなかった質問
「一番よくなくなる色ってどんな色ですか?」と訊ねると、
松尾さんは
「黄色ですね」と。
ここに松尾さんの作品が醸し出す懐かしさの秘密がありました!

地元の短大を卒業後、大手企業で11年間のOL生活。
32歳の時、退職し、上京。1年だけのつもりでイラストの勉強を始める。
35歳で作品が評価され、プロのイラストレーターとしてのきっかけを掴みます。
遅かったスタート。
だけどその分瞬発力が出たとご本人は振り返ります。

そこで箭内が口にした、「32歳が第二の人生の始まり説」。
32歳から何か道が開けるということではなく、
“振り返ってみると32歳の時だったな”ということ。

32歳だから・・と構えるというより、
ひたむきに走っていれば、あとできっと感じるかもしれない、説。

「100歳まで生きて、プロとしてイラストを描き続けたい」
松尾さんの作品がどんどん世の中に増えていくと思うととても楽しみです。

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次回トップランナーは、
番組初・2週連続で俳優 松山ケンイチさんをゲストにお送りします。
今回は松山さんの要望により、海釣りをご一緒してきました。
貴重なお話、たくさん伺いました!
ぜひご覧ください。

■トップランナー 松山ケンイチ スペシャル
第一週 2010年11月13日(土)夜11:30から
第二週 2010年11月20日(土)夜11:40から
【NHK総合】


sakuma

第87回 トップランナーO.A. 国枝慎吾さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


今回のトップランナーは、車いすテニス選手の国枝慎吾さん。


2007年には、その年の世界4大大会すべてで優勝する「年間グランドスラム」を達成。
2008年の北京パラリンピックでは、金メダルを獲得。
2009年は、車いすテニス選手として日本人初のプロ転向。
そして、今年2010年には、前人未到のシングルス100連勝を成し遂げました。


次々と記録を打ち立て、ますます強さを増していく国枝さん。
その技の数々をスタジオにて実際に披露していただきました。


国枝さんにとっての忘れられない試合であるという
北京パラリンピックの決勝戦のVTRをスタジオで一緒に拝見させていただいた箭内。
「相手が追いつかないところに打つスポーツなんだというすごい当たり前のことが、
普通のテニスで見るよりもズシっときました。」と率直な感想を。


車いすを駆使してコート内を駆け回る姿を見ると、普通のテニスよりも
そのことを確かに強く感じてしまいます。


北京パラリンピックで勝つことを目標に置いてきたという国枝さん。
試合中に弱気になってしまう時は、どんな風に立て直すのかという問いに、
「1つのフレーズを思い出します。」とおっしゃる国枝さん。
そのフレーズとは、テニスラケットにも書かれている“オレは最強だ!”という言葉。


メンタルトレーニングにおいて、“最強になりたい”ではなく、
“最強だ”と自分に言い聞かせることを教わり、
3年間にわたって毎朝、鏡に向かって“オレは最強だ!”と言い続けてきたそうです。
そういった心のトレーニングも、常にトップを走り続けるには、重要なことなのだと感じました。


3年連続の世界ランキング1位、そして100勝を超える連勝記録。
目指すゴールも、しっかりと現実を見据え、迷うことなくこんな風に答えてくださいました。
「たくさんの観客の前でプレーして、自分のような選手になりたいと思ってもらえるような、
夢を与えることができるんじゃないかと思っています。それに反することのないプレーをしていきたい。」


国枝さんが今踏み出した一歩は、着実にロンドンへ向かってまっすぐ進んでいます。


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次回のトップランナー、ゲストはイラストレーターの松尾たいこさん。
11月6日(土)23:30からオンエアです。ぜひご覧ください!


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第86回 トップランナーO.A. 李相日さん

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ロックンロール食堂 佐久間です。
9月25日放送のトップランナー、ゲストは映画監督 李相日(リ・サンイル)さん。

2006年公開「フラガール」
現在公開中 最新作「悪人」 と、
大ヒット作品の監督を務める今注目の若手映画監督。

映画学校の卒業制作「青 〜chong〜」で
ぴあフィルムフェスティバル グランプリを含む4冠を達成し鮮烈にデビュー。
その作品づくりは、
研ぎすまされた直感・感覚で本質を見据え、
チャーミングな笑顔を含めたバランス能力に秘められているようです。


映画「悪人」について。
李監督自身が原作から感じた“人間の生々しさ”を
いかにリアルに描くか、に注力されたそう。
「感情を記号化しない」という言葉が印象的です。
表面的な描写に留めず、頭で理解しようとせず、本質的に掘り下げる。

主演の祐一役 妻夫木聡さんからのコメントVTRで
「作品に対して貪欲。」
「食らいついたら離さない。肉食動物。」
と言わしめるほど、撮影現場では“しつこい”ともっぱら定評のある李さん。
「この人には、もっと何かあると思ってしまう」と、
それが出るまで撮影を続ける。その結果“しつこい”と・・。

それにしてもとにかく笑顔で話す李さん。
久石譲さんからのコメントVTRでは、
その笑顔について、
「気づかないうちに100% 120%の力を出さざるを得ない状況になっている。
しかしそれが重い状況にならない。ものすごく優れた特質。」
とお墨付き。

箭内はすかさず質問。
「笑顔は意識的に繰り出している?」

李さん、笑顔で
「あるかもしれないですね(笑)」

箭内は、作品を拝見させていただいた時から気になっていた
李監督の作品づくりの方法について
一見ソフトに、でも着実に、にじり寄っていきます。


「悪人」の原作者 吉田修一さんと一緒に泊まり込みで脚本を書き上げたこと。

人を巻き込んでいくために、自分自身の欲求をはっきりとさせておくこと。

見てる側にとっての真実味を出すために、はっきりした指示をあえてしないこと。

絵コンテを描かないのは、“どうなるかわからない”という状況を常に持つためということ。

そして、
撮影の本番中、おへその辺りから役者の方へ「気」を送っていること。
(今回、「悪人」の撮影で深津絵里さんに初めてバレたそうです)

たくさんの秘訣を伺うことができました。


“監督の必要条件”について。
「自分を疑うこと」
「殺意」(!)
いろんな人たちが高いテンションで集まってものをつくるところで、
自分のしたいことをする為の殺意が必要。
「顔は笑顔で!」箭内がすかさず言いましたが・・
・・だったら恐くないかもしれません!



 映画は映画館で終わったらつまらない
 映画を見終わった後に力をくれる映画を撮る人

箭内が感じた、李相日監督です。


まずは「悪人」の鑑賞をぜひ。

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トップランナー、次回放送は
■10月23日(土)夜11:30〜
ゲスト:お笑いコンビ NON STYLE 回の再放送をお送りします。

近畿ブロック(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山)では
『トップランナー スペシャル 福山雅治 ~僕の一日夏休み~』を再放送!
■10月10日(日)午前1:00~1:44〔=9日(土)深夜〕


sakuma

第85回 トップランナーO.A. 西村雄一さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


9月18日放送のトップランナーは、サッカー国際主審の西村雄一さん。


6月に開催された、FIFAワールドカップ 南アフリカ大会での活躍が記憶に新しいかと思います。
事実上の決勝戦とも言われた、ブラジル対オランダの準々決勝での主審、
そして決勝の審判団にも名を連ねました。


実は、このW杯の審判、実際に現地に行ってみないと、どの試合の審判をするのか、
審判自体できるのかさえも、分からないそうです。


仕事道具をスタジオへお持ちくださった西村さんに、
実際にホイッスルを吹いていただいたり、レッドカードをかざしていただいたりしました。
カードは、ファウルした選手に向けてかざすのではなく、全員に見えるよう高くかざすのだそうです。
画面越しでしか見たことのない道具の数々に、田中さんも箭内も大興奮です。


選手が輝くために、魅力的なプレーのために、ひいてはサッカーのために、
と惜しみない努力をかかさない西村さん。
そういった想いが、ピッチ上でのやさしい表情にも表れている気がします。


目指すゴールはという質問に対し、
「ゴールは見えないけれど、目の前の1つ1つ、次の試合を正しく判定することが目標です。」
とお答えくださいました。


西村さんのお話しを聞き、
「ミスしないのが当たり前で、ミスすると責められる、割に合わない仕事。
それを面白くしたら、1番面白いんだろうなと思いました。」と箭内は言います。


審判も、サッカーを、その試合の魅力を引き立てる一員。
そう思うと、サッカーの試合の見方が少し広がった気がします。


収録後、決勝戦の審判だけに授与されるメダルを持ち、
どうぞどうぞ、みなさんかけてください!とおっしゃる西村さん。
箭内も記念に首にかけさせていただきました。


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第84回 トップランナーO.A. 三浦一馬さん

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ロックンロール食堂 佐久間です。
今回のゲストはバンドネオン奏者、三浦一馬さん。

バンドネオンという楽器、初めて耳にする方も多いかと思います。
アコーディオンのような“蛇腹”と、
左右両側に鍵盤替わりとなる、計71個のボタンが特徴。
そのボタンは音階が不規則に並んでいることから、
“悪魔が発明した楽器”とも呼ばれています。
アルゼンチンタンゴに欠かせない楽器。

バンドネオンとの出会いは10歳。
その時にバンドネオン奏者・小松亮太さんに弟子入りを志願。
11歳でCD自主制作、路上ライブで販売した売上げを留学資金に
17歳でアルゼンチンに留学。
プロデビュー後、最難関と言われる
イタリア「国際ピアソラコンクール」で、日本人初の準優勝。
現在20歳、そのうち10年をバンドネオンと共に生き、
世界トップレベルの奏者に。


スタジオライブでは、“超絶技巧”と評される三浦さんの演奏を堪能。
箭内が“膨らんだり縮んだりの音もブレスみたい”と表現したように、
楽器そのものが、本当に生きているよう。

そして・・
自ら作曲、編曲も手掛けるという三浦さんに
箭内が完全アドリブの無茶振り!
MCの質問に対し、
その答えをバンドネオンで演奏していただくことに。
一瞬戸惑いながらも、三浦さんは「おもしろそうですね」と前向き。
「昨日はどんな一日でした?」 箭内の質問に、
周囲の期待を良い意味で裏切るような、それでいて
心に伝わってくるメロディを生み出してくださいました。


 音楽と向き合って、戦っていくことは自分の使命。
 その作業を通して音楽を進化させていきたい。
 僕なりの音楽を作って、多くの方に聴いていただきたい。

そう確信する三浦さんの「ゴール」は、
“いつかバンドネオンと一体化できたらいい”


番組最後、箭内が三浦さんに送った応援メッセージ・・
早く運命と出会えた人の羨ましさは
キャリアの曲線と自分の体力の曲線が並走していくこと。
三浦さんは、今の彼の年齢の気持ちをこの楽器で表現できる、すごく珍しい人。
これからも楽しみです。

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次回のトップランナー、
ゲストはサッカー国際主審 西村雄一さん をお迎えします。
9月18日(土)夜11:30から、NHK総合にて!


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第83回 トップランナーO.A. 高良健吾さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


今回のトップランナーは、俳優の高良健吾さん。
昨年は5本、今年は7本の映画出演が決まっている、今最も注目されている俳優の一人。


登場した高良さんに、箭内が「喋るのが好きそうに見えない」と印象を話すと、
すかさず「喋るの大好きです。自意識過剰なんです。」とおっしゃいました。
それを受けて、「なんかいいですね、青い光がパーっと見える。」と箭内。
高良さんのキラキラした雰囲気を表現しました。


幅広い役柄を演じる高良さん、映画1本1本、すべて違 う顔を見せてくれます。
素の自分に一番近い役は?という質問に対し、
「その時その時の自分にしか演じられない役をいただいて、全部が素に近かった。」
と話してくださいました。


テレビドラマにはあまり出演せず、映画の世界にこだわる高良さん、
「ドラマに偏見はありませんが、映画にいろいろ教えてもらった。
ドラマに3ヶ月拘束されるなら、映画のために空けておきたい。」と理由を教えてくださいました。


“映画のため”という言葉に、2つの意味合いを感じてグッと来た箭内。
1つは、自分が映画に出るためという意味。
そしてもう1つは、映画というものの力になりたいという意味。
その箭内の解釈が、高良さんご自分の考えと同じだったようです。


1つ1つの質問に対し、とても丁寧に答える姿勢、
誤解のないように、わかりやすく伝えようとする気持ち、
とても強いまなざしとは対照的に、人懐っこい笑顔。


これから先、今まで演じたような役であったとしても、
また違う高良さんを見せてくださるような気がします。


最後まで、「みんな悩んでますよね?」と悩んでいた高良さん。
毎日を楽しむために悩むって、素敵なことだな…と感じました。


次回のトップランナー、ゲストはバンドネオン奏者の三浦一馬さん。
9月11日(土)23:30からオンエアです。ぜひご覧ください!


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第82回 トップランナーO.A. 松井冬子さん

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ロックンロール食堂 佐久間です。
トップランナー、今回のゲストは画家 松井冬子さん。

日本画の伝統を守りながら、一度目にするとその強烈な印象が
頭から離れない、衝撃的ともいえる作品を生み出しています。


松井さんの代表的な作品を拝見しながら、秘めたる思いを探っていきます。
そのなかで伺い知ることのできた、コンセプト。

 社会規範に則って生きることで自分の中の自由を失っていくことの象徴
 思い込むことによって生まれる恐怖
 ネガティブな感情が鬱屈してポジティブにひっくり返る瞬間、そのエネルギー
 男性に対して非常に攻撃的に突きつける、「女性」

様々に渦巻いた情念を、
松井さん自身の“当事者研究”として描く、「女性」に表現しています。
リアリティの感じられないものは描かない。だから男性は描かない。

周りの雰囲気や先入観、文化にすら惑わされない。
リアルに感じているものを、自分で正直に考える。
そのことを誰よりも全うしているように感じられます。


今回箭内は、フランス・パリで開催された松井さんの個展を現地訪問。
さらに都内のアトリエでは、制作の過程を拝見するという貴重な機会も。
複数回お会いすることで、多角的なスタジオトークが実現しました。


箭内が着目したのは、
「コンセプトを理解したうえで絵を観る」という鑑賞方法。
1枚の絵から何を感じてもよい、というだけでなく、
コンセプトが伝わったうえでまた感じることができるという、面白さ。
それについて松井さんは、
作品でご自身の考え方を観る者に問いかける、そのコミュニケーションに
素晴らしさがある、と教えてくださいました。


“多浪”を経て入学した東京芸大。
松井さんは4浪。箭内は3浪。そこには、共通の苦労があるようでした。
ただし、松井さんのキャンパスライフはちょっと箭内と違ったようです。
箭内曰く、芸大生なら必ず食べているはず!という、学食名物「バタ丼」。
松井さんは一度も食べたことがないそうで、
その時間も割くほど制作に没頭していたということに、箭内も感嘆でした。

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↑箭内は先週も食べに行ったばかりですが・・(その時の画像です)


目指すゴールについて、
「自分が納得できるマスターピースを作ること」
と、松井さんは迷いなくおっしゃいます。

そして、
「もしも男性だったら?」という、田中麗奈さんからの質問に対し、
「格闘家になりたいですね・・!」
と何よりも即答されていたのが印象的でもありました。


箭内は番組最後に、
松井さんの言う「女性であることのコンプレックス」は
「女性であることの誇り」なんじゃないかと、
そして同時に、箭内は「男性であることのコンプレックス」を感じた、と。

それを受け、松井さんが今回一番の笑顔を見せてくださいました。
「それはとってもよかったです。本当に!」


尽きることが無いであろう、松井さん自身の表現意欲が今後どう展開していくのか、
ぜひご注目ください。

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次回のトップランナー、ゲストは俳優 高良健吾さん。
9/4(土)23:30-、NHK総合にてオンエアです。


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第81回 トップランナーO.A. 福山雅治さん

ロックンロール食堂 永濱です。


今回のトップランナーは、夏のスペシャルです。
「一日夏休み」と題し、福山雅治さんと山中湖で1日を過ごしました。


大河ドラマ「龍馬伝」で主人公坂本龍馬を演じている福山雅治さん。
俳優、そしてミュージシャンとして、20年という長い時間を
常にトップランナーとして存在し続けるその理由、そしてその魅力が伝わってくる内容でした。


1年間同じ役を続ける大河ドラマ。
「しんどくないですか?」という田中さんの質問に対し、
「同じことを続けることが好きで、続けることによって
精度と濃度を高めていきたい」とおっしゃる福山さん。


最新シングル「蛍」では、PVを手がけさせていただいている箭内。
ミュージシャンとしての福山さんに、箭内の作った歌詞を見せ、
福山さんならではの言葉選びを実践していただくという企画も。
たくさんの人の心に届くよう、多くのことを考えていらっしゃる姿が垣間見えました。


福山さんのゴールは、死ぬときか、自分自身に飽きてしまったときだとおっしゃいます。
常に新しい自分を探しながら、前へと進むストイックさを感じ、ご自身で“暗くて女々しい”と
おっしゃった面とはまた違った一面を見せていただいたようにも思います。


3人で過ごした“一日夏休み”を振り返り、箭内はこんな風に言いました。
「福山さんがすごいのは、裏切るし、期待にも応えるし、その両方で前に進んでくところ。
ちゃんと期待に応えるラインをがっちり、最大の努力をして、
だけど新しい福山さんていうのをどんどん繰り出していく。」


福山さん主演の「龍馬伝」第3部もいよいよ大詰め、今後ますます見逃せません!


次回のトップランナー、ゲストは画家の松井冬子さん。
8月28日(土)23:30からオンエアです。ぜひご覧ください!


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今週土曜放送!「トップランナー・スペシャル 福山雅治 〜僕の一日夏休み〜」

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ロックンロール食堂 佐久間です。
今週のトップランナーは、夏のスペシャル。
ゲストに福山雅治さんを迎え、放送時間も拡大してお送りします。

スタジオを離れ、7月の山中湖で過ごす、一日夏休み。

山歩き。
夕食作り。
スタッフをシャットアウトした中での、歌作り。
そしてコテージでは、夜のじっくりトーク。

いろいろな意味で超貴重な企画が実現した今回のトップランナー、
いよいよオンエアを明後日に控えます。


CM・PV・写真集など、福山雅治さんと多くの仕事をご一緒させていただいている箭内も、
MCという立場から、少しでも多くの皆様に福山さんの更なる魅力が伝わるよう、
企画当初からスタッフとの打合せを重ねてきました。

44分間の番組の中、その一瞬一瞬に、
福山さんのトップランナーたる要素が詰まっています。
ぜひご覧ください。



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現在発売中の【TVガイド】には、
「福山雅治 5つの素顔」と題して、
今回のトップランナーの特集コーナーが掲載されています。
こちらもぜひチェックを!


トップランナー・スペシャル 福山雅治 〜僕の一日夏休み〜
8/21(土) 22:00-22:44 【NHK総合】
※通常のトップランナーの放送時間帯とは異なりますので、ご注意ください。


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第80回 トップランナーO.A. 道尾秀介さん

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ロックンロール食堂の佐久間です。

今回のゲストは、作家 道尾秀介さん。
2009年、日本でもっとも売れた文庫本「向日葵の咲かない夏」の著者であり、
「光媒の花」では第23回山本周五郎賞を受賞、そして第143回直木賞候補に。

予想困難なストーリー展開、独特な構成と登場人物。
「ミステリー」という言葉では表現しきれない魅力を秘めた
多数の作品を世に送り出しています。


道尾さんは、高校1年生まで全くといっていいほど読書をしなかったそうです。
初めての読書、太宰治「人間失格」で文章の持つ表現力に出会い、
一気に惹き付けられたことが作家になったきっかけ。
その後、営業マンとして働きながらも、作品づくりに奮闘。
28歳の時、「背の眼」で作家デビューを果たします。

番組では更に、道尾さんの仕事部屋を取材。
バンドをやっていた道尾さんのギターがずらりと並ぶ室内には、
書き終えた小説のメモや取材の資料が、
作品ごとにきれいにファイリングされていました。


作品のなかに散りばめられた“トリック”。
道尾さんにとって、それは“紙に書かないけれど、相手に心情やテーマをぶつけられる手段”。
一番の目的は、「登場人物の感情を読者にぶつけること」。
それゆえ、読んだ方に、ただ「驚きました!」と言われても、少しも嬉しくない、
「それだけ?」と思ってしまうそうです。

箭内が感じた、“ちょっとごつごつしているような印象”も、
「あまり滑らかな、寝て起きたら忘れるようなものは好きじゃない。
作品が、読んだ人の頭の中で、2本の足で歩いて欲しい。」という言葉にあるように、
道尾さんの強い思いの表れであることがわかりました。

そして道尾さんは、「自分のためだけに書いている」と明言。
作品のクオリティを保つために、自分をごまかさないで書く、ということを
意識しているそうです。

ひとつひとつの発言に、迷いがありません。


その他、箭内が
「けっこうやわらかく、激しいこと言ってますよね」と道尾さんに言うほどの発言も多々。
しかしながら、
「実力以上のことをするには、はったりをかまして自分を追い詰めるしか無いですね」と
サラッと言ってみせるところに、気持ち良ささえ感じてきます。


それにしても、トーク中にたびたび画面にズームアップされた、切れ長の目。
箭内が“天然歌舞伎役者”と描写しましたが、
鋭さがありながら、微笑むような、観察するような・・
微妙に変化する表情がとても印象的でした。


“言葉にしかできない表現を追求している”という道尾さんは、
ご自身にとってのゴールをこのようにおっしゃっていました。

「その時その時の作品を、最高傑作にする。
そのゴールのラインをきったら、またゼロから始めます。」


まだ作品に触れたことの無い方は、ぜひ。

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そして・・次回のトップランナーは、なんと
福山雅治さんの登場です!
しかも、特別番組!
トップランナー福山雅治〜僕の一日夏休み〜

東京のスタジオを離れ、
ありのままの福山さんと、夏の日を過ごします。

■8月21日(土)22:00〜22:44 オンエア!
 ※通常のトップランナーの放送時間帯とは異なりますので、ご注意ください。


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第79回 トップランナーO.A. 百武朋さん

ロックンロール食堂 永濱です。
今回のゲストは、特殊メイクデザイナーの百武朋さん。


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オーディエンスの席から現れた百武さんは、
この日のために制作されたトラの造型物を被ってのご登場。
収録日の朝まで作っていたというこのトラ、かなりの迫力です。


CGだけでは作り出せない、リアルな特殊メイクや造型物を手がけている百武さん。
映画「20世紀少年」の“ともだち”のマスクや、
現在公開中の中島哲也監督の「告白」に登場する少女の人形もスタジオにやってきます。


工房にお邪魔した箭内、気の遠くなるような根気のいる作業を目の当たりにします。
そして、右腕の型を取られた箭内、この右腕一体何に変身するのでしょうか。


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「陰で支える大事な仕事ですが、どういったお気持で仕事をされているんですか?」
という箭内の問いに対して、百武さんはこうおっしゃいました。
「キャラクターとしては、画面の前に出る。裏方と思ってしまうとキャラクターも元気がなくなるので、
心のどこかで、裏方じゃないよって思って送り出しています。」


百武さんの目指すゴールは、死ぬまでキャラクターを作ること。
子供がおもちゃ屋で手にとって遊ぶキャラクターを作りたいと話してくださいました。


「カッコよさ」や「リアルさ」もさることながら、「機能性」や「耐久性」も兼ね備える、百武さんの造型。
自らがデザインすることによって、そのすべてが実現されるんですね。


箭内曰く、“人にやさしい造型”。


さて、型を取られた箭内の右腕は…?


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次回のトップランナー、ゲストは作家の道尾秀介さん。
8月7日(土)23:30からオンエアです。ぜひご覧ください!


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トップランナー再放送決定&観覧募集中

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ロックンロール食堂 永濱です。

箭内の大学の先輩でもある、彫刻家の三沢厚彦さんの回の再放送が決定しました。
見逃してしまった方は、この機会にぜひご覧ください。


 ・7月5日(月)16:30~BS2にて


また、トップランナーのホームページでは、観覧の募集を行っております。
今回は、作家の道尾秀介さんと画家の松井冬子さん。
ともに、7月19日(月)までご応募を受け付けています。
箭内の鋭い司会っぷりを、生でご覧いただけるチャンスです。
ご応募お待ちしております。


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第78回 トップランナーO.A. 寺島しのぶさん

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ロックンロール食堂 佐久間です。
今回のゲストは、女優 寺島しのぶさん。

今年2月、今夏公開の映画「キャタピラー」で
ベルリン国際映画祭 最優秀女優賞にあたる「銀熊賞」を受賞されました。

日本人として35年ぶりの受賞というこの“快挙”にも、
「もう余韻はない 熱は冷めてきた」
「賞はいただくまでが、楽しい」
と寺島さんは言い切ります。
それは強気だとかそういうことではなくて、
「もらった後の『次は何をすればいいんだろう』は苦しい部分もある」
という、
役者として極めて真摯な姿勢から出た、自然で素直な気持ちでした。


箭内が注目したのは、
様々な状況におかれた、複雑な女性の心情を極限で演じきる
寺島さんの持つ、“役との「距離」”。
これについて、
撮影中は“その人”になり、全身・全精神で演じるという寺島さん。
2003年の「ヴァイブレータ」撮影中は、スナック菓子ばかりを食べたくなり、
今夏公開の「キャタピラー」では、12日間という短い撮影期間のなか
“どうして12日間でできたのかわからないほど”という究極のテンションで演じきり、
夜も眠れず、撮影後には血尿や皮膚の炎症、急性胃炎になるほどだったそうです。


そんな寺島さんのご自宅での様子を、夫のローラン・グナシアさんに
VTRで証言していただきました!
妻が女優で大変なことは?の問いに、
「いつもですよ。変だけど・・それがいいんです」
「彼女は特別な人。才能と個性が溢れている。映画もそうでしょう」

このサプライズに、寺島さんは大爆笑!
箭内が「旦那様でありながら、お医者様みたい」と感想を言った途端、
「ほんっとに大変だと思います、彼は!」と、
嬉しさいっぱいの照れた表情を、隠さずに見せてくださいました。


絶世の美女といわれる母がコンプレックスだったと断言し、
役者一家に生まれたという葛藤、その全てを経て、
今のご自身があると確信される寺島さん。
“一面性”だけじゃない作品、多面性のある、人間性が見えた役に
強く惹かれるそうです。
それは体がビリビリし、命を懸けてやりたい、と思うほど。


ゴールは、「見えない」。
「行きたくないし見たくない。端とか一番上とか一番下とかに行きたくない」。

それらを口にした瞬間、
MC箭内に目を遣った寺島さんの、
なんとも嬉しそうで
なにか企んでいるような、
語りかけているような表情が、最後印象的でした。


命懸けで演じ続ける寺島さんから目を離している隙は
もはや無いように思えます。

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次回のゲストは、特殊メイクデザイナー 百武朋さん。
7月10日(土)23:30からオンエアです。


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第77回 トップランナーO.A. NON STYLE

ロックンロール食堂 永濱です。


今回のゲストは、お笑いコンビ NON STYLEのお二人。


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番組冒頭、お笑い番組が始まったかとチャンネルを確認した方もいらっしゃったんではないでしょうか?
そう、今回の放送は漫才から始まるという、いつもと違う構成でお送りしました。


2008年の「M-1」優勝に続き、今年の3月には「S-1バトル」で初代グランドチャンピオンに輝いたNON STYLE。
これでもかと次々に繰り出されるテンポのいい石田さんのボケに、的確なツッコミをする井上さん。
ストリート漫才をされていた過去や、研究熱心な姿勢を拝見して、漫才・お笑いに対するとても真摯な印象を受けました。


箭内が、“二人の関係を一言で表すと?”という質問をすると、
「井上が社長で、僕が下請け」と即座に答えた石田さん。
どうやら、井上さんもそこは認めていらっしゃるようです。


そして、“フリートークが苦手”という噂を検証するために、
箭内から『おもしろトークのコーナー』というムチャ振りを!


最後の質問、お二人の目指すゴールとは…
井上さんは、「どの年齢の方にも楽しんでもらえる、僕たちの番組を見たくて
家族がみんなテレビの前に集まるような芸人になりたい。」とおっしゃいます。


一方、石田さんは、「日本にいる人全員におもしろいと思われたい。」と語ってくださいました。


“NON STYLE”というコンビ名が前から好きだったという箭内。
その理由は、自然体であり、アンチテーゼであると感じたから。
しかし、今日の収録を終えて、「もっと強烈なメッセージなんじゃないかと思った。
スタイルがないと宣言できる自信。」を感じたようです。


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次回のトップランナー、ゲストは女優の寺島しのぶさん。
6月19日(土)23:30からオンエアです。ぜひご覧ください!


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第76回 トップランナーO.A. FUNKY MONKEY BABYS

ロックンロール食堂 佐久間です。
今回は、ヒップホップユニット FUNKY MONKEY BABYS がゲスト。

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2人のボーカル ファンキー加藤さん(左)、モン吉さん(右)
そして、DJのケミカルさん(中央右)という3人のメンバー。
飾らない言葉が綴られたまっすぐな歌詞と
耳に残るメロディーが特徴の楽曲を
全員の出身地である八王子の土壌から生まれたスタイルで届け続けています。


“CDを出すことよりも大事にしている”というライブについて。

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箭内が“アツ切ない”と感じた、スタジオライブからも見て取れましたが、
特に加藤さんは“短距離タイプ”ということで、ど頭から100%。
ファンから「がんばって〜」と応援されるほどの全力投球で
過去のライブでは、曲の合間に酸素ボンベを吸うほど・・・。

一方、モン吉さんは“長距離タイプ”で、いつもバランスを取りながら、
且つ力一杯パフォーマンスをし、ライブを支えます。

そしてDJケミカルさんは、DJプレイというより、ライブごとに変化する
衣裳と踊りで会場を沸かせます。

「あくまでも『1対1』。ひとりに届けることを意識して、
お客さんとひとつの気持ちを分かち合う。その瞬間のためにライブをやっている。」
加藤さんのこの言葉に3人の絆が見えたように思います。


2004年の結成後、八王子駅前で路上ライブを行うなど、地元が大好きな3人。
今回、FUNKY MONKEY BABYSのホームタウン、八王子に箭内が事前取材。
モン吉さんが幼い頃から通っているという、メンバーゆかりのラーメン店や、
よく集まっていたという公園を散策しました。

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箭内はそんな3人に感じたのは、
「『がんばりなさい』じゃなくて『がんばります』でもなくて
『一緒にがんばろう』っていう。
ライブもみんなが励ましてくれて、みんなに励まされながら、自分も励ましてる。
それを交換し続けてる」。


きっとこれからも全力で、走り続けてくれるはずです。


【再放送決定!】
シンガー 西野カナさん 6/28(月)午後4:30~ 【BS2】
彫刻家 三沢厚彦さん 7/5(月)午後4:30~ 【BS2】


【次週のゲスト】は・・・
お笑いコンビ NON STYLE のお二人!
6/12(土)夜11:30~ 【NHK総合】


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第75回 トップランナーO.A. ワカマツタダアキさん

ROCK'N' ROLL SHOCK! DO! 永濱です。


今回のゲストは、アクセサリーデザイナーのワカマツタダアキさん。


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女性が大好きな“スイーツ”と“アクセサリー”を組み合わせたら無敵に決まってます!
私もどちらも大好物です!


そうです。ワカマツタダアキさんが手がけるのは、
マカロンやチョコレート、アイスクリームなど、スイーツをモチーフにしたアクセサリー。
スタジオに用意されたワカマツさんのアクセサリーは、
間違って口に入れてしまいそうなくらい、見た目も質感も本物そっくり。


昨年発売されるやいなや、即完売となってしまったという
チョコレートをイメージした携帯電話。


携帯電話は、見えない相手とのコミュニケーションツール。
それが少し寂しいなと思い、この携帯電話をデザイン。
この携帯電話を持っていることで、「何これ?」と周囲の人が興味を持ち、
直接人と人が会話できるツールにもなると考えられたそう。


ワカマツさんがモチーフに用いるのは、誰もが知っているもの。
その点を箭内は、ちょっとズルいと言います。
「誰も見たことがないものを、ゼロから作るんじゃなくて、
みんなの記憶の中から引っ張ってくる、みんなの見たことのある、
絶対好きに決まってるものを持ってくるというのが、ワカマツ流の1つのズルさなのかなと。」


では、なぜそういったモチーフをアクセサリーにしているんでしょう。
「みんながハッピーになれるモチーフって、やっぱりみんなが子供の頃に好きだったこととか
ワクワクするようなことだったり、そういうことだと思う。」


そして、少し驚いたのは、
「ものを作っているというより、コミュニケーションを作っている。」とおっしゃったこと。


ワカマツさんのアクセサリーは、身に付けた人だけの楽しみだけではなく、
それを見た周りの人たちも、驚いたり、ハッピーになったり、
大きな明るい輪を作り出すツールになるんですね。


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箭内は、ワカマツさんのお話しを聞いて、こんな風に捉えたようです。
「大きな意味でのアクセサリーっていうのをこれから探していくんじゃないかなと思ったんですよ。
アクセサリーデザイナーっていうものにとどまらない気がして、
たとえば、ドーナツが自転車のタイヤだったら幸せだし、そういうことをやる人だなぁと思いました。」


その自転車、乗ってみたいですね。考えただけで、ワクワクします!
弊社の近くにあるショップにも、ぜひ足を運んでみたいです!


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次回のトップランナー、ゲストはFUNKY MONKEY BABYSのみなさん。
6月5日(土)23:30からオンエアです。お見逃しなきよう!


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第74回 トップランナーO.A. 長島圭一郎さん

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ロックンロール食堂 佐久間です。
今回のゲストは、スピードスケート選手 長島圭一郎さん。
そうです!
今年2月のバンクーバーオリンピック、
男子スピードスケート500メートルで、銀メダルを獲得。
スピードスケートでは8年振りに日本にメダルをもたらした選手です。

トップランナーのスタジオで語る長島さんは、
試合中の氷上での姿とは、違う印象。
ビシッとスーツで決め、リラックスした表情。
これだけでも貴重な感じがしますが、
今回は、長島選手がアスリートとして捉えている「世界」を
言葉にしてくださる、真髄が垣間見えるものとなりました。

北海道池田町のご出身。
3歳でスケートを始めた長島選手。
この頃から「ずっと自分は天才だと思っていた」(←言いながら、照れ笑い)そうです。
その後、中学からスピードスケートの長距離選手に。
しかし、なかなか良い成績を残せない日々が続きます。
そして、高校3年の秋、短距離へ転向。
現在の活躍へとつながります。
転向の理由を、
「長距離は長くてつらい。それであんまり成績も出なかったので、
早く終わる短距離にいきました」
箭内は、
「それは短距離をやってる人達からすると、『そんな甘いもんじゃないよ!』とか・・?」
と心配しつつ、その奥に必ずある長島選手の“核”に近づこうと、訊ねます。
長島選手、
「それはあると思いますけど、それで勝つのは、楽しいですよね」
これです。


4年前のトリノオリンピックでは13位。以降、自らが研究して生み出した、
“世界一低く美しいフォーム”。
それについても、
「かっこいいかなって思って。見た感じです」
「余計なものが無くなれば、美しい」



今回箭内は、長島選手が拠点とする長野県下諏訪に事前取材。
自主トレをひとつひとつ、説明してくださいました。
下諏訪の街を散歩して、諏訪大社でお参りした後、
木漏れ日の下で男二人の本音トークが始まりました。

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いつも「ライバル」と位置付けられてきている、
同じ会社のスケート部に所属する加藤条治選手について。
長島選手自身は、訂正するでも主張するでもなく、ただ言葉にします。
「ライバルという気持ちは全くない」
「相手どうこうより、自分がどうなりたいか」
ご本人以外の人が決めつけたり、詮索することはできない世界が
そこにあるように感じます。

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このロケ映像を見ている時の長島選手の表情もまた印象的。
とてもにこにこと笑顔で、やんちゃな照れ笑いをするのです。
“28歳の男性”の顔に戻っていたのでしょうか?


しかし世界を相手にメダルを獲得したトップアスリート。
“目指すゴールは?”の問いに、ご本人が番組最後に放った言葉。
「圧倒的な強さで、勝つ」
「自分に勝つとかじゃない。自分には勝てない。
自分に勝ったら死んでしまう。相手に勝つ」

全てを納得させます。



「飾らないし、それでいて自信家じゃないですか。
・・・あんまりいないですよね。それが僕は、すごい好きなんですよ。」
箭内が珍しく、
好きな人に直接、「好き」という言葉をつかって「好き」を伝えた瞬間でした。


再放送は明日、5/24(月)午後4:30-4:59【BS2】にて!


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第73回 トップランナーO.A. 三沢厚彦さん

ロックンロール食堂 永濱です。

今回のゲストは、彫刻家の三沢厚彦さん。


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三沢さんが制作されている、ほぼ等身大の迫力のある動物の彫刻、アニマルズ。
表情があいくるしく、親しみやすい、キャラクターっぽい感じがします。
そんなアニマルズたちに囲まれて、すっかりスタジオが動物園に。


東京藝術大学の後輩でもある箭内が、制作現場を訪れ、
制作中のアニマルズと対面してきました。


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チェーンソーで丸太を削る三沢さんの真剣な表情は、
近寄りがたいオーラがありますが、話しかけると素敵な笑顔にすっと変わり、
こちらまで笑顔になってしまいそうです。


現場で、書いてくださったサイのデッサン。
その様子を興味深く見た箭内は、同じようにデッサンを描いてみました。
「こうじゃなきゃいけないという枠を、壊すというか、外すというか、
解放してくださってると思う。」と言います。


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箭内が、“彫刻するうえで、一番必要なこと”は何かという問いに、
「ドキドキ、ワクワク、感動しないと、ものは作れない。」と答えてくださった三沢さん。


箭内が、三沢さんの後ろに置かれたみみずくと三沢さんがそっくりなことに気付きます。
確かに、横顔がそっくりです!


そして、箭内が注目したのは、アニマルズの目。
とても力があります。見透かされているような、遠くを見ているような。
見る人が自由に感じることができる、
三沢さんというフィルターを通して作られる動物たち。


オカピの完成が楽しみです。


次回のトップランナー、ゲストはスピードスケート選手長島圭一郎さん。
5月15日(土)はお休みしまして、5月22日(土)23:30からオンエアです。


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第72回 トップランナーO.A. 西野カナさん

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ロックンロール食堂 佐久間です。
トップランナー、5月最初のゲストは、シンガー 西野カナさん!

女子高生を中心に支持を集め、
すでに4つの曲でケータイダウンロード100万回超えを達成。

と思えば、見た目は街にいそうな今時の女の子。
スタジオでのトークも、出身地の三重弁がほんわかと柔らかい印象。
ファッションやガールズトークに夢中!というお話や、
寝るのがもったいなくて、時間があったら遊びたい!という本音を聞いていると、
“カリスマ的人気のシンガー”という側面を忘れてしまいそうにもなります。

ところがスタジオライブは、まさに圧巻。

「声が少年っぽい。だから男性にも女性にも歌詞が刺さるんじゃないかと思う。」
箭内の分析に、
「初めて言われました!」
と西野さん。
更に人気の理由が発掘できそうです。


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今回箭内は、事前取材で西野さんが住む名古屋を訪れ、
歌詞にも登場する街並みを西野さんと共に歩き、その素顔と魅力に迫りました。

名古屋を“土台”“心の置き場所”と表現する西野さん。
この場所だからこそ、自身の素直でリアルな感情を歌詞にすることができるようです。

「自分の恋愛観過ぎて、私だけなんじゃ?と思うこともある」
という歌詞は、体験したことから頭の中でショートムービーを作り上げ、
感情を思い出し、それを脚本化していく・・という作業で作り上げるそう。
それが聴く人の中に深く入り込んで、共感を生み続けます。



考えもいろいろ、世の中のマーケットって細分化されてきているけれど、
みんなが、「私もそう思う!」と思えることを久々に提示してくれている。

「私って西野さんみたい」ではなくて、「カナやんって私みたい」。
それができるアーティストってなかなかいない。


番組終了間際、箭内の言葉。
「西野カナ」という一人の“人”の魅力が立体的になった瞬間でした。



次回のトップランナー、ゲストは彫刻家 三沢厚彦さん。
5月8日(土)23:30からオンエアです。


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今週土曜のトップランナーは、2人!

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ロックンロール食堂 佐久間です。

今週土曜のトップランナー、ゲストはシンガーの西野カナさん!

チャンネルはそのまま、「着信御礼!ケータイ大喜利」へ・・・

そして!
夜は深くなりますが24:50(=2日(日)午前)から、
トップランナー ゲスト:岡村隆史さん回の再放送が決定いたしました!
(※東海・北陸7県:愛知・岐阜・三重・静岡・石川・福井・富山県を除く)

初回放送を見逃してしまった方をはじめ、多くの方にゲストの魅力がより伝わるとうれしいです。


【「トップランナー」ゲスト:西野カナさん】 
  5月1日(土) 23:30~ NHK 総合テレビ

【「トップランナー」ゲスト:岡村隆史さん】 
  5月1日(土) 24:50~ NHK 総合テレビ ※再放送(4月3日放送分)


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第71回 トップランナーO.A. 川上未映子さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


今回のゲストは、作家の川上未映子さん。


処女作「わたくし率 イン 歯―、または世界」がいきなり芥川賞候補となり、
2作目の「乳と卵」で同賞を受賞。
昨年秋に発表した最新作「ヘヴン」では、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
数々の文学賞を受賞する、魅力的な川上さんの今に迫ります。


「書くのは好きだけど、ものすごく好きだけど、楽しくない」とおっしゃる川上さん。
書けないと辛いから、執筆活動中は寝逃げしてしまうそうです。
その際の睡眠時間は、なんと16時間になることも!
一方箭内は、3時間。この上なく短いです。
(そんな箭内の24時間を追ったドキュメンタリー。
 “箭内道彦の広告24時”はブレーンにて好評連載中です。)


「普通じゃない言葉の組合せに興奮する」と川上さん。
その組合せや、川上さんの文章には、「明朝体が似合う」と言う箭内。
「明朝体のほうがロックで、強い」とは箭内の持論。
テロップで表示された、ゴシック体と明朝体で書かれた「わたくし率 イン 歯―、または世界」。
確かに言葉の強さに似合うのは明朝体でした。


次回作は、恋愛小説を書きたいとおっしゃる川上さんのゴールとは…
 「書き続けたい。
 できたことはすぐに忘れてしまう。できないことにしか、興味がない。」


箭内は「川上さん自身が、目をそらさず、解剖するくらいの描写でものの見方に挑んでいってくれるから、
その目を通して一緒に僕らも考えるきっかけをもらえる」と言います。


自分の中では当たり前だと思っていたことも、川上さんの作品に出会うことによって
もう一度自分に問いかけ直す機会ができるのかもしれません。


NHKオンデマンドでもご覧いただけます。


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第70回 トップランナーO.A. 大森南朋さん

先週の岡村隆史さんゲスト回のオンエアがまだ記憶に新しいなか、
トップランナー新年度第2回、ゲストは俳優 大森南朋さんです!

番組冒頭から、
大森さん、箭内、そして古田新太さんの“顔が似ている”
という話題でスタジオが和みます・・・


現在、大河ドラマ「龍馬伝」では、土佐勤王党の首班・武市半平太を熱演。
NHKドラマ「ハゲタカ」では、冷酷無比な天才ファンドマネージャーを、
そして、時に“泣き虫の殺し屋”までもを変幻自在に演じきる大森さん。

「基本、人間だから、大丈夫かなって。」
と言ってしまう姿に、この上ない説得力があります。

駆け出しの頃は、ギャラに関係なく、とにかく
“現場でしか学べないもの”を求め、ちょい役でも出演させてもらえるよう、
街で見かけた監督に、自ら営業(!?)をしたこともあったそうです。


そんな貪欲な大森さんが「龍馬伝」の撮影に挑む姿を
箭内が潜入取材!
間近で見たからこそ確信した、その【目力】に注目します。
(スタジオでは、箭内作:「目のイラスト」も公開!)
大森さんも、一重まぶたの強みを実感されている、ということでした。


お名前「南朋」の由来や、父・麿赤兒さんへの思い、
家庭についての心情など、貴重なお話を伺わせていただきました。
そのうえ!
トーク中に足を組んだり、クッションを抱きしめたり、
何かを言った最後に笑ってしまったり。
大森さんの、“照れ隠し動作”も随所に見られ、
女性としては、なんだかちょっぴり得した気分になりました・・・


大森さんの演技は、その役柄の人物に徹しているのに、
どんな役になってもいつもなにか、引き込まれてしまう。

箭内が最後に、
大森さんが“哀しみ顔”であること、
笑っていても、どこかに哀しさを探してしまう、
その面白さがある・・
そんなことを言った時、
それまでとは違う、大森さんがきっと隠しきれなかった“照れた表情”を、
見逃すことができませんでした。


再放送は、
本日4月12日(月) 午後4:30【BS2】 にて!


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今回の放送は、実は新年度として“初めての収録”で撮ったものでした。
セット、構成など、初めてだらけのなか、箭内も田中麗奈さんとともに
かなりの緊張気味で挑みました。
スタジオでは新年度のセットを入念にチェック、
スタッフ用ステッカーにも新ロゴが入っていました!

今後のトップランナーにもご期待ください!

次回放送は、
4月17日(土) 午後11:30- ゲストは作家 川上未映子さんです。


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第69回 トップランナーO.A. 岡村隆史さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


土曜日夜11時半に引越した新生トップランナー。
第一回目のゲストは、お笑い芸人のナインティナイン 岡村隆史さん。


NHKへの正式なご出演は、なんと15年ぶり。
コンビではなく、お一人での登場です。


いつもは、MC側にいらっしゃることが多いので、
ゲスト側に座る岡村さんは新鮮。


過去を深く掘り下げるのではなく、リアルタイムの今、
そしてこれから目指すゴールについて伺います。


岡村さんの目指すゴールは、
「お笑いで“トップ”に立つこと」。
いつになく真剣にお話しされる姿に、岡村さんの違った一面を垣間見たような気がしました。


箭内が、他局でお仕事されている岡村さんの楽屋を訪ねたり
他局のバラエティ番組を流したりと、斬新な構成となっております。


そして、箭内の新コーナー?!
ゲストの印象を絵に描き起こします。
単なる似顔絵ではない、ゲストの特徴をつかんだ1枚。
岡村さんをうまく表した絵になっているのではないでしょうか。


見逃してしまった方は、NHKオンデマンドでぜひ。


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明日スタート! 新年度「トップランナー」

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「トップランナー」
いよいよ明日4月3日(土)夜11:30、新年度放送 第1回を迎えます!


制作陣が一丸となって創り上げた、
番組の“改革”ポイントをいくつかご紹介。

●オンエア日時が変わります!
【毎週土曜 夜11:30-11:59 NHK総合テレビ】
(再放送:毎週月曜 午後4:30-4:59 BS2)

●新女性MC 田中麗奈さんと共に、箭内道彦、3年目となるMCを務めさせていただきます!

●これまでと比べ、テンポを増したトーク構成!
& “お蔵入り”が減ったであろう(?!)、大胆な編集!

●スタジオセットが、2年ぶりの全面リニューアル!

●番組ロゴも一新!「TR」のカタチをしたトラが番組そこここに・・

ホームページも刷新!&TRスタッフブログもスタート!


と、まるで生まれ変わったようなトップランナー。

初回放送、テープカット的に登場するゲストは、
お笑い芸人 岡村隆史さん!


サタデーナイトに、トップランナー。
ご期待ください!


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風文字発見!?

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赤坂周辺にて、タクシー会社の社名に、風文字発見!?
念のためインターネットで確認してみたら、
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ありました!
ハロー・トーキョーっていう社名もかわいらしいです。


そんな小さな発見が嬉しい、春うららかな今週・・・

NHKの広報番組「プレマップ」にて、
キャンペーン “がんばれ。ルーキー”についての放送が開始いたしました。
新生活を始める方、ルーキーとして新たなステージへ進む方への
イチオシ番組の中で、
4月からの新年度『トップランナー』が紹介されています!
新MC 田中麗奈さんと箭内の“初めての共同作業”的コメント映像がご覧いただけます。


現在放送中!【NHK総合】【NHK教育】
放送期間:〜5月末まで 


そして、新年度トップランナーのオンエアは4月3日(土)23:30に迫ります!!

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第68回 トップランナーO.A. トクマルシューゴ

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今年度最後のトップランナー。
ゲストはミュージシャンのトクマルシューゴさん。

アメリカでデビューし、NYタイムズやウォールストリート・ジャーナルで
取り上げられ、昨年、ニューズウィーク日本版で「世界が最も尊敬する日本人100人」
にも選ばれるなど、世界の人々をその独特な世界観を持つ楽曲で魅了し続けています。
そしてトップランナーの、「あのテーマ曲」の仕掛人でもあるのです!

聴いた人に、不思議な耳心地とも言えそうな印象を残す、無数の音の往来。
箭内がCM制作の観点から分析したのは、
洪水のように流れるCMの中で目立とうとしたときに、
ちょっと嫌な音を入れたり、びっくりするようなことをする考えがあるけれど、
トクマルさんの楽曲は、
“すごく気持ちいい、不快じゃない、だけど、他と全然似てないもの”。


トクマルさんは、ご自身の作る音を、どう捉えているのか・・・

“いろんなところから音が聴こえてくると気持ちがいい”
“ライブは宇宙空間にいるような感じ”
“同じ楽器をずっと同じ感じで鳴らしても新鮮味がなくなる”
“二度と再現できない音が好き”

身振り手振りを使って、言葉で説明してくださいました。
そして、スタジオで初めて、「多重録音」を実演してくださった時、
トクマルさんの説明が仕上がっていくように感じられました。


いろんな楽器を使うことは、「“違和感”を持ち続ける」こと。
山の上で吸う空気がおいしいと感じるのも、“違和感”。
それを音楽に持ち込むことが、面白いのだ、と。
世界の計画を立てて、例えば10年後を想像してみることが、
自分の将来の計画に繋がるのだ、と。

考えながら、時々言い直しながらお話しをされるトクマルさんは
まるで、頭の中で無数の楽器が鳴らす音を、すくい上げて
口から言葉に変換しているようにも思えてきます。


今回箭内は、トクマルさんの楽器探しに同行し、
トクマルさんが楽曲を生み出す瞬間にも立ち会わせていただきました。
そして、番組最後の感想。
「僕、ちょっと意外だったのが、『絶対』だと思ってたんですよ、
トクマルさんのやってることって。
そう思ってたんですけど、わりと、“違和感”というお話を聞いたりするなかで、
かなり『相対』というか。
世界がこうだから、こういう風にありたい、とか。
そのなかであれだけの波動を作ってるっていうのは、相当、すごいですよね。」


トクマルシューゴさん回は、オンデマンドにて配信中!
そして、来月からの新生トップランナーも、ご期待ください!!


takahashi

ゲストの箭内も、ホストの箭内も、どっちも楽しめる!

風グループ高橋です。
現在、NHKオンデマンド “特選ライブラリー”にて
「トップランナー」、これまでのオンエアから9名のゲスト回が新着配信中です。

2006年、ゲストとして出演させていただいた、
「クリエイティブ・ディレクター 箭内道彦」回もご覧頂けるようになりました。


そのほか、新たに配信開始となった貴重なゲスト回は・・・
 作家・演出家 松尾スズキさん(2000年O.A.)
 俳優 阿部サダヲさん(2006年O.A.)
 ファッションデザイナー 皆川明さん(2006年O.A.)
 イラストレーター 五月女ケイ子さん(2007年O.A.)
 劇作家・演出家・小説家 本谷有希子さん(2007年O.A.)
 小説家 桜庭一樹さん(2008年O.A.)
 写真家 梅佳代さん(2008年O.A.)
 ライトノベル作家 有川浩さん(2008年O.A.)


というわけで、説明書的に書いてしまいますと、
「この番組のMCになるなんて全く考えていない“ゲスト・箭内”と、
その後MCとなってまもない箭内が同時にご覧いただけます。」


☆視聴方法&最新情報は、コチラ「NHKオンデマンド」トップページから!

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第66回 トップランナーO.A. 北村一輝さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


トップランナー、今回のゲストは、俳優の北村一輝さん。


昨年の大河ドラマ「天地人」で、上杉景勝役を好演し、さらなる新境地を切り開きました。


アクの強い役柄が多いためか、少し怖いイメージがあったのですが、
とても穏やかで、物腰が柔らかな、優しい印象に変わりました。
そして、ひとつひとつの質問に対し、受け止め、答えるときの
まっすぐな眼差しには、吸い込まれるような強さを感じました。


「試験を受ける前の、勉強」、「試合に臨む前の、練習」と例えられた、
役に入る前の準備についても、お話を伺うことができました。


子供にもわかる、わかりやすい演技を心がけているとおっしゃる北村さん。
番組でご紹介した3つの伝説のうちの2つは、
この演技に対する姿勢からきているものなんですね。


そして、19歳のころの自分から見た、現在のご自身のいる場所についても、
「ここがゴールじゃない、まだまだやりたい。」と前向きな姿勢を崩しません。


トップシークレットのコーナーでは、北村さんの意外な弱点も聞かせていただきました。


職業柄たくさんの役者さんに会っている箭内も、
「この存在感というか、存在というか、見たことない。他にもきっといないだろうなと。
この身にまとってる空気の緊張感なのか、誇りなのか、自分を追いつめ続けるっていう
ことなのか、一体こういう人ってどうやったら出来上がるんだろうって、ずっと不思議に
思いながら聞いていました。」と、北村さんという存在から目が離せないようでした。


“無謀なことをやってみたい”とおっしゃる北村さんの今後の活躍が楽しみです。


NHKオンデマンドでもご覧いただけます。


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第64回 トップランナーO.A. 岩隈 久志

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トップランナー、第64回のゲストは東北楽天ゴールデンイーグルスの岩隈久志投手。
いわずと知れた不動のエース、楽天旋風の立て役者です。

個人的にも野球が大好きな箭内。
事前取材では本拠地"Kスタ宮城"へお邪魔し、
なんと試合時の岩隈選手と同じ導線をたどりマウンドへ!
(風キャップもこの日は楽天カラー!)
箭内が『世界の中心』だと感じたそのマウンドで、
岩隈選手は日々何を見て、何を考えているのか..?

輝かしい記録と穏やかな笑顔に隠されてついつい忘れてしまいそうになるのですが、
チームの吸収合併、怪我との戦い、大舞台での敗戦....と、
これまでに沢山の難局を経験されている岩隈選手。
その度に岩隈選手は、箭内曰く「切りかえる力」で、それを乗り越えてきました。
単に全てを捨てて出直すのではなく、「大事なものは捨てずに切りかえる力」で。

昨年のクライマックスシリーズ、涙が止まらなかったあの敗戦から新たなシーズンへ。
また一段「切りかわった」岩隈選手の活躍が、早く見たくてたまりません!


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第65回 トップランナーO.A. 9mm Parabellum Bullet

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風グループ高橋です。今回のゲストは、
菅原卓郎(Vo&Gt)、滝善充(Gt)、中村和彦(B)、かみじょうちひろ(Dr)
の4人からなるロックバンド 9mm Parabellum Bullet。

結成5年・メジャーデビューから2年足らずで初の武道館ライブを行い、
圧倒的なライブパフォーマンスで「ライブバンド」の名を誇る彼ら。
体全体から音楽を生み出すかのような、その内に秘めたるモノを初のロングトークで探ります。


大学の音楽サークル仲間から始まった9mmとしての音楽活動。
今回箭内は、その原点ともいえるバンドの練習スタジオに“初”の潜入取材を敢行。
雑居ビルの地下室にある、まるで部室のようなその空間で
「学生時代から、やっていることなにひとつ変わらない」と言う
ギター滝さんの“手作りエフェクター”も紹介。
ライブでもトークでも見ることのない、彼らの“プロとしての素顔”に触れます。


スタジオトークでは、4人のプライベートな関係性も探りつつ、
9mmの楽曲の魅力であり特徴でもある、
ボーカル菅原さんの「詞の世界」と「声」に注目。
番組冒頭に箭内の口をついて出た言葉は、
“この声に似た声の人はいない
太いのか細いのか 高いのか低いのか、
演奏に対する不思議なのり方をしてきている”ということ。
この不思議さが、唯一無二の存在感を作り上げているようです。

ベース中村さんは、激しくシャウトするステージ上の姿と
少しシャイな普段の姿のギャップが魅力的に映ります。

ドラムかみじょうさんの、激しいようで冷静な存在にも注目。
“クールぶっている”とご自身がおっしゃるように、
他の3人のメンバーをとにかく客観的に見ています。
「風呂屋の番台みたいだなと思ったんです。」
箭内が例えると、ストンと納得された様子でした。


とにかく4人は、純粋に音楽が好きで、ひた向き。
今、過去、未来、どこを取ってもそんな答えが返ってくるのでした。

そして番組の最後、箭内からこぼれた感想は、
そんな9mmをただまっすぐに表しているのかもしれません。
「バンドっていいなって思いましたね。
音楽っていうものはなにかメッセージを詞や曲で伝えなきゃいけないと
僕、どっかで思い込んでて・・・
今日話を聞いて、
『この“姿”自体がメッセージなんだ』
そう思うと、今まで観たライブももう1回全部腑に落ちてくるというか、
これからの9mmもさらに楽しみになってくる」


再放送は、2月17日(水)午前3:00~ *BS2にて!


☆4月からトップランナーの放送日時が変わります!
毎週土曜日 夜 11:30-11:59 【NHK総合】
MCに女優の田中麗奈さんを迎えてお送りします。


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『見どころNHK』今夜O.A.!

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風グループ高橋です。
本日2月11日(木) 22:50〜23:00、NHK総合にてオンエアの
「見どころNHK」に箭内が出演させていただきます。

「トップランナー」の番組の魅力についてご紹介させていただくなかで、
加藤夏希さん、小田切千アナウンサーが、
箭内が普段のオンエアでは語ることのない
トップランナーMCとしての意識・姿勢について、聞き出してくださいました。

MCとして、何を考えながら収録に臨んでいるのか?
毎回ゲストの方を、どう捉えているのか?
トップランナーという番組をどう作っていくか?


実はついさきほど、NHKでこの番組の収録を終えてきたところ。
今日の箭内を、ぜひ今夜、観ていただければと思います。


そして、
明日2月12日(金)深夜24:10からは、
「トップランナー」ゲスト:9mm Parabellum Bullet のO.A.も迫ります!


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第63回 トップランナーO.A. 西岡利晃さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


トップランナー、今回のゲストはプロボクサーの西岡利晃さん。


小学生のころから、“ボクシングの世界王者になる。”という夢を抱き続け、
2008年にWBC世界スーパーバンダム級の王座を獲得。夢を実現させます。
そして、これまでに3度のタイトル防衛を果たしています。


西岡さんは、世界王者になる以前、4度バンダム級での王座獲得に失敗しています。
対戦相手は、すべてウィラポン選手。
あまり過去を振り返りたくないとおっしゃる西岡さんに、
箭内もここは、あえて食い下がります。


そして改めて、ウィラポン選手に勝てなかった理由をどう分析されているかと問いかけます。


それに対して西岡さんは、こう答えてくださいました。
「やっぱり気持ちだと思うんですよ。
 勇気、気持ちの強さ。
 捨て身になれるか、なれないか。」


その自身の弱さも認めながら、何度も挫折を繰り返し今や世界王者。
夢をかなえた現在は、ボーナスステージを戦っているとおっしゃいます。


西岡さんの人生について、考えていた箭内。
“ノックアウト”、“ボディブロー”、“クロスカウンター”、“人生という名のリング”など、
人生をボクシングに例えた言葉が並びます。
「ボクシングって、人生を例えやすいというか、重ねたくなる競技で。
 西岡さんの場合は、みんなが例えるもののど真ん中で
 それを重ねているっていう感じがすごくして。
 たぶんそこに、若い人たちがすごくグッと来てるんじゃないかなって、
 今日、改めて思いました。」


そう語った箭内に、西岡さんが返した言葉は、
「一番大事なことは、諦めないこと。
 自分が諦めなければ、その道は続きますから。
 諦めたらすべてが終わりですから。」


ひとつのことを諦めずにいることの大切さを教えてくださいました。


見逃してしまった方は、NHKオンデマンドでぜひ。


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第62回 トップランナーO.A. 前野博紀

風グループ高橋です。
2010年第1回目の放送は、今回のゲスト、華道家 前野博紀さんのご出身地、
北陸 福井県からお届けしました。

坂井市総合グリーンセンターの特設スタジオには、そこにいる人たちも「花」とする、
会場全体を包み込むような前野さんの作品。

この特別な空間で、
“型破り”と称される前野さんの感性のルーツを探ります。


福井県小浜市出身。
近所の神社で駈けずり回っていた幼少時代。そこで見た自然の神秘。
芸術的なものが好きではあったが、大学卒業と同時にホテルに就職。
転職し、ビジネスインストラクター時代にたまたまチケットを貰って行ったのが
草月流の展示会。
老若男女、誰もが「キレイ」と感じている様を見て、花に惹き込まれたそうです。
それが10年前。

昨年3月 東京ミッドタウンでの最大高8mにも及ぶ、桜の大作や、
6月 文京区にある護国寺での個展。
その後の、大型有名施設からの依頼の数々。
華道の世界で、10年目での現在の活躍ぶりは、まさに“型破り”。

前野さんはゆったりとした語り口で、おっしゃいました。
「型を入れて、型を破る。」
「うるさいくらいノックし続ければ、扉は開く。」


前野さんからは、ご自身が究められた言葉を、多く頂戴しました。
スタジオの作品を仕上げる“生け込み”を見せてくださった際も、
「“気配”を生けたい」
「絵を描くように生ける」。


なかでも印象深かったのは
華道というのは、数ある「道」の中でも、唯一“命を頂戴している”世界、というお話。

「いい人なのか悪い人なのかわからない。」
箭内が番組中盤で切り出したこの言葉をきっかけに、
「それこそが命を殺生する仕事に就く者の持つ“業”」だということに
気づかされる場面も。



“ノックすること”をいまの若い人へ伝えていく必要性を感じるなかで、
前野さんのような“肉食の華道家”の在り方自体が一番の世の中のメッセージであり、
その人が作ったものだから、力を持っている。

そんな箭内の言葉に微笑む前野さんは、これからも夢を実現し続けてくれそうです。
“月に生けられた前野さんの作品”が見られる日も、そう遠くないかもしれません。


再放送は、1月13日(水)午前3:05~ *BS2にて


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第61回 トップランナーO.A. クリスマス・スペシャル

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今回のトップランナーは「クリスマス・スペシャル」。
未公開映像や新たに撮影したインタビューを交えながら
ゲスト総勢31組にも及ぶ今年の放送を振り返る、スペシャルバージョンです。

中でも注目は、7月にご登場いただいた囲碁棋士の張栩さん。
出演の3ヵ月後、防衛戦に破れ「名人」のタイトルを譲り渡してしまった張栩さんのご自宅を、
なんとこの度箭内が訪問させていただくという、驚きの展開に!

敗戦の後でのインタビューということで箭内にも複雑な気持ちがあったようですが、
張栩さんからは「悔しさはもちろんあるけれど、いまも防衛戦の最中。
新たな気持ちで対局に集中したい」というとてもポジティブなお言葉が聞けました!

「トップランナーって、一番良いときに話を聞くケースが多い。
いまの張栩さんはすごく前に進もうとしてまた壁に当たってて、
そういうときにまたこの番組で話してもらえるって、ものすごく貴重だと思った。」
スペシャルインタビューを通して、箭内にも新発見があったのでした。

トップランナー、2009年の放送はこれが最後です。
新年の初回は1月8日金曜日。華道家の前野博紀さんをお迎えします。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

【クリスマス・スペシャル 再放送】
12月23日水曜日 午前3:35~ NHK BS2にて


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第57回 トップランナーO.A. &アンコール放送! 小池 徹平

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ご好評にお応えしてアンコール放送もされました、
第57回のゲストは俳優・ミュージシャンの小池 徹平さん。

実年齢22歳にして中学生役を演じるなど、
“小柄でベビーフェイス”という特徴を生かした役柄で大活躍。
とは言え男性、「かわいい・童顔・癒される」ばかりでは嫌になったりしないのかな?と思いきや、
「『自分にしか出来ない役』があるというのは、役者にとってとても有難いこと」
と言い切る小池さん。

そんな小池さんの核心に迫ろうと箭内がとった方法は、なんと『セルフポートレート撮影』。
小池さんが自分自身で切り取る、最も自分らしいと思う瞬間。
私服にノーメイク。広いスタジオに独りきり。
果たして小池さんはどんな1枚を選ぶのか…?

普段見せていない本当の顔を暴いてみたいという
ある種ちょっとだけ意地悪とも思えるこの企画でしたが、
「ほらこんなの見たことないでしょ!みたいなカットを探そうとしたけど、そういうことにはならなかった。
『かわいい』と言われる自分を無理して作っているんじゃなく、それが本当の小池徹平なんだと気付いた」と箭内。

「いつか絶対、オッサンになったら『かわいい』て言われんくなるから、
その間に、『カッコイイ』て言われる要素っていうのをちゃんと鍛えとかな」
とこの先を語る小池さんから、
「『かわいい』を背負ったまま、ちゃんと持ったままで
『カッコイイ』や『ワイルド』を手に入れていこうとしているのが面白い」と感じた箭内。
素敵に歳を重ねていく小池さんにご注目を!


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第60回 トップランナーO.A. 中村佑介さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


トップランナー、今回のゲストはイラストレーターの中村佑介さんです。


ロックバンド“アジアン・カンフー・ジェネレーション”のすべてのCDジャケットのイラストを手掛け、
8月に出版した初作品集「Bule」は、わずか1ヶ月で6万部を突破。
小説の表紙や、来年放送されるテレビアニメのキャラクターデザインを手掛けるなど、活躍の場を広げています。


印象的な「横顔の美少女」のイラストを生みだす中村さんの素顔に迫るべく、
箭内が大阪へと取材に飛びました。


大阪は、中村さんの現在の活動拠点。
貴重な仕事場の様子や、実際の制作風景をご紹介。
そして、箭内は「中村佑介伝説」を集めるため、
中村さんの母校である大阪芸術大学をともに訪ねます。
大学構内で次々に語られる「中村佑介伝説」。


作品について語るときの自信にあふれた表情は、
箭内の言う「圧倒的なデッサン力」に裏打ちされたものかもしれません。


イラストレーターの方と仕事で関わることの多い箭内は、
中村さんの作品や素顔に触れ、こう語ります。


“イラストレーターの仕事は、一番ハードルが高い難しい仕事だと思う。
人間が面白くないと絵が描けないというか。
ずっと少年の心を持った清らかな人ってことではなく、少年の持っている
どす黒い好奇心だったり、邪悪な部分だったり、人間力なんだと思う。
この人もそうだったなと、確認できました。”


再放送は、12/16(水)午前3:00~ BS2にて。
オンデマンドでも期間限定配信中です。


nagahama

『トップランナーセレクション』放送決定です!

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ロックンロール食堂 永濱です。


視聴者のリクエストの多かった、小池徹平さん、次長課長、庄司紗矢香さんをゲストにお迎えした回を
今週のトップランナーの放送後に『トップランナーセレクション』として放送いたします!


そして、今週のトップランナーのゲストは、イラストレーターの中村佑介さん。
箭内が中村さんの母校である大阪芸術大学へ取材に行った様子もご覧いただけます。
こちらもお見逃しなく!


 『ミッドナイトチャンネル』 総合テレビ 枠内(12月11日の深夜です。)
・12月12日 午前1:50~2:35  俳優・ミュージシャン 小池徹平
・12月12日 午前2:35~3.19  お笑い芸人 次長課長
・12月12日 午前3:19~4:04  バイオリニスト 庄司紗矢香


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第59回 トップランナーO.A. 山尾洋史・恭子

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風グループ高橋です。
今回のゲストは、タンゴダンサー 山尾洋史さん、恭子さんご夫妻。

今年8月の「アルゼンチン・タンゴ世界選手権大会」のサロン部門で、
外国人で初の世界チャンピオンに輝いたお二人。

この「サロンダンス」は、
社交ダンスのように決まった型がなく、“即興”で踊ります。
ペアで息を合わせ、音楽を聴いたときの瞬発力、判断力、
そして芸術性、創造性を必要とするもの。

タンゴを始められて、洋史さんは9年、恭子さんは8年。
そして、お二人がペアを組んで7年。
チャンピオンを勝ち獲るまで、必死の努力と決断がありました。


洋史さん恭子さんは、それぞれ知人からパーティに誘われたことを機に、
タンゴに出会います。
その直後から通ったダンススクールで、二人は巡り会うことに。
当時、洋史さんは30歳、恭子さんは27歳。
ご結婚後、2006年に、10年勤めた会社を辞め、アルゼンチンにダンス留学へ。
多くのスクールに通い、ダンスを模索しながらも、
タンゴ界の重鎮、そして恩師でもある カルロス・ペレス氏との出会いを経て、
基本を徹底して習得したといいます。
なかでも特に、アルゼンチンタンゴで最も伝統的な「歩くこと」を
極められたお二人。
「ベーシックこそがテクニック」。恭子さんの言葉には重みがあります。


それにしても、タンゴを踊る洋史さんの頬と、恭子さんの鼻のラインは
本当にぴったり!
箭内が例えた“まるで鍵穴と鍵のよう”というのは、
お二人のダンス、呼吸、生き方すべてにも当てはまるのかもしれません。

“トップウォーカー”と箭内が感じたように、
お二人が歩む先の世界をもっと見てみたい、そしてタンゴに魅せられたい、
と願いながら、
手をとって歩くお二人の後ろ姿を見送りました。


再放送は、12月9日(水)午前3:00~ BS2にて。
オンデマンドでも期間限定配信中!


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第58回 トップランナーO.A. 次長課長

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ロックンロール食堂 永濱です。


トップランナー、今回のゲストはお笑い芸人の次長課長。


次長課長は、中学校の同級生である河本準一さんと井上聡さんのコンビ。
20年にも及ぶ長い付き合いの中、ケンカをしたこともないという仲の良さですが、
一方で電話番号どころか、住んでいるところも知らないという間柄。


河本さん演じる数々の強烈なキャラクターが、
相方の井上さんをどれだけ笑わせられるかをかけてボケ続けます。
そして、リアルを追求する井上さんは、自然なツッコミをしつつ、しつこくしつこくネタを引っ張ります。
まさに、“しつこさのトップランナー”。


トークの端々には、河本さんの井上さんへの愛を感じました。
そして、井上さんはその河本さんというキャラクターをまるで操るように隣にたたずんでいます。


箭内は、「僕は2人が天使に見えた。
いろんな小さな幸せをみんなに振りまく人たち。」と言います。


普段の生活のおもしろい場面を切り取って見せてくれるようなコント。
他の誰でもできそうで、やはりそれは次長課長でしかできないのだと思います。


プロフェッショナルに続いて、トップランナーのパロディーをしてくださる日を楽しみにしたいと思います。


見逃してしまった方は、NHKオンデマンドの期間限定配信でお楽しみください。


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第56回 トップランナーO.A. 藤本壮介

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風グループ高橋です。
今回のゲストは、建築家 藤本壮介さん。

番組冒頭から、藤本さんの建築模型に囲まれ、その世界観を探ります。

ものづくりが大好きな子供時代、ガウディの写真集を見た時から
建築家への道を進み始めた藤本さん。
大学卒業後、就職はせず、独立。6年間、設計コンペに応募を続けます。
ご本人曰く“モラトリアムな日々”だったそう。
そして2000年、青森県立美術館の設計コンペで、2位に入選。
「藤本壮介」の名が、業界に広まることに。


『藤本さんの生み出す“新しい建築”の神髄は、実際にその場所に入る
ことで初めてわかる何かがあるはず』
この考えをもとに、箭内は番組に志願して
日本建築大賞をはじめ数々の受賞を果たした藤本さんの代表作、
「情緒障害児短期治療施設」に、遠く北海道伊達市を訪れます。

部屋・廊下・広場という大小の空間を複雑に配置し、
この施設使用する子供たちに作られた“居場所”。

「優しすぎず、突き放しもせず。その中で彼らが、
どうその空間と付き合っていくかというのが、行って初めてわかった。」
そんな箭内の取材後記。
藤本さんは、
「ちゃんと作る、ということが、全部しつらえるということではない。」
そっと真意を教えてくださいました。


そして今回の収録は、大型の模型セットにみんなで入り、
藤本さんの作る空間を体験します。
“ヤドカリ”をモチーフにした、ドアのない家。
立つ場所、座る向きによって、自由に変形するかのような不思議な感覚。
箭内の「LDKとか、窓とか、今までにあった用語が使えないですよね」
という発言に、嬉しそうに笑う藤本さんが印象的です。

子供のように無邪気に発想し続け、
“未来にはスタンダードになっているイメージ”で建築を続ける藤本さん、
とにかく「楽しんでいる」ことが秘訣だそうです。
その時々の状況を、人が好きに住んでくれることを。


「藤本さんは、閉所恐怖症なんじゃないかなと思ったんです。
閉所って、狭いところ・光の入らないところが嫌いっていうだけじゃなくて、
人生の中でも閉じ込められてる場所というのがたぶん苦手じゃないかなと。
僕もちょっとわかるところがあるんですけど、
就職、事務所、もっと言うと“完成”ということにも閉じ込められたくない、
未完成でいたいっていう。常に窓を探してるというか。
考え方や社会にも窓を開けていくのが藤本さんの仕事なんじゃないかと
思ったんです。」
箭内の感想にも、笑顔で応えてくださった藤本さん。
「昔っから、ものを作るときに完成させられなかった。それを急に思い出しました。
固まっちゃうのが嫌なんです。」

これからも私達に“未知なるもの”を見せてください!

NHKオンデマンドにて
期間限定配信中です。

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第55回 トップランナーO.A. 怒髪天

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ロックンロール食堂 永濱です。


トップランナー、今回のゲストは今月のREALTIME登場回数ダントツ1位の怒髪天です。


もはや皆様にはご説明不要かと思いますが、もう一度。


怒髪天は、今年結成25年になるロックバンド。
彼らが歌うのは、R&BならぬR&E、リズム&演歌。
“ブルース=日本の演歌だ”とおっしゃるのは、作詞を担当されているボーカルの増子直純さん。
作曲はギターの上原子友康さんが担当。
そして、ベースの清水泰而さんとドラムの坂詰克彦さんの4人組です。


「ラブソングはあまり歌わない。
 それよりも、辛いことを笑い飛ばすことによって
 明日への力をつかんで行く。そんな歌を歌うことが急務だ。」と増子さんはおっしゃいます。


スタジオライブに加え、増子直純教諭による「ロックの授業」も行われました。
増子教諭の授業は笑いっぱなしです。まだ受講していない方は、ぜひ再放送で体感してください。


「怒髪天の歌にラブソングはほとんどないって増子さんは言ったけど、
 たしかに一人の女性へのラブソングというのはないのかもしれないが、
 実は怒髪天の歌は全部ラブソングなんじゃないかと思った。
 人間に対するラブソングだったり、生きることへのラブソングだったり。」
と箭内は言います。
聴く蟹工船。ストレートな歌詞は、胸に刺さります。グッときます。
スタジオライブ3曲目「サムライブルー」は必聴です。


再放送は、11/4(金)午前3:00~ BS2にて。


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今夜のトップランナーは、怒髪天!

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お待たせいたしました。
いよいよ今夜!
怒髪天が「トップランナー」に登場します。
メンバー×MCのめくるめくトークあり、ライブあり、授業あり!

「月刊 風とロック」10月号表紙特集
「207万人の天才。風とロックFES 福島」出演
そして全国各地で品切れ店続出の「桃屋のラー油」のTVCM

2009年秋、怒濤の怒髪天ラッシュ。
そのど真ん中をゆくオンエアです。

NHK総合テレビにて、本日深夜0:10〜。
「トップランナー」に変革が起こるかもしれません!


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第54回 トップランナーO.A. 中村 祥子

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風グループ高橋です。
今回のゲストは、バレエダンサーの中村祥子さん。

スタジオの登場シーンから、173cmの長身且つ美しい立ち姿、スラリと長い手足、
そして鍛錬されたしなやかな筋肉に会場はうっとり。


男性舞踏家の金字塔 ウラジーミル・マラーホフ氏が芸術監督を務める
ベルリン国立バレエ団のプリンシパル(最高位舞踊手)として、
現在、東洋人としては20代で唯一、欧州主要バレエ団のプリマを務める中村さん。

熊川哲也氏からは、Kバレエカンパニーのゲスト・プリンシパルとして招かれ、
“SHOKO”として日本でも度々客演を行っていらっしゃいます。


6歳でバレエを始めた中村さん。
11歳で初めてのバレエコンクールに参加、それまでの内気な性格を打破し始めます。
16歳でローザンヌ国際バレエコンクールで「スカラーシップ賞」「テレビ視聴者賞」をダブル受賞。
その後、留学先のドイツで名門シュトゥットガルト・バレエ団に入団。
しかし、
19歳のとき、靭帯断裂の大けがでやむなく退団。
手術・リハビリの後、100倍以上の倍率を勝ち抜き、ウィーン国立歌劇バレエ団に入団。
その後、現在所属のベルリン国立バレエ団へ移籍。
わずか1年で、プリンシパルへの昇格を果たしました。


マラーホフ氏も、熊川氏も、インタビューでは中村さんを絶賛。
“欠点が無い”と言わしめるその実力とプロ意識を、
柔らかで控えめな語り口と、優しい笑顔からは最初想像しにくいのかもしれません。

しかしながら、やはり強い意志と膨大な練習によって、彼女のいまの姿が
あるのだと、気付くのです。

オーディエンスからの「苦境を乗り切るには?」という質問に対し、
「諦めず、粘る。」
と答えたその表情は、苦難やプレッシャーを何度も乗り越えてきた
強い目をしていらっしゃいました。


「“その方の職業が、その人生において何割ぐらいを占めるのか”と思ったときに、
『10割の人』が初めて現れたという感じがしました。」

そんな箭内の感想に、にっこり微笑み、「バレエバカと言われます(笑)」
とおっしゃった中村さん。
「いま」から大注目です。


再放送は、BS2にて、10月14日(水)午前3:05~ です!

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第53回 トップランナーO.A. 吉俣 良

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風グループの新屋です。

トップランナー 第53回のゲストは吉俣 良(よしまたりょう)さん。
ドラマや映画のサントラで活躍中の作曲家です。

スタジオライブでも披露された大河ドラマ「篤姫」をはじめ、
この10年で手掛けられた作品はなんと40作以上!曲数にして1000曲超!
吉俣さんのお名前を知らなかったという方でも、
その作品はきっと色々なところで耳にしているはずです。

観る者を作品へと深くひき込み、感情移入させる。ときに涙まで誘う。
そんな吉俣さんの音楽を、箭内は『みんなの感情の最大公約数』と表現します。
ひとつの答えにとらわれず、型にはめない。決め付けない。許容する大きさを持つこと。
それは作曲のスタイルであると同時に、
多種多様なジャンルの演奏に挑戦し自分のものにしてきた
吉俣さんの音楽人生そのものにも通じるところがありますね。


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第52回 トップランナーO.A. 細田守さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


トップランナー、今回のゲストはアニメーション映画監督の細田守さんです。


2006年に手がけたアニメ映画『時をかける少女』で、国内外の映画祭などで多くの賞を受賞。
私も、大好きな映画のひとつです。
そして、今年の8月には最新作『サマーウォーズ』が公開され、
今最も期待されている監督の一人ではないでしょうか。


物腰の柔らかい細田さん、「スタッフの持ってるいいものを引き出して、それに感動したい。
そういうものを作品を通して人にも見せたい、そういう気持ちが強い。」とおっしゃいます。
絵コンテというブレない軸をしっかり作った上で、スタッフに任せる、そういった姿勢が
信頼され、たくさんの人に愛される作品に反映されているのかもしれません。


また、ロケハンの写真を観ながら、「アニメーションは、嬉しい気持ちや悲しい気持ちを
踏まえた景色を描くことができる。」とご説明してくださいました。
確かに、自分の感情のフィルターを通して観る景色は、十人十色。
それをアニメーションでは伝えることができるんですね。


「細田さんの強さは、肯定していくところ。言いたいことがあって、
アニメーションを最適なものとして選んでいる。」と箭内は言います。
なにかを伝えるということに、アニメーションという手法を選んでいる細田さんに少し迫れた45分間でした。


再放送は、9/16(水)午前3:00~ BS2にて。


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第51回 トップランナーO.A. 小栗 旬

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風グループ高橋です。
今回のゲストは、俳優 小栗旬さん。

2005年、ドラマ「花より男子」の花沢類役で大ブレイク。
昨今のイケメンブームの立役者ともいえるその活躍ぶりは、
多数のCM出演、映画「キサラギ」「クローズZERO」などの主役、
今年の大河ドラマ「天地人」での石田三成役など、
説明不要と言えるほど。

様々な役柄をひたむきなまでに演じきる小栗さんの素顔に迫りました。

11歳でデビュー。
仕事が増える一方、学校を休みがちになり、クラスからいじめに遭ったこと。
ドラマ「summer snow」で、監督から毎回「へたくそ」と言われ辛かったこと。
花沢類を私生活でも演じようとして、やっぱり無理!と思ったこと。
お酒よりも、そういう場での“話”が好きなこと。

今春、蜷川幸雄さん演出の「ムサシ」で競演した
藤原竜也さんからのメッセージビデオでは、
俳優同士、高め合うこのできる理想的な関係と共に、
小栗さんのストイックともいえる役者への姿勢が
作り上げられた軌跡を垣間見ることができます。

そんな小栗さんを改めて見つめた箭内は、
 「“真面目”っていう言葉を使わずに、小栗さんが真面目であることを表現したい」
そして、
 「闘っているし、楽しんでいるし、そのふたつを同時にやってる人が
 世の中を変えていく予感をさせてくれる。
 世の中の人もその姿をいろいろな作品の中に感じているんだろうな」
という応援の言葉を小栗さんに贈りました。


今週末、12日(土)全国ロードショーの映画「TAJOMARU」で
見せてくれる真摯な演技にも、注目したいと思います。

再放送は、BS2にて、9月9日(水)午前3:10~ です!


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第50回 トップランナーO.A. 庄司紗矢香

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風グループの新屋です。

2週間ぶりの放送となりましたトップランナー、
今回のゲストは、バイオリニストの庄司紗矢香さん。

庄司さんは16歳の時、「パガニーニ国際バイオリン・コンクール」に史上最年少、
かつ日本人として初めて優勝し、現在はパリを拠点に活躍されています。

5歳でバイオリンを始めたそのときから、
「絶対にこの楽器を手放さない、諦めないと自覚していた」と話す庄司さん。
お話の中からは、才能のひと言では片付けられない、沢山の努力が見受けられます。

庄司さんにとってのバイオリンとは、
「一番親密な関係であり、私自身であり、逃げ場であり、居場所」。

「バイオリンの為に庄司さんが居るのか、
 庄司さんの為にバイオリンが有るのか、ぐるぐる回っている」
と箭内が考え込んでしまうほどに、
バイオリン、そして音楽に対する庄司さんの姿勢は
どこまでも真摯でまっすぐです。

「作曲家の感情だったり、世界中のオーディエンスの感情だったりを
 この小さな体の中に取り入れて、渦巻いている」と感じた箭内。
その渦巻く感情が、庄司さんの音色に一層の深みを与えているのかもしれませんね。

★再放送はBS2にて、8月12日(水)午前3:00から。
ご自身初めてというスタジオライブ、
そして情熱的な中に時折ユーモアの垣間見えるチャーミングなトークも必見です。


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第49回 トップランナーO.A. 張栩さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


トップランナー、今回のゲストは囲碁棋士の張栩(ちょうう)さんです。


張栩さんは、わずか10歳で台湾からひとり来日。
内弟子を経て14歳でプロ棋士に。
4月に「十段」位を獲得し、すでに保持している「名人」「天元」「王座」「碁聖」と合わせ、
現・七大タイトル制では史上初の五冠を達成しました。
さらには、この3年連続して年間最多勝を記録しています。


と、聞いたままをお伝えしておりますが、
囲碁を全く知らない私ですら、とにかく強いということがビシビシと伝わってくる肩書きです。


そんな張栩さんの微笑ましいエピソードが、
バレンタインに奥さまにプレゼントした詰碁。
画像を見ていただくとわかるとおり、ハート型なんです。
他にも、奥さまとの初デートのお話なども聞かせていただきました。


早打ちに強い中国や韓国に押され気味の日本の囲碁界について、
集団研究の重要性や、棋士の向上心が足りない部分も多いかもしれないと語る張栩さん。
今の自分がいるのは、日本の囲碁界のお陰だから、恩返しをしたいとおっしゃいます。
日本人以上に日本の囲碁界をなんとかしたいと、熱い想いも語ってくださいました。


くしゃっとしたあどけない笑顔と、時折見せる鋭い視線。
箭内が言うように「熱さとかわいさが一番の秘密」なのかもしれません。
対局中はどんな表情を見せてくれるのか、そして囲碁というものを見てみたいと思わせてくださる存在です。


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第48回 トップランナーO.A. キマグレン

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風グループ高橋です。
今回のゲストは、キマグレンのお二人です。

去年、メジャーデビュー1年目にして、シングル「LIFE」の大ヒット、
紅白歌合戦初出場と、大ブレイクを果たしたキマグレン。

ギター&ヴォーカルのISEKIさんと、ヴォーカルのKUREIさんは、
地元・逗子の友人同士。
二人の活動は、2005年、逗子の海岸に“海の家・兼ライブハウス『音霊(おとだま)』”
を立ち上げたことから始まりました。

当初は、全くの素人だった二人。
アルバイトで運営資金をやりくりしたこと、互いがぶつかり合うこと、
諦めかけそうになったことも。
しかし、「海のいちばん近くで、音楽を感じたい・・・」
海、そして音楽への情熱で、支え合いながら、夢に挑戦し続けます。

そして去年、『音霊』の総動員数が35,000人に到達!
キマグレンは、現在もアーティスト活動を続けながら、
今年、5周年を迎える「音霊」主体的に運営しています。

番組では笑顔が絶えないトークとなりました。
顔を見合わせて笑い合うお二人の、強さと情熱がにじみ出る雰囲気に、
時間が経つのも、悩みも忘れて聞き入ってしまいます。

箭内が「キマグレン」を「キマグ『連』」とイメージしたように、
二人の情熱はもちろん、織り成される絆、繋がりは
きっといつまでも連なっていくのだと思います。

再放送は、BS2にて、7月15日(水)午前3:05~

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第47回 トップランナーO.A. 西川美和

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風グループの新屋です。

トップランナー、今回のゲストは西川美和さん。
「ゆれる」に代表される切れ味鋭い作品で注目を集める映画監督です。

....あら?
西川さん、小柄というか、華奢な方なのですね。
「映画監督」と聞くと、何かこう....
いかついイメージを抱いていたのは私だけでしょうか。
そんな意外性からスタートです。

西川さんの作品から、箭内は3つの共通点をピックアップしました。

1:「ちょっとだけ田舎」が舞台
2:女性に厳しい?
3:グレーゾーン

それは西川作品の魅力を語る上での大きな特徴であると共に、
西川さんご自身のパーソナリティーをひも解くキーワードでもあります。

幼い頃から「可愛げが無い」と言われるほどに鋭かった洞察力を以て、
ひとの内側を極めて緻密に、包み隠さず描き出す西川さん。
そんな西川さんのことを、
『人間が人より深く見える悲しい能力を背負わされて、
どこかから送り込まれてきたんじゃないかと思う。』とは箭内の弁。
『蓋を閉めたままのほうが良いかもしれないことも有る。
そこを敢えて西川さんは開けて、だけど開け逃げじゃなくて、
開けたことにちゃんと責任を取り続けようとしてる。
それが作品になっているのがすごい。』

西川さんが開ける次なる「蓋」とは!?


★ 再放送はBS2にて、6月24日(水)午前3:00~ です。

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第46回 トップランナーO.A. 玉木宏さん

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ロックンロール食堂 永濱です。


今回のゲストは、俳優・歌手の玉木宏さんです。


いやぁ、お顔が小さい!
箭内も隣に座るのを嫌がっておりました。


現在、7本のCMに出演されている玉木さん。
CMを作る側である箭内の分析によると・・・
「玉木さんがこんなことやったら、今までにないものができるだろうっていうものに、
玉木さん自身が一緒に参加してくれてる感じが、出来上がったものにも出てる。」と。
それに対して、玉木さんも「自分のイメージはあってないようなものだから、
そのイメージに染まればいいと思ってる。」とおっしゃいます。
さらに、「僕ってわかられなくてもいいのかもしれない。」とまで。


大ヒット上映中の『真夏のオリオン』、7月に公開が控える『MW-ムウ-』、話題の2作品に主演されている玉木さん。
また、精力的に歌手活動もされていて、まるでカメレオンのように、たくさんの表情を見せてくださいます。


役作りについてや、ファースト・キスのお話、トップランナーだけで明かしたトップシークレットも見逃せません。


見逃してしまった方は、ぜひ、再放送で玉木さんの素敵なトークをお楽しみください。


再放送は、6/17(水)BS2にて 午前3:00~


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第45回 トップランナーO.A. 篠宮龍三

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風グループ高橋です。
今回のゲストは、プロ・フリーダイバーの篠宮龍三さん。

“フリーダイビング”とは、どこまで深く海に潜ることができるかを競う競技。
その中で、一番の花形といえる「コンスタント・ウィズ・フィン」で篠宮さんは、
足ヒレだけの力で水深100mを超える深海へと到達。
この種目で100m以上の記録を持つのは、世界でたったの10人のみ。

そして今年4月、国際大会で樹立した105m。
アジア新記録をマークしたと同時に、自身がこの競技に憧れを抱くきっかけとなった、
ジャック・マイヨールが最後に樹立した世界記録に並びました。

水深100mの先に広がる、「グラン・ブルー」の世界。
光、空気、音、重力すらも無くなる、まるで宇宙のような世界。

闘争心を捨て、自分の心の声に耳を傾けることが重要、
と海に対して真摯な姿勢で語る篠宮さんを、
箭内は「海も篠宮さんを受け入れてくれている。相思相愛。」と感じ、
その言葉を受け、
篠宮さんは、「海は自分を映す鏡」と表現。

“美しいスポーツ”を、この機会に皆さんにも知っていただけますように!

再放送は、
6/10(水)BS2にて午前3:00~ です。


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第44回 トップランナーO.A. 杏

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風グループの新屋です。

トップランナー 第44回のゲストは、モデル・女優の杏さんです。

175cmの長身と、すらりと長い脚。
「この世のものとは思えない!」と箭内が思わず言ってしまったのも頷けます。

同じくモデルである番組MCのSHIHOさんと共に繰り広げられる
「知られざるモデル界の裏側」トーク。
キラキラしたイメージとは裏腹に、実は相当なタフさが要求される世界のようです。

東海道を踏破したい
歴史小説が大好き(蔵書はなんと900冊超!)
浮世絵が大好き
古文書の読み方を学習中

...と、一見難解でマニアックな嗜好をお持ちの杏さんですが、
「なんかすごく難しいことやってるなこの人、って一見思うけど、
実は、本当は日本人が当たり前に知らなきゃいけないこととか、
知っておいたほうがすごい面白いことっていうのをやってるだけなんですよね。
だけど、あんまりみんなはやってない。
だから、面白い。」と箭内。

「いろんな素敵なことに触れて、素敵な人になって、
パリやNYの連中をぎゃふんと言わせてまた帰ってきて欲しいと思います!」


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第43回 トップランナーO.A. トーチカ

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ロックンロール食堂 永濱です。
今回のゲストは、4月からのオープニング映像を制作されたトーチカです。
トーチカは、ナガタタケシさんとモンノカヅエさんによるクリエイティブユニット。


彼らは、デジタルカメラによる長時間露出とコマ撮りアニメの手法を融合し、
空中にペンライトの光でアニメーションを描くという画期的な作風、『PiKA PiKA』を編み出しました。


公園の砂場を提供して、みんなに好きにつくっていいよ。というスタンスで活動しているとモンノさんはおっしゃいます。
また、ナガタさんは偶然から生まれたおもしろさを『ハッピーアクシデント』と名付け、
エラーや間違いであったとしても、それが面白いと思うところからスタートしたい、
思いもかけない何かが起きてほしいとおっしゃいます。


アーティストは、ものづくりの楽しさを独占していたところがあるが、二人は自由化したと箭内。
その楽しさをおすそ分けしあってる感じが、今の世の中に必要なのかもしれません。


今後挑戦してみたいことに「水中でPiKA PiKA」をあげ、その場でカメラはどう固定しよう?と具体的な話に及び、
なんだかすぐにでも実現されそうな勢いでした。


再放送は
5/13(水)BS2にて午前3:30~


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第40回 トップランナーO.A. 綾瀬はるか

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風グループ高橋です。

第40回ゲストは女優 綾瀬はるかさん。
現在公開中の「おっぱいバレー」で話題沸騰中ですが、
デビューのきっかけは、友達と半ば勢いで受けたオーディション。
その後、広島からの上京、グラビアアイドルとしてのデビュー。
それまでの自分自身との間に感じる違和感・・・
自問自答の末、女優へと転身。
TVドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』のヒロイン役では剃髪を含め、
体当たりの演技が今なお印象に残ります。

箭内に「今まで会った人の中で一番透明」と言わしめたのは、
そのゆったりとした話し方なのか、大好きなフルーツがもたらす美肌なのか。
綾瀬さんの魅力を少しずつ探りながら、トークは進みました。

そんな綾瀬さんの「一瞬に120%の集中力を発揮することを心がけている」
というスタンスに、今後の活躍がますます期待されます。


Takahashi

第39回 トップランナーO.A. TAKURO(GLAY)

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ブログをご覧の皆さま、はじめまして!
風グループ 新人デスクの新屋と申します。どうぞ宜しくお願い致します。




トップランナー 第39回のゲストはTAKUROさん。
15周年を迎えるスーパーバンドGLAYのリーダーであり、メインコンポーザーです。

番組から数年間出演のオファーをし続けたTAKUROさんに対し箭内が発した
「やっと出てくれた!!何故このタイミングで?」という問い。
8年の歳月をかけて完成させた大作「SAY YOUR DREAM」が
いまのTAKUROさんを語る上での大切な鍵となります。

「SAY YOUR DREAM」は「遺言」だとおっしゃるTAKUROさん。
GLAY誕生から現在までを描いた前半部分と、未来を見つめる後半部分からなる組曲。
例えこれで自分が死んでしまったとしても、父親がどんな風に生きてきたのか、
この曲を通して子供へと伝えることが出来る。
込められた想いの深さが心に響きます。

バンドの歴史と共に、その時々に考えてきたこと、感じてきたことを
まっすぐな言葉で綴るTAKUROさんの姿が印象的でした。

箭内曰く「TAKUROさんは“ど真ん中”」。
大切なものを誰より大切にして進んで行く、
そんなTAKUROさんの“ど真ん中”こそ、いまの時代に必要とされていること。
TAKUROさんとGLAY、今後の活動が益々楽しみです。


araya

第42回 トップランナーO.A. 加藤久仁生さん

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ロックンロール食堂 永濱です。
5/1(金)のゲストは、今年2月「つみきのいえ」で、日本人初のアカデミー賞短編アニメ賞を受賞した、
アニメーション作家の加藤久仁生さんです。


アカデミー賞だけではなく、数々の賞を受賞している「つみきのいえ」は、
人生を象徴した物語を描きたいと思ったそうで、1場面見ただけで、
その人物の人生を感じられるように光と影の陰影が強い画を意識されたそうです。


受賞後の次回作については、「見てくれる人が、いろいろ考えたり、
楽しめる作品を作るべきだと思っていて、作る側も自由な気持ちがどこかないと
面白いものはできない気がしている。もっとリラックスして作りたい。」とおっしゃっています。


静かに、でもしっかりと想いを伝えようとしてらっしゃる加藤さんご自身と作品を見て、
箭内は、耳をすますことの大切さ、目を凝らすことの大切さを教えてもらえたと言っています。


会社に所属しているからできることもあるという"サラリーマン監督"の加藤さん。
次回作はどんな風に考えさせてくれるのか、今から楽しみです。


nagahama

第41回 トップランナーO.A. チュートリアル

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ロックンロール食堂永濱です。
今週のゲストは、箭内がMCになったころから出演を待ち望んでいた漫才師のチュートリアルです。


ボケの徳井義実さんと、ツッコミの福田充徳さん、お二人の出会いは、なんと4歳!
それ以来28年もの長い付き合いだそう。
徳井さんが、お笑い養成所に福田さんではない相方と入った時も、
お互い一番息が合うのは自分たちだと思っていたのに言い出せずにいたそうです。
まるで、両思いなのに気持ちを言い出せない二人といった感じです。


ネタを考えるのは徳井さんで、当日の午前3時になってお尻に火が付くなんてこともしばしばだそう。
当日の朝に新しいネタを覚えなくてはならない福田さんは、「ネタを考えるのを全部任せているので、
それぐらいはなんとか」と温かい言葉。


会話の最中に、徳井さんをほんのコンマ何秒かチラッと見る福田さんを箭内は見逃しませんでした。
それを受けて徳井さんは「ボケろとかしゃべれのサインなんです、福田さんが司令塔ですから。」と、
福田さんは「違うわ!」と笑ってらっしゃいました。


二人にとっての笑いとは、「日常」であると福田さん、「人生の軸」であると徳井さん。


ネタに確固たる自信を持ちながらも、「M-1で優勝する前も後も変わらない、
やっていることは常に一緒」とおっしゃり、軸のぶれないその姿勢には清々しさを感じます。
箭内は、気のいい自信家、謙虚な自信家、愛すべき自信家と称し、見ている側には気持ちよく、
これからの二人を楽しみにする要素だと言っています。


この4月からスタートしている、初の冠番組にも注目が集まっています。


再放送は
4/28(火)NHK総合にて深夜3:00~


nagahama

トップランナー

ロックンローーーーーーーーーーーーーール食堂の萩谷です。
すいません。ついはりきっちゃって。

今晩0:10〜0:55より、いよいよ新年度「トップランナー」が始まります!
皆様お気づきでしょうか。
新年度のトップランナーはこれまでより5分長くなったんです。

しかーも、
「Profile」「History」「Now」「Question」「Future」などなど、コーナータイトルも変わります!


今回から、ナレーターは、「図書館戦争」(堂上篤)で有名な声優の前野智昭さんを迎え、
テーマ曲は、映画音楽やCMでも活躍中のトクマルシューゴさんが手がけられました。

さてさて、そんな心機一転のトッププランナー、
記念すべき第一回ゲストは、デビュー15周年のスーパーバンド「GLAY」のリーダー“TAKURO”さんです。
CD売上総数は、なんと3700万枚!
今春発表した演奏時間13分あまりの大作「SAY YOUR DREAM」をスタジオライブで披露。
地上波初、ノーカット放送です!!!


そしーーーーーーーて、
これで箭内もMC2年目突入です!
いやぁー、一年って本当にあっという間ですね。
桜も満開な今日この頃、花粉症の箭内もめげずにがんばります!


それではこれから1年、またよろしくお願いします。


hagiya

第38回 トップランナーO.A. HOME MADE 家族

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尾張名古屋は城で持つ、というわけで天守閣のシャチホコからグワッとひいてまいりまして、
今週のトップランナーはNHK名古屋放送局からお送りします。
名古屋近郊の地味な都市出身の食堂ヒサダです。


MC MICRO、MC KURO、DJ U-ICHIの3人からなるヒップホップユニット、HOME MADE 家族。
名古屋を拠点に活動する彼らの、名は体を現すのか、体が名と成ったのでしょうか。
KUROさんが「名前に助けられてるかも」とおっしゃってましたが、
ファンやスタッフを“家族”と呼び、自分を支えてくれる周りの人たちへの感謝や
思いを真正面の言葉で歌う彼らのライブを見て、箭内には「全員がメンバーに見えた」ように、
アーティストとファンの垣根を越えて、全員が“家族”の心境で応援しているんですねー。
会場の盛り上がり方がとにかくすごいです!


再放送は3/20(金)NHK教育にて深夜1:00〜


そして、3/23(月)はお休みいたしまして、
次回はいよいよ新タイムテーブルでのオンエアになります!
4/3(金)深夜0:10〜 ゲストはGLAYのリーダー・TAKUROさんです!
hisada

4月からトップランナーの放送時間が変わります!

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ロックンロール食堂の久田です。
今週は、1/19にオンエアされました騎手の三浦皇成さんの再放送をお送りしました。
三浦さんと言えば、2/28には阪神競馬場初騎乗で初勝利をあげましたね!
“いいスタートが切れたので、気づいたら結局逃げ切ってしまいました”
とブログでは頼もしくコメントしてらっしゃいますよ。さすがです。
NHK教育では13日(金)深夜1:00〜放映されますので、
見逃してしまった方は是非!

さて、トップランナーは4月から放送日時が変わります!!


毎月 第1〜第3金曜日
深夜 0:10〜0:55


放映開始時刻は一緒です! 深夜0:10!
ただし、終了時刻が5分のびて0:55!
そして一番大切なのは、
月曜日じゃなくて、金曜日です!
4月3日からです!


次回はこれまでどおり、3/16(月)深夜0:10から、
ヒップホップユニット「HOME MADE 家族」をお迎えして、
彼らのホームタウン 名古屋のスタジオよりお送りします!


hisada

第37回 トップランナーO.A. 黒木メイサ

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食堂久田です。
今週のゲストは女優の黒木メイサさん。
素晴らしいプロポーションに、シャープな顔立ち。
さらりとクールに見えて、意外にも黒木さんの活動の原点は“舞台”、
しかもあの、熱くて激しくて長セリフで有名なつかこうへい作品に、
15歳で主演デビューというから驚きです。
昨年放映されたドラマ『風のガーデン』で演じた“白鳥ルイ”は、
そもそも脚本家の倉本聰さんが黒木さんに当て書きされた役とのこと。
つかさんと倉本さんがそれぞれビデオにご登場という豪華さも見逃せません!


カメラに映っていないときも、相手のセリフを感じる自分の感情の動きと、
セリフという形に至るその前までの、自分の“インナーボイス”を大切にする。
倉本さんからいただいたお手紙の言葉を大事にしている黒木さんだからこそ、
箭内のコメントにもあったように、映っていない部分にまでも感じる、
その圧倒的な存在感を発することができるのですね。


再放送
NHK教育 3月6日(金)深夜1:00〜
BS2   3月11日(水)午後3:45〜

第36回 トップランナーO.A. トネリコ

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食堂久田です。
今週のゲストはトネリコ。
代表の米谷ひろしさん、妻の増子由美さん、君塚賢さんにより
2002年に結成されたインテリアデザイナーユニットです。

インテリアデザイナーの世界的登竜門、ミラノ・サローネ。
若手デザイナーの才能発揮の場とされるサテリテ部門に出品できるのは3回まで。
そして、トネリコが出品した「MEMENTO」は、その最後の3年目に、
みごと最優秀賞を受賞したのです!

言葉を越えて伝わる思い。
インテリアデザインとは、美しいモノやカタチをつくるだけではなく、
空間すべてをデザインし、人の心やひょっとして人の生き方まで
変えてしまうものであるべきだという彼らの哲学を、
「MEMENTO」という作品はぴたりと体現することができたのですね。

人の居ずまいをピシッと正させるような、そぎ落とされたシンプルなデザインにも、
決して拒絶する冷たさを感じないのは、箭内の言うように、熱い信念を持った
みなさんがデザインに体温を与え続けていればこそなのだと思いました。


再放送は
2/27(金)NHK教育にて深夜1:00〜

第35回 トップランナーO.A. JUJUさん

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食堂久田です。
今週のゲストはニューヨーク在住のシンガーJUJUさんです。
高校を卒業後、単身渡米。
2004年にデビューするもなかなか思うようにヒットせず、
悶々と制作活動に徹する2年間を経て、
2006年『奇跡を望むなら…』が有線チャート1位に!


今までは“チームの一員”でいいと思っていたJUJUさんが、
“歌いたい”という自分の気持ちに真正直になって、
JUJUというひとりのアーティストとしての存在に向き合った曲。
そして、この曲を初めて人前で歌ったライブでお客さんに掛けられた、
「JUJUありがとう!」という言葉。
歌うことで人に「ありがとう」と言ってもらった初めての経験。
その言葉が、その後ずっと今でも“歌で誰かのために何かできたら”
というシンガーとしての思いにつながっているのですね。


JUJUさんの歌声をぜひスタジオライブで観て聴いてください!


再放送は
2/20(金)深夜1:00〜 NHK教育にて 


hisada

第34回 トップランナーO.A. 成海璃子さん

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食堂久田です。
今週のゲストは女優の成海璃子さん。
真っ赤なワンピースとつやつやの黒髪がなんとも鮮やかな今日の装いです。


番組内で箭内が話していた、「私、闘っているんです」のお話。
ちょっと補足いたしますと。


以前、雑誌『BRUTUS』の特集「あなたに観てほしい映画」で、
箭内から成海さんへ、映画について質問するお手紙を差し上げた際、
いただいたお返事の中にあった、
“まだ16歳だし親や周囲の人の助けも必要なんですけれど、でも闘っているんです!
箭内さんはこの感覚、分かってくださいますか?”

という言葉が、箭内にはとても印象的だった、というわけなのです。

“こなす”のは嫌。
無理だと思うことに挑戦しつづけたい。
できない自分が口惜しくて泣きながらピアノを練習した。

少女のようで大人のようで、クールなようで情熱的で、
不器用で一本気な男前。


まだまだまだまだ変わってゆく
女優・成海璃子さんのこれからが楽しみです。


まずは初挑戦のコメディー!『罪とか罰とか』。
食パンで子どもの頭を殴りつけるって場面設定もまず素晴らしいんですけど、
そんな役どころの成海さんがとても愛らしいところもすごいです!
hisada

再放送
NHK教育 2月6日(金)深夜1:00

第33回 トップランナーO.A. 森本千絵さん

090126TR_A.jpg食堂久田です。
今週のゲストはアートディレクターの森本千絵さん。


「切羽詰まるとほんっとにわたしキラキラするんです」
「必死に巻き込みますよ。手段を選ばず…」


と、不敵にニコヤカな森本さん。


幼い兄弟が生まれて初めて海を見る瞬間を撮ったり、
防波堤に絵を描いた姉妹に会うために沖縄へ飛んだり、
森本さんのお仕事にはすごく物語があって、
架空の登場人物の設定もすごくこだわって、
そうすることで、全員が目指すものが明確になって、
ゴールまでみんなを楽しませながら、
早くできあがりを見たいと思わせながら、ぐいぐい引っ張ってゆく。


人に会いに行って話を聴いて、相談して、巻き込んで、なんとか実現にこぎつける。
広告とは“コミュニケーション”を作る仕事だということをあらためて思いました。
hisada




再放送スケジュール
・NHK 教育    1/30(金)深夜1:00〜
・BSアンコール館 2/4(水)午後3:45〜

第32回 トップランナーO.A. 三浦皇成さん

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ロックンロール食堂の久田です。
弱冠19歳、デビュー1年目とはとても思われない落ち着きと
自信を見せる三浦さんが今週のゲストです。


5歳からずーっと騎手に憧れて、そうなるための努力をし続けて、実現した。
成し遂げた人だからこその自信なのかと思いましたが、
でもそれだけではありませんでした。


「騎手は“アンカー”」
たくさんの人が苦労と時間をかけて育ててきた大切な競走馬を、
自分が最後に預かって走っているという大きな責任と、
それを負うことへの気概が、三浦さんの強い意志と自信を生んでいるのですね。


注目されるほど、プレッシャーがかかるほど頑張れるなんてまさにヒーローの資質!
三浦さんに憧れる子どもはすでにたくさんいそうです。
hisada


再放送予定
NHK教育 1月23日(金)深夜1:00
BS 2   1月28日(水)午後3:45

第31回 トップランナーO.A. マイケル・アリアスさん

090114michael.jpgロックンロール食堂の久田です。
今週のハイライトはなんといっても松本大洋先生直筆のお手紙でしょう!
SHIHOさんが読み上げるメッセージを聞くマイクさんの、
驚きと喜びと照れと感動がごちゃまぜになった困ったような表情が
ほんとうにお人柄をあらわしているようでした。
原作者にキャスト、大勢のスタッフ。ひとつの作品に関わるすべての人に愛されること。
箭内が言ったように、もしも“監督の資格”というものがあるとすれば、
まさにそのことに尽きるのかもしれません。
hisada


再放送
NHK教育 1月16日(金)深夜1:00〜

第30回 トップランナーO.A. 成宮寛貴さん

090105narimiya.jpg食堂久田です。
2009年の幕開け、最初のゲストは俳優の成宮寛貴さんです。
17歳のデビューから9年。
今年もドラマに映画、出演作がめじろ押しの成宮さん。


箭内は自身のラジオでも、成宮さんのことを、
「自分の中にディレクター機能が付いてる俳優さん」と表現しておりましたが、
演技をする上で大切にしているのは“浮かれない”こと。
自分が役者として“需要”があるかどうか見極める。
人生は意外と長いことに気がついた。
情熱を持って100%の力で仕事をするというスタイルをみつめ直したい。


という、子猫のように人懐っこい笑顔の合間に、
冷静で骨太な頼もしい26歳の“男”の顔がのぞく、
成宮さんの今後がますます楽しみになりました!


再放送は
NHK教育 1月9日(金)深夜1:30〜です。お間違いなく!
Top Runner HP


hisada

トップランナー

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食堂萩谷です。
今年最後のトップランナー収録。
ゲストは成海璃子さん。
箭内がお会いするのは、MonoMax「風とロックと女」での撮影以来。
成海さん初のロングトークです!


成海さん主演映画の公開日が決定しました!
『罪とか罰とか』
主演 円城寺アヤメ役
2009年2月28日(土)公開
シネマライズ、テアトル新宿他全国ロードショー


hagiya

「トップランナー」年末年始再放送のおしらせ!

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市原ひかりさん
NHK教育 12月26日(金)深夜1:00〜1:40


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Perfume
NHK総合 12月30日(火)深夜1:57〜2:37


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永作博美さん
NHK総合 2009年1月1日(木・祝)深夜3:08〜3:48

第29回 トップランナーO.A. 朝原宣治さん

081215asahara.jpg再放送 NHK教育 12月19日(金)深夜1:00〜
    BS 2   12月24日(水)午後3:45〜

第28回 トップランナーO.A. 太田雄貴さん

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第27回 トップランナーO.A. 市原 ひかりさん

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再放送は 
NHK教育 12月26日(金)25:00〜

第26回 トップランナーO.A. 西原 理恵子さん

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第25回 トップランナーO.A. 宮﨑 あおいさん

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再放送は 11月21日(金)25:00〜
BS2    11月26日(水)15:45〜

次回ゲストは漫画家の西原理恵子さん
NHK総合 11月24日(月)24:10〜
NHK教育 11月28日(金)25:00〜

第24回 トップランナーO.A. 秦 基博さん

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第23回 トップランナーO.A. 京谷和幸さん

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第22回 トップランナーO.A. 尾川智子さん

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第21回 トップランナーO.A. 藤間勘十郎さん

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第20回 トップランナーO.A. 永作博美さん

081013nagasaku.jpg地デジになりましたロックンロール食堂の久田です。
“童顔界の帝王”永作博美さんをゲストにお迎えしてお送りします、第20回目のトップランナー。
19歳でアイドルグループribbonとしてデビュー。23歳で初めての舞台、32歳で映画初出演。そのキャリアが意外にもゆっくりとされていたことに驚きました。
そして昨年公開された映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』では第50回ブルーリボン賞・助演女優賞を受賞されます。永作さん演じる“街子”という女性。「その役を存在させてあげたい」「その役を守れるのは自分しかいない」という永作さんの想いのとおりに、街子はまさに“愛すべきウザイ女”として、とてもいそうにはないけどでもひょっとしているかもしれないと思わせる独特の存在感を放っていました。
そして今年公開の映画『人のセックスを笑うな』ではついに初主演。
松山ケンイチさん演じる19歳の青年を翻弄する、20歳も年上の夫もいる女性を演じました。役作りは敢えてしない。現場に入ってその空気の中で相手とセリフを交わしながら作ってゆく。うまくできないかもしれないけど、だってそんなにうまくできるわけないじゃないですか(笑)といういたずらっぽい笑顔に、「どんどんシンプルになってきた」という永作さんの今の魅力を感じました。
『腑抜け〜』の原作者、本谷有希子さん作・演出の舞台『幸せ最高ありがとうマジで』がもうすぐ始まります。“粘着質”の永作さんも楽しみです!


見逃してしまったみなさん!
再放送スケジュールをご確認ください!

NHK教育 10月17日(金)25:00〜
BS2   10月22日(水)15:45〜

第19回 トップランナーO.A. 寄藤文平さん

080929.jpg食堂に初めてハードディスクレコーダーが導入されました久田です。
大人たばこ養成講座のイラストで、そして月刊読者のみなさんには「文平風」でもおなじみのあの寄藤文平さんをゲストにお迎えしました。箭内とは10年来のお付き合い。今さら「寄藤さん」というのも照れくさいので今日はいつものとおり「文平くん」と呼ばせていただきます。
文平さんの“アートディレクター”としての真髄にちょっとだけ触れられた気がした40分でした。
広告を考えるときに、まず作文を書くことがあるそうです。その広告がどうして、なんのためにいるのか、本当に必要なのか、それを自分で納得するために。
階段とスロープの通路があって、スロープの方には車いすのマークがある。子供がそこで遊んでいて怒られたりする。“いい感じの車いすのイラスト”を描いてほしいというオーダーに、そこに掲げるべきはもっと別のマークなんじゃないかと考えてしまう。
文平さんはこれまでに、文章ももちろんイラストもご自身の手による3冊の本を出されています。テーマはそれぞれ、死、地震、そしてウンコ。文平さん自身がずっと興味を持っていたテーマだそうです。日本に住んでいれば特に、3つともヒトのごく身近にあるもの。何か遠くにある大きなビジョンを目指す前に、自分の目の前にあるその問題を解決しないと進めないと思ったから。
「アートディレクター寄藤文平が、イラストレーター寄藤文平に画を描かせている。どうしても必要だから。そうしないと伝わらないから。描いてるのつらいでしょ、文平くん」と箭内の発言に大きくうなずく文平さん。
モノを創り出して表現することに誠実であろうとするアートディレクターの苦悩を垣間見たように思いました。


再放送時間が変更になりました。
寄藤文平さんの再放送は、NHK教育 10月3日(金)25:00〜 です。
録画予約されていた方、お時間をご確認ください!


そして来週10月6日(月)は一週お休みしまして、
次回は10月13日(月)NHK総合 24:10〜 / 10月17日(金)25:00〜
ゲストは女優の永作博美さんです!

hisada

第18回 トップランナーO.A. 千原ジュニアさん

080922.jpg食堂久田です。1997年7月25日、千原兄弟としてトップランナーに出演されたジュニアさん、なんと11年ぶりのご登場。貴重な当時の映像も交えての放送となりました。
大阪で大ブレイクし、“吉本の秘密兵器”として鳴り物入りで上京した千原兄弟、意外や東京ではなかなか受け入れられず、不遇の時代を過ごします。大阪で50点満点とって東京にやって来て、さあ51点から100点を目指して行こうと思ったら、なんと0点に戻って始めろと言われたようなものだった。
「よく知ってる友だちが屁こいたんなら笑えるけど、知らん奴やったら全然おもしろくないし怒られるでしょう」この発言が重大な伏線になっているとは…。
番組のエンディング間近、衝撃の出来事が!!!!!
hisada

第17回 トップランナーO.A. 古屋雄作さん

080915.jpgロックンロール食堂の久田です。
架空の大学“東京東海大学”の“碑文谷潤教授”が人を怒らせるためのありとあらゆる方法を解説する『温厚な上司の怒らせ方』、架空の生物“スカイフィッシュ”捕獲の名人を全国津々浦々(海外篇もあり)にたずねる『スカイフィッシュの捕まえ方』などのオリジナルDVD作品を世に送り出す気鋭の映像ディレクター、古屋雄作さんをゲストにお迎えしました。
自分の作品に「メッセージ性はない」と気持ち良いほどきっぱりさっぱりおっしゃる古屋さん。お笑い番組の制作会社で制作の基本を学び、1ヶ月に3日しか帰れないような過酷な4年間も、自分の信じる「バカバカしい」ものを作ることへの情熱を失うことなく、逆にふつふつとたぎらせていらっしゃったのでしょう。そうして貯金を全額投入し、初めて思いどおりに作った『スカイフィッシュの捕まえ方』が2006年にオリジナルのDVDとしてリリース。その後これまでに10作品以上のDVDやCDを発表し続けます。
YOU TUBEなどでとりあげられ、海外でも話題になっている古屋さんの“フェイクドキュメンタリー”。9/26に発売されるオリジナルDVD『東京ONLYPIC 2008』では、15人の映像作家の1人として、「サムライコール」という架空の競技で参加。設定はバカバカしいのに大まじめでくだらない。その笑いへの情熱は枯れることなく次々に新しい企画へと広がってゆきます。
hisada

第16回 トップランナーO.A. 有川浩さん

080908arikawa.jpgゲストはライトノベル作家の有川浩さん。代表作『図書館戦争』にちなんで、明治37年開館、4本の円柱に支えられたギリシア神殿風の正面玄関、ドーム状の中央ホールが教会のような荘厳な雰囲気を漂わせる、大阪府立中之島図書館からお送りします。
残念ながらこの図書館には行ったことがありませんが、阪急宝塚線には住んでいたことがあります、ロックンロール食堂の久田です。
有川さんの『図書館戦争』はプロダクションI.Gによってアニメ化もされています。
スペシャルゲストとして出演されたのは、教官:堂上篤の声を演じる声優の前野智昭さん! ヒロイン:笠原郁との出会いのシーンを朗読されながら颯爽と登場です!
有川さんにして、堂上はこの人しかない! と言わしめた前野さん。
リクエストに応えて「アホか貴様!」と一喝。会場をおおいに沸かせていただきました。
ありがとうございました!
有川さんが、『図書館戦争』を書くきっかけとなったのは、散歩に誘い出した旦那さんが連れて行った図書館で見せてくれた「図書館の自由に関する宣言」。これを読んだ途端、小説のアイデアがパッと浮かんだそうです。今年1月に出された『阪急電車』は、たった8駅の路線を舞台にした日常から生まれる物語。これも「電車って小説の舞台としておもしろくない?」という旦那さまのひとことがきっかけ。有川さんにとって旦那さまは“外付けハードディスクレコーダー”なのだそうです。面白そうなもの、大事なもの保存しておいてくれて、必要なときに的確に提供してくれると。照れながらおっしゃってましたが、愛ですねぇ。そもそも有川さんに「きっと君はいつかプロになるよ」と支え続け、デビューへと導いたその人こそ旦那さまなんですから! 素敵ですねー。
hisada

第15回 トップランナーO.A. しりあがり寿さん

080901TR.jpgデスクトップの壁紙は藪内笹子です。ロックンロール食堂の久田です。


『真夜中の弥次さん喜多さん』『弥次喜多in DEEP』『流星課長』『方舟』など、そのユニークなお名前と穏和なお姿からは想像できない、かなりDEEPな、ご本人いわく“Sweet Negative”な作品世界はまさに鬼才、しりあがり寿さんをゲストにお迎えしました。


幼い頃から漫画が大好きだったしりあがりさん。美術大学に入学され、漫画研究会に所属、念願の楽しい漫画三昧の日々を送り、卒業後はキリンビールに入社。パッケージデザインや広告宣伝担当として活躍されるかたわら、1985年 漫画家としてデビューされます。

 
会社員時代のしりあがりさんはグレーのスーツに七三分けの黒縁メガネ……。
びっくりするようなザ・サラリーマンスタイル!
この人が、『エレキな春』を描かれていたなんて…。人は見かけによらないものです…。
その後、漫画家に専念されるまで、9年間の“二重生活”はさぞ大変だっただろうと思うのですが、
「だって両方楽しいんだもん」と事も無げに笑顔でおっしゃいます。
しかし、会社と漫画がバッティングする場合は必ず会社を優先する、
自分でルールを決めて、両方の仕事を全うする。
お見かけ通り、自分に厳しいとてもきちんとした人だからこそできることですね…。
「それぞれそんなに甘くないですもんね」とちらっと渋い表情をのぞかせたしりあがりさんでした。


オウム事件が発生した90年代、“リアル”な世界とは何かと問いかけようと描かれた『真夜中の弥次さん喜多さん』。2000年 世紀末、雨が降り続く“世界の終わり”を描いた『方舟』。
世の中をちょっと遠くから眺めていたい、何かがおかしいと思うけど、どうしていいかわからないから自分は暗い漫画を描くしかないと苦笑うしりあがりさん。
でも、箭内が最後に言ったように、しりあがりさんはもちろん漫画家であり、そして世の中を憂う哲学者であり、時代を描くジャーナリストであり、独特の言葉で世界をつくるコピーライターであり作家でもあり…。自分で先が読めずに描いているとおっしゃった新連載『そこはいきどまりだよ。』も、時代と共にどんどん進化をとげてゆくのでしょう。同時代に生きて、リアルタイムにしりあがりさんの作品を読めることはなんて楽しみなことだろうと実感いたしました。


ちなみにこの回は、福田康夫首相突然の辞任に伴う予定変更により、急遽、20分時間を繰り下げて
24:30から放送されました。
せっかく録画予約してたのに…というみなさま、再放送予定は以下のとおりです。
ぜひ今一度最後までごらんください!

NHK教育 9月6日(土)25:35〜
BS2    9月10日(水)15:45〜


hisada

第13回 トップランナーO.A. 桂吉弥さん

080721.jpgロックンロール食堂の久田です。
朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」をご覧になっていた方には
おなじみですね、このお顔! 落語家になるべくしてなられたと言っても過言ではないでしょう! 表情豊かな、笑顔の素敵な上方落語界のホープ、桂吉弥さんをお迎え致しました。


師匠と向かい合って1対1で手から手へ、口写しに、まさに“見よう見まね”で伝えられてゆく古典落語の文化。真似をして真似をして真似をして、一度お手本の枠にはまってみて、それでもなおかつ自然にじんわりと出てくるのがその人の個性だと、吉弥さんはおっしゃっていました。
オリジナリティなんていうのは、人と違おう違おうとしてできるものでも、何かのアイディアのようにぽんと出一朝一夕で出てくるものでもないのですね。


落語とは人間のおもしろさを広告する仕事だと、箭内が言っておりましたが、おっちょこちょいな庶民の笑い噺やほろりとする人情噺、うどんや焼き芋のおいしさを伝えることも、愛すべき市井の人の生活を表現することですよね。
江戸時代から300年の歴史を誇る、みんなの共有財産、落語をもっと知りたくなりました。

hisada

第14回 トップランナーO.A. 瑛太さん

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ロックンロール食堂の久田です。
映画『嫌われ松子の一生』『アヒルと鴨のコインロッカー』や、フジテレビドラマ
『ラスト・フレンズ』など話題の作品に次々に出演。今年は大河ドラマ『篤姫』でも
活躍されている俳優の瑛太さんがゲストです。
TVでのロングトークは初めてで緊張されているとのことですが、
しかし会場が盛り上がってます!


この大歓声の中、常に落ち着いて、ひょうひょうとしてみえる瑛太さん、
子どもの頃からスポーツ万能で、サッカー推薦で高校に入学。
しかし、1年生でそのサッカーを辞めてしまいます。
最後にコーチに言われたのは「お前は一生すべてのことを中途半端にする」
という厳しい言葉。瑛太さんは、俳優という仕事を目指すことで、その言葉を必死に
払拭しようとします。


演じる役に対して、俳優という仕事に対して、そして俳優を続けていくということへ
の瑛太さんの真摯な姿勢には、ナマケモノの自分を知っていて、ダメな時期の自分を
乗り越えてきたという落ち着きと貫禄を感じました。


「どんな俳優になりたいか?」の問いに、また独特の表現で答えていただきました。
「撮影に行く途中におばあさんが困っていたら助けられる俳優でありたい。遅刻しそ
うだからといって見過ごすしてしまう人にはなりたいくない」


瑛太さんの中では、“丁寧に生きていくこと”と“俳優であること”が完全に一致してい
るのですね。それはとても羨ましくて素晴らしいことだなーと思いました。
hisada

TR in 大阪

080810-tr3.jpgトップランナー、東京を飛び出しまして今回は大阪にやってまいりました。
本当にいいお天気だった大阪はまだまだ暑いっ!
真夏日を過ぎたという東京とは違い、この日も36度をたたき出し絶好調に真夏でした。
そして今回のTR収録場所は『大阪府立中之島図書館』。
図書館?
はい、図書館です。
図書館って静かにしないといけない場所ですよね、しゃべってたら怒られませんか?
今回は特別です。図書館の方にもご協力いただきました。ありがとうございました。

shigeta

「第12回 トップランナーO.A. 椎名林檎さん

080714TR.jpg「幸福論」での衝撃のデビューから今年で10周年。
孤高の存在感を放ち続ける椎名林檎さんが自分のことをテレビで語る、
貴重な機会を食い入るように拝見しました。


社会との接点を自ら遠ざけ、子育てに没頭していた2001年 9月11日、
テレビから突然流れたあの、ニュース。
画面の中のその惨状を現実として受け入れられないまま、
「この責任は私にもある」と椎名さんは思ったと語ります。


社会との繋がりを断とうとしていた自分を恥じ、
できることをしなければならない、自分は歌わなければならないと決心し、
そして書かれたのが『夢のあと』。
白い衣装で歌う椎名さんは神々しいくらいまぶしく胸に迫りました。


“天才”と呼んでしまったら元も子もないけど、
そうとしか言えない、との箭内の言葉の直後、
椎名さんは何と答えるのかな、と思いきや、
「あ、おなかなっちゃった…」。
椎名林檎映像史上、貴重なワンシーンだったのではないでしょうか…。

hisada

第11回 トップランナーO.A. TRセレクション

080707TR.jpg今回の放送は、「TRセレクション」。
第8回までの放送から名シーンを集めた総集編&未公開ライブシーンも必見のぎゅっと濃縮バージョンです。
この3ヶ月、MCという初めての大役をSHIHOさんと二人三脚でつとめてきた箭内ですが、
毎回さまざまなジャンルのゲストをお迎えするので、今週は映画、来週はミュージカル、トランポリンにハンドボールと、収録に向けての予習が大変!
でも、たくさんの“すごい人”とこんなに間近に毎週々々出会わせていただけるなんて、ほんとに刺激的で幸運なことですよね。そんな方達のすごさを、視聴者の皆さまにいかにダイレクトにお伝えできるのか、MC2人の試行錯誤の日々が続きます。引き続き、今後のトップランナーもどうぞご期待ください。


そして来週のゲストは椎名林檎さん。またまたすごい方をお迎えしてしまいました。今年でデビュー10周年。番組内ではなんと一夜限り特別編成でのライブ演奏を披露していただきつつ、この10年を振り返り、椎名さんがなぜ今、音楽を作り、歌っているのか、を初めて語っていただきます! 見逃せません!

総合テレビ 7/14(月)24:10〜24:49 
教育テレビ 7/19(土)25:35〜26:14

第10回 トップランナーO.A. ゲスト:絢香さん

080616TR.jpgあっという間にもう第10回目! 今日のゲストはシンガーの絢香さんです。
2006年、デビュー曲の「I believe」がチャート3位を獲得。
そしてシングル「三日月」ではなんと1位!
1stアルバムの『First Message』はミリオンセールスを記録!
その美しい低音が響く類い稀な歌唱力はまさに新生・歌姫!

しかし絢香さんのすごさはその歌唱力だけではないのです。
今年2008年2月29日、絢香さんは武道館で「POWER OF MUSIC」という音楽イベントを主催されました。デビューからわずか2年、次々にヒット曲をリリースし、メディアに露出し、ライブで歌い、慣れない東京でのめまぐるしい毎日の中で、その大きな流れに呑み込まれたり流されたりすることなく、20歳の自分がやりたいことをきちんと成し遂げた、その実現力こそが彼女の力なんだと思いました。
小さい頃から歌うことが大好きだった彼女にとって、デビューして大勢の前で歌をうたうことで夢が叶ったわけではなく、今、表現できる場に立てたことを最大限に生かして、“想いを伝える”という目的を歩み出したばかりなんだろうと思います。


さて、次週は「TRセレクション」。
これまでの放送の中から、名シーンをまとめてお送りします。
見逃した回がある方、このダイジェスト放送は貴重ですよ!
未公開のライブ映像も必見です!
どうぞお楽しみに。

総合テレビ 7/7(月)24:10〜24:49
教育テレビ 7/12(土)25:35〜26:14

第9回 トップランナーO.A. ゲスト:梅 佳代さん

080609TR.jpg今日のトップランナーは写真家の梅佳代さん。旅番組のようにオープニングですが、梅さんが石川県のご出身ということで、なんと、MCの2人も初めて渋谷のNHKを飛び出し、金沢へとやってまいりました! 今回はNHK金沢放送局のスタジオからお送りします。


写真集は一作目、二作目と続けて大ヒット、“写真界の芥川賞”と言われる木村伊兵衛写真賞を受賞した梅さん。しかし、写真を始めたきっかけは意外なことに、「イチローと結婚したかった」から(!)。「そのためには女子アナかカメラマンだ」→「女子アナはハードルが高すぎる」→「じゃあカメラマンになろう」この時点ですでに人とは着眼点が違ったようで…。


金沢に行く前に、原宿の事務所で初めて梅さんとお会いし(エレベータに挟まれても動じない梅さんに注目!)、箭内を撮影していただきました。あいにくの雨の中ではありましたが、楽しそうに狭い裏通りを歩きながら、次々に撮影のポイントを決めてゆく梅さん、ポーズをとる箭内…。
撮影を振り返って箭内いわく、「デートしてるみたいな感じ」。
そうっ、梅さんは撮影している人をいつも好きになってしまうんだそうです。つまり「カッケー!!!」と思いながら撮っているんですね。箭内のことも小学生男子たちのことも。そういうファン的思いが伝わって、相手のカッケー!を引き出すのかも…、と思うと、イチローが好きで写真を撮るって間違ってないのかも…。


子供がスナック菓子を抱えてひっくり返るのも、犬が頭の上にロープをのっけているのも、すれ違った自転車の子供にエビぞりでヘンな顔されるのもそれは全部“事件”で、梅さんはハンターのようにその決定的一瞬を切り取ろうと狙っているんですね。
それはことさら「おもしろいでしょ」というわけではなく、「こういうことがありました」という記録であり、気まずかったら気まずかったなりが“その時”の思い出…。
梅さんが“報道写真”という言葉を使われましたが、箭内が以前、是枝裕和監督から学んだドキュメンタリーの真意にも通じますね。「何も起きないことを怖がらない」。
インタビューで予想とぜんぜん違う答えが出ても、はたまた答えが何も出てこなくても、それが全部ドキュメントなのだから。大事なのは“その時”なのですね。


最後は会場のお客さんに箭内とSHIHOさん、スタッフもみんな集まって記念撮影!
カメラを構えた梅さんは急にリラックスした様子。でも、ご自分が撮られるのは苦手なようで、アルバムではちらっと横を向いていらっしゃいます…(笑)。


来週のゲストはシンガーの絢香さん
デビューはなんと2006年。このわずかな期間で、実力派シンガーソングライターの座を不動のものとした彼女は、自ら武道館でのメッセージイベントを主催するなど、歌で“人の心に伝え届けること”をテーマとされています。大阪出身20歳、そんな彼女の素顔に迫る、テレビ初のロングトークです。スタジオライヴもお楽しみに。
総合テレビ 6/16(月)24:10〜24:49 
教育テレビ 6/21(土)25:35〜26:14


hisada

第8回 トップランナーO.A. ゲスト:平野 綾さん

080602TR.jpg今日のゲストは声優の平野綾さん
普段あまりお顔を拝見することのない“声優さん”。オープニングで江戸川乱歩の「怪人二十面相」を朗読する、大人っぽいクールな声のこの女性が平野さん…、かと思いきや、ステージに戻られた瞬間のキュートなはじける笑顔!
「涼宮ハルヒの憂鬱」では、傍若無人・猪突猛進・唯我独尊、変わり者の主人公:涼宮ハルヒ、「NANA」では天性の歌声を持つ美女:レイラ、「DEATH NOTE」では無邪気でエキセントリックな:弥海砂、「らき☆すた」ではアニメやゲームが大好きなゆるーい女の子:泉こなた、など話題のアニメでメインキャラクターをつぎつぎに演じる弱冠20歳の、そして変幻自在の声を持つ、今、注目度ナンバー1の声優さんなのです!

お母様の影響で、小さい頃からお芝居に憧れていたという平野さん。小学5年生のときに劇団に入ることを決意。その時すでに「将来、芝居を仕事にすること」を強く決心されたそうです。児童劇団で基礎を学び、子役としてテレビやCMで活躍。順風満帆かに見えた平野さんに転機が訪れます。

“コンプレックスを強みに変える”

童顔が悩みで、高校生なのに小学生の役がきてしまったり、役に合わせて声を変えようとしても採用してもらえなかったり、ちょっと年上を演じようとすると、声が急に大人っぽくなりすぎて顔と合わないと言われてしまう。
お芝居をする上でぶつかった“コンプレックス”。
それが、“声優”という仕事に出会ったことで、一気に“強み”に変わったのです。

子供の頃から「落ち着きがない」と言われ続けた箭内が、それを「フレキシビリティ」と言い換えたことで、自分の“苦手”が急に“得意”になった。広告制作に必要な「臨機応変さ」は大得意。箭内いわく「36歳ぐらいのときにやっときづいたこと」を、20歳にしてすでに体得されていることに箭内もSHIHOさんもびっくり!

テレビのナレーション、ラジオのパーソナリティ、歌手としてなど、多方面で活躍されながら、「私は声優です」と、きらきらとした瞳でしっかりと相手を見て話す平野さんはとても頼もしく、これからの活動をますます応援したくなりました!

さて、来週のゲストは梅佳代さん
初写真集「うめめ」、2冊目の「男子」。ともにページをめくりながらひとりでくすっと笑わずにいられない、微妙で絶妙な瞬間を切り取る写真家です。
総合テレビ 6/9(月)24:10〜24:49 
教育テレビ 6/14(土)25:35〜26:14


hisada

第7回 トップランナーO.A. ゲスト:ACIDMAN

080526acid.jpgのっけから素晴らしいライブでお届けします、今週のトップランナー。ゲストはACIDMAN。ボーカル&ギターの大木伸夫(オオキ)、ベース佐藤雅俊(サトマ)、ドラムス浦山一悟(イチゴ)のスリーピースロックバンド。
名前も知ってるし曲も聴いたことあるけど、なかなか動いている姿を見たことがないという方もいるのでは。ほとんどテレビメディアには出られない彼らの、貴重な地上派初ロングトークです。

オオキさんが書く詞に多く登場するテーマは“光”。
“光”こそ生命の根源と考え、その崇高さと世界の深淵に迫ろうとするACIDMANの音楽は独特の存在感を放っています。
昔は照れくさくて言えなかったけど、「今は自分たちの音楽を“芸術”だと言える」。“芸術=アートを創る”という気概を持って、「アーティストでありたいし、アーティストでなければならないと思う」と言いきる姿はとてもかっこよかったです!

3人で初めて作った思い出の曲『赤燈』を、なんとリアルタイムで箭内も購入していたとのこと! スタジオライブ2曲目はこの名曲「赤燈」です。会場がサーッと音楽に吸い込まれていきます…。

来週からは全国ツアーも始まります。夏フェスにも出演します!
是非、ACIDMANの音楽を生で味わってください!


来週のゲストは声優:平野綾さん。
「涼宮ハルヒの憂鬱」「DEATH NOTE」「らき☆すた」など、話題作のメインキャラクターを次々に演じる、注目の声優さんです!!
総合テレビ 6/2(月)24:10〜24:49 
教育テレビ 6/7(土)25:35〜26:14

hisada

第6回 トップランナーO.A. ゲスト:宮﨑大輔さん

080519TR.jpg先週に続いてアスリートがゲスト、今日はハンドボール選手の宮﨑大輔さんをお迎えします。垂直跳び最高98cm!という抜群の身体能力を誇り、そしてこのマスク! まだまだ日本ではマイナーなハンドボールを、近年、一躍メジャーに押し上げつつある立役者でいらっしゃいます。
甘い。それにしても甘いですこの笑顔…。そしてご本人いわく「着やせするんです」。つまりはひとたびユニフォーム姿ともなればその逞しすぎる腕!脚! 「ベストドレッサー賞狙ってるでしょう」との箭内の問いに「いや、ジーニストのほうで(笑)」とのご愛嬌。その素敵なポージングは是非こちらでご堪能ください……。


はい、というわけで、ハンドボールの基本ルールご存知でしょうか。 キーパー1人、プレーヤー6人、の1チーム7人で争います。いっぱい歩いているように見えますが、ハンドボールで歩けるのは3歩までです。(※空中でキャッチして着地した足は0歩と数えます)ヨーロッパではサッカーの次に人気があるんだそうです。


「Special Performance」コーナーでは、スタジオ内で、目の前で、脅威のジャンプ力から繰り出されるシュートを拝見します! 飛んでます!(左下の写真に注目!)
ハンドボールがとにかく大好きで、いつもハンドボールのことを考えてしまうという宮﨑選手。渋谷のスクランブル交差点の人ごみを歩いていても、前から来る人を思わずフェイントでかわしてしまう…。(そういえばキャプテン翼にも混雑した夕方の商店街をドリブルで駆け抜けるって話があったような…)
北京オリンピックアジア予選での「中東の笛」問題では、再試合をめぐって、奇しくもハンドボールは大注目を浴び、試合にはかつてない1万人以上の観客が詰めかけました。これが一過性の人気にならないことを、そして、国際スポーツがこのような石油の臭いから自由になることを願いながら、5/30(水)〜6/1(木)クロアチアで開催される世界最終予選を応援しましょう!



さて、次週のゲストはなんとACIDMAN
2002年のデビュー以来、これまでほとんどテレビメディアに露出したことのない孤高のロックバンド! もちろんスタジオライブもあります! お楽しみに!
総合テレビ 5/26(月)24:10〜24:49 
教育テレビ 5/31(土)25:35〜26:14

第5回 トップランナーO.A. ゲスト:上山容弘さん

080512.jpg今日のゲストはトランポリン選手の上山容弘さん。安定した高さと美しい演技、そして常に中央に着地し続ける正確さを武器に、2005年世界選手権で日本人初のメダリストとなり、06年07年には世界ランキング1位に輝き、念願の北京五輪出場への切符を手にされました。
ご両親共にトランポリンの選手だったという上山さんは、トランポリンをもっと広めたいと普及活動をされるお父様のもとで、幼い頃からトランポリンに親しんでこられたそうです。言わば英才教育を受け、6歳の頃から出場した大会ではつぎつぎに入賞を果たした上山選手ですが、12歳のとき、初めて出場した海外の大会でまったく力を発揮できず悔しい思いをします。それが、単なる“習い事”としてでなく、“競技”として真剣にトランポリンに取り組む転換点だったそうです。
その後めきめきと成長を遂げた上山選手ですが、2004年、アテネ五輪の出場をかけた大会でまさかの予選落ちを喫してしまいます。「自分は守りの演技をしていた。失敗してもいい。攻めなければならない」4ヶ月あまりの思い悩む日々を乗り越えて上山選手は自分で回答を見出します。「自分の限界はここじゃない」。挫折をバネに、より高い場所を目指してゆく上山選手。
そして一昨日、昨日と地元・大阪で開催されたワールドカップでは個人で4位、外村選手と組んだシンクロでは3位という成績でした。「技の難易度を向上させることが今後の課題」。北京での上山選手のさらなる飛躍を応援したいです!
hisada

第4回 トップランナーO.A. ゲスト:笹本玲奈さん

080428.jpg今日のトップランナーはミュージカル女優の笹本玲奈さん。13歳でミュージカル「ピーターパン」の主役に抜擢。1985年生まれの22歳にして、今年でデビュー10周年! つねに舞台という生の場に立ってこられた貫禄を感じます。
自分の舞台に満足したことがない。することが怖い。公演中、毎日々々舞台袖で音をMDに録って、終わってから聞いて反省して明日はこう直そう、もっとよくしようもっともっと…。“自分が今日どうだったのか興味がある”。その客観性がすごいと思いました。
スタジオではミュージカル『ウーマン・イン・ホワイト』からアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲「All For Laura」を披露。ミュージカルにおいて台詞である歌は、それは語られるというよりも“吐露される”という感じの、とてもエネルギーを消費する行為なのですね。トークのときとは全然違う笹本さんの表情。マリアンですね。すっかり。圧巻です。

明日、5/3(土)深夜25:35〜NHK教育にて再放送です。
見逃した方は是非チェックしてください!

(ちなみに5/5(月)の放送はお休みです)
hisada

第3回 トップランナーO.A. ゲスト:山崎貴さん

080421.jpg4/21オンエアのトップランナーは映画監督の山崎貴さん。
「ALWAYS 三丁目の夕日」「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で監督・脚本・VFX(ヴィジュアルエフェクツ/映像効果)を担当。昭和30年代の東京の情景を見事に描きだしました。たくさんの人が涙したこの映画。しかし事の発端は意外にもクールな感じで…。

昭和39年生まれで44歳、デジスタのキュレーターをつとめたりと、共通点の多い2人。しかし、
山「僕、いい人じゃないんですよ」
箭「そうですよ。いい人にはこの映画はつくれないですよ(笑)」
とまぁちょっとイジワルな感じで始まった今回の放送ですが、
30年代を直接体験してないからこそ描ける30年代。“最大公約数的共感”を呼ぶ30年代というお話にはとても納得できました。もし、実際に体験した人がこの時代を描くとしたら、試写の後に盛り上がったように、自分の個人的体験やエピソードをてんこ盛りにしたくなってしまうのではないでしょうか。
世代を越える“コミュニケーションツール”の映画として、観た人たちが誰かと語り合いたくなってしまう。そういうエンターテイメントを提供することに徹した山崎監督の冷静さがこの映画のヒットのカギだったのですね。

映画監督という職業は優秀なスタッフに愛されてこそですよね。
親孝行できるって喜ぶスタッフを見て「よかった」って思えて、またラッシュでスタッフがぼろぼろ泣いてくれる、そんな山崎監督はやっぱりいい人なんだと思いますよー。
hisada

第2回 トップランナーO.A. ゲスト:Perfume

0080414perfume.jpgはい、というわけでトップランナー第2回。オンエアが無事終了いたしました。いや、Perfume、かわいいですねー。これを書きながらも口ではずっと♪チョコレイト ディスコ と口ずさんでるわけなんですが、結成が2000年ですから、彼女たちがまだ11、2歳のときですよ。 小学生ですよ。「SPEEDさんに憧れて」。日本中でどれくらいの少女がSPEEDに憧れて、(リア・ディゾンちゃんも好きだっていうから世界中なのかも?)歌と踊りを習ったかしれないけど、19歳の女の子たちにとって、8年という年月は決して短くはなかったはずで、3人で励まし合い、“Perfume”を大切に育て、故郷の期待とプレッシャー(?)を感じながら、オンとオフの日数が逆転する日を迎えたことは、やっぱりすごいと思う。その「努力」と「無機質」と「広島」と「近未来」とそのへんの相反する要素がなんなく同居してる感じがPerfumeの魅力だなーと思いました。


来週は「ALWAYS 三丁目の夕日」「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で監督・脚本・VFX(ヴィジュアルエフェクツ/映像効果)を担当された、山崎貴さんです。1964年生まれ、東京オリンピック開催の年。箭内と同い年ですね。“昭和30年代”が終わる年に生まれた山崎さんが、どうやってこの映画をつくられたのか。
平成生まれのみなさんも必見! そんな昔じゃないっすよ!
hisada

第1回トップランナーO.A. ゲスト:KREVAさん

080407.jpgはい、というわけでみなさんご覧いただけましたでしょうか。
新生トップランナー
箭内道彦&SHIHOさんのMCでお送りする記念すべき第一回オンエア!
手に汗握る39分間!いやー緊張しました。
遅くまで残っていたスタッフは会社のテレビでパブリックビューイングだったようです。
これはやはり社内の誰かと見た方がよかったですねー。


箭内も自分がゲストとして呼んでいただいた際に言ってましたが、
やはりこの会場にいるオーディエンスのパワーがすごいんですね。
喰い入るようにというかかぶりついてというか…。
その真剣な眼差しが、ゲストにもMCにも、オンエアを見ている視聴者にも独特の緊張感を生み出す、
それがこの番組の醍醐味ではないかなと改めて思いました。


しかしKREVAさんはさすがアーティスト。
パフォーマーですねー。ご自分の意見を簡潔にわかりやすく間よく、
しかもエンターテイメントにお話されて、オーディエンスの質問にも、
さすが兄貴!という感じでしたね。


次回オンエアは4/14(月)、同じく深夜24:10〜。
ゲストはテクノポップユニット、Perfume!
実は箭内とはTVブロスの連載同期でもあります!
(実年齢ではほぼ四半世紀の開きがありますが…)
お楽しみに!
hisada

トップランナー第5シーズン始まる!

080331.jpg
総合テレビ 4月7日(月)24:10~
トップランナーがとうとう始まります!

当初予定しておりました、3/31は、いま平成20年度予算審議を放送とのことで、一週繰り下がりました。


第1回のゲストはKREVAさん。02年にはKICK THE CAN CREWとして紅白にも出場され、04年からソロ活動をスタート。ヒップホップ・ソロアーティストのトップランナーです。(ちなみにこの「キック ザ カン クルー」箭内の説く、クリエイティブ姓名判断的にはかなり満点に近いネーミングです!)


さてさて、どんな感じになっているんでしょうね。
ドキドキしますねー。


しかし近年のテレビ番組はなぜこう小刻みな時間から始まるのでしょうか…。
お間違えのないように、月曜24:10からです。
月2410、月ニシイレ、
「月に仕入れ」で覚えて下さい。
再放送は土曜25:35から。土2535、土ニゴミゴ…、「土にゴミ5」…。


そしてなんと番組のオープニング映像も箭内が作ってます!
しかも毎回変わるんです!どうぞお見逃しのなく!

hisada